トランゴアルプエボGTXは夏期の縦走から冬の雪山登山まで幅広く使える登山靴です。
今回はトランゴアルプエボGTXを冬期の使用まで踏まえて選ぶ場合のメリット・デメリットを考えてみました。
雪山専用靴でないので、デメリットはしっかり把握した上で選ぶようにしましょう。
他商品との比較もしていますので、登山靴選びの参考にしてみてください。
置換用”78601″ post_id=”78601″ classname=”wp-block-rinkerg-gutenberg-rinker gutenberg-yyi-rinkernone”]トランゴ アルプ エボ gtxはこんな登山靴
トランゴ アルプ エボ gtxはスポルティバ社「トランゴ」シリーズ上、最もタフなモデルで、軽さと防水性に優れています。
高い防水性のレザーアッパーに加え、GORE-TEXパフォーマンスコンフォートを採用することで、防水耐久性と最適な透湿性を兼ね備えています。
透湿性があるということは蒸れにくいということです。
さらには「3Dフレックスシステム」という、足首をきっちりホールドしながら、自由度を大幅に高めるテクノロジーを採用している点が大きな特徴です。
登り、下り、トラバース時など、様々な地形で安全な走行を可能にしています。
「IMPACT BRAKE SYSTEM」により、衝撃吸収性とグリップ力をUPしている点も、滑りやすい雪山に安心の一足です。
冬期の使用の場合、残雪期の標高2000ⅿくらいまでがターゲットとなります。
アイゼンの対応
アイゼンは、セミワンタッチアイゼンておストラップタイプに対応しています。
雪山専用靴ではないので、ワンタッチアイゼンは使えない点は注意です。
アイゼンの種類って何?という方は、以下のアイゼン記事で解説していますので、ご覧ください。
トランゴ アルプ エボ gtxを選ぶメリット
トランゴ アルプ エボ gtxが他の雪山登山靴に勝る点は、軽さと防水性の2点です。
一点目は「軽さ」
トランゴ アルプ エボ gtxは、片足約725gと他社の雪山登山靴に比べて格段に軽いモデルであり、長期登山による足への負担を軽減してくれるでしょう。
雪山登山靴は重いものが多いので、これは良いメリットです。
二点目は「防水性」
レザーアッパーと縫い目を排したサブスキン・インジェクション製法を採用することで、高い堅牢性と防水性を実現しています。
アッパーの下には防水性と透湿性に優れたGORE-TEXパフォーマンスコンフォートを採用しており、汗もしっかり逃がしてくれます。
レザーならではの快適な履き心地も魅力の一つです。
トランゴ アルプ エボ gtxを選ぶ上で気になること
保温性は雪山専用靴に劣る
トランゴ アルプ エボ gtxは雪山専用の靴ではないので、どうしても保温性は劣ります。
保温性が気になる方は注意してみてみましょう。
具体的には、採用しているGORE-TEXの種類(GORE-TEXにも種類があります)や保温材の有無を比較すると良いです。
安全性を重視する方は、保温性の高いGORE-TEXや保温材を採用している登山靴をおすすめします。
代表的なコスパに優れた雪山登山靴にモンベル社の登山靴:アルパインクルーザー 3000がありますが、こちらは保温性を重視する人はモンベル社の登山靴:アルパインクルーザー 3000を選ぶと良いでしょう。
同じく、雪山登山靴として性能が高いものに、ネパールエボGTXもあります。
価格的には高くなりますが、より評価の高い登山靴になるので、不安を感じる方はこちらが良いでしょう。
トランゴ アルプ エボ gtxがおすすめな人はこんな人
通年を通して登山靴を使い倒したい方・「安さ」・「軽さ」と「防水性」を重視する人におすすめです。
とくに足首をしっかりホールドするテクノロジーや、グリップ性の高いソールを採用しているため、ハードな縦走登山をする人、様々な地形に対応した一足が欲しい人におすすめします。
置換用”78601″ post_id=”78601″ classname=”wp-block-rinkerg-gutenberg-rinker gutenberg-yyi-rinkernone”]関連記事
コスパ重視ならアイゼン対応でないのがデメリットですが、サロモンもおすすめです。
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