一度は行きたい北アルプス 三俣山荘テント場
・三俣山荘テント場の利用方法がわかる
三俣山荘のテント場は、三俣蓮華岳や鷲羽岳の近くに位置していて水が豊富な過ごしやすいテント場です。写真はコロナ前後で分けて撮影していますので、掲載写真は晴れと雨と混じっています。
近年では黒部五郎岳との間の巻き道で熊の出没が確認されていますので、熊への警戒もしておいた方が良いかと思います。
2023年以降はテント泊は予約不要となっています。
2024は予約は不要。人気のテント場だから
早めに到着を心がけよう。山小屋は予約してね
コロナウイルスの影響
2022年は、テント泊であっても8/11(木)12(金)13(土) 3日間と9/18(日)23(金)24(土)3日間のみ完全予約制となります。
・基本情報
幕営数:80張(とありますが、繁忙期は350張以上あることも。張れない心配はないです)
予 約: 不要。受付は、三俣山荘
料 金:1000円/人
水 場:あり
トイレ: あり
電波:電波なし。鷲羽岳山頂はあり
風: 普通
ハンモック泊:不可
・電波情報
電波はありませんが、周辺の山の山頂では電波が入ります。携帯の充電は山荘内で有料で行えます。混雑時は利用できるタイミングがあるか怪しいので、参考まで。
山荘入って左前にタップが置いてあります。
・アクセス情報
三俣山荘にアクセスする道は4つあるので、すべて実際に歩いてみました。
①黒部五郎岳側からの巻き道は利用する人が少なめです。私が歩いたときは雷鳥親子を見かけましたし、熊の目撃例もあります。人通りが少なめなので動物に会いやすい道です。熊には注意。
②三俣蓮華岳からの道は、降りてくると三俣山荘の上に出てきます。テント場の様子が見える歩きやすい道です。
③鷲場岳からアクセスする道はガレ場となっており、滑りやすく歩きにくい道となっています。
④岩苔乗越から川沿いを歩く道は、小さい川を渡渉する場面が多く、滑りやすいので初心者を連れて歩くのは避けた方が良さそうでした。水場ではありますが、川の水を汲む形になるので気になる人は携帯浄水器を通した方が良いでしょう。
・山小屋情報
三俣山荘は、テント泊でもお食事かんたんセットといった食事セットが提供されています。但し食器は持参が必要なので注意です。
夕食:オリジナルジビエ丼パウチ・パックのごはん・
フリーズドライお味噌汁・お茶パックをセット1,800円
朝食:パックのごはん・フリーズドライお味噌汁・お魚と漬物総菜盛り合わせのおかず・お茶パックかインスタントコーヒーのセット1,500円
小屋で調理器具やコンロをレンタルすることも可能です。(ガス缶除く)
・受付方法
三俣山荘テント場の受付は、三俣山荘入ってすぐ左手の受付で行います。
軽食を食べる場合は外階段で2階から入ります。ザックは階段下に置きましょう。サイフォンコーヒーを頼むときは、カウンター席だと目の前で淹れられるのを見てられるのでおすすめです。
2020年は下の画像のように、ビニールの覆いがありました。
・水場
三俣山荘の目の前には蛇口があります。ただテント場までは2分くらいあるくので、テント場内の水場を使うことが多いでしょう。
テント場入って左手に水場があります。水場の下流には飲み物を冷やす人も多いです。
・トイレ
綺麗なトイレです。コロナウイルス対策として清掃も強化しているようです。
・テントを張るべき場所
三俣山荘から三俣蓮華岳に向かって歩き、テント場を見渡せる場所から見るとこんな感じです。三俣山荘テント場は山荘に近いほど人気なので、わかりやすいです。
離れるほど平らな地面が少なくなり、風も強くなります。ただ景色がいいのは離れて高い位置になります。
画像左手の巻き道側はあまり設営がないので、静かに過ごしたい人や動画撮影をしたい人におすすめです。
山荘側から細かく様子を見ていきましょう。
テント場に入ってすぐから見たテント場です。手前3つのテントがある位置は地面の状態も良く、山荘、水場に近いのでおすすめです。
先ほどの写真から少し進むとこのようになっています。左側に水場があるので、その近くにテントを張り、ビールを冷やしている人が多いです。この左右に張るのも良いでしょう。
ただ人の通りが多いので、静かに過ごしたい人には不向きです。
更に進むと奥に雪渓が見えてきます。この左右にもテントを張ることができます。
ここで右手に進んでも張りやすい場所があります。
雪渓の近くに行ってみると、周辺を囲むようにテントが張られています。
右手の黒部五郎岳への巻き道に向かう途中にも広い空間があるので、そちらにも設営できます。2019年のお盆時期でも1張りしかなかったので、静かに過ごしたい人以外はもっと近くで設営できます。
こちらの動画でも様子がわかりやすいです。
・熊対策
画像は折立登山口にあるものですが、対策としては同じです。三俣山荘のテント場では熊の目撃は聞きませんが、黒部五郎岳への巻き道間では目撃例があります。
食料は密閉してテントから離して保管しましょう。
熊対策の詳細については以下もご覧ください。
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