あなたは登山後の温泉で日焼けがひりひりして痛くなったことはありませんか?
僕は塩風呂という変わったお風呂に入って痛みで飛び上がったことがあります。
山の上は街よりも紫外線が強い環境にあるので、日焼けもひどくなることが多いのです。
今回はそんな失敗を避けるために、登山者に重要な日焼け止めをランキング形式でご紹介します。
ヤマノ愛用 塗りやすさ1位:NALCパーフェクトウォータープルーフ日焼け止め
人気No1:アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク
安さNo1:サンカット パーフェクトUVジェル
日焼けをすると痛いだけでなく、将来のあなたの老化を速めてしまうリスクがあります。
一番大事になる肌質や汗への強さなど、登山だからこそ重視する要素をまとめました。
この記事を見ているあなたは今から日焼け止めををどれにしようか迷っているはず。
あなたの将来に関わる道具だからこそ「絶対に失敗してほしくない!」という思いから、試して比較したうえで記事を書いています。
いうなれば私の体で実験した人体実験の成果です。
安全で効果の高いものを選びました。
・日焼け止めは見落としがちですが、極端に言うと登山に必須な道具と言える
・おすすめの日焼け止めがわかる
※クラウドワークスにて愛好家の方に「あなたが使用している日焼け止めを教えてください※登山好き限定」というアンケートをとりました(調査期間は2022年04月21日~2022年05月04日 )。
資生堂 アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルクN
日焼け止めはいろいろなものを使いましたが、安定して効果があるものはアネッサのシリーズでした。特に「パーフェクトUV スキンケアミルクN」は日焼け止め効果が高く感じられ、登山をしているときの汗にも落ちにくい印象です。日焼け止めの上からファンデーションを塗ってもよれることがなく、登山の休憩時に塗り直しをした時も、ポンポンと叩くように塗れば、きれいになじみます。若干、乾燥する気がいたしますが、日焼け止めなので許容範囲内です。
DHC サンカット パーフェクト ミルク (日焼け止め乳液)50ml
肌が敏感肌で、他の日焼け止めを塗ると、顔が痒くなってしまいます。このDHCの日焼け止めは、塗っても痒くならないので、安心して使い続けています。汗や水にも強いので、登山などアウトドアによく使っています。
ロート製薬「スキンアクア トーンアップUVエッセンス ラベンダー」
汗をかくのでファンデーションを塗りたくないのですが、この日焼け止めであればファンデーションなしでも十分肌を綺麗に見せてくれるから。
日焼け止めとしての効果も申し分ないです。
資生堂 アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク
日焼け止めの中では値段も高めだが信用に値するからです。日焼けした際のジリジリ感を長い間感じずにすむし、実際にほかの日焼け止めを使っていた頃よりもきちんとUVカットしていると感じられます。
資生堂 アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク
日焼け止めの効果が高いのとテクスチャーがキシキシしない自分の好みのものだから。
登山での日焼け止めの必要性
登山のようなアウトドアにおいて、日焼けはつきものです。
特に登山帽を使わずにキャップなどを被っていると、耳の上がひどい日焼けになったりします。
皆さんも経験あるのではないでしょうか?
山の上での紫外線は、1000m登ると1割超増えると言われています。
男女問わず、日焼け止めを使用することをおすすめします。
シミやソバカスなど、数年後に後悔することになりますからね。
・ゆっくりとダメージを蓄え、将来的にシミや肌のたるみの原因となる
・老化の原因は加齢よりも紫外線の方であると言われている
今回はそんな登山に使える日焼け止めを探して見ました。
登山に適した日焼け止めの評価基準・検証方法
日焼け止めには紫外線のカット率が性能として記載されています。
カット性能が高いほど高性能で、SPF30,SPF50のような記載が確認できます。
「SPF50+」が最も高い記載なので、登山用はこの表記があるものを選びましょう。
登山は汗をかくレジャーです。特に日差しが強い日は日焼け止めがすぐに流されて効力が持続しないこともあります。
そのため、普段使いの場合に比べて、汗への強さが高い評価基準としています。
一方で汗に強い日焼け止めは水で落としにくいとも言えるので、普段使い用と分けて使った方が快適になります。
日焼け止めは肌に合わないと肌荒れに繋がります。
特に荒れやすい方は赤ちゃんでも大丈夫な肌にやさしい日焼け止めを選ぶことが重要です。
肌へのやさしいものは紫外線カット能力が低いものも多いので、優しいだけでなく性能も備えたものを選ぶようにしましょう!
日焼け止めは服に付着した際に落としにくいものが多いです。
そうはいっても使用時に服に付着してしまうことはありますので、付着しても色移りがしにくいものがおすすめです。
検証時はグレーのパーカーに垂らし、ティッシュで拭きとって色移りの程度を確認しています。
登山におすすめの日焼け止め
商品名 | 水への強さ | 肌へのやさしさ | 紫外線カット力 | 衣服付着時の落としやすさ | 容量 | 1glあたりの値段(円) | 価格(円) | 塗り心地 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
NALCパーフェクトウォータープルーフ日焼け止め | ◎ | ◎ | ◎ SPF50+,PA++++ | 〇 | 60g | 41 | 2456 | ◎ |
アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク | ◎ | × | ◎ SPF50+,PA++++ | 〇 | 60g | 49 | 2940 | 〇 |
キュレル UVローション | ◎ | ◎ | 〇 SPF50+,PA+++ | × | 60g | 28 | 1650 | 〇 |
コーセー スポーツビューティ サンプロテクトジェル | ◎ | ◎ | ◎ SPF50+,PA++++ | ◎ | 90g | 24 | 2,150 | 〇 |
サンカット パーフェクトUVジェル | ◎ | ◎ | ◎ SPF50+,PA++++ | 〇 | 100g | 7 | 702 | × |
ロート製薬 メンソレータム サンプレイ クリアウォーター | ◎ | 〇 | ◎ SPF50+,PA++++ | ◎ | 30g | 29 | 880 | 〇 |
結論から言いますと
NALCパーフェクトウォータープルーフ日焼け止めで決まりです。水に強く塗りなおしがしやすい!
肌にも優しいので安心です。塗りなおしがしにくいと面倒で塗るのが億劫になってしまうことが多いのでこれを愛用しています。
敏感肌でなく、価格が高くても焼けにくいものが良い方は「アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク」でも良いと思います。
登山は汗をかくスポーツで、紫外線を浴びることも多いので、撥水性と焼けにくさを重視して選びました。
汗に強いものほど落としにくさはありますので、その点はご注意ください。
価格の安さだけならサンカットのパーフェクトUVジェルが一番ですが、粉っぽいカスが出るのが難点です。
ボロボロな状態の写真が残るのも嫌な人も多く、アウトドアではおすすめ度は下がります。
1位:NALCパーフェクトウォータープルーフ日焼け止め
頻繁に塗りなおしするのがめんどくさい人には、特に汗や濡れに強い「NALC」のパーフェクトウォータープルーフがおすすめです。
低刺激でありながら高い紫外線カット能力を備えています。
無香料で衣類への色移りもしにくい
・満足できなかったら60日間全額返金保証つき
・肌に優しく男女ともに愛用者が多い
・使用時に少しだけ出せるので、他の日焼け止めより塗りなおしがしやすい
これはどの日焼け止めにも言えるけど、
さすがに真っ白なシャツに付着したら少し色移りはあったので、
基本的には服にはつかないように気を付けよう!
口コミ
日焼け止め特有の塗った後のキシキシ感は無いので、保湿力は有ると思います。嫌な臭いも無いし、良いと思います。
NALC公式より
トロッとした感触で肌に塗るとスッと伸びが良い。また軽いつけ心地で重ね付けのファンデーションも重くならない。アトピー肌ですが、負担なく使用出来てます。
NALC公式より
価格はやや高いものの、普段使いとして使うには落ちにくすぎるくらいなので、
まさにアウトドアレジャー用の日焼け止めと言えるでしょう。
水への強さ :強い
肌へのやさしさ :優しい(2歳以上の方、敏感肌向け)
紫外線カット力 :SPF50+ PA+++
衣服付着時の落としやすさ:普通(色移りはしにくい)
amazonや楽天でも買えますが、
値段が同じなので、割引クーポンがついてくる公式サイトからがおすすめです。
公式からの注文だと、お試し用のサンプルやスクラッチが同封されてきます。
海でも焼けない NALCパーフェクトウォータープルーフ日焼け止め2位:アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク
色移りしやすいことと敏感肌の方にはおすすめできませんが、
他の全てが優秀です。但し同じくらいの性能を持つ他社の日焼け止めと比べると値段が高めです。
アネッサというだけで品質が高いイメージはあります。私の周りで登山をしている女性はこちらを使用している方が多いです。
ブランドイメージから女性評価が高く知名度があるため、仲間うちでシェアするならこの日焼け止めが一番喜ばれます。
登山者におすすめできる要素として20mlの小型タイプがあるのが強いです。
水への強さ :強い
肌へのやさしさ :優しくない
紫外線カット力 :SPF50+ PA+++
衣服付着時の落としやすさ:普通(色移りはしにくい)
3位:キュレル UVローション
色移りがしやすい点は注意は必要ですが、 敏感肌向けで焼けにくく、水にも強い。
デメリットさえ理解して使えば使い易い日焼け止めです。
色移りは他の日焼け止めと比べるとしやすいのが難点。
水に強い分、落としにくいのは難点となるので、普段使いの際には注意しましょう。
水への強さ :強い
肌へのやさしさ :優しい(乾燥性敏感肌向け)
紫外線カット力 :SPF50+ PA+++
衣服付着時の落としやすさ:落ちにくい(色移りしやすい)
4位:コーセー スポーツビューティ サンプロテクトジェル
肌に優しくはないものの、焼けにくく、落としやすい日焼け止めです。
水に弱いので、登山時にはおすすめできませんが、
山頂についてからや山小屋での休憩などでなら十分活躍できそうです。
普段使いで少しの外出向けだと思います。
水への強さ :強い
肌へのやさしさ :普通
紫外線カット力 :SPF50+ PA++++
衣服付着時の落としやすさ:色移りしにくい
5位: サンカット パーフェクトUVジェル
サンカットは時期によって様々なパッケージがあって面白いです。
今回はディズニーパッケージのもので確認しています。
比較的肌に優しく、焼けにくく、水にも強い。
汗に強いので、キュレルと同じくらいおすすめできます。
難点は水に強すぎて落としにくいことくらい。
口コミ
〇良かった点
LIPSより引用
・ほとんど焼けなかった!
・スーパーウォータープルーフ
・アレルガード機能付き・コスパがいい!
〇微妙だった点
・数十分経つと小鼻や頬などにモロモロとしたカスがでてくる。
汗・水・皮脂・こすれに抜群に強いスーパーウォータープルーフ。
LIPSより引用
軽いのに高密着で、UVカット効果が持続します。 顔・体用
【良いところ】
伸びがいい! ジェルなのでベタつかない!
【イマイチなところ】
透明なジェルなのでトーンアップ効果などはないです
水への強さ :強い
肌へのやさしさ :優しい
紫外線カット力 :SPF50+ PA++++
衣服付着時の落としやすさ:普通(色移りはしにくい)
※使用していると粉やカスのようなものが出てくるので見た目の印象は悪い
コスパ重視ならベストな選択
6位:ロート製薬 メンソレータム サンプレイ クリアウォーター
無香料で顔も体もどちらにも使えるタイプです。
容量も少なめで携行しやすく、クリアウォーターと言うだけあって、塗り伸ばしても白さが残りません。
良く降らないと上手く出てこないので、使用時には注意しましょう。
敏感肌の方にはおすすめできませんが、
とにかく水に強いです。汗をかきやすい人やハードな登山には良いと思います。
お値段も手ごろです。
水への強さ :強い
肌へのやさしさ :普通
紫外線カット力 :SPF50+ PA++++
衣服付着時の落としやすさ:落ちやすい
番外編:日常のシミ予防としては、トルークのフェイスジェルがおすすめ
洗顔後に塗るだけで化粧水・乳液・美容液・クリームを1つで代用できるフェイスジェルです。
女性の方は化粧下地と兼用できるものの方が便利だと思いますので、おすすめできるのは男性のみです。
デメリットとして、定期購入にしないと安くならないので、最短でも2個目が届いてから解約しないと損します。
最低でも1回目+2回目で5990円かかる点は把握した上で利用するようにしましょう。
といっても単品購入だと6600円するので、それに比べたら安いです。
もう少し安いものだとパーフェクトワンもあります。
これが高いと感じる人は、ロート製薬のメラノCCがおすすめ
夜に塗るんじゃないよ。ビタミンcはシミができにくくするものだから、出かける前に塗りましょう。医薬部外品なので、化粧品よりもエビデンスのある検証がされています
日焼け止めの塗りなおしの頻度
日焼け止めを塗るときの注意。
つばの広い帽子なら大丈夫ですが、そうでないなら耳の上までしっかり塗りましょう。
また、唇は塗らない人もいますが、紫外線への耐性が低い部分なので、できれなぎりぎりまで塗るようにしましょう。
塗りなおしの頻度ですが、街中では2~3時間に1度塗りなおしが良いとされています。汗の書きやすい登山では、1時間に1回程度が求められると思います。
ただ、そんなに頻繁に塗りなおしていられないと思いますので、ザックのポケットなど、すぐに取り出せる位置に入れておくと、塗りなおしがしやすいです。
グローブを付けて日焼け予防とかも考えましたが、暑いとなかなかつけてられないです。人によって汗のかきやすさも異なるので、無理ない頻度で塗りなおしをするようにしましょう。
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