スミスは、アメリカのゴーグルやサングラス、ヘルメットメーカーで、スキーなどのスポーツをしている方なら1度は耳にしたことのあるメーカーですよね。
今回はそんなスミスの商品の中でも、ゴーグルの紹介をします。
スミスのゴーグルは価格はやや高いですが、曇り止め効果が高いなど機能性が良い特徴があります。
登山メインの方はあまりなじみが無いかもしれませんが、厳冬期や天候が悪い時は影響を受けにくいので、登山でも使うことができます。
バックカントリースキーやスノーボード、登山と使う範囲の広いスミスのゴーグルについて記載するので選ぶ時の参考にしてくださいね。
モデルによっては交換レンズや収納ケースが初めからついています。
交換レンズが付いているので、幅広い天候で使うことができるのも、スミスのゴーグルの特徴です。
メーカーにこだわらずに比較したい方は以下の記事をチェック
メーカー | 商品名 | 重さ(g) | 紫外線カット率 | レンズ構造 | メガネ対応 | シリーズ |
---|---|---|---|---|---|---|
スミス | スクアッド | 210g | 99%カット | 曲面ダブルレンズ(距離感がつかみやすい) | 記載なし | CYLINDRICAL |
スミス | スクアッドXL | 210g | 99%カット | 曲面ダブルレンズ(距離感がつかみやすい) | 可能(非公式) | CYLINDRICAL |
スミス | フロンティア | 159g | 99%カット | 曲面ダブルレンズ(距離感がつかみやすい) | 記載なし | CYLINDRICAL |
スミス | スカッドマグ | 220g | 99%カット | クロマポップレンズ(高コントラスト+レンズ交換簡単) | 記載なし | MAG |
スミス | REASON OTG | 198g | 99%カット | 平面レンズ(メガネ対応モデル) | メガネ対応 | CYLINDRICAL |
スミス | スカイライン | 147g | 99%カット | 球面形状レンズ(視界が広い) | 記載なし | SPHERICAL |
スミス | ギャンブラー(ジュニア向け) | 85g | 99%カット | 球面形状レンズ(視界が広い) | 記載なし | SPHERICAL |
スミスのゴーグルの特徴
ここでは、スミスのゴーグルの各モデルの特徴について記載していきます。
マグ(MAG)シリーズ
マグシリーズは、磁石で簡単にレンズ交換ができるシリーズです。また、クロマポップレンズと呼ばれる色を鮮明にすることで、視界にあるものをコントラスト高くハッキリと見せることのできるレンズか使われています。
また、クロマポップレンズと周囲の明るさによってレンズの色が変わる調光レンズを組み合わせることで、より幅広い天候でクリアな視界を得られるようになっています。
簡単にレンズ交換ができるので、急な悪天候などにも対応しやすくなっています。
コントラストの高いレンズは、地面の凹凸などもつかみやすくなります。
MAGシリーズでも「4D MAG シリーズ」という視界が広いモデルもあります。
こちらは足元の視界が約25%広くなる「BirdsEyeVision」技術を搭載していて、雪面を良く見ることができます。
スフェリカル(SPHERICAL)シリーズ
スフェリカルシリーズは、球面形状をしたレンズを使っていて、視界がゆがみにくく、広い視界が特徴です。
また、ゴーグルの形が丸いので特徴的な見た目になります。
このデザインにより、視界が歪みにくく、広い視野を確保できます。
実用性を求めるなら、視界は広いほどいいですよね
ただし見た目はごつくなるので注意です
特に、雪山での障害物や地形を把握する際に、広い視界は非常に重要です。そのため、バックカントリースキーや登山にも適しています
シリンドリカル(CYLINDRICAL )シリーズ
シリンドリカルシリーズは、レンズ面は平面ですが、レンズ全体は筒の表面に沿ったような曲面になっています。
つまり、平面のレンズを曲げているのではなく、初めから曲面に作られたレンズ形状をしています。
そのため、視界がくっきりして距離感などもつかみやすくなっています。
バックカントリースキーなどでは、立ち木など障害物との距離感もつかみやすくなります。
平面レンズで価格も抑えられているので、エントリーモデルとしても人気があります。初心者にも適しています
ジュニア(JUNIOR)シリーズ
ジュニアシリーズは子供向けのゴーグルです。
子供向けですが、ダブルレンズに曇り止め加工と機能はしっかりしています。
スミスのゴーグルを選ぶメリット・デメリット
そんな「スミスのゴーグル」ですが、改めてメリットとデメリットを見ていきましょう。
何かとそろえなくてはならない装備が多い冬の山。
価格が高いのは少し困りますね。
そうだね。
だけど、多くのモデルは晴天用と悪天候用の2枚レンズが付いているから、幅広い使い方ができるよ。
ゴーグルを2つ用意することを考えればむしろ割安だよ。
スミスのゴーグルの使用感・クチコミ
全般的なクチコミをまとめてみました。
悪いクチコミはほとんどありませんでした。
ヘルメットによっては、バンドが短めなこともあるようなので確認しましょう
良いクチコミは多くて、曇りにくくて視界がクリアというものが多いね。
冬山登山やバックカントリーでは、立木の間を抜けたりクレバスや凹凸などを見分ける必要があるからクリアな視界はとても大切だよ。
スミスのゴーグルの視界の良さは間違いなさそう。
その他にもケースや交換レンズが付いているなど、価格の高さも納得できるね。
総評
スミスのゴーグルは、高性能・低耐久・超軽量です。
また、曇りにくさ」に定評があることで有名なんです。
後はMAGシリーズは磁力でレンズ交換が簡単なので、天候に合わせて交換しやすいことも評価を高めている理由です。
競合のオークリーやPOCなどの他メーカーと同様に視界が広いモデルも出ていますし、好みに合わせて選べるようになっていることが分かります。
こんな人におすすめ
・バラクラバと併用するような高所の登山を目的としている方
・雪が降るようなシチュエーションで登山をする方
・景色など景観目的で登山をしている方
・ゴーグルのコントラストをより明瞭な状態に保ちたい方
・防寒目的のゴーグルを探している方
スミスのゴーグルのサイズ感
スミスのゴーグルのサイズは、
・ラージフィット(XL) → やや大きめのサイズで視界もやや広くなる。メガネも使える。
・ミディアムフィット → 標準的なサイズ。
・スモールフィット(S) → 主に女性や子供など顔が小さい人向け。
の3種類に分かれています。
問題が無ければ、視界が広くメガネも使えるでラージサイズ(XL)がおすすめです。
ただし、公式で眼鏡対応とは書いてないから、自己責任になります。
確実に眼鏡でも使えるものを選ぶなら、メガネ対応モデルの「Reason OTG」を選んだ方が無難です
スミスのおすすめスキーゴーグル
メーカー | 商品名 | 重さ(g) | 紫外線カット率 | レンズ構造 | メガネ対応 | シリーズ |
---|---|---|---|---|---|---|
スミス | スクアッド | 210g | 99%カット | 曲面ダブルレンズ(距離感がつかみやすい) | 記載なし | CYLINDRICAL |
スミス | スクアッドXL | 210g | 99%カット | 曲面ダブルレンズ(距離感がつかみやすい) | 可能(非公式) | CYLINDRICAL |
スミス | フロンティア | 159g | 99%カット | 曲面ダブルレンズ(距離感がつかみやすい) | 記載なし | CYLINDRICAL |
スミス | スカッドマグ | 220g | 99%カット | クロマポップレンズ(高コントラスト+レンズ交換簡単) | 記載なし | MAG |
スミス | REASON OTG | 198g | 99%カット | 平面レンズ(メガネ対応モデル) | メガネ対応 | CYLINDRICAL |
スミス | スカイライン | 147g | 99%カット | 球面形状レンズ(視界が広い) | 記載なし | SPHERICAL |
スミス | ギャンブラー(ジュニア向け) | 85g | 99%カット | 球面形状レンズ(視界が広い) | 記載なし | SPHERICAL |
ダントツで人気な「スミス:スクアッド XL」
スクアッドXLは、スミスの中でもとても人気のある、シリンドリカル(CYLINDRICAL )シリーズのうちの1つです。(スカッドXLと表記されていることも多いです)
人気のスクアッドXLについて、クチコミをまとめました。
実際に使っている人の意見はとても参考になりますね!
ブログに寄せられた口コミをチェックしてみましょう。
スクアッドは、スクアッドS<スクアッド<スクアッドXLの順に大きくなりますが、
視界が最も広いスクアッドXLが最も人気です
その分、女性からはゴツすぎという意見もあるから、
気になるなら、少し小さいスクアッドの方が良いかも
スクアッド の悪い評判
女性には幅がちょっとワイドすぎるのは気になりました
女性からはゴツさが気になるという声は何件かありました。
視野が広い一方で大きい見た目なので、外観は要注意です。
スクアッドの良い評判
デザインがとてもいいのでつけていて気分もあがりますしオシャレだしとても気に入って装着できています。
なんといっても視野が広いのでこちらのゴーグルは手放せなくなりました。
スペアレンズも豊富に種類があるので、デザイン面でも機能の面でも楽しめます。
晴れ用と曇り用を使用してますが変えることによってとても見やすくなりました。
私は以前にOAKLEY Line Miner XMというゴーグルを使用しており、密閉性が少ないことからバラクラバと併用している際に顔全体を防寒しているのに目だけ寒いといった状況でした。
そのため価格的にも安く、防寒にもなるゴーグルを探していたところSMITH Squad XLを購入しました。
私が特に重要視している点はレンズの曇りにくさを重視しています。
SMITH Squad XLは曇りづらく使いやすいのがポイントです。
他のゴーグルよりも視界がはっきりと見えて曇りづらく、
外気の風を密封してくれることから防寒来策としても最適だと思います。
口コミをまとめると、機能面で総合的に高い評価でした。
見た目のごつささえ気にならなければ、曇りにくいし、視界も明瞭で登山中にトラブルがあっても見えにくく作業しにくいなどといったことは少ないようです。
視界がくっきりして距離感などもつかみやすいので、林間コースが好きな人やバックカントリー、新雪好きならぜひおすすめします
ワンサイズ小さいスクアッドならコチラ
スミス:フロンティア
フロンティアは、クラシカルなデザインが特徴のシリンドリカルレンズを使ったゴーグルです。
価格が1万円代とリーズナブルですが、曇りに強いフォグXトリートメント加工やエアフローが使われています。
スミスのエントリーモデルとしておすすめのゴーグルです。
SQUAD(スカッド)がいいけど高いなあと言う人にはこちらがおすすめ
ギリギリ予算が足りない人は結局上級モデルが欲しくなるので、背伸びした方が良い
スミス:スカッドマグ(SQUAD MAG)
マグ(MAG)シリーズは、磁石の力でレンズ交換が簡単にできるモデルです。
スカッドマグは、クロマポップレンズとマグレンズ交換システムをあわせ持ったモデルです。
ボクは最初1万くらいの買ったけど曇りとか結露とかやばくてあまり使えず…で、SMITHのSQUAD MAGにした時には全然曇らなくて感動しました🤣
— よーいち@R25 (@yoichi5551988) February 6, 2022
自分も普段度弱いメガネするんでそれも考えたけど選択肢少ないし滑るときメガネしてないの思い出してまぁいいかって😂笑
とりあえずSMITHかOAKLEYあたりで✨
スカッドマグは、レンズ交換が簡単なマグシリーズのフラッグシップモデルで、
・クロマポップの交換レンズが付属(調光レンズモデルはクリアレンズが付属)
・ラージフィットなので視界が広く、メガネも使える
・カラー展開も多く、調光レンズモデルと、偏光レンズモデルが選べる
と三拍子そろったモデルです。
初めて買うスミスのゴーグルとしておすすめです。
スミス:スカイライン「SKYLINE」
スフェリカル(SPHERICAL )シリーズ
スカイラインは、フレームレスデザインのラージサイズモデルです。
球面レンズにクロマポップレンズとアンチフォグインナーレンズも使われているので、コントラストの高い広い視界で曇りにくく、クリアな視界が特徴です。
交換レンズは付属していませんが、機能が多いので球面レンズのモデルを探している方におすすめのモデルです。
スミス:ギャンブラー「GAMBLER」
ジュニア(SPHERICAL)シリーズ
ギャンブラーは3歳から8歳の子供向けのゴーグルです。
子供向けですが、ダブルレンズに曇り止め加工がしてあり十分な機能があります。
また、メガネを使うことができる大きめのサイズとなっています。
カラーも4色あるので、子供向けのゴーグルを探している人におすすめです。
まとめ
スミスのゴーグルは、コントラストが高くてクリアな広い視界と、曇りにくいレンズが特徴です。
また、マグシリーズなど多くのモデルでレンズ交換がしやすいので、天候が変わった時やレンズが曇った時に、簡単に拭いたり交換することができます。
その他にも、ゴーグルはサングラスと比べて暖かい特徴もあります。
そのため、バックカントリースキーだけでなく雪山登山での縦走や、標高の高い雪山へ行く方は、サングラスだけでなく、スミスのゴーグルも検討することをおすすめします。
この記事の結論
・スミスのゴーグルは、コントラストが高くてクリアで広い視界が特徴
・曇り止め性能が高く、視界を保ちやすい。
・マグシリーズなどレンズ交換が簡単で、色々な天候に対応できるのでバックカントリースキーだけでなく雪山登山にも向いている
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