登山用テントを選ぶときに軽さというのは重要な要素になります。テント泊装備ではどうしたって荷物が重くなりますし、体力がなければ敬遠してしまうことも多いでしょう。
昔は登山用テントで軽いものといっても2kg以下を指したりすることもありましたが、現在は技術の進歩で1kg以下のテントが出てきています。
今回はそんな軽量テントについてみてみましょう。

そんな私も始めてのテント泊では2人用で3kg近いテントと
キャンプ用のバカでかい寝袋をかついで歩いていました
想像以上にバテて帰宅後に買い替えましたね
軽さで選ばないとこのように失敗します

実際にテントを軽くしたらその分、ごはんや椅子を持って行ったり、
快適なテント泊ができるようになって良かったよね
・特に軽量な登山テントがわかる
・軽量なテントで注意することがわかる
・初心者が選ぶ軽量テントはニーモ:ホーネットストームで決まり
・insta映えする軽量テントはローカスギア:クフ
商品名 | ホーネットオズモ![]() | ハイレヴォ2![]() | クロスオーバードーム f <2G>![]() | エマージェンシーツエルト2G![]() | トレックライズ 0![]() | ディスタンスシェルター![]() | スペシャリストソロ2![]() | ヘリウムビビィ![]() | Lanshan 1pro![]() | ルナーソロ![]() |
メーカー名 | ニーモ | ヘリテイジ | ヘリテイジ | ヘリテイジ | ライペン | ブラックダイヤモンド | シートゥサミット | アウトドアリサーチ | 3FULGEAR | シックスムーンデザインズ |
特徴 | 耐久性は低いが軽さが魅力 | 軽量化されたヘリテイジの定番 | 快適性よりも軽さを重視 | 筆者「ヤマノ」愛用モデル | 究極の一人用 | トレッキングポールと合体するロマンシェルター | 軽いけど日本で手に入りにくい | 雨はミニタープも必要 楽しい | 設営ちょいむずかった。 これ選ぶならツェルトでいいかも | かっこいいけどやや高め おしゃれハイカーご用達 |
価格 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 |
重さ(g) | 950 (テント&ポール) | 1100g | 540g | 220g | 1250g | 725g | 846g | 448g | 690g | 700g |
ガイライン、ペグ、袋込 | – | 1220g | – | – | – | – | – | – | – | – |
収納サイズ | 不明 | 29㎝ X 12,5㎝ | 16×8.5㎝ | 直径7.5cm×15cm | 28×φ13cm(42×φ13) | 13x30cm | – | 31cm x 9cm | 35 x 15 x 15 cm | 43×φ13㎝ |
設営サイズ | 間口215×奥行130×高さ98cm | 間口203㎝×奥行123㎝×高さ115cm | 間口200×75cm×高95cm | 190×80×90cm | 間口205cm×奥行80cm×高さ100cm | 間口147cm×奥行241cm×高さ104cm | – | 高さ/49センチ 幅/66センチ 長さ/213センチ | 270 (L) x 170 (W) x 125 (H) cm | W229×D122×H122cm |
入り口 | 長辺側 | 長辺側 | 長辺側 | 短編側 | 長辺側 | 長辺側 | 長辺側 | 短編側 | 短編側 | 長辺側 |
広さ | 2人用 | 2人用 | 1人用 | 1人用 | 1人用 | 1人用 | 2人用 | 1人用 | 1人用 | 1人用 |
タイプ | ダブルウォール | ダブルウォール | シェルター | シェルター | シングルウォール | シェルター | シングルウォール | シェルター | シェルター | シェルター |
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テント選びの総集編
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【メーカ別】
・ニーモ / ファイントラック /アライテント /ゼログラム
プロモンテ /ネイチャーハイク / ノースフェイス
【マニアックテント】
・230g~340g ツェルト泊
【選び方別】
・安さで選ぶ「一万円以下のテント」
・軽さで選ぶ「超軽量の山岳用テント」
山岳テントを軽さで選ぶメリット
軽いテントを選ぶメリットは移動力の向上させること、消費体力を抑えることの2点があげられます。
なので、テント泊をしてみたいけど体力に自信がない方やウルトラライトハイクなど、軽量装備で一日に多くの山を縦走するような登山スタイルの方に非常に人気です。
重さがネックでテント泊に挑戦するのに迷っている方はぜひ選んでみてください。
・荷物を軽くして移動距離を伸ばすことができる。
・体力に自信がない人でもテント泊に挑戦できる
山岳テントを軽さで選ぶ時に注意すること
ここまでは軽量テントのメリットばかりをお伝えしましたが、ちょっと注意が必要な点もあります。それは、軽さを追求するために、生地の厚さは最小限になっていますので、耐久性は従来の重いテントに比べれば劣るという点です。

時には230gの超軽量ツェルトで山行をしている私が言うのもなんですが、
極端に軽いとその分デメリットも大きいので、極限を攻めたい変態の方以外は、
ほどほどに軽いものの方が満足度は高くなるでしょう。
>>【230g】初めてのツェルト泊 ULハイクやビバーク入門
耐久性は過度に恐れる必要はありませんが、丁寧に扱うように気を付けましょう。
もし破れたりした場合は、他社生ではありますが、ロゴスのリペアシートなどで補修をすると良いです。
おすすめの軽量山岳テント
商品名 | ホーネットオズモ![]() | ハイレヴォ2![]() | クロスオーバードーム f <2G>![]() | エマージェンシーツエルト2G![]() | トレックライズ 0![]() | ディスタンスシェルター![]() | スペシャリストソロ2![]() | ヘリウムビビィ![]() | Lanshan 1pro![]() | ルナーソロ![]() |
メーカー名 | ニーモ | ヘリテイジ | ヘリテイジ | ヘリテイジ | ライペン | ブラックダイヤモンド | シートゥサミット | アウトドアリサーチ | 3FULGEAR | シックスムーンデザインズ |
特徴 | 耐久性は低いが軽さが魅力 | 軽量化されたヘリテイジの定番 | 快適性よりも軽さを重視 | 筆者「ヤマノ」愛用モデル | 究極の一人用 | トレッキングポールと合体するロマンシェルター | 軽いけど日本で手に入りにくい | 雨はミニタープも必要 楽しい | 設営ちょいむずかった。 これ選ぶならツェルトでいいかも | かっこいいけどやや高め おしゃれハイカーご用達 |
価格 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ | ◎ | 〇 |
重さ(g) | 950 (テント&ポール) | 1100g | 540g | 220g | 1250g | 725g | 846g | 448g | 690g | 700g |
ガイライン、ペグ、袋込 | – | 1220g | – | – | – | – | – | – | – | – |
収納サイズ | 不明 | 29㎝ X 12,5㎝ | 16×8.5㎝ | 直径7.5cm×15cm | 28×φ13cm(42×φ13) | 13x30cm | – | 31cm x 9cm | 35 x 15 x 15 cm | 43×φ13㎝ |
設営サイズ | 間口215×奥行130×高さ98cm | 間口203㎝×奥行123㎝×高さ115cm | 間口200×75cm×高95cm | 190×80×90cm | 間口205cm×奥行80cm×高さ100cm | 間口147cm×奥行241cm×高さ104cm | – | 高さ/49センチ 幅/66センチ 長さ/213センチ | 270 (L) x 170 (W) x 125 (H) cm | W229×D122×H122cm |
入り口 | 長辺側 | 長辺側 | 長辺側 | 短編側 | 長辺側 | 長辺側 | 長辺側 | 短編側 | 短編側 | 長辺側 |
広さ | 2人用 | 2人用 | 1人用 | 1人用 | 1人用 | 1人用 | 2人用 | 1人用 | 1人用 | 1人用 |
タイプ | ダブルウォール | ダブルウォール | シェルター | シェルター | シングルウォール | シェルター | シングルウォール | シェルター | シェルター | シェルター |
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【725g】 ブラックダイヤモンド ディスタンシェルター

被らないモデル/価格○耐久性○/軽さ◎/快適さ○/見た目○
二人用 本体重量 725g
ブラックダイヤモンド・軽量部門の中でも驚異の軽さが特徴のテント。
トレッキングポールを、テントのフレームとして使えるようになっています。なので、移動中にフレーム分を背負わなくて済みます。布を広げてペグという大きな釘で四隅を固定し、ポールをひっかけて立てたら設営完了。よっこいせと力を入れなくてもいいので初心者の女性にも簡単です。
天井の一番高い所にポケットにヘッドライトを収納したら、夜間用のランタンに早変わり。
1つのアイテムを2場面で使えるのは、軽さを追求したいキャンプで嬉しい性能です。
重さは0.65㎏と、500mlペットボトルより少し重いくらい。ポールを入れても約1㎏です。本体を折りたたむと、登山家がよく利用する「ナルゲン」というボトルの、1リットルサイズに収納できます。
サイズは床面積が241cm×147cm、高さ104cmで、大人二人が休めます。

登山からソロキャンまで幅広く人気ですね
シングルウォールなので結露が多い点は注意しましょう
【779g】ニーモ:ホーネットエリートオズモ2p
人気モデル/価格○/耐久性△/軽さ◎/快適さ○
2人用 本体重量779g
軽量テントとして最も人気なテントといっても過言ではありません。夏のアルプスにはこのテントを背面に入れて走っている軽装のハイカーをよく見かけます。
二人用でも1kg以下なので、初めてのテントなら一人でも二人用を選んでおくと快適に過ごすことができます。そしてダブルウォールなので、結露しにくく、耐久性以外はとても優秀なテントです。

ニーモ独自の開発素材なので、他社に真似できない軽さ
ぱっと見で軽さは中程度に見えますが、この軽さでテント内面積もそこそこ広いので、
快適性も悪くないです。
>>ニーモテントのおすすめ11選(アトム・ホーネットストームなど)!
他のテントならフットプリント(グランドシート)は必須ではないときもありますが、こちらのテントの場合は合わせて買っておいた方が長く使えます。
ちなみに見た目を気にしないのならグランドシートはタイベックと呼ばれる建設資材でも行けます。テントに合わせてはさみで切ればok
【690g】ヘリテイジ:クロスオーバードーム 2

被らないモデル/価格○/耐久性△/軽さ◎/快適さ△
2人用 本体重量690g
耐水圧 1,000mm/cm²、透湿量 8,000g/m²/24hr
乾燥時平均重量: 本体、ポール、スタッフバッグ込 乾燥時平均
続いてヘリテイジのクロスオーバードーム2です。ニーモのテントと違うのは、こちらはシングルウォールテントということです。結露もあり、快適性は下がるので、初心者にはおすすめできません。
テントをもっと軽量化したい、でもツェルトはちょっとという人におすすめのモデルです。
旧モデルに比べ、耐水圧1.5倍 そして 透湿性1.9倍 さらに 軽量になったモデルです。
3人用として使うにはやや狭いので、2人用として使うと良いです。
【940g】ヘリテイジ:ハイレヴォ
人気モデル/価格△/耐久性○/軽さ◎/快適さ◎
一人用本体重量: 940g
ベンチレーションが3か所あり、通気性が良いモデルです。こちも人気が高いモデルなので、選ぶ価値ありです。
Locus Gear(ローカスギア)Khufu HB クフ HBキット
被らないモデル/価格△耐久性○/軽さ◎/快適さ◎/見た目◎
二人用:シェルター本体 390g 、インナーメッシュ 360g
見た目のカッコよさを重視する方に人気の高い珍しいワンポールテントです。
インナーを使用せずに使うことがテントにできますので、テントに床はいらないという大胆な方にもおすすめです。
以上、軽量テントのおすすめでした。
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【メーカ別】
・ニーモ / ファイントラック /アライテント /ゼログラム
プロモンテ /ネイチャーハイク / ノースフェイス
【マニアックテント】
・230g~340g ツェルト泊
【選び方別】
・安さで選ぶ「一万円以下のテント」
・軽さで選ぶ「超軽量の山岳用テント」
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