【2022年】キャンプにおすすめな初めての寝袋(シュラフ)ランキング

1.キャンプ道具

キャンプと言えば寝袋。

小さなお子さんだけでなく、大人だって寝袋で寝ることを想像するとワクワクしますね。

けれど寝袋にもいろいろあります。封筒型にマミー型、ダウンに化繊。

何を基準に選んでよいか分からなくなってしまいますね。

この記事では、寝袋の種類や保温性、中綿の種類を詳しく解説します。

併せて春~秋に使える寝袋をランキング形式で紹介。

この記事を読めば、はじめての寝袋は何を購入したらよいかが分かります。

この記事の結論
・ファミリー用で総合的におすすめなのは「ロゴス:丸洗いソフトタッチシュラフ」
・ソロ用でコスパで選ぶなら「バンドック:マミー型 シュラフ BDK-61」

キャンプ用寝袋の選び方・評価基準

はじめて寝袋を購入しようとお店に行くと、たくさんあって何を基準に選んでよいか分からなくなってしまいますね。

ここでは寝袋を選ぶ際に見ておくポイントを解説します。

寝袋を選ぶ際に見ておくポイントは以下の6点

・寝袋の種類:封筒型orマミー型
・サイズ:レギュラーorショート
・軽量さ
・収納時のコンパクトさ
・保温能力(フィルパワー)
・素材種類:ダウンor化繊

キャンプ用寝袋の種類

はじめに寝袋の種類から。

大きく分けて封筒型とマミー型があります。

また動きやすい人型というのもあるので、順を追って見ていきましょう。

封筒型

キャンプ初心者におすすめなのが、この封筒型。

圧迫感が少なく、お布団に近い感覚で寝られます。

ジッパーを全開すると連結できるので、お子さんと並らんで寝ることもできますよ。

マミー型

マミー型は体を包み込むような形です。

マミー、ミイラのような形ですね。

慣れないと窮屈な感じがしますが、保温力があり春や秋のキャンプに対応します。

人型で動ける寝袋

ちょっとユニークな形をした、人型というのもあります。

見た目はほとんど着ぐるみです。

手や足に沿った形なので、寝袋に入ったままテント内を移動することができます。

また、体に密着しているので意外に保温力が高い特徴があります。

サイズ(レギュラー or ショート)

寝袋にはサイズがあります。

これは寝袋と体の隙間を少なくして保温力を高めるためです。

レギュラーとショートの判断基準は身長が170㎝を境にするとよいでしょう。

ファミリー用は連結できるかどうかも大切

お子さんと一緒に寝ることもあるファミリーでは、寝袋を連結できると便利です。

封筒型の寝袋のファスナーを全開し、もう一枚と重ねて閉じると一枚の寝袋になり、川の字で寝ることができます。

その際2枚の寝袋は同じサイズである必要がありますので、購入の時によく確かめておきましょう。

背の小さな人がレギュラーを使う場合は、足元を絞ることもできますよ。

軽量さ

登山や徒歩移動でのキャンプでは軽量さも大切です。

一般に化繊よりもダウンの方が軽く、その差は倍になることもあります。

一方、車で行く場合は重さはさほど問題にならないので、価格の安さや、洗濯ができる点から化繊が優位になります。

収納時のコンパクトさ

ザックに入れたり、バイクに積んだりする場合は収納時のコンパクトさも大切です。

収納のコンパクトさは化繊よりダウンが圧倒的に優位です。

コンプレッションバッグに入れてベルトを絞ると、さらにコンパクトになります。

保温能力(フィルパワー)

寝袋を見に行くと商品名の横にFP(フィルパワー)が書かれています。

これは簡単言うと羽毛の量で、暖かさを示す規準になっています。

けれどこれではどの季節に使えるか判断しにくいですよね。

そこでもう1つ書かれているのが快適温度。

快適温度はこの気温なら快適に寝られますよという温度です。

しかしこの数値を鵜吞みにすると寒くて寝られないことがあります。

暖かく寝るには快適温度プラス5℃を基準に選ぶとよいです。

インナーシーツを併用することで保温能力を底上げできる

寒いのが苦手な人は快適温度プラス5℃では不安なこともあります。

そのような時はインナーシュラフを使うとよいです。

>>寝袋用おすすめインナーシュラフ(インナーシーツ)と登山の山小屋での利用方法

素材種類(ダウン・化繊)

寝袋の素材にはダウンと化繊があります。

それぞれメリットデメリットがあり、使うシーンを見極めて購入しましょう

メリットデメリット
ダウン・保温力が高い
・軽量コンパクト
濡れると保温力が落ちる
化繊・濡れに強くメンテナンスが容易
・価格が安い
コンパクト性で劣る

初めてのおすすめキャンプ用寝袋ランキング

冬にキャンプをする人もいますが、はじめてのキャンプは春から秋がおすすめ。

そこでここからは春~秋に使える寝袋を7つ、ランキングで紹介します。

コスパモデルから寒いのが苦手な人用まで、あなたはどれにしますか?


1位:コスパ最強:バンドック:マミー型 シュラフ BDK-61

知名度こそ高くないが、快適温度が-5度と春~秋まで2シーズン利用でき、収納サイズも平均より小さい寝袋です。

寝心地はやや低いものの、家族全員分購入しても負担になりにくい価格の安さも魅力的です。

ヤマノ
ヤマノ

価格が気になる人にはソロでもファミリーでもおすすめできます。
一方でとことん寝心地を拘る人には向かないので、注意しましょう

重さ :約2.4kg
寝袋タイプ :マミー型
素材構成:表面:ナイロン40D(防水加工) 裏地:ポリエステル 中綿:ポリエステル
収納サイズ:Φ30×42㎝
使用時サイズ:220×90㎝
快適温度 :-5度
洗濯の可否:〇

2位:ロゴス:丸洗いソフトタッチシュラフ

表地がフランネルでやわらかくてスベスベしています。

大きく広げて中に入ると思わずスリスリしたくなります。

化繊ですが価格は1万越え。

その分、肌ざわりのよさと簡単メンテナンスで長く使える点がメリットです。

重さ :2.4kg
寝袋タイプ :封筒型
素材構成:表素材:サーマブレスクロス 肌面素材:やわらかフランネル 中綿:ダイナチューブファイバー
収納サイズ:32×32×40cm
使用時サイズ:75×190cm
快適温度 :-4℃
洗濯の可否:〇

3位:コールマン:タスマンキャンピングマミー/L-8

マミー型ですが、寝返りをうてる快適さが大きな魅力。

使用サイズも203㎝と長身の人にも対応します。

化繊なので収納サイズは大きめですがコンプレッションベルトが付属します。

快適温度‐8℃で1万円以下は魅力的。

重さ :2.8kg 
寝袋タイプ :マミー型
素材構成:ポリエステル
収納サイズ:φ27×48cm 
使用時サイズ83×203cm
快適温度 :-8℃
洗濯の可否:〇

4位:スナグパック:ベースキャンプ フレキシブルシステム

収納サイズが大きく、かさ張りますが、他社の寝袋と違い、インナーを外すことができるので、季節に合わせて使い分けることができる。

まさに柔軟に対応できる利便性が魅力の寝袋です。

保管で場所を取ることが気にならないなら、おすすめできる寝袋です。

重さ :2.8㎏
寝袋タイプ :封筒型
素材構成:ポリエステル
収納サイズ:Φ30×50
使用時サイズ:60から220
快適温度 :-5度
洗濯の可否:〇

5位:スノーピーク:セパレートオフトン ワイド1400

価格の高ささえなければ1位になれる実力。

寝心地の良くキャンプだけでなく車中泊でも使い易く、おしゃれな寝袋です。

連結して使うことでファミリー用としても使うことができ、最高のオフトンとしての評価が高いモデルです。

スノーピーク好きならぜひ検討してみてください。

重さ :3.1㎏
寝袋タイプ :封筒型
素材構成:ウォッシャブルダウン
収納サイズ:Φ28×50㎝
使用時サイズ:105×210cm(敷)、110×200cm(掛)
快適温度 :-2度
洗濯の可否:×

6位:イスカ:エアドライト480

春~秋まで暖かく寝られます。

温かい季節にはオーバースペックですが、寒さが苦手な人におすすめしたいモデル。

高品質ダウンとコンパクトな収納サイズで冬の低山にも使えます。

寒い季節のキャンプにも挑戦したみたい人におすすめです。

重さ :870g
寝袋タイプ :マミー型
素材構成:ナイロン
収納サイズ:Φ16×32㎝
使用時サイズ:78×213㎝
快適温度 :-6℃
洗濯の可否:×

7位:ナンガ:オーロラライト600DX

6万円近い価格は気になりますが、スペイン産高品質ダウンと日本メーカーの安心感、それに裏打ちされた暖かさは魅力です。

そして、ナンガの寝袋は永久保証です。

実績による自信から、使用した期間を問わず保証してくれます。

ナンガ公式サイト:永久保証について

重さ :1.2kg
寝袋タイプ :マミー型
素材構成:スペイン産ダックダウン
収納サイズ:Φ17×31㎝
使用時サイズ:80×210㎝
快適温度 :-4℃
洗濯の可否:×

寝袋の収納方法

化繊の寝袋は、収納袋の幅に合わせて折りたたみ、下から順に詰めていきます。

対してダウンの寝袋は、中綿がちぎれてしまうため、折りたたまずに、収納袋にドンドン詰め込んでいきます。

家での保管は、収納袋から取り出し、日のあたらない風通しの良い場所にしまいます。

私は、ホコリが付かないように、100均の洗濯ネットに入れて保管しています。

寝袋の下には何を着る?

寝袋に入る時に着るものは、パジャマが一番楽です。

それでなくても寝つけないキャンプの夜は、できるだけ締め付けの少ない服装が良く、パジャマであれば、自宅で過ごす感覚で居られます。

けれどもキャンプにはなかなか持って行くこともできないので、コットンのスウェットがあると便利です。

コットンであれば、焚き火の火にも強く、キャンプライフに最適です。

シュラフカバーは必要?

シュラフカバーは今の寝袋では寒く感じたなら試してみてもよいです。

また、汚れ防止にもなるので大切に使いたい人は検討してみましょう。

>>おすすめシュラフカバーの保温とコスパ・性能は?

寝袋マットの併用が必要です

就寝の際、テントの中で直に寝袋を敷いて寝ようとしても、地面のデコボコ、冷たさが感じられ、寝にくいです。

ですので、エアーマットなどを敷く必要があります。寝袋を決めたら合わせてマットも用意するようにしてくださいね。

まとめ

今回は春~秋のキャンプで使える寝袋を紹介しました。

寝袋を選ぶときに見ておくポイントは

  • タイプ:封筒型orマミー型
  • 中綿の素材:ダウンor化繊

どちらも長所と短所があるので、使いたいシーンをイメージして検討してみてください。

最後に、この記事の中から特におすすめする寝袋を確認しておきましょう。

この記事の結論
・ファミリー用で総合的におすすめなのは「ロゴス:丸洗いソフトタッチシュラフ」
・ソロ用でコスパで選ぶなら「バンドック:マミー型 シュラフ BDK-61」

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