まず結論からお伝えしますと、evopowはコストパフォーマンスに優れたポータブル電源です。
なぜなら、他社メーカーよりも安価でありながら、全モデルリン酸鉄リチウムイオン電池採用で安全性に優れ、高耐久となっているからです。
この記事を読めば、evopowの中で自身が選ぶべきモデルが見つかります。
現在の人気度については大手3メーカー(jackery、ecoflow、bluettie)より
落ちますが、JVCケンウッドなどに並ぶ今後が楽しみなメーカーです
この記事の結論
・とりあえずポータブル電源を使ってみたい方、512whのモデルがおすすめ
・もう少し大きな電化製品を動作させたい方、容量と携行性のバランスが取れたモデルを探している方、940whモデルがおすすめ
・災害時の非常用電源を探している方、オートキャンプや車中泊で様々な電化製品を動かしたい方、1500whのモデルがおすすめ
evopowのポータブル電源の特徴
evopowのポータブル電源は全モデルリン酸鉄リチウムイオン電池採用で、安全性と高い耐久性を確保しています。ラインナップも中容量〜大容量モデルまで揃えられているので自分に合ったポータブル電源を探すことが可能です。
他社メーカーのポータブル電源よりもお求めやすい価格なので、初めてポータブル電源を買ってみようと考えている方にもお勧めできます。
電池容量
電池容量はモデルによって異なり、512wh、940wh、1500whの3モデルがあります。電池容量は電化製品の動作時間に直結します。容量が少ないモデルだと動作時間は短くなりますが、軽量なので持ち運びしやすいです。
逆に容量が大きいモデルは重くて持ち運びには不向きになりますが、電化製品を長時間動作させることができます。
ポータブル電源を選ぶ際は、自分が使いたい電化製品をどの程度の時間動かしたいか念頭におきながら選びましょう。
定格出力
evopowのポータブル電源の定格出力はモデルごとに異なっていて、600W、1000W、1200Wの種類があります。evopowのポータブル電源にはDracutum-Driveと言う機能が備わっており、定格出力が高い電化製品にも電力を供給することができます。
定格出力は電化製品ごとに決まっていて、ポータブル電源が出力できるW数よりも、電化製品側が低いW数である必要があります。
使いたい電化製品を考えながら選ぶと後悔しないでしょう。
ソーラー充電
全モデルソーラー充電に対応しています。別売りとはなりますが、ソーラーパネルを購入することで電気のない環境でも充電できるので更に安心感を得ることができます。
走行充電
全モデルシガー電源入力に対応してます。万が一充電を忘れてしまっても移動中に車から充電できるので使い勝手がいいです。
防水機能
evopowのポータブル電源には防水機能はありません。水回りで使用する際は注意が必要です。
寿命・耐久性
エントリーモデルから大容量モデルまで、すべてリン酸鉄リチウムイオンを採用していて、他のモデルよりも安全性が高く安心して使用できます。
充放電サイクルが3000回程度となっているので高寿命、高耐久です。一般的なポータブル電源の充放電サイクルは300~500回程度なので、その長寿命さがわかると思います。
長寿命なおかげで買い替えサイクルが非常に長くなるので、地球環境に配慮した製品と言えます。
evopowのポータブル電源を選ぶメリット・デメリット
evopowのポータブル電源を選ぶデメリット
- 黄色の主張が激しい
- ACコンセントの数が他社フラッグシップに比べると少ない
- ファンの動作音が気になる場合がある
黄色の主張が激しい
ACコンセントの数が他社フラッグシップと比べると少ない
ファンの動作音が気になる場合がある
evopowのポータブル電源を選ぶメリット
- リン酸鉄リチウムイオン電池採用
- デュアル充電ポートで充電時間短縮
- ソーラー充電で環境にやさしい
リン酸鉄リチウムイオン電池採用
デュアル充電ポート採用で充電時間短縮
ソーラー充電で環境にやさしい
evopowのポータブル電源の使用感・評判・クチコミ
悪い口コミ
説明書が簡易なものしか入っていない。入力(充電)コネクターの寸法が知りたい。市販のコネクターを使用して充電しようとしても充電時の電力が大幅に変動する。コネクターを手で触ると変動が激しくなる。
Amazonレビューより引用
価格、容量、品質については概ね満足です。しかし車のシガーソケットで充電したところinが120w前後で充電されるのですが、そのまま使っていたらシガーソケットが全く給電できなくなり壊れました(ヒューズは問題なし)。
仕方がないのでその後外付けでシガーソケットを増設し充電しましたが今度は付属ケーブルのコネクタ側が見てわかる程度に融解し外付けシガーソケットも形が歪んでしまいました。
Amazonレビューより引用
良い口コミ
こちらの600Whはevopowでは2台目の購入です。
6月に価格の安さにつられて1020Whを購入しました。セール中で、有名他社ポータブル電源の半額程で買ったのですが、PD充電や照明も付いていてとても便利です。特に、[Dracatum Drive]という出力を抑える機能のおかげで、電子レンジやヘヤードライヤーまで使用出来ました。(E社で同じような機能があるのを見たことがあります)
災害時に電子レンジが使えれば、とても心強いです。
当方は既に、J社2台とEE社1台のポータブル電源を所有していますが、機能的に充実していたので、こちらの600Whを追加購入しました。1020Whに比べると、サイズも重量もコンパクトで、常時車に載せておきます。
Amazonレビューより引用
万が一に備えて、初めて買ったポータブル電源。
Amazonの中で色々と比較検討してこちらを購入。
選んだ理由:ハンドルが邪魔にならないように畳める→上に物を載せられる。1200W以下なら使えるパワー→セラミックファンヒーターも稼動しました。
※当たり前ですが600Wなんて使ったらグングン減ります(汗)。非常時助かるライト付き(3段階で明るさ調整できる)。使いながら充電できる。割引クーポンが使えた。
でした。
あわせてソーラーパネル120Wも購入したので、万が一の時は太陽があれば充電できる。
ポータブル電源や家電のプロではないので、充電波がどうだとかは分かりません。
届いてから知った便利機能:液晶パネルに電池残だけではなくアウトプットの使用電力も出て便利。
ボタンを押せば、電池残量が表示される。
到着翌日くらいに050発信の電話がありました。中国から確認電話です。保証延長などの説明がありますので、知らない番号だから出ないとかしないで、きちんと聞いたほうが良いです。日本語で話してくれます。
まだ、製品の100%を使った訳ではないので何とも言えませんが、備えあれば憂いなしのポータブル電源かと思います。
Amazonレビューより引用
総評
evopowは中容量モデルから大容量モデルまでラインナップされています。
持ち運びをメインでスマホの充電をメインで考えている方は、512whのモデルがおすすめです。災害時の非常用電源になると数日分の電気が必要になるので、そのような目的の方には最大容量の1500whのモデルをお勧めします。
以下の記事ではそれぞれの機種について良い点と悪い点を交えながら紹介しています。引き続き読み進めていただき、一度購入について検討してみてはいかがでしょうか。
使いたい電化製品から考えるおすすめモデル
ポータブル電源を選ぶ際は自分が使いたい電化製品が動くか考えながら選ぶと後悔が少なくてすみます。
例えば、外で携帯の充電ができればいいよと言う方は、小型軽量な512whのモデルがおすすめです。大きな出力になるとその分重量が増えてしまうので、スマホ程度であれば512whで十分役割を果たしてくれます。このモデルはエントリーモデルでありながらも、定格出力が600Wあるので、車載冷蔵庫や電気毛布も動かすことができます。
また、電気ケトルやIHコンロなどを外で使いたいような方は、出力が大きな1500whのモデルをおすすめします。重量は増えてしまいますが、その分定格出力が1200Wなので安心して使用することができます。
おすすめのevopowのポータブル電源
ここからはevopowのポータブル電源について良い点、悪い点を交えながら紹介します。
読み進めていただき、自分にあったモデルはどれか探してみてください。
モデル名 | EVOPOWポータブル電源600Wh | EVOPOWポータブル電源1036Wh | EVOPOWポータブル電源1500Wh |
価格目安 | 49,900円 | 84,900円 | 109,800円 |
容量 | 512Wh172800mAh | 940Wh288000mAh | 1500Wh425200mAh |
出力 | 600W | 1000W | 1200W |
【出力600W、電池容量515Wh/172800mAh】evopow:ポータブルバッテリー600Wh
このモデルにはリン酸鉄リチウムイオン電池が採用されていて、従来のポータブル電源よりも安全性が高く高寿命となっています。充放電サイクルは脅威の3000回以上となっており一度購入すれば、買い換える必要がほとんどなく環境に配慮した製品と言えます。
PD100Wポートを備えているので対応機器であれば急速に充電することができ、非常に利便性が高くなっています。
ただ、人気商品の為届くまで時間がかかる場合があるので、欲しいと思った時が買い時です。
【出力1000W、電池容量940Wh/288000mAh】evopow:ポータブルバッテリー940Wh
高い安全性と高耐久を実現した、リン酸鉄リチウムイオン電池採用。充放電サイクルは脅威の3000回以上となっていて、一度購入すればほとんど買い換える必要がなく地球環境に配慮した製品となっています。
定格出力が1000Wと非常に大きいため、ほとんどの家電製品を動作させることができます。
上部に備え付けられたハンドルは折りたたみ式で、重ねて収納できるのも嬉しいポイントです。
こちらも人気商品の為届くまで時間がかかる場合があります。欲しいときが買い時です。
【出力1200W、電池容量1500Wh/425200mAh】evopow:ポータブルバッテリー1500Wh
evopowの中で最大容量を誇るフラッグシップモデル。他社のフラッグシップモデルになると20kgを超える製品も多い中、evopowは約12kgと軽量です。
これだけの容量があれば数日分の電力を確保できるので災害用の非常用電源として非常に役に立ちます。また、リン酸鉄リチウムイオン電池採用で高い安全性と高寿命を実現。買い替えのサイクルが非常に長いので地球環境に配慮した製品です。
定格出力も1200Wあるので、ほとんどの電化製品を動作させることができます。外でも様々な家電製品を使ってキャンプや車中泊をしたい方にうってつけの製品です。
よくある質問
evopowってどんな会社?どこの国?
evopowは2015年に中国で設立された比較的新しいメーカーです。
10年以上に渡って電池製造の経験を蓄積し、コストパフォーマンスに優れたポータブル電源を制作しています。また2022年にはEVOPOW JAPAN株式会社を設立していて日本市場も軸として考えているメーカーです。
まとめ
evopowのポータブル電源について、良い点と悪い点を交えながら紹介しました。
持ち運びメインの方は512whのモデル、災害用非常電源を探している方は1500whのモデルがおすすめです。
初心者の方はどのポータブル電源を選べば良いか迷うこともあると思いますが、基本的には使いたい電化製品の出力が、対応しているポータブル電源を選んでおけば後悔は少なくなるはずです。
あなたにとっての最適な一台に出会えることを願っています。
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