「焚き火時間」
それは、心と体をリセットして、生きる力を取り戻す時間です。
ゆらゆら燃える炎を見ていると、心と体が自然の中に溶け込むような心地よく不思議な感覚になります。
冬キャンプにおいて、そのような「焚き火時間」を過ごすために必要なギアこそが、「冬キャン用薪ストーブ」になります。
この記事の結論
・窓がない最安モデルなら「Tomount 薪ストーブ 」
・窓ありのおしゃれストーブなら「SENQI 薪ストーブ」
・安全性の高い日本製ストーブなら「ホンマ製作所 ステンレス時計1型薪ストーブセット」
・小型のコンパクト薪ストーブなら「オガワ ちびストーブ」
・軽さで選ぶ薪ストーブなら「Pomoly Timber チタン薪ストーブ」
薪ストーブを使ったキャンプの魅力
「キャンプの醍醐味は焚き火」という方も多いはずです。
薪ストーブの中には焚き火に近いものもあり、薪ストーブ対応のテントやタープも数多く販売しています。
その為、冬キャンプでは室内でも揺らぐ炎を眺める事ができます。
ゆらゆら燃える炎をみながらゆったりとした時間を過ごし、日頃のストレスから解放され、上質な時間を過ごすことができます。
それこそが、薪ストーブを使ったキャンプの魅力といえます。
薪ストーブのよくある失敗
薪ストーブ初心者によくある失敗は「薪不足」です。
心と体を癒してくれる「薪ストーブ」ですが、薪がなくては暖を取ることも、癒されることもできません。
薪ストーブは、想像以上に薪を消費します。
私が初めて薪ストーブを使用した冬キャンでは、お酒がおいしくなってきた頃には用意した薪が底をつき、周りに枯れ木などもなく、寒さの余りお酒も会話も中断し、シュラフにもぐりこむといった不完全燃焼キャンプをした経験があります。
このような経験をしないように、薪ストーブ初心者は「多いかなぁ〜」と思うくらい薪の用意をするようにしましょう。
キャンプ用薪ストーブの選び方・評価基準
窓ガラスで炎が見えるか
ゆらゆら揺れる炎を眺めながらゆっくりした時間をすごしたい。
そのためには、窓ガラスの有無は薪ストーブを選ぶ際の重要なポイントになります。
薪ストーブの中には、側面のほぼ全面が窓ガラスになっているものもあります。
ゆらゆら揺れる炎を眺めながらゆっくりした時間をすごしたい方には窓ガラスは必須になります。
市販の薪を割らずに使用できる大きさか
市販で販売されている薪は30〜40㎝前後の物が多いです。
サイズの小さい薪ストーブの場合、事前に薪をノコギリでカットする必要があります。
薪ストーブは想像以上に薪を消費します。
よって、市販の薪を割らずに使用できる薪ストーブを選ぶことをお勧めします。
倒れにくい安定感があるか
キャンプ場で完璧にまっ平らな場所はそうそうありません。
また、煙突が長くなればなるほど風などの影響も受けやすく安定感は無くなります。
そのような環境で薪ストーブを使用する為、倒れにくい作りになっているかは重要です。
ダッチオーブンや鍋を置くスペースがあるか
薪ストーブの上での調理も冬キャンの醍醐味の一つです。
薪ストーブの中には、コンパクト重視で小さいものや、左右に棚がついているもの、直火ができるものなど種類は多様です。
自分のスタイルに合った薪ストーブを選びましょう。
冬キャンプにおすすめな薪ストーブ
G-Stove:Heat View 本体セット
ガラス横窓 :あり
スパークアレスター(火の粉防止):なし(別売り)
煙突ガード(テント保護) :なし(別売り)
重さ :9.3㎏
収納サイズ :24×42×33㎝
展開サイズ :42×42×240㎝
【1612g】Pomoly Timber:チタン薪ストーブ
ガラス横窓 :あり
スパークアレスター(火の粉防止):あり
煙突ガード(テント保護) :なし
重さ :2.3㎏
収納サイズ :38×20×8㎝
展開サイズ :38×20×330㎝
ホンマ製作所:ステンレス時計1型薪ストーブセット
これぞ、日本の薪ストーブ。
本体がステンレス製となっていて扱いも楽です。
天板が大きいため、調理もしやすく、羽釜の使用もできます。
ガラス横窓 :なし
スパークアレスター(火の粉防止):なし
煙突ガード(テント保護) :なし
重さ :6㎏
収納サイズ :40×60×12.6㎝
展開サイズ :40×60×90㎝
SENQI:薪ストーブ
ガラス横窓 :あり
スパークアレスター(火の粉防止):なし
煙突ガード(テント保護) :なし
重さ :8㎏
収納サイズ :20×40×35㎝
展開サイズ :54×40×197㎝
Tomount:薪ストーブ
ガラス横窓 :なし
スパークアレスター(火の粉防止):なし
煙突ガード(テント保護) :なし
重さ :7㎏
収納サイズ :19×38×19㎝
展開サイズ :19×38×200㎝
オガワ:ちびストーブ
ガラス横窓 :なし
スパークアレスター(火の粉防止):なし
煙突ガード(テント保護) :なし
重さ :5.2㎏
収納サイズ :47×38×33㎝
展開サイズ :40×28×150㎝
バンドック:マキスト BD-501
ガラス横窓 :なし
スパークアレスター(火の粉防止):なし
煙突ガード(テント保護) :あり
重さ :7.5㎏
収納サイズ :42×18×24㎝
展開サイズ :42×18×195㎝
テンマクデザイン:ウッドストーブ
ガラス横窓 :あり
スパークアレスター(火の粉防止):あり
煙突ガード(テント保護) :あり
重さ :9㎏
収納サイズ :38×23×20㎝
展開サイズ :57×52×240㎝
CHANGE MOORE:薪ストーブ
ガラス横窓 :あり
スパークアレスター(火の粉防止):あり
煙突ガード(テント保護) :なし
重さ :11㎏
収納サイズ :41×20×20㎝
展開サイズ :41×20×250㎝
ウルコナ:薪ストーブ
ガラス横窓 :あり
スパークアレスター(火の粉防止):あり
煙突ガード(テント保護) :なし
重さ :9.4㎏
収納サイズ :24.5×42.5×32㎝
展開サイズ :55×42.5×218㎜
【マニアに人気】ウィンナーウェル:薪ストーブノマドビュー
キャンプ上級者を中心に話題となっているのがウィンナーウェルの薪ストーブ
スペシャルパッケージでは薪ストーブの上に乗せ、蛇口をひねるといつでも暖かいお湯が出る便利機能つき。
体の外も中も暖まる冬キャンプの薪ストーブとなっている。
おまけにパイプオーブンと呼ばれる薪ストーブの上部に設置できる専用オーブンがあり、宙に浮くオーブンを使用した料理が楽しめる。
まさに特別なキャンプを演出できる最強の薪ストーブ
まとめ
冬キャンプをしたいと思った時、どうせなら薪ストーブを使用してみたいと思います。
今は各メーカーより多くの薪ストーブが発売されています。
薪ストーブを選ぶ際は、何を重要視するかを決めたうえでそれぞれの良い点、悪い点の情報を収集する必要があります。
ぜひ、今年の冬は冬キャンプ用の薪ストーブを購入し、薪ストーブでの「焚き火時間」を体験してみてください。
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