・双六小屋のテント場の利用方法がわかる
双六小屋は新穂高温泉側からアクセスがしやすく、池の近くで居心地が良く、設営もしやすいので北アルプス初心者にも人気のテント場です。
食事メニューも多く、双六岳でなく、様々な山への拠点となりますので、ぜひ訪れたいところです。
テント泊に出掛ける際は、マットの軽量化やモバイルバッテリーの必要量を見直ししておきましょう。
・基本情報
幕営数:60張
予 約: 不要。特定日は必要(7月22日~8月14日、9月18~19日、23日~25日)
料 金:2000円/人(トイレ代 100円/1回除く)
水 場:あり
トイレ: あり
電波:電波ソフトバンクのみ入る(発電時)。ドコモ、AUは付近の山の山頂や鏡平に入る。
風: 普通
ハンモック泊:不可
キャンプサイトは池のほとりにあり、全体的に地面は平であり、寝心地が良い場所を確保しやすいテント場です。
小屋との間には医療施設もありますので、高山病等の急病でも安心です。
予約は電話ではなく、公式サイトのネット予約
・電波情報
ソフトバンクであれば繋がります。
ドコモ&auは山頂との間や新穂高側の秩父沢あたりが比較的電波が入りました。
・アクセス情報
双六小屋は大きく分けると新穂高温泉登山口と折立登山口側、ブナ立尾根登山口からアクセスできます。
最も近いのは新穂高温泉側ですので、そちらからアクセスする方が特に多いです。
・山小屋情報
双六小屋の営業期間は、7月初旬~10月中旬です。小屋では売店がありますし、軽食も提供されています。
入り口入って左手のモニタには天気予報が表示されているので、参考にしましょう。
入り口には双六のサイコロを模した置物があるので、記念撮影時に良く使われています。
冬季は避難小屋があります。12畳のスペースでトイレありです。水、寝具はありません。
食事メニュー
1000円の軽食メニューがあります。取材時はお腹がいっぱいだったのでれませんでしたが、個人的にカルビ丼が気になります。
2021年訪れた際には、カレーライスとカルビ丼は売り切れでした。
外で食べることになるので、汁物が温かく特に美味しく感じます。
アルコールメニューやケーキセットもあります。
飲み物については牛乳があるのが魅力です。テント泊で牛乳を使ったシチューやホワイトソースのご飯が作れるからです。
・受付方法
双六小屋入って左手の受付で手続きをします。
代表1名が入って受付するようにしましょう。
・水場
双六小屋の入り口前には手洗い専用の水場があります。
小屋の入り口から出て左手に行くと水場とその隣にトイレがあります。
蛇口があり3つありますが、広くはないので、夕方などごはん時には混雑が予想されます。
(予約必須の状況化ではご飯時でも混んでいる状態は見ることがありませんでした)
テント場から少し歩くのでできれば一回で多めに汲めるようにしておきましょう。
縦走するときは、プラティパスがあると便利です。
置換用”83263″ post_id=”83263″ classname=”wp-block-rinkerg-gutenberg-rinker”]・トイレ
綺麗なトイレです。テント泊の料金にトイレ代1回100円が含まれていない点は注意しましょう。
・テントを張るべき場所
新穂高温泉側から登るとこちらの道から双六小屋に歩いてくることになります。左手には池とテント場が広がっています。
テント場は山荘側と池側に平な場所が広がっています。山荘と池の中間あたりは少し坂になっていますので、山荘近くが一番人気。次いで池近くが人気です。
池近くの様子はこちら。静かに過ごしたいなら池のほとりに設営するのがおすすめです。
私が訪れたときは悪天でしたが、天気が良い日はとても良い景色が拝めます。
池の近くは段差があり、高低差があります。雨の可能性があるときは、低い位置は避けた方が良いかもしれません。
山荘側の様子はこちら
この写真奥側のように少し通路から外れた位置に設営すると、夜間に人が通る際に照らされてまぶしくなることも少ないと思います。
写真を撮影した2020年、2021年はコロナの影響で夏時期は完全予約制であったため、テントはまばらでしたが、それ以外の年ではかなり混雑します。
下の写真がわかりやすいです。夏期のテント場は良い場所をとりたいならなるべく午前中か午後早めに到着できるようにすると良いです。
薬師岳や雲ノ平への登山ルートについては以下もご覧ください。
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