結論からお伝えすると、登山では季節に関係なく防寒着が必要です。
私自身、かつては夏に登るから防寒着なんていらないと思っていました。
ですが、例え街が暑い夏であっても、山の上は冬のように冷え込みます。
実際に初心者が多い富士山では冷え込みを知らずに震えている人が多くいるのです。
あなたには同じ失敗をして欲しくないので、ぜひ暖かい防寒着を用意するようにしましょう。
特にフリースウェアは登山中にも利用できる出番の多い防寒着です。
夏はTシャツなどの上に着こみましょう。
冬は防寒着の上にさらに防風機能を持ったハードシェルジャケットを着こみます。
・夏でも高山に登るなら防寒着が必要
・秋冬は高山でなくても必要
・冬は保温性が特に高いものが必要
フリースはパタゴニアが最も評判が良いです。
・初めてのフリースはR1ジャケット
・冬の行動着はR2ジャケット
登山用のフリースウェアの用途
夏の富士山では、山頂付近で最高気温9度、最低気温4度が目安です。
高山では夏でも防寒着が必要です。
夏の富士山の山頂付近では、いつも下調べをせずに震えている方が良くいますので、必ず用意しましょう。
秋や冬の登山では、早朝登山口から歩き始めるときには肌寒いので、スタート前に震えないように防寒着は用意しておくと良いです。
フリース素材は登山中の行動着に最適
登山用のフリース(ミッドレイヤー)の特徴は、軽量、保温性、吸汗性が高いという点です。
その特徴から行動中の保温着として最適といえます。
同じような保温具としては、ダウンという選択肢もありますが、
ダウンは保温性はあるものの、汗などの濡れに弱いため、
行動中よりも休憩中やテント場でも防寒に使うのに向いています。
登山におすすめなフリースジャケット
フリースに関してはパタゴニアが強いです。
ロングセラー商品はバシバシ出してます
迷ったら選んで良いフリース「パタゴニア R1ジャケット」
1999年から実に20年。
いまだに登山用フリースといえばR2ジャケットと言われるほど人気なので、
迷ったらこれで間違いないと思います。
登山を長く続けている人なら一度は聞いたことあるほどの人気モデル。
非常に軽量で吸湿発散性と伸縮性を備えコンパクトに収納できるのが特徴です。
R1とR2が特に人気ですが、R1は暖かすぎるので、初心者はR1の方が使用できる期間が長くなり、おすすめです。
1月2月の冬期でも使いたいといった方には暖かいR2ジャケットの方が有効な選択となります。
厳冬期までの厳しい登山には「パタゴニア R2 ジャケット」
登山を長く続けている人なら一度は聞いたことあるほどの人気モデル。
非常に軽量で吸湿発散性と伸縮性を備えコンパクトに収納できるのが特徴です。
裏地:防風性バリヤーと吸湿発散性を備えた3.2オンス・ポリエステル100%(リサイクル・ポリエステル50%)のワープニット・メッシュ。ハイキュ・フレッシュ耐久性抗菌防臭加工済み。
・ファスナーの最上部は、ファスナーを締めた時に口に金属部が触れないような作りになっています。冬の寒さに合わせて作成されていて安心ですね。
・ ジッパー式チェストポケットが1つとハーネスの着用に対応するジッパー式ハンドウォーマーポケットが2つ付き、 カイロやグローブの収納もらくらくです。
パタゴニア公式サイト メンズ・R2テックフェイス・ジャケット
キャンプや普段使いにも使うなら「パタゴニア レトロXジャケット」
楽天のパタゴニア商品で最も売れているジャケット!
登山だけを考えるなら先ほどの「R1ジャケット」、「R2ジャケット」の方が優れていますが、使う場面を限定しないおしゃれなジャケットです。
登山頻度が少ない方におすすめなモデルです。
通常のフリースジャケットと比べて風が通りにくいので、特に寒い時期に使いやすいジャケットです。
>>売り切れ前にチェック!パタゴニア:レトロXジャケット&ベスト
ポーラテックハイロフトグリッドジャケット
ポーラテックハイロフトグリッドジャケットは、マウンテンハードウェアとYAMAPの提携開発商品です。
「ハイロフトグリッド」という保温が高く通気性が高い素材を使用して製造されています。
通気性が高められているため、より行動着として使い易いフリースとなっています。
登山用フリース「ノースフェイス デナリジャケット」
デナリジャケットは厚めのフリース生地で、タウンユースでも山でも兼用しやすいおしゃれなモデルです。
ノースフェイスのマウンテンパーカを羽織ってもカッコいいので、ノースフェイス好きなら持っておきたいジャケットです。
ノースフェイス バーサマイクロジャケット
細身でシルエットが綺麗なバーサマイクロジャケットは、デナリジャケットと比べると少し生地は薄めです。
すっきりとしたシルエットで扱いやすいので、アウトドアの場面で良く用いられます。
このフリースは 耐久性 は高くないものの、軽量さが魅力で登山用に人気です。
行動中に使えるので、夏期の低山山頂での防寒くらいにおすすめです。
富士山山頂で使うには少し寒いかも
ミレーの登山用フリース「ポーラテックフリースジャケット」
アークテリクスのフリース風「コバートLTカーディガン」
アークテリクスは化繊ジャケットがメインなので、正確にはフリースではありませんが、
アークのシンプルな防寒着が欲しいなら、コバートLTは魅力的です。
ファイントラック ドラウトセンサージャケット
春~秋向けのミドルレイヤー。
■持続する優れた汗処理性能
■バランスのよい保温性と通気性
■ハードユースに耐えるタフな生地
■腕まくりしやすい袖口のマチ
ヘリーハンセン:リファバーサミッドレイヤージャケット
疎水性のあるLIFA(R)素材(ポリプロピレン)をベースにしたグリッドフリース。
汗をかいても肌をドライにキープしやすく、
グリッド構造のため通気性と保温性に優れているのが特徴。
肌に触れてベタつく不快感が少ないのも魅力です。
ヘリーハンセンのフリースは女性でメンズモデルを使ってもカッコイイです。
コスパ重視の安い「ワークマン:ダイヤフリース裏アルミジャケット」
性能は低くていいからもう少し安いものをという方には、ワークマンの「 ダイヤフリース裏アルミジャケット 1900円(370g) 」がおすすめです。
こちらの製品については、
「雪山装備をそろえるのにどのくらいお金がかかる?実際にそろえてみた」に記載しています。
行動時はフリースがベストですが、就寝時の防寒にはダウンの方がおすすめなので、他の選択肢も見たい方は以下の記事もご覧ください。
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