登山で役立つギアにゲイターという物がある。スパッツと呼ぶこともあるけど、ここではゲイターと呼びます。
皆さんもご存じの通り、ゲイターは色々なシチュエーションで使われており、時には装着していて良かったと思うことも多々あります。
今回は編集部でアウトドアリサーチのゲイター愛用者と共にレポートをまとめました。
結論を先に書くと以下の選び方が理想です。
・初心者は雨にも砂地にも対応できるヘリウムゲイター一択
・雪山用は高い保温力と耐久性を持つクロコゲイター
・トレラン用はショート丈のロッキーマウンテンローゲイター
この記事の結論
・アウトドアリサーチのゲイターは雨用、雪用、トレラン用の3種類から選ぶべし
・他社のメーカーと比べると価格は高いが、耐久性に優れ蒸れにくい
・アウトドアリサーチは高い信頼性から定番のゲイター
・ゴアテックス素材で防水、防湿効果が高い。
登山で「ゲイター」が役立つ場面とは?
ゲイターが役に立つケースは大きく3つ。
私が初めてゲイターを購入したのは、富士山の砂地を歩くためでした。
砂利が多い道を歩くと靴の中に入ってきてかなり不快になるので、ゲイターは必須とされています。
その他に雨あがりの登山や朝露に濡れた道を歩く時はゲイターを使うことで、トレッキングパンツや登山靴を汚さずに済みます。
あなたもゲイターを登山に取り入れてみてはいかがでしょうか
役割は大きく3つのケース
・雨 雨の登山や残雪の季節の雪解けの泥跳ねを防ぐ
・砂地 富士山の砂走など、砂が多い場所でも砂が靴に入り込むのを防ぐ
・雪 雪が靴に入り込み凍傷リスクが上がることを防ぐ
雨登山や朝露で靴の中が濡れるのを防ぐ
・雨の日を歩くときにトレッキングパンツの裾を濡らさず、汚れから防いでくれる。
ゲイターは写真のように登山靴に装着します。写真はロングゲイターと呼ばれる種類で広い範囲を覆っていることが分かります。
その他にトレイルランニングで良く用いられるショートタイプのゲイターもありますが、初めてのゲイターはロングタイプの方が扱いやすいでしょう。
富士山の砂走など、砂が多い場所でも砂が靴に入り込むのを防ぐ
登りたい山によってはゲイターがないと歩きにくいような山もあります。
富士山が代表的ですが、登りたい山に砂地があるようであればゲイターを試してみましょう。
注意点としてサイズが合わないものを選んでしまうと装着しても上手く機能しないことがあるので、サイズ展開が豊富なアウトドアリサーチのゲイターは便利に感じるはずです。
安価なノーブランド品はサイズ展開が少ないことが多い
雪が靴に入り込み凍傷リスクが上がることを防ぐ
雪山登山をする際に靴下が少しでも濡れると凍傷のリスクが跳ね上がります。
靴を濡らすと泊り登山の時は凍って足が入らなくなることがあるので、ゲイターの重要性は夏以上に高いです。
こういった理由から価格が高くとも信頼性があるものとしてアウトドアリサーチのゲイターが選ばれることが多いのです。
アウトドアリサーチのゲイターの特徴
アウトドアリサーチのゲイターはゴアテックス製で雨に強く、蒸れにくいことが大きな特徴です。
加えて靴底の固定はベルトでフィットさせることができるようになっています。
「アウトドアリサーチのゲイター」を選ぶメリット・デメリット
どんなものにもメリット、デメリットがあるように、今回ご紹介するゲイターにも両方の側面を持っている。
これについては使う用途で個人差があるので、あくまでも参考資料として各自の登山スタイルと照らし合わせてもらえたら幸いです。
生地が厚く耐久性が高いので長く使える安心感が嬉しい点です。
「アウトドアリサーチのゲイター」のデメリット
「アウトドアリサーチのゲイター」のデメリットは以下となります。
生地が厚いため重量がある
生地が厚いため重量があります。足元を軽くして軽快に歩きたい人には向いていないかもしれません。
また、ザック内に収納するときは嵩張ります。
ゴアテックス素材でストレッチ性が少ない
ゴアテックス素材なのでストレッチ性は低いです。
とはいえゲイターにストレッチ性は求められることはほとんどないので、気にしなくて良いでしょう。
毛玉が付きやすい
ベルクロタイプなのでどうしても糸くず等が付きやすく、毛玉になったりします。
毛玉が付きやすいのはアウトドアリサーチに限らず、ベルクロタイプ共通のデメリットなので、ある程度のメンテナンスが必要なことは認識しておきましょう。
「アウトドアリサーチのゲイター」のメリット
丈夫で信頼性がある
生地が厚いため、アイゼンの爪が接触しても簡単には切れたりせず、丈夫で信頼性の高い生地になっていて心強いです。
雨、雪の浸入を防ぎ高い保温性を持つ
雨や雪の浸入を防ぐためにゲイターを付けると思いますが、アウトドアリサーチのクロコゲイターはゴアテック素材のため防水性も高く、透湿性も高いので保温性も優れていると思います。
スタイリッシュでシルエットが綺麗
クロコゲイターは細身でスタイリッシュです。生地がだぶつかないので歩行中にアイゼンの爪が引っ掛かりにくい形状をしており、木の枝や岩にも接触しにくい形状をしています。
また、デザイン性も高く、足元に向かってカーブを描いているフレアーラインは美しいシルエットになっています。
「アウトドアリサーチのゲイター」の選び方
ラインナップはいくつかあり、使用する用途で選ぶことが出来ます。
軽量で動きやすいショート丈タイプのフェロッシーハイブリットゲーター。
軽量が良いけどロング丈タイプならヘリウムゲーター。
防水、透湿、耐久性を求めるならクロコゲーター。
過酷な環境でタフに使用できるエクスペディションクロコゲーターというものもあります。
おすすめの登山用「アウトドアリサーチのゲイター」
雨や富士山などの砂地向けゲイター
アウトドアリサーチ:ヘリウムゲイター
超軽量で、装着も簡単でした。スノーシューの冒険で大活躍しました
amazonレビューより引用
トレラン用向けゲイター
アウトドアリサーチ:ロッキーマウンテンローゲイター
私のハイキングブーツの汚れ、砂利、種子や雪を保つだろういくつかのショートゲイターを探していた、私が住んでいるところは、通常はかなり乾燥しているので、私は本当に防水ものを必要としなかった、これらは防水ではありません。
amazonレビューより引用
すでに雨用と冬用は、これらは暖かい天候のために非常に暑くないだろうために背の高いものを持っています。
このような場合、この靴を履いている人は、この靴を履いている人が多いようです。他のアウトドア/スポーツ用品店より10ドルも安いので、この値段でこの商品は十分だと思います。
ただ、上部のゴムが少しきつい気がします。まだズボンを入れているときは、すぐに締め付けられます。すでに大きいサイズをとっていますが。しかし、それを除けば、ゲーターは全く問題ありません。雪や泥の中を犬と散歩するときに、ズボンの脚の縁を保護するために使っているので、散歩のたびにすぐに着替えなくても大丈夫です。ローファーと合わせて使えるのも良いですね。
amazonレビューより引用
アウトドアリサーチ:フェロッシーハイブリットゲーター
軽量、伸縮性、耐久性のあるフェロッシー素材が使用されたゲイターです。フィット感はハイパロンストラップやフックタブによって安定したホールドをすることができます。トップのドローコードで調整が簡単にできるので、ハイキングやトレイルランなど状況に合った使用が可能です。このゲイターは怪我の予防だけでなく、アクティブアイス機能もあるので夏に向けて暑さ対策にも役立ちそうです。本格的な登山をしたい方、ゲイターの軽量化をお考えの方にオススメです
A&Fカントリーより引用
雪山向けのゲイター
アウトドアリサーチ:クロコゲイター
サイズ展開はSサイズからXLサイズの4種類があり自分に最適なサイズが選べることができます。
・ベルクロタイプで装着が簡単。しっかりとした生地で耐久性がある。
・スタイリッシュでアイゼンの爪との接触破れを軽減できる。
素晴らしい製品です 素晴らしいデザイン。これで3足目です。他の2つは他のブランドでしたが、この製品ははるかに優れています。上部のストラップは、私が望むようにちょうどよく締めることができ、とてもよく機能します。この部分は少し薄っぺらく見えると思っていたのですが、それは間違いでした。まさに完璧なデザインです。前面のマジックテープで全体がしっかり固定されるので、たるむこともありません。素材はとても頑丈です。このゲーターはとても気に入っています。
amazonレビューより引用
アウトドアリサーチ:エクスペディションクロコゲイター
このゲーターは素晴らしいです。アイスクライミング、クロスカントリー、バックカントリースキー、スノーシュー、そして激しいブラシの中のハイキングにも使用しました。とても丈夫です。この靴はとても硬い生地なので、柔らかいゲートルほど簡単に脚に負担がかからないところが気に入っています。足元のストラップは丈夫で耐久性があります。私は最近、私がとても良い運を持っていたので、私の妻のためにこれらの別のペアを購入しました。アマゾンでの価格も魅力的です。
amazonレビューより引用
まとめ
登山メーカー各社がゲーターを出していますが、今回はアウトドアリサーチのクロコゲーターを紹介しました。
自分は使いやすく、機能面でも大変満足しています。クロコゲーターが定番商品と言われるのも納得できます。
雪山登山に使いたいなら防水、透湿に優れて、アイゼンの当たりやすい場所にも補強されたクロコゲーターをお勧めしたいです。
雪山へ行かない人ならヘリウムゲーターなどの軽量タイプの方が動きやすいと思います。
装着の仕方や歩きやすさなどは個人差があると思いますので、店舗に行って試着することをお勧めします。
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