靴・リュック・レインウェアは
登山の『三種の神器』と呼ばれているほど
大事なギアだよね。
でも、いつも身につけている靴やザックと違って雨が降った時にしか使わないイメージのレインウェアは後回しにされがちです。
わたしも、登山を始める時に靴とリュックは最初に買いましたが、レインウェアまでは予算が足りず、長い間きちんとしたレインウェアを持たずに山に出かけていました。
そんなわたしが登山歴1年弱でようやく手に入れたのが、今回ご紹介するパタゴニアのトレントシェル3Lジャケットです。
秋・冬と使用しましたが、価格も手頃な上に思っていたよりも使う機会が多く、今では買ってよかったと思っています。
というわけで、わたしが実際にトレントシェル3Lジャケットを使用して感じたことをレビューしたいと思います。
パタゴニア Patagonia メンズ・トレントシェル 3L・レイン・ジャケット BLK XS
パタゴニア Patagonia ウィメンズ・トレントシェル3L・レイン・ジャケット レディース OXDR M
この記事の結論
・トレントシェル3Lジャケットはさまざまなシーンで着られる便利なレインジャケット!
パタゴニアのトレントシェル3Lジャケットの特徴
パタゴニアのトレントシェル3Lジャケットは、パタゴニアの独自素材である「H2No」を採用した防水・透湿性に優れた3レイヤー(3層)生地のレインウェアです。
従来の2.5レイヤーから3レイヤーにアップグレードされ、サラッとした裏地になり着心地が良くなりました。
カラー展開もメンズ10色・ウィメンズ9色と非常に豊富で、パタゴニアのレインウェアの中でも一番人気&定番のレインウェアです。
重さ:343 g
サイズ感:XS、S、M、L、XL、XXL
素材構成:H2Noパフォーマンス・スタンダード採用の3層構造
カラー展開:全10色+4色(アウトレット)
ベンチレーションの有無:有り(脇下)
収納:左ポケットに折りたたんで収納可能
耐水圧:記載なし
透湿性:記載なし
利用場面:登山、トレッキングやキャンプ、タウンユース
耐水圧(雨への強さ)
パタゴニアトレントシェル3Lジャケットは「H2Noパフォーマンス・スタンダード」という、パタゴニアの独自素材が採用されています。
H2Noパフォーマンス・スタンダード」は耐水性がとても高く、生地の表面張力を下げることで水を弾くDWR(耐久性撥水)加工が施されているため水はじきがよく、ウェア内への雨の侵入を防ぎます。
透湿性(蒸れにくさ)
透湿性においても、パタゴニアが行う厳しい素材テストで水蒸気透過率(MVTR)が確認されています。
着心地も裏地がサラッとしていて、登山中に蒸れのストレスはほとんど感じません。
換気のしやすさ
トレントシェル3Lジャケットには脇下にベンチレーションがついていて、こまめな体温調節が簡単にできます。
フードの大きさと被りやすさ
トレントシェル3Lジャケットのフードは大きめで、ヘルメットにも対応しています。
後頭部と胸の上にあるドローコードで顔まわりの締め付けを調整でき、雨だけでなく強風時にも役立ちます。
フードには小さいつばも付いているのでかぶったときの視界が確保できるよう工夫されていて、フードを使用しないときはコードとフックでコンパクトに収納しておくこともできて便利です。
ストレッチ性
パタゴニアトレントシェル3Lジャケットに使用されているH2Noパフォーマンス・スタンダードは防水性・透湿性が高いだけでなくストレッチ性が高いのも特徴です。
スリムなシルエットな割に、着ると意外とゆとりがあり動きにくさは感じません。
耐久性
トレントシェル3Lジャケットは従来の2.5層から3層(3L)にバージョンアップし、耐久性もアップしました。
触った感じもとても丈夫な生地で、雨風だけでなく枝葉からも身体を守ってくれます。
収納の位置と数
トレントシェル3Lジャケットは
2通りの収納方法があるんだ。
ひとつは「ポケッタブル機能」でジャケットの左ポケットに本体を収納できるようになっています。
もうひとつはフードに本体をしまう方法です。
次で詳しく説明しますね。
収納時のパッキングの仕方
まずポケッタブル収納の方法です。
左ポケットに手を入れて裏返し、その中へ本体を詰めていきます。
すると、このようにコンパクトに収納できます。
カラビナ用のループもついているのも便利ですね。
一方、フードにたたんで入れるとこのような感じです。
フードの幅と同じくらいに本体をたたみ、フードにしまう感じです。
ポケッタブル収納よりは大きくなりますが、後頭部のドローコードを引っ張ると、よりコンパクトになります。
ポケッタブル収納より簡単に収納でき、しわがつきにくいのが利点です。
なぜパタゴニアのトレントシェル3Lジャケットを選んだのか?
ではわたしがなぜパタゴニアのトレントシェル3Lジャケットを選んだのか、その理由をご紹介します。
価格が手頃だったから
一番の理由は価格の手頃さでした。
たまたま行った好日山荘でアウトレットセールを開催していて、そこで見つけたのがパタゴニアのトレントシェル3Lジャケットでした。
その時はレインウェアの知識も全然なく、恥ずかしながらトレントシェル3Lジャケットがレインウェアだということも正直知らないくらいでした。
「有名なメーカーだし、とりあえず間違いないだろう」という気持ちで買いましたが、今ではとても万能なジャケットを手に入れることができたと満足しています。
豊富なカラー展開が魅力
色が気に入って買ったのも理由の一つでした。
パタゴニアのウェアは色がとても綺麗で種類も豊富です。
おしゃれなウェアが欲しい人や、人と違う色のものが欲しい人にはぴったりだと思います。
わたしが買ったのは明るい黄色の「Pineapple」というカラーです。
他の登山ウェアで見たことのない鮮やかな色に一目惚れでした。
トレントシェル3Lジャケットの気になる点
次にトレントシェル3Lジャケットを実際に着てみて気になった部分をご紹介します。
今まで普通のウインドブレーカーしか着たことがなかったので、レインウェアって表面がゴワッとしているなというのがはじめて着てみた時の感想でした。
サイズ感では、ウィメンズモデルはウエストがシェイプされている点が気になります。
シルエットが女性らしくてかっこいいのですが、ぽっちゃり体型のわたしには袖は長いのにおなか周りがパツパツ、という残念なことになっています。
これはジャケットのせいではなくわたしの体型の問題ですが、ぜひ参考にしていただければと思います。
あとはポケッタブル収納をする場合、小さなポケットにウェア本体をしまい込むのは結構コツが要ります。
たたんで入れようとするとうまくいかないので、とにかくぎゅうぎゅう詰めてみてください。
両隅に押し込んで入れると比較的コンパクトに入ります。
トレントシェル3Lジャケットの使用して良かった点
トレントシェル3Lジャケットを購入してから、わたしの登山も変わりました。
どのような点が買ってよかったかをご紹介します。
トレントシェル3Lジャケットを使用することによって雨への備えが強化され、以前より安心して登山を楽しめるようになりました。
レインウェアを持っていなかった時は行き先も限られていましたが、今はより本格的な山へ出かけてみようという気持ちになり、登山を前よりも楽しむことができています。
そして登山だけでなく日常のちょっとした時にも着られてお買い得だったなと感じます。
自転車に乗るときやフェスにも使えて、とても重宝するウェアです。
また、脇下のベンチレーションのおかげで換気が楽になったこともよかった点です。
前まではウェアを脱ぐために止まってリュックを下ろして・・・という回数が減ってスムーズな登山ができるようになりました。
まとめ
以上わたしが実際にトレントシェル3Lジャケットを使用して感じたことをご紹介しました。
レインウェアは安い買い物ではありません。
比較的安価と言われるトレントシェル3Lジャケットですら、正直わたしには高い買い物でした。
でも買ってみたらレインウェアとしての機能性はもちろんのこと、普段のちょっとしたお出かけなどにも着ることができ、1枚で何役もになってくれています。
今は、1枚目のレインウェアがパタゴニアのトレントシェル3Lジャケットでよかったなと思えるほど、とても気に入っています。
登山を楽しむためにレインウェアはとても大切なアイテムなので、持っていない方はぜひこのトレントシェル3Lジャケットも検討してみてくださいね。
コメント