まず結論からお伝えしますと、BLUETTIのポータブル電源 EB3Aはコストパフォーマンスに優れ、初めてポータブル電源を買う方や外での使用を想定されている方におすすめの製品です。
なぜなら、低価格帯でありながら、リン酸鉄リチウムイオン電池を採用していて熱に対する安全性を確保、初めての方でも安心してポータブル電源を使用することができます。
超小型のポータブル電源
初めてポータブル電源を使う人やちょこっとした使用を想定するならおすすめです。
私の場合、キャンプ中も車での遠征中もブログ更新をすることがあるので、
EB3Aはとても便利に感じました。
ゲーム機を持っていくとか、映画上映用のモニター、
料理を炊飯器で行うとか、キャンプや車中泊でできることが広がるよ
また、形状については四角形で折りたたみ式のハンドルを備えています。ハンドルがあることで持ち運びやすさに寄与し、四角形の形状は複数台重ねて運ぶときにコンパクトに運ぶことができます。
この記事を読めば、あなたがEB3Aを選ぶべきかわかります!
この記事の結論
・コストパフォーマンスが高く初めてポータブル電源を買う方や持ち運ぶ方におすすめ
・リン酸鉄リチウムイオン電池採用で高寿命&高耐久
・ドライヤーやホットプレート、電気ケトルなどの高出力の家電を使いたい人は
EB3Aではなく、出力の大きいモデルを選ぶべき
【ご提供品】
本記事は商品を提供いただき、レビューしています。
BLUETTI(ブルーティ)のEB3Aの位置づけ・用途
BLUETTIには車中泊やキャンプ等向けの小容量モデルから、防災、常設電源向けの大容量モデルまでフルラインナップされています。
その中でもEB3Aは小容量モデルの位置付けになります。
重さが4.6kgと非常に軽量ですし、折りたたみ式のハンドルを搭載しているので女性の方でも気軽に持ち運ぶことができます。
各モデルを比較すると以下の通り
価格と重量、出力の違いが一目で分かるよ
数値が何を意味するかそれぞれ見てみよう
商品名 | EB3A | EB55 | EB70S | AC200MAX |
価格目安 | 29,800 | 49,800 | 67,800 | 199,880 |
容量 | 268.8Wh | 537Wh | 716Wh | 2,048Wh |
定格出力 | 600W | 700W | 800W | 2,200W |
重量 | 4.6Kg | 7.5kg | 9.7Kg | 28.1Kg |
外形寸法 | 255× 180× 183mm | 278× 200× 198mm | 320× 217× 222mm | 440× 296× 387.5mm |
使用時間の目安 | 7時間使用可能 30wの電気毛布 | 7時間使用可能 30wの電気毛布 ×2 | 6時間使用可能 30wの電気毛布 ×3 | 容量が 後から拡張可能 |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
EB3A超小型ポータブル電源の基本性能と特徴
EB3Aに搭載している電池はリン酸鉄リチウムイオン電池です。これはとある電気自動車でも使用される耐熱性と安全性が非常に高い電池となっています。
他にもアプリで操作できたり電圧シフト機能を搭載していて最大1200Wの電化製品まで動かせたり、低価格でありながら様々な特徴を有し、コストパフォーマンスに優れた製品となっています。
基本性能
型番 :BLUETTI EB3A
容量 :268.8Wh
定格出力電力 :600W
バッテリータイプ :リン酸鉄リチウムイオン電池
重量 :4.6Kg
外形寸法 :255 180 183mm
充電温度 :0-40℃
電池容量
電池容量は268.8whとなっています。残量を細かく確認できるようにスクリーンが搭載されています。
ブルーティのポータブル電源は多種多様の容量が展開されていますが、最も少量で持ち運び易いモデルになります。
上位モデルは7kg以上、防災用なら76kgという巨大なものまであります。
ポータブル電源をちょっと試してみたい、いろんなところに持ち運びたい人に
最も求められている容量です。
他社の同程度の電池容量をもつ小型ポータブル電源だと、多くの製品が200〜300W出力ですが、EB3Aの出力は600Wもあります。
例えばジャクリのポータブル電源240,400はどちらも
出力は200W。ブルーティEB3Aは使用できる家電の多さが魅力的です。
これは出力ポートの数の違いが起因しています。EB3Aは9つもの出力ポートを備えているので、全てのポートで同時充電するために600Wまで対応しています。
268.8whってどのくらい使える容量なの?
他社と比べると小型ポータブル電源にしては容量も大きめです。
・スマホ(10W)なら15~20回充電可能
・Switch(13.6wh)は約16回充電可能
・ドローン(60Wh)は約3.6回充電可能
実際に立山登山でポータブル電源を肩に担いでドローン片手に登っている人がいたよ
撮影機材はモバイルバッテリーだけで持たないことも多いから、便利なんだ
最近ではキャンプにゲーム機を持ち込んで子供と遊ぶような
ライトなキャンプも人気だよね
公式サイトでは使用する商品電力を入力すると、稼働時間が確認できます。
定格出力
小型でありながら定格出力は600Wと大出力です。他のポータブル電源は小型モデルになると200W〜300W出力なので、出力の大きさがわかると思います。
また電力シフト機能を搭載しており、高出力な電化製品の出力を下げることで600Wから最大1200Wまでの電化製品を動かすことが可能です。
ブルーティのEB3Aは600Wまでの家電が使用できる
600Wぎりぎりの家電を使うのはキツイから、余裕をもって使える家電を持っていこう
同価格帯の他社製品と比べても低容量高出力モデルの中では、優秀であることが分かります。
ブランド | Bluetti | Jackery | ecoflow |
商品名 | EB3A | Jackery 240 | River |
定価 | 34980 | 19800 | 39600 |
生涯容量 | 670,000 | 121,000 | 230,400 |
充電サイクル数 | 2500 | 500 | 800 |
サイズ(合計) 詳細 | 618 (255×180×183) | 530 (230×133×167) | 668 (289×185×194) |
電池種類 | リン酸鉄 | リン酸鉄 | 三元素 |
定格出力 | 600w | 200w | 1200w |
瞬間最大出力 | 1200w | 400w | 1200w |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
ソーラー充電
最大200Wのソーラー充電に対応。別売りのソーラーパネルを活用することで、約1〜2時間程度で充電完了します。
停電時や災害時等電力が確保できないようなシチュエーションでも、電源が確保でき流ので安心できます。
BULETTIから200Wと120Wのソーラーパネルも販売されているので、非常用電源としての購入であれば、セットで購入することをおすすめします。
走行充電
12Vと24Vの走行充電に対応しています。使用環境にもよりますが、一般的に満充電までの時間は3〜4時間となっています。
遠くに出かけるのであれば、充電し忘れてもカー充電で充分対応できるでしょう。
防水機能
EB3Aに防水機能は搭載されていないので、水辺での使用は注意してください。また保管する際も湿気の多い場所は避けるようにしましょう。
故障を避け安全に使うなら、別売りの収納ケースを買っておくと安心です。
寿命・耐久性
多くのポータブル電源は電気自動車にも使われるリン酸鉄リチウムイオン電池を採用しています。
これによって多くの充放電サイクルに耐えることができ、普通の三元系のリチウムイオン電池では500〜800回程度となります。
EB3Aは2500回以上の充放電サイクルに耐えることができ非常に長寿命となっています。長く付き合っていける相棒のような存在となるでしょう。
BLUETTI(ブルーティ):EB3A(268.8wh・600W)で使用できる電化製品一覧
※使用時間の目安は理論上可能な時間となります。
消費電力は使用時の状況によって増減があるため、余裕をもって使用できるか考えるようにしましょう。
冬キャンプではソロであれば電気毛布が使えるのが魅力的ですね。
その他に夏ならポータブル冷蔵庫も使えます。
親子でSWITCHを遊んだり、ノートPCでブログ更新もできました。
炊飯器でごはんが炊けるので、遠方のキャンプ場に行く時、
移動中に炊飯して、キャンプ場についたらすぐにごはんを食べることもできるよ
カテゴリ | 品目 | 消費電力(W) | 定格出力 | 使用時間目安 | 参考 |
防寒 | 電気毛布 | 強30Wh/h | 55W | 7時間15分 | キャンプ用電気毛布 |
防寒 | ホットカーペット | 200Wh/h (低温モード) | 500W | 1人用の小さいモデルなら 1時間くらいなら使用可能 | |
防寒 | 電気ストーブ | 600W (弱モード) | 600W | ぎりぎりなので使用は避けた方が良い | |
送風 | 扇風機(サーキュレーター) | 50W | 50W | 4時間21分 | |
料理 | ポータブル冷蔵庫 | 40W | 40W | 5時間26分 (コンプレッサーによる誘導負荷には適していません) | |
料理 | 電子ケトル | 1300W | 1300W | ぎりぎりなので使用は避けた方が良い | |
料理 | ホットプレート | 1400W | 1400W | ぎりぎりなので使用は避けた方が良い | |
料理 | タコ焼き機 | 1200W | 1200W | ぎりぎりなので使用は避けた方が良い | |
料理 | 炊飯器 | 170W/h (炊飯時) | 15~150W | 5合炊飯1回、 その後10時間保温が可能 | |
お風呂 | ドライヤー | 1500W | 1500W | ぎりぎりなので使用は避けた方が良い | |
エンタメ | ノートPC | 50W | 50W | 4時間21分 | |
エンタメ | SWITCH(ゲーム機) | 7~13.6wh | 18W | 16時間 | |
エンタメ | モバイルプロジェクター | 24W | 24W | 9時間4分 |
消費電力は平均的な商品の電力を目安としています。商品によって電力の増減がありますので、参考程度にご参照ください。
ドライヤーや大きめの調理家電はキツイみたいね
何が使えるかは購入前に考えておこう
BLUETTI(ブルーティ)のEB3Aのデザイン・外観
カラーはスチールグレーとベージュの2色展開です。形状は四角形で外観上の特徴は折りたたみハンドルを備えていることが挙げられます。
ハンドルが折りたたみのため、複数台持っていきたい時に重ねることができるので場所を取らず、コンパクトに運ぶことができます。
また、持ち運ぶ際はハンドルを持って運ぶことができるので、持ち運びやすさにも寄与しています。
搭載端子の種類
9台のデバイスを同時に給電できるようになっています。
具体的な端子数はAC出力ポートが2口、
USB-C出力ポートが1口、USB-A出力ポートが2口、DC出力ポートが2口、シガーソケットが1口、
ワイヤレス充電パッドが1口となっていて大人数でも使用できるのは嬉しいポイントです。
同梱品
EB3Aの同梱品はポータブル電源本体と、ACアダプター充電ケーブル、取扱説明書、補償カード、合格証明書の5点です。
使って分かったEB3A超小型ポータブル電源を選ぶメリット・デメリット
小型ながら端子が9つ搭載されている
EB3Aは小型軽量なポータブル電源ですが、入出力の端子が多く、多用途で使用しやすいところはメリットと言えるでしょう。
実際にファミリーキャンプで家族分のスマホを同時充電する場面や、うっかり充電を忘れたLEDライトを充電したり音楽を聴くようなこともできます。
容量は少ないものの、消費電力が少ないものならいくつも同時使用できます
良く比較される「EB55」・「EB70」との比較
ここからはよく比較されるEB55とEB70との違いについて紹介します。
比較してみると特に気になるのは重量と使用時間の目安です。
冬キャンプで2人以上の防寒家電を使いたいなら、EB55やEB70Sを検討しても良いでしょう。
でもそこまで要らないなら持ち運び易いEB3Aがおすすめ
定格出力が600Wから800Wに増えると、
600Wの電気ストーブが使えるけど、1時間も持たないから、
使用する家電を増やすというより、容量が十分かどうかという視点で見た方がいいね
商品名 | EB3A | EB55 | EB70S |
価格 | 29,800(セール価格) | 49,800(セール価格) | 67,800(セール価格) |
容量 | 268.8Wh | 537Wh | 716Wh |
定格出力 | 600W | 700W | 800W |
重量 | 4.6Kg | 7.5kg | 9.7Kg |
外形寸法 | 255×180×183mm | 278×200×198mm | 320×217×222mm |
使用時間の目安 | 30wの電気毛布なら 1人分で7時間使用可能 | 30wの電気毛布なら 2人分でも7時間使用可能 | 30wの電気毛布なら 3人分でも6時間使用可能 |
詳細 | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
正直ドライヤーを使いたいとか高出力家電を使うなら、
中途半端なものより、20万くらいするAC200MAXの方が良い
後から容量拡張できるモデルで他社にもあんまりないから、こちらも満足度が高いモデルだよ
容量が不要なら軽くて持ち運び易いEB3Aが合っているのね
基本的な違いは定格出力の大きさ、電池容量、出力端子数です。EB3Aには上位機種と同じくリン酸鉄リチウムイオン電池、電圧シフトも高速充電も搭載されています。
なので、純粋に自分がどんな家電を使いたいか、使う家電製品に合わせてモデルを選ぶことができます。
EB3Aを選ぶべき人はどんな人か?評判・口コミもチェック
EB3Aは比較的入手しやすい値段となっているので、とりあえずポータブル電源を試してみたいという方や、デイキャンプや1泊程度のキャンプ車中泊を行う方におすすめです。
携帯電話であれば15〜20回程度充電できるので、複数人での利用にも向いています。
他社のポータブル電源よりも充電口も多いので、大勢のキャンプでも扱いやすいのが選ぶ大きなメリットになります。
他にも最初から持ち運びを想定しているのであれば、なるべく軽量なモデルを選んだほうが持ち運びに後悔しなくて済みます。
外での使用を想定している方はハンドル付きで軽量なEB3Aを選ぶべきです。
良い口コミ
口コミではやはり初めてのポータブル電源として購入して満足されてる方が多く見られました。
使用していると大容量も欲しくなるという意見もあり、魅力にハマる人の多さが分かります。
小さいけど 使い勝手はいいです、キャンプはまだ行けてませんが 車載で使用。
電源の取れない現場での充電工具のバッテリーを充電しています。 概ね 往復3時間程度の距離でカープラグで充電させて 3日ぐらいで満充電になってます。
アプリ連動も高級機みたいでカッコいいですね!色はアイボリー 見た目でこれだって思いました^^ 機会有れば 大容量も欲しいですね~。
早くキャンプにも連れて行ってあげたいです。自分のサイトでソーラーパネル広げて使ってる様子を妄想しますw
Bluetti公式サイトより引用
悪い口コミ
悪い口コミでは性能を使いきれずに困る方が見られました。
EB3Aは本体の上にスマホを置けば遠隔充電も可能ですが、当然ながらお使いのスマホ本体がワイヤレス充電に対応していないと充電はできません。
ポータブル電源以外にご使用いただく家電について熟知していないと困惑することはあるので、使いたい用途が決まっているなら事前に使用方法を確認しておきましょう。
スマホの充電が出来ません。
記載の通り、枠内にスマホを置き、DCをonにしますが、全く反応しません。
スマホの位置を少しずらしたりしましたが駄目でした。
ご指導をお願い致します。
amazonより引用
EB3Aを選ぶべきではない人はどんな人か?
災害時の非常用電源を確保したいような方や電気調理器をガッツリ使いながらキャンプをしたい方にはあまりおすすめできません。
災害時に何日も停電してしまうとEB3Aの容量では心許ないと思います。
また、卓上IHコンロや、電気ケトルを使いながらキャンプをしたい方は、定格出力が大きいモデルをおすすめします。
電圧シフトにより動作する機器もあると思いますが、性能が十分に発揮されないので、目的に合っていないからです。
既に消費電力の多い電化製品を使うことが決まっているのであれば、それに合わせた定格出力をもつモデルの方が後悔は少ないと思います。
何度も言いますがブルーティは防災・常設電源も強いです。
特に災害用や車で暮らすスタイルなら後から容量拡張できる「AC200MAX」がおすすめです。
よくある質問
BLUETTI EB3Aの不具合はないの?
私自身は不具合を感じたことはありませんが、BLUETTI EB3AのUPSが正常に動作しないという口コミがあります。
初期ロット(最初の生産)で不具合があった可能性があります。
不具合があった場合は、BLUETTIが交換や返金を対応してくれますので、安心して良いでしょう。
まとめ
BLUETTIのポータブル電源EB3Aについて基本的な仕様や使用可能な電化製品等について紹介しました。
非常に軽量でハンドルを持って持ち運ぶことができるので、外で使用したい方にうってつけの製品となっています。
また、リン酸鉄リチウムイオン電池採用で安全性が高いのも魅力に感じる部分です。
公式サイトか楽天では良くセールを行っています
お得に入手できるので、ぜひチェックしてみよう!
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