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【2024年】ガチで選ぶおすすめのスノーシューランキング

この記事はPR商品を含みますが、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、ヤマノブログがインターネット調査を行い、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

私はかつてはスノーシューなんて高いし重い。なくても良い道具だと思っていました。

ですが雪山登山を続ける上で、ふかふかの新雪に道を阻まれ、スノーシューの必要性を感じました。

積雪が何メートルもあるような山ではスノーシューがなければまるで進むことができません。
スノーシューを導入することで新雪のなかでも登攀力を高めることができるのです

ゆうや
ゆうや

スノーシューに関してはハイスペックを求めた方が良い。
スノーシューは構造が複雑なので、安物は登山中に壊れることが多い。

中途半端なものを買うと、結局使えなくて買いなおすことになるんだ。

・性能重視で検討するなら「MSRのスノーシュー」
・平地の歩きやすさを重視するなら「TLSのスノーシュー」
・平地の浮力を重視するなら「ATLASのスノーシュー」
・登りやすさを重視するなら「TUBBSのスノーシュー」
・コスパを重視するなら「ベルモントのスノーシュー
【総集編】おすすめのスノーシュー
ワカンとスノーシューの違いは?

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メーカー 商品名 使用用途 重さ ヒールリフター
TSL 305 elevation 平地 1650g あり
TSL 305 initial 平地~ハイキング 1680g あり
TSL 418 up&down 登山 1920g あり
MSR ライトニングアッセント 登山 1840g あり
MSR EVO アッセント 平地~ハイキング 1840g あり
MSR EVO 平地 1630g なし
TUBBS FLEX VRT 登山 2030g あり
TUBBS FLEX ALP 平地~ハイキング 2080g あり
TUBBS FLEX TRK 平地 1820g なし
ATLAS ヘリウム MTN 23 平地~ハイキング 1410g あり
ATLAS レンジ BC 26 ハイキング~登山 1810g あり
ノースイーグル アルミロングスノーシュー 平地 1800g なし
この記事を書いた人

ギアをこよなく愛する道具オタクです。

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この記事を書いた人:ヤマノ

この記事を書いた人:ヤマノ ギアをこよなく愛する道具オタクです。

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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。

素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。

登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。

スノーシューとは?

スノーシューとは靴に装着して雪沈み込まずに歩くことができる道具です。

あなたは新雪の深い雪の上を歩いたことはありますか?

ヤマノ
ヤマノ

正直、私は本当に深い新雪の上を歩くまで、
スノーシューなんていらんやろと思ってました。

私の考えが変わったのは、北アルプスの唐松岳という山です。

お正月のタイミングの登山で、快晴ですが強く風が吹いていてひどく寒く感じたことを覚えています。

このとき積雪は2mを超えるような場所もあり、ワカンを使っても時折ずぼっと踏み抜いて落ちるような状況でした。

ヤマノ
ヤマノ

そこで歩いているうちに腰までずぼっとハマって、
仲間に助けてもらうまで動けなくなったのです。

これはスノーシューないとダメだと感じました。

・スノーシューの浮力はワカンよりも高い
・スノーシューがないと深い新雪を進むには時間がかかるが、
 冬の雪山はロープウェイやリフトを併用するコースでは時間制限がある

私はワカンを買うくらいなら、スノーシューだけでいいという極端な意見を持つタイプです。

それはどちらも使った結果、ワカンが活躍する場面が少なく、スノーシューの方が満足度が高かったからです。

それでもワカンと迷う人は以下の記事もご覧ください。

>>雪山登山のふかふか雪への対策は、スノーシュー?それともワカン?

スノーシューが活躍する場面

深い新雪の雪山登山でのスノーシュー

スノーシューが一番活躍できるのは深い新雪の雪山登山です。

さとし
さとし

雪国にお住まいの方は屋根の雪おろしや普段使いでも使える場面はありそうです。

ヤマノ
ヤマノ

学生時代、スキーをしながらに新潟の旅館で住み込みで働いていまたが、
朝起きたら雪かきしないと出社できなかったので、あのときスノーシューがあればと思います。

ふたば
ふたば

子供が小さい時には冬キャンプで親子で遊ぶのもおすすめよ

スノーシューの選び方

ヒールリフターの有無(=登りやすさ)

スノーシューは登りは苦手な道具です。

その弱点を克服するパーツがヒールリフターです。

たいていの場合スノーシューはハイキング用と登山用に分かれており、登山用のハイスペックモデルには、ヒールリフターが付いています。

これがあると靴のかかとを乗せる台となって、足を大きく上げなくても良くなるので、めちゃくちゃ楽です。

ヤマノ
ヤマノ

登山用で選ぶなら、必ずヒールリフターがついてるものを選ぼう

滑りにくさ

ゆうや
ゆうや

滑りにくさは高い山に登るなら滑落を防止するために必要だよ。


一方で森林限界以下(2000m以下)くらいなら、
滑りやすさをある程度残したモデルの方が下山時に少し滑りながら降りる楽しみがあるんだ

登る山に合わせて選ぼう!

サイズは大きいほど沈みにくい

ヤマノ
ヤマノ

スノーシューはサイズが大きいほど沈みにくく、
適正重量も増える。

小さいスノーシューに大柄な男性が重い荷物を持って乗ると、さすがに沈むよ
とはいえ大きいほど重いから、自分にあったサイズを選ぼう!

軽さ

ヤマノ
ヤマノ

スノーシューは基本的に重い道具です。
軽くというのは難しいので、基本的には性能重視で選んだ方が良い。

軽量化するならスノーシュー以外の道具の方が楽です。

スノーシューの取り付け方法

おすすめのスノーシュー

ダントツでおすすめなのは、MSRのスノーシュー

商品名MSR
ライトニングアッセント
MSR
ライトニングエクスプローラー
TUBBS
FLEX VRT
TSL
up&down
ATLAS
ヘリウムBC 23
サイズ
(インチ)
22222522.623
重量1840g1612g1980g1980g1340g
全長56cm56cm64cm57.5cm59cm
バインディングネット+
かかとバンド
ネット(ロック式)+
かかとバンド
BOA
(ダイヤル式)
BOA
(ダイヤル式)
Zバンド+
かかとバンド
登山での適正すごい高いそこそこ高いそこそこ高い普通低い
新雪での浮力そこそこそこそこ高い高い高い
価格高いちょい高いそこそこ安いそこそこ安い安い
タイトル詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
ヤマノ
ヤマノ

MSRのスノーシューは、
登山目的ならライトニングアッセント
平地のハイキングならエクスプローラーがおすすめです。

雪山で背負ってるスノーシューを見ると、ほとんどがMSRなので、
人気の高さがうかがえますね。

ヨメノ
ヨメノ

デメリットは価格の高さ、
メリットは性能の高さと軽さ

予算があるなら間違いなくおすすめ1位
厳しい人はTUBSSの方がおすすめ

>>MSRのスノーシューを比較検討してみた。おすすめは2択(ライトニングアッセントかEVO)

比較的安いけど、性能は劣らないタブス(TUBBS)のスノーシュー

商品名TUBBS
FLEX VRT
MSR
ライトニングアッセント
MSR
ライトニングエクスプローラー
TSL
up&down
ATLAS
ヘリウムBC 23
サイズ
(インチ)
25222222.623
重量1980g1840g1612g1980g1340g
全長64cm56cm56cm57.5cm59cm
バインディングBOA
(ダイヤル式)
ネット+
かかとバンド
ネット(ロック式)+
かかとバンド
BOA
(ダイヤル式)
Zバンド+
かかとバンド
登山での適正そこそこ高いすごい高いそこそこ高い普通低い
新雪での浮力高いそこそこそこそこ高い高い
価格そこそこ安い高いちょい高いそこそこ安い安い
タイトル詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
ヤマノ
ヤマノ

私が個人的に好きなのがタブスのスノーシュー
MSRと比べても劣らないグリップ力と登りやすさ、
人と被りにくくて取り違えも置きにくい。

しかもその上安いと来たら、感動レベルでおすすめ

TUBBSのFLEX VRTの「VRT」は直登を意味しているので、その名の通り、急な登りにも対応できる名品です。ただ下りは少し苦手です。

全長が長いので浮力はありますが、その分大きいので、収納には要注意。

ヤマノ
ヤマノ

昔はストラップ式でしたが、

今はBOA(ダイヤル式)でとても使いやすくなっています

>>tubss のスノーシュー

雪のつきにくい滑らかな歩きごこちのTSLのスノーシュー

商品名TSL
up&down
TUBBS
FLEX VRT
MSR
ライトニングアッセント
MSR
ライトニングエクスプローラー
ATLAS
ヘリウムBC 23
サイズ
(インチ)
22.625222223
重量1980g1980g1840g1612g1340g
全長57.5cm64cm56cm56cm59cm
バインディングBOA
(ダイヤル式)
BOA
(ダイヤル式)
ネット+
かかとバンド
ネット(ロック式)+
かかとバンド
Zバンド+
かかとバンド
登山での適正普通そこそこ高いすごい高いそこそこ高い低い
新雪での浮力高い高いそこそこそこそこ高い
価格そこそこ安いそこそこ安い高いちょい高い安い
タイトル詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
ヤマノ
ヤマノ

TSLのスノーシューは装着のしやすさと
歩きやすさが魅力です。

登りやすさを重視するならMSRやタブスの方が向いているので、
平地ハイキング用であればおすすめです。

TSLのスノーシューはよく「なめらかな柔軟さが魅力」と言われます。

その理由は「HOURGLASS SHAPE」と呼ばれる独自のデザインで砂時計型のフォルムが足が雪に沈むことを防いでくれます。

日本では冬の上高地を歩いた時、スノーシューツアーの人がみんなTSLのスノーシューを着用していました。

平地歩きでバツグンの性能を発揮するのがTSLのスノーシューと言えるでしょう。

>>TSLのスノーシュー

アトラスのスノーシュー

ヤマノ
ヤマノ

アトラスのスノーシューは平地歩きがしやすい浮力の高いモデルが魅力的です。
半面登山用としてはやや取り回しがしにくいので、平地のスノーシューハイク用として検討してみましょう。

ヨメノ
ヨメノ

安いのはいいんだけど、登る力が弱いのがちょっぴり残念

TSLと同じく平地向きだね。

アトラスのスノーシューの特徴は以下の通りです。
• 独自のサスペンションシステムが斜面や平地でうまくフィットし、前後に反発して歩行をサポートする。
• 足首をしっかり保護し、左右のブレにも対応する。
• 超軽量シリーズ「ヘリウム」ではプラスチックデッキを使用しているため軽くて使いやすい。
• アトラスは世界的なリーディングブランドであり、日本でも公式ブランドサイトがある。

>>アトラスのスノーシュー

靴サイズが27cm以上の人限定でキャプテンスタッグのスノーシューは使えなくはない

ヤマノ
ヤマノ

登山用ではなくスキー靴想定なので、登山靴だと27cm以上じゃないとまともに使えない+壊れやすいというデメリットがてんこ盛りですが、その分安いです。

ゆうや
ゆうや

30分で壊れたという口コミもあるのが気になるところ
故障が致命的になる登山では推奨できないので自己責任でどうぞ

さとし
さとし

もし壊れても影響が少ないキャンプや普段使いなら
ありかもしれないね。

>>生産終了が多いけど、価格は安いキャプテンスタッグのスノーシュー

North Eagle(ノースイーグル)のスノーシュー

ノースイーグルのスノーシューも強度は微妙ですが、1万円以下と破格です。

強度が不安なので登山用としてはおすすめしませんが、雪国の普段使いであれば十分でしょう。

ノースイーグルのスノーシューには、アルミフレームを使用しているため軽量で錆びにくいという特徴があります。

(販売終了しました)コスパ最強のドッペルギャンガーのスノーシュー

ヤマノ
ヤマノ

2021年以降、安くても使えるレベルのスノーシューがなくなりました。
スノーシューは製造費用がかかるので、元がとれなかったのかな

2021年の初冬くらいまでは、販売終了したDODのスノーシューが出回っていましたが、現在では完全に姿を消してしまいました。

キャプテンスタッグのスノーシューは靴サイズが27cm以上でないと安定しないので、安価品でおすすめのスノーシューが見当たらないのが現状です。

安いモデルは耐久性が微妙なものが多いですが、おすすめできそうなものがありましたら情報提供いただけますと嬉しいです。

バックカントリーでのおすすめのスノーシュー

ヤマノ
ヤマノ

バックカントリーでは小さいバックになんでも詰め込むから、
できるだけコンパクトで軽いものが良い。

重いものや大きいものは滑走時にバランスを崩しやすいですよね

ヤマノ
ヤマノ

バックカントリーでは近年出てきた
スノーフットという前爪付きのスノーシューがおすすめ

サロモンのスキー靴やボードブーツにもフィットすることが確認できました。

>>【使用感レビュー】イタリア発の「Snowfoot(スノーフット」前爪付きスノーシューの魅力!

スノーシューハイクが楽しめるエリア

>>雪山登山はまだ怖い そんな人におすすめなスノーシューツアー

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