サーマレストのマットはとても優秀で、一年を通して登山でもキャンプでも車中泊でも活躍できるまっとです。
今回はそんなサーマレストのマットについてまとめてみました。
サーマレストのマットは山でもザックに外付けしている人を良く見かけますね
そうですね。大人気の定番商品となっていますので、使っている人も多いです
私がサーマレストのマットを知ったのは、登山経験豊富な山仲間からでした。
一緒にテント泊をした際にマットを見せてもらい、瞬く間に虜になってしまったのです。
当時私はイスカの膨張式のマットを使っていて、卵型のポケット(クローズセル)があるマットを知りませんでした。
実際に使ってみると、保温の力の高さが圧倒的だったからです。
今では夏のテント泊から厳冬期のテント泊まで、年中使っています。
もう初めてのテントマットならサーマレストのzライトソル以外はありえないです。
サーマレストZライトソルの基本性能
サーマレスト Zライトソルの収納方法は大きく分けて4つ
一番おすすめなのは、ザック内収納で背中から遠い位置にマットを入れておく方法①です。
この方法だとパッキングの常識である「重いものは背中と接する側に」を満たしやすく、重さを感じにくい荷物の詰め方ができるからです。
ただ極端な軽量化をはかるような1kg以下のウルトラライトザックのように、背面のパッドが薄いケースは、ザック内で囲むような方法②の配置が便利です。
どうしてもザック内に収納できない場合は、ザック外収納を検討することになります。
経験がある人ほど、ザック内収納をすすめます。
外に収納が増えると、枝にひっかけてバランスを崩して滑落なんてこともあるからです。
ザック外の収納はないのがベストということは、覚えておいた方がいいね
Zライトソル スモールは、初心者は避けた方が良い
スモール版もありますが、こちらは「サイズ:129.5 x 50.8 x 1.9 cm」となります。
正直身長より短いマットサイズが合うか合わないかは、試さないとわからないことが多いので、いきなりスモール版を購入するのはおすすめしていないです。
私が初めて買ったマットは、120cmくらいでしたが、寝心地が悪く、不満でした
スモールは軽くて良いと思ったけど、ダメなのかな?
スモールの活用自体はおすすめですが、最初からスモールは避けた方が無難です。
その理由やマットの軽量化については後半で説明します。
サーマレストの他マットと比較
Zライトソルは、フォーム材というタイプで折りたたんで収納することができます。
1万円以下と安いのにかなり快適な寝心地で、耐久性も高いので、初めてのスリーピングマットに最適なのです。
右上のプロライトシリーズとネオエアーウーパーライトは、自動膨張式・エアーマットというタイプで、空気を入れて膨らませる仕組みです。
エアーマットは高価で穴が空いたり破損のリスクはあるもの、寝心地の良さはめちゃくちゃ良いです。
現在価格は以下からも確認ができます。
・Zライトソルレギュラー&スモール
・プロライトポピー
・プロライトエイペックス
・ネオエアーウーパーライト
初めてのテントマットに選ぶべき理由
程よい厚みで最強の寝心地
サーマレストのZライトソルは、フォーム材タイプの中では、世界で一番寝心地が良いです。
もう、これより良いフォーム材マットがあったら教えてください。
厚さが2cmとやや厚みがあるのと、クローズドセルという卵型のポケットがあるのが、寝心地の理由です。
1万円以下とコスパが高い
サーマレスト Zライトソルは1万円以下で入手できるので、エアマットタイプのマットに比べるとだいぶ安いです。
高くて良いものは他にもあっても、安くて良いものを選ぶなら、間違いなくZライトソルです。
対応範囲が広く、-10℃を下回るような厳冬期でも使用できる
私は真冬のテント泊でもサーマレストZライトソルを使用しています。
といってもエアマットと合わせて使わないと底冷えがあるので、防寒がたりませんが、追加装備があれば冬でも使えるのは大きなメリットです。
サーマレストのZライトソルに足りないもの
快適性は最強ではない
Zライトソルはフォーム材タイプのマットの中では寝心地がめちゃくちゃ良いという話をしました。
ですが、自動膨張タイプやエアーマットタイプ全般に対しては勝てません。
フォーム材タイプ:寝心地はそこそこだが、耐久性が高くて価格が安い
自動膨張タイプ:フォーム材とエアーマットの中間くらいの性能・価格
エアーマットタイプ:寝心地は最高だが、低級性は低く、価格が高い
サーマレストのプロライトシリーズやネオエアーウーパーライトには勝てないです。
価格よりも快適性を重視したいなら、こちらの方が優れている点は理解しておきましょう。
収納性や軽量化は最高ではない→重視したいなら切るべし
Zライトソルは、厚みがあるので、折りたたんだとしてもある程度かさばるのは避けられません。
そんなこといったって、どうしたらいいんだろう?
切ればいいんです。
さあハサミを持ちましょう!
マットを切るのって勇気がいるよね
Zライトソルはハサミで簡単にカットできます。
1節カットすると、重さは32g、長さは12.5cm減ります。
どこまでカットするのが良いかは人によりますが、身長166cmのヤマノの場合は130cm(重さ300g)がベストでした。
人によって適切な長さは異なるので、カットして調節するのがいいのです。
このときもちょっとずつカットして限界を見極めながら試した方が良いです。
目安は身長+5cmをカバーするのがおすすめです。
軽量登山をするときは、頭に着替えを詰めたスタッフサックを置いて、足はザックの中につっこみます。
長期縦走の後半とかは、足の匂いがきにありますが、躊躇してはいけません。
カットしたマットの部分はどう活用したらいいんでしょう?
日帰り登山でも休憩時に使えます。
キャンプの時は、切った部分も合わせて使ったりしてますよ
ちなみにヒップマットだけで2000円以上しますが、1600以上の評価がついています。
個別に買わなくてもカットしても作れるってことですね。
逆に言うと買い足してマットの長さを調節することもできるってことです。
軽さや収納性に不安があっても、一番最初のマットにはZライトがおすすめな理由
軽さと快適性は関連があります。
軽いのに寝心地が良いのは、やっぱり値段が高くなります。
マット選びを間違えると、眠ることができずに翌日体力が持たないなんてことになりかねません。
だからこそ、最初のマットは極端な軽量化やとがった性能を選ばず、利用者が多く人気なサーマレストZライトソルを選ぶべきなのです。
これは一番最初にスモールサイズのエアマットを選択した私の反省です
足がマットの上になかったり、頭部分のマットがないというのは、思いのほか寝心地が悪かったのです。
テント泊になれた今では違和感がありませんが、当初は上手く使いこなせませんでした。
慣れないテント泊で寝心地が悪かったら大変なのは、なんとなくわかる気がするね
最初は普通のマットが一番です。平均的なマットとしてZライトソルは最適なんです
慣れてきたら軽量化をしてみたり、より快適なマットを検討してみてもいいでしょう。
いきなりの挑戦は痛い思い出を作りかねないので避けた方が無難です。
サーマレストZライトソルは、初めてのテントマットにおすすめ
まとめます。サーマレストZライトソルは、価格も比較的安く、使用者が多いことから情報入手の難易度も低いマットです。
とがった個性もないので、初めてのテントマットにこれほど良いものはありません。
ぜひテント泊のおともに検討してみてください。
まだまだ他にも検討したい方は以下も参考になると思います。
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