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あえての10本爪!雪山登山おすすめのアイゼン

この記事はPR商品を含みますが、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、ヤマノブログがインターネット調査を行い、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

アイゼン(クランポン)は雪山で必要な装備の1つですよね。

そんなアイゼンですが、冬用では12本アイゼンを買えと言われることが多いです。

ところが、実は12本より10本爪を選んだ方が良い人もいるのです。

ヤマノ
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この記事では10本爪アイゼンに限定して、
どのように選べば良いかまとめました

標高1000m以下で滑落の危険が少ない山では、軽アイゼンの8本の方が使い易いので、おすすめの軽アイゼンをチェックしてみましょう。

商品名
コンタクトストラップ
G10 ニュークラシック
G10 ニューマチックG10 オーマチックイルビス FL
メーカーブラックダイヤモンドグリベルグリベルグリベルペツル
装着タイプストラップストラップセミワンタッチワンタッチ
爪数10本10本10本10本10本
重さ(ペア)998g
グリップ力強いそこそこ強いそこそこ強いそこそこ強いそこそこ強い
主素材ステンレス
(やや軽量/研ぎやすい)
クロモリ鋼
(頑丈/研ぎにくい)
クロモリ鋼
(頑丈/研ぎにくい)
クロモリ鋼
(頑丈/研ぎにくい)
スチール
(軽量/やや頑丈)
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ギアをこよなく愛する道具オタクです。

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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。

素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。

登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。

アイゼン購入者からの口コミ

クラウドワークスにて「【雪山用10本・12本アイゼン】買って良かったアイゼンを教えてください」というアンケートをとりました(調査期間は2023年08月1日~2023年08月29日  )。

あなたのレビューを待っています

アイゼンが必要な理由

アイゼンは、雪の上で使う滑り止めで、転倒防止や安全性を高めるのはもちろん、雪の上を楽に歩けるようになります。

雪山の登りや下りでは、アイゼン無しでは進むのは難しく、凍結している斜面は、アイゼン無しでは全くと言っていいほど登ることはできません

また、平らな雪道でもアイゼンを履いて歩くと、滑らず安定して歩くことができるので、疲れ少なく歩くことができます。

ヤマノ
ヤマノ

アイゼンは、雪山を安全に楽に進むために必要な装備です。

西穂高岳にて撮影。もし滑ったら命はないだろう

10本爪アイゼンが活躍するのは冬の高山

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冬用のアイゼンは10本・12本が特に人気で、特に理由がなければ、グリップ力の高い12本アイゼンがおすすめと言われています。

ですが、靴のサイズが24cm未満の人は10本爪の方が良いのです。

ヤマノ
ヤマノ

サイズが気になる場合は、靴を持ってアイゼンを選びに行きましょう

クロモリ鋼・クロムモリブデン鋼

グリベル、モンベルのアイゼンはクロモリ鋼で爪が作られています。

クロモリ鋼とは、クロム(Cr)とモリブデン(Mo)を添加した合金鋼のことを指します。

その特徴は「めちゃくちゃ丈夫(耐摩耗性が高い)」上に軽いことです。自転車のフレームや工具などにも使われることが多く、長く使えることを重視するなら最も向いている素材です。

ヤマノ
ヤマノ

アイゼンの摩耗が気になるなら、グリベル、モンベルのアイゼンがおすすめということ

スチール

スチールはクロモリ鋼よりも軽量でステンレスより丈夫な中間的な素材です。

ペツルのアイゼンはスチール製で軽量化されており、軽さも欲しいと言う方によく選ばれる素材です。

丈夫さはクロモリ鋼ほどではありませんが、多少落ちる分、研ぎ直すのも楽です。

ステンレス

摩耗はスチール、クロモリ鋼に劣りますが、その分爪先が丸くなっても研ぎやすい素材です。

ステンレスだから選ぶというよりも、ステンレスであるブラックダイヤモンドのアイゼンが登山靴に合うからと言う理由で選ばれることが多い印象です。

アイゼンの取り付け方の種類

アイゼンの靴への取り付け方の種類はワンタッチ・セミワンタッチ・ストラップタイプの3種類になります。

登山靴によって装着できるものが変わってくるので、自分の履いている登山靴にあった取り付け方法のアイゼンを選びましょう。

あすか
あすか

コバって何のことだろう?

ゆうや
ゆうや

コバは靴の前後にあるでっぱりのことだね。
靴によってないものもあるし、後ろだけあるものとかいろいろあるよ

ワンタッチアイゼン

前の金具をつま先の前コバを引っ掛けて、後ろの金具をかかとのコバにひっかけて固定するタイプです。

凍結面や斜面にアイゼンを蹴りこんでもベルトなどが緩みにくく、最も安定して登山靴に取り付けられる方式です。

注意点は、登山靴とアイゼンに相性があり、コバがあっても必ずワンタッチアイゼンが取り付けられるわけではないところです。ワンタッチアイゼンを購入する時は、必ず登山靴を持参して購入するかネットの情報を確認しましょう。

ヤマノ
ヤマノ

雪山用の登山靴のほとんどが、前後にコバの付いたワンタッチアイゼン対応の靴です。

セミワンタッチアイゼン

後ろの金具をかかとのコバにに引っ掛けて固定します。前側はストラップになっています。

ワンタッチアイゼンよりも取り付けられる登山靴も多く、後ろにだけコバが付いている登山靴だけでなく、前後にコバが付いている登山靴にも取り付けることができます。

どんな使い方をしても比較的アイゼンが緩みにくいので、ほとんどの雪山で問題無く使うことができます。

ヤマノ
ヤマノ

コバの付いた登山靴を持っている方で、初めて10本、12本のアイゼンを購入する場合はセミワンタッチタイプがおすすめです。

ストラップ式アイゼン(ベルト式アイゼン)

前も後ろもストラップで固定するタイプです。取り付ける登山靴を選びません。

6本以下の簡易アイゼンは、ほとんがどこの方式です。もちろん、10本12本のアイゼンでもこの方式のアイゼンがあります。

10本や12本アイゼンのベルト式の場合、ほぼすべての登山靴に取り付けられるので、登山靴を買い替えても使い続ける事ができます。

ストラップ式の場合、急な斜面など、前爪を蹴りこみ続けたりするとベルトが緩んでくることもあるので注意しましょう。

厳冬期の高山まで使えるおすすめの10本爪アイゼン」

ヤマノ
ヤマノ

アイゼンを選ぶ時は、雪山で履く自分の靴を必ず持っていき、取り付けられるかの確認を必ずしましょう。また、ネットのクチコミなどで取り付けられる靴を確認する方法もあります。

商品名
コンタクトストラップ
G10 ニュークラシック
G10 ニューマチックG10 オーマチックイルビス FL
メーカーブラックダイヤモンドグリベルグリベルグリベルペツル
装着タイプストラップストラップセミワンタッチワンタッチストラップ
爪数10本10本10本10本10本
重さ(ペア)890g819g820g880g710g
グリップ力強いそこそこ強いそこそこ強いそこそこ強いそこそこ強い
主素材ステンレス
(やや軽量/研ぎやすい)
クロモリ鋼
(頑丈/研ぎにくい)
クロモリ鋼
(頑丈/研ぎにくい)
クロモリ鋼
(頑丈/研ぎにくい)
スチール
(軽量/やや頑丈)
タイトル詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

10本爪のアイゼンは色々なメーカーから出ていますが、人気が高いのは、グリベルとブラックダイヤモンド、ペツルのアイゼンです。

性能差はほとんどないと言えますので、自分の好みのメーカーからアイゼンを選ぶのも有りです。

ヤマノ
ヤマノ

10本爪の場合はブラックダイヤモンドが他社より爪が長めなので、
少しだけおすすめです

【10本爪】グリベル G10 ニューマチック(セミワンタッチ)

グリベル G10 ニューマチックは、10本爪アイゼンの定番で、安定したグリップ力が魅力です。

セミワンタッチ式は様々な靴との相性が合いやすく、凍った斜面にアイゼンを安定して蹴りこむことができます

10本爪では12本爪のエントリーモデルであるエアーテックシリーズがありませんが、その分12本爪よりは軽いので慣れるのは早いでしょう。

ヤマノ
ヤマノ

特に冬に森林限界より上を登ると、稜線上が氷結していて前爪でけりこまないと滑落しそうな時があります。
そんなとき、10本爪アイゼンでないと進むことも引くこともできなくなります。

【10本爪】ブラックダイヤモンド コンタクトストラップ(ストラップ)

コンタクトストラップは10本爪のアイゼンの中で特にグリップ力が高く、ステンレス製なので、錆びにくく扱いやすいアイゼンです。

取り付けはストラップ式で、登山靴に合わせやすいタイプです。

また、ステンレスは軽いだけでなく、ほとんどサビないので、手入れが楽なのも魅力の1つです。

【10本爪】グリベル G10 EVO ニュークラシック/G1 EVO ニュークラシック

G10とG1は、グリベルの10本爪のアイゼンで、12本爪に比べて軽く扱いやすいアイゼンです。また、靴のサイズが小さく、12本爪が使いにくい方にもおすすめのアイゼンです。

G10とG1の違いは以下にまとめました。
大切なグリップ力はどG10の方がやや高いですが、爪が鋭い分G1も十分なグリップ力があり、急な斜面が無ければ、どちらを選んでもあまり変わりません。

G10G1
重さ(ペアー)806g764g
取り付けストラップ式ストラップ式
素材ニッケルクロムモリブデン鋼炭素鋼
グリップ力普通
(G12には劣るがG1より高い)
普通
(G10にはやや劣る)
ヤマノ
ヤマノ

急な斜面の少ない冬の低山や残雪期、雪渓での使用がメインなら、軽さ重視でG12でなくG10/G1を選ぶのもアリです。

ヨメノ
ヨメノ

特に冬靴を履かずに行ける雪山なら、軽くてサイズの小さい靴にも合うし、賢い選択かもしれないわ

良い点
悪い点
  • G12に比べると軽く使いやすい
  • 小さい靴にも合う
  • G1は他のグリベルには無いベルト色が黒
  • つま先幅がワイドで幅広な靴に合い易い
  • 12本アイゼンに比べるとグリップ力は低い
  • 雪山レベルを上げていくと、G12などに買い替える必要がある
  • 取り付け方法がストラップ式しかない
【10本爪】ペツル イルビス

イルビスはペツルの10本爪アイゼンで、セミワンタッチのレバーロックユニバーサルとストラップ式のフレックスロックから選ぶことができるモデルです。

他のペツルのアイゼンと同じように、アルペンアダプトシステムに対応しているので、10本爪でワンタッチアイゼンにすることもできます。また、前側の爪を変更して、12本爪にすることもできます

色々と交換することで、10本爪ですが幅広い使い方ができる、おすすめのアイゼンです。

チェーンスパイク

アイゼンではありませんが、いざというときにチェーンスパイクを持っていると、初冬や残雪期には安心できます。

雪が少ない場合や、雪の状態によってはアイゼンよりもチェーンスパイクが有効な場合があるので、アイゼンを持っている方も購入を検討することをおすすめします

冬の雪山登山に持って行きたい おすすめチェーンスパイク

良い点
悪い点
  • 100g強とアイゼンと比べると圧倒的に軽い
  • トレンランシューズなどにも取り付けられる
  • 足サイズが小さい人でも使い易い
  • アイゼンに比べるとグリップ力は低い
  • 急斜面や凍結面には向いていない

使用感としては思っていたよりかなり頑丈ですね
雪が無くなってもしばらく岩場とか歩いてから外したんですが歯が曲がったり欠けたりすることもなく、着用感もそうそうズレることも無く良い感じでした

安かったのですぐ壊れるだろう…と思ってたんですが、なかなかです♪

帰ってちゃんと手入れさえしてやれば長持ちしそうですね

オススメです(^^)

amazonレビューより

アイゼンと合わせて用意したいアイゼンケース

アイゼンを使う場合は、アイゼンケースがあった方が良いです。

ザックに入れて運ぶ場合や、電車などで山まで移動する際に必要だからです。

アイゼンケースはただの袋ではなく、アイゼンの刃が当たっても破れたりしないよう、特殊な布が使われています。

それぞれのメーカーから、色々なアイゼンケースが出ているので、アイゼンを購入する際は一緒に購入を検討しましょう。

まとめ

アイゼンは雪山登山には必ず必要な道具の1つ。

そんなアイゼンについて、10本爪のアイゼンの種類についてまとめてきました。

最もおすすめな、グリップ力が高く人気と信頼性も高いグリベルをはじめ、サビに強く手入れが簡単なブラックダイヤモンド、アルペンアダプトシステムで、取り付け方法や爪を変更できるペツルと、それぞれメーカーに特徴があります。

みなさんも自分に合ったアイゼンを見つけて、冬の山を満喫しましょう!

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