キャンプのメインイベントは焚き火ですよね!
焚き火ブームの盛り上がりと同時に、焚き火自体のやり方に注目が集まっています。
自然保護やマナーの観点から、焚き火台を利用するのがスタンダードとなっているのではないでしょうか。
焚き火台はメインイベントに使うギアなのでこだわりたいところです。
ベテランキャンパーに愛用されている焚き火台といえば「ピコグリル398」ですよね!
軽量でスタイリッシュな焚き火台として非常に愛されているギアの一つです。
ソロキャンパーのヒロシさんが愛用しているのも注目されているポイントの一つ。
とはいえ正規品はそれなりの値段がするので、「もう少し費用を抑えた物を使いたい」とお考えの方も多いかもしれません。
本記事ではピコグリルもどきと言われている焚き火台を徹底調査いたしました。
価格だけでなく、パフォーマンスも高い商品がありましたのでご紹介していきます。
本記事でおすすめに掲載する類似品は、
2022年の夏(6~9月)のamazonでピコグリルよりも売れた個数が多かったものだけを掲載しています。
安いだけの類似品を使ったら耐荷重が低く、適当に薪を乗せて検証してみると、
崩壊しました。本家より安いのは当然として、性能も満足できるものを検証しました
読者の方に教えてもらったら
組み立て方法が間違っていたのが原因みたい
間違った使い方をしないように購入後は説明書をよく読んでみよう
この記事の結論
・ピコグリル本家よりも類似品の方が安い
・類似品の中には粗悪品も混じっているので、評価が不明なものは避けること
ピコグリルもどきとは?
ピコグリルとは小型でコンパクトなことからソロキャンプでの人気に火が付き、瞬く間に有名になった定番のソロ用焚き火台です。
元々価格がやや高いのに構造がシンプルだったことから、各社が真似をして類似品が出回りました。
パチグリルとか人によって呼び方が違うことがありますが、本家でない類似品のことです。
値段が安くて性能が高いなら類似品の方が良いという声もあり、「ピコグリルもどき」に注目が集まっています。
ピコグリルの類似品を使用するデメリット
ピコグリルが流行れば流行るほど、類似品にも注目があつまります。
ピコグリルの類似品を使用するデメリットはどのようなところにあるのでしょうか。
ブランド価値は本家に劣るので、所有欲は高まらない
STC社から発売されているピコグリル。2020年以降に製造された正規品には、刻印が入るようになりました。
フレームを組み立て、天板を設置した姿は、美しさも感じ取れますよね!
収納する袋とギアとの統一感も素晴らしく、持っているだけで所有感が満たされること間違いなしです。
ただピコグリル偽物と本家の見分け方はとても難しく、一見してわからないことがほとんどです。ただあなたが類似品よりも本家を使うべきというポリシーがあるなら、迷わず本家を買うのをおすすめします。べきです。
あなたが納得して選ぶことがキャンプを楽しむ一番の秘訣だからです。
耐久性や細かい部分は我慢する部分がある
ピコグリルもどきは一見すると、本家とあまり変わりありません。
ただし、製品自体の精度は本家のほうが優れています。
例えばフレームに差し込む火床の穴ですが、使用していくたびにずれてしまい安定して焚き火ができないなどの口コミが目立ちました。
また物によっては火床のスリットが本家と違っているため、使用感が微妙に違う可能性があります。
ピコグリルの類似品を使用するメリット
ピコグリルの類似品は、本家の販売数を上回る勢いです。
どのようなところが本家を上回るメリットなのでしょうか。
とにかく安い
本家の定価は13000円程度。ステンレスのシンプルな素材を使用しています。
ただ、シンプルで洗練されているがゆえに、他のメーカーが類似させやすいのではないでしょうか。
安い類似品であれば2000円程度から販売されているものもあり、まず類似品で使用感を確かめてみようとお考えの方も多いかもしれません。
安いものでも十分に機能を果たすこともあり、類似品を選ぶ方も多くなっています。
後発なので、本家の弱点が改良されているものが多い
シンプルで軽量な構造が素晴らしいピコグリルですが、そのシンプルさ故に使用の用途が狭まります。
例えば料理などに使う場合はフレームがあまり丈夫ではないため、重たい調理器具を置くのには適しておりません。
類似品はこのようなユーザーの声を反映させた商品を販売しているため、本家よりも使い勝手が良くなっている製品もあるのです。
そもそものピコグリル本家の性能は?
ピコグリルと単純に言っても商品はいくつか存在しますが、
特に人気なのが「ピコグリル398」。
類似品としての比較もこの商品を中心に見て行きます!
【ピコグリル商品】
ウッドストーブ:ピコグリル85、ピコグリル239
焚き火台 :ピコグリル398、ピコグリル498、ピコグリル760
ピコグリル85はシンプルな形状のウッドストーブ。本体の重さはわずか85gで組み立て方もとても簡単です。
見た目も美しく、所持欲を満たしてくれますよね!
ピコグリルシリーズ共通で燃焼効率がとても良いのも特徴の一つです。
ピコグリル239は85の一回り大きいバージョンです。
お気付きの方も多いかもしれませんが、シリーズの後ろについている数字は本体の重さを表しています。
重ければ大きさが大きくなるため、ソロ以外、ファミリーキャンプなどの用途にも対応できます。
本家も類似品も風には弱いという弱点はある
本家ピコグリルと類似品は形が共通しているため、弱点は同じです。
風防がないため、風に弱いのが弱点となります。
強風が吹いていると着火時に相当苦労することになるでしょう。
おすすめのピコグリル類似品の焚き火台
ここからはピコグリルの類似品の中でおすすめできるものを厳選してご紹介いたします。
いずれもコスパが高いものばかりですよ!
tokyo campの焚き火台
ピコグリル類似品の中でもひときわ評価が高い、TokyoCampの焚火台。
火床の厚みがかなり強化されていて、複数回の使用も十分耐えられるでしょう。
使用時サイズ:40.2 x 20 x 26.8 cm
収納時サイズ:32㎝×22㎝
重さ :985g
素材 :ステンレス鋼
耐荷重 :10㎏まで
キャプテンスタッグ:焚火台 ソロライトグリル
フレームと火床をはめ込むタイプの類似品が多い中、キャプテンスタッグの焚火台は広げて設営するタイプ。
本家も設営は簡単ですが、より簡単さを追求しているのが本商品です。
人気ブランドのキャプテンスタッグから販売されているのも注目ポイントでしょう。
使用時サイズ:(約)幅415×奥行240×高さ230mm
収納時サイズ:(約)幅380×奥行300×厚さ20mm
重さ :(約)950g
素材 :ステンレス鋼
耐荷重 :ゴトク耐荷重:2kg(ゴトク1個につき1kg)
OKITI:折りたたみ焚き火台
本家とほぼ同じ見た目のOKITIの焚き火台。
組み立て方も同じですが、値段が本家よりも圧倒的に安いのが特徴です。
使用時サイズ:約39×25×26.5cm
収納時サイズ:約30×23×1.5cm
重さ :約700g
素材 :ステンレス304
耐荷重 :約10kg
Vicopo:焚き火台
ゴトクの高さが調整できるVicopoの焚き火台。
こちらも本家と同じく、シンプルで組み立てやすい構造です。
A4サイズのものだけでなく、B5サイズのものも販売しています。
より小さい焚き火台をお求めの方には、おすすめできそうです!
使用時サイズ:25*38*21.5㎝
収納時サイズ:36*25*4㎝
重さ :890g
素材 :ステンレス鋼
耐荷重 :不明
Drizzle-JP:焚き火台
形状は本家と同じで、他のものともあまり差別化はされていませんが、本製品はおおよそ焚き火に必要とされているものがセットされているのが嬉しいところ。
ピコグリルは共通で地面にダメージを与えないように焚き火台シートを別途用意する必要があります。
Drizzle-JPの焚き火台には焚き火シートがセットされていますので、ギアが揃っていない初心者にはおすすめできそうです!
使用時サイズ:21.5cm×38.5cm×25cm
収納時サイズ:34㎝×24㎝
重さ :965g
素材 :ステンレス
耐荷重 :不明
Jetika:焚き火台
耐熱シートがついているピコグリルの類似品。
地面が芝などに覆われている場合は特に耐熱シートが必須となるので、はじめからセットで販売されているのは嬉しいポイントです。
Jetikaの焚き火台は、火床がずれにくく改良されているのもよいですね!
使用時サイズ:横21.5x縦21.5x高26cm
収納時サイズ:高26×縦21.5cm
重さ :1キログラム
素材 :ステンレス鋼
耐荷重 :6.5kg
SxoSyo:焚き火台
ピコグリルは類似品も含め、燃焼効率を上げるために火床にスリットが入っています。
スリットから灰がもれてしまい、意外と処理に手間がかかることも多いです。
SxoSyoの焚き火台はステンレスの灰受けがついているので、処理に困ることもなくなりそうですね!
使用時サイズ:幅21cm*奥行21cm*高さ26.5cm
収納時サイズ:約A4サイズ
重さ :930 g
素材 :ステンレス鋼
耐荷重 :約10kg
HiiPeak:焚き火台
火床が本家よりもしっかりした作りになっている、HiiPeakの焚き火台。
シンプルながらも頑丈で安定的に設営できそうです。
使用時サイズ:39cm×25cm×22cm
収納時サイズ:30cm×23cm×3cm
重さ :770g
素材 :不锈钢
耐荷重 :不明
まとめ
ピコグリルもどきの焚き火台のメリット・デメリット、またおすすめできる商品を紹介いたしました。
類似品を選ばれている方も多く、意外とピコグリルじゃなくても良いのでは!という意見もありました。
中でもコスパがとても良いのは「tokyo campの焚き火台」ではないでしょうか。
値段、丈夫さ、機能どれを取っても初めて購入する方は満足すること間違いなしです。
軽量、コンパクトな焚き火台をお探しの方は、ぴったりの焚き火台が見つかると良いですね!
ファミリーキャンプ用 / ソロキャンプ用
選び方別
おしゃれさ重視 / コスパ重視 / 軽さ重視(チタン製)
タイプ別
メッシュタイプ / 二次燃焼タイプ / ロケットストーブ
メーカー別
TOKYO CRAFTS / ロゴス / Tokyo camp / 山賊マウンテン / アシモクラフト
コメント
こんにちは、参考になる記事ありがとうございます。
最初に紹介してある崩壊したという画像を見る限り、枠を誤って上下逆に組み立てられているのが原因だと思います。
あきこさん、コメントありがとうございます!覚えてなかったのですが、改めて使用したら問題なかったので、その可能性が高そうです!ご助言助かりました!