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【熊の楽園】折立キャンプ場の攻略情報(水場・受付・熊対策)薬師岳や雲ノ平への拠点

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折立キャンプ場の攻略情報(水場・受付・熊対策)薬師岳や雲ノ平への拠点

この記事でわかること
・折立キャンプ場の利用方法がわかる

無料で利用できるキャンプ場です。キャンプ場までは有料の有峰林道(普通車:往復2000円)を利用しないとアクセスできないので注意。

画像出展:富山県より

林道は20時~6時は通行禁止なので、時間が間に合わない場合に利用することにもなるので、泊まる予定がなくても利用方法は押さえておきたいキャンプ場です。

付近の宿泊場所を探す場合は以下を参考にしてみてください。

2020/8/13より熊の異常出没により当面の間、利用禁止となりました。
2021年は利用される際も熊に荷物を奪われたりしないように、気をつけましょう。

詳細は有峰森林文化村のホームページをご覧ください。その週にザックが熊に持ち去られてたり、クーラーボックス壊されたりしてますので、安全のためには仕方ないですね。

心配な方は車中泊で対応しましょう。

折立登山口の目の前に位置しているので、薬師岳や雲ノ平、水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳などの山を登るために前泊する人も多いです。

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近年では熊の出没があまりにも多く、テントを持ち上げたり、食料を奪ったりすることがあることから、電気柵が設置されており、その中にテントが設営できます。

私がテント泊したときも熊が2頭ほど、駐車場の崖したと往復していました。

人が通っても見向きもしませんが、食べ物を持っていたら追いかけてくるかもしれません。

・基本情報

幕営数:50張
予 約: 不要。受付は、折立登山口前の管理所
料 金:無料
水 場:あり
トイレ: あり
電波:電波かなり入る
風: 弱め
ハンモック泊:不可

キャンプサイトは電気柵に囲まれており、電気柵はトイレ近くから開け閉めできるようになっています。ですが開け閉めをミスって感電するのが怖いので、たいていの人は柵を跨いで入出しています。

水場は柵の中ですが、トイレやテーブルなどは柵外になります。柵の近くまで熊が徘徊していることもあったので、あまり柵近くぎりぎりに設営するのはちょっと怖いです。

・電波情報

ドコモ回線で4Gでした。有峰林道の中では電波が弱い箇所もあります。薬師岳に登る過程では電波がなくなり、太郎平周辺は再び電波が入ります。

・駐車場&アクセス情報

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折立キャンプ場には有峰林道という有料道路を経由してアクセスします。

岐阜と富山に入り口がある有料道路ですが、岐阜側は大雨や台風で良く通行止めになるので、出発前に確認しておくことをおすすめします。

駐車場は無料で50台停められます。

繁忙期では臨時駐車場もありますので、停められないことはないと思います。

2019年は8月のお盆時期は臨時駐車場に停めました。2020年はコロナウイルスの影響で人が少なく、キャンプ場前も空いていました。

・山小屋情報

折立キャンプ場近くに山小屋はありません。

・受付方法

折立キャンプ場の受付は、折立登山口前の折立休憩所で行います。

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登山計画書は太郎平小屋で出すように案内があります。

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野営場届けを記載します。

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キャンプ場の前には利用方法の注意書きがあります。

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記載されているのは以下の内容です。また記載されていませんが、管理されている方からは熊対策として食材の管理が案内されます。また、炊事棟の電気はスイッチで切れるので星が見たいときは消しても良いと説明がありました。

1.火気・衛生管理に注意する
2.節水に協力する
3.炊事場・キャンプサイトは清掃する
4.花火・キャンプファイヤー・直火は禁止
5.ごみはすべて持ち帰る
6.植物採取や樹木伐採は禁止
7.自然環境を保ち、他の利用者に迷惑をかけない

トイレ横には電気柵があります。

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キャンプサイトからサイト外を見るとこちらのような感じです。下の画像右上はトイレです。この黄色い取っ手は電気が流れないので、これを外してサイトに入ります。跨いで入ってもok。

トイレとの間には溝があるので、夜トイレに行くときは転ばないように注意しましょう。

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・水場

上の写真が炊事場で左半分が水場となっています。

水場は8つの蛇口があり、水が自由に手に入ります。生水につきそのままでは飲めないと記載がありますが、私を含め何人もそのまま飲んでいましたが、体調は問題ありませんでした。

気になる人は煮沸するか携帯浄水器を使用することを勧めます。

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また、折立登山口には自動販売機もあるので、そちらで飲み物も手に入ります。

水は売り切れとなっていることが多いですが、ジュース類なら残っているはず。但し、清涼飲料水は熊も引き寄せてしまうので、保管は注意しましょう。

・トイレ

綺麗なトイレです。男女分かれてます。電気柵の外にあること以外特筆することはありませんでした。

・テントを張るべき場所

以下の写真は駐車場からテント場を通り、テーブルが置いてある奥から撮影したものです。右手がトイレ、水場なのでその近くに設営が多いことがわかります。

設営場所を選ぶにあたって、真ん中は溝があり、雨の排水が早いことからおすすめできます。

右手水場近くは、夜は街灯が明るすぎて眠れない人もいるかもしれません。

左手はたまに熊が柵の横を歩くので、私は柵近くに設営するのは遠慮したいです。

また奥の駐車場すぐ脇は、左手と同じく熊が駐車場奥の茂みから出てくることが多いので、ちょっと怖いです。

以上よりテントを張るのは、中央付近または、水場少し離れて明かりを防げる位置がベストだと私は感じました。

写真手前もテーブルが近いので夕食時に楽です。

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地面の状態としては、普通です。ペグが凄い刺さりやすいわけでもなく、すぐに刺さるわけでもないです。大き目の石はあまりないので、ペグで設営するのが基本となります。地面はどこも平なので安眠できるかと思います。

8月お盆の連休で日中は20度以上、朝は17度くらいでした。翌日、雲ノ平では朝11度だったので、折立はかなり温かく感じました。

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・熊対策

折立は折立サファリパークと呼ぶ人もいるくらい熊の出没が非常に多いキャンプ場です。私が訪れたときには、林道に猿の親子もいましたし、道路の真ん中とツキノワグマが歩いていました。

さらに駐車場内を歩いている熊やテントサイト脇を歩く熊も見かけましたし、クーラーボックスを壊して食料を奪ったと騒ぎがあったりしました。

管理の方が注意チラシを頻繁に配り、警戒しています。

折立では、熊が人に慣れすぎていて、音を出したり熊鈴があろうと効果がなさそうです。人が歩いても気にしない様子で悠然と歩いています。

食料は車内で管理するかフードコンテナで密閉してテント外で保管することと熊を見かけたら刺激せずに静かに後ずさることを徹底しましょう。

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慣れた人は熊がいても平気で歩いていたり、写真を撮ったりしていますが危険です。

熊対策の詳細については以下もご覧ください。

登山における熊対策 熊鈴って効果あるの?

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登山のテント場(キャンプ場)での盗難被害と対策について 

折立キャンプ場は登山拠点として便利な地点です。薬師岳や雲ノ平への登山ルートについては以下もご覧ください。

【3泊4日】北アルプス裏銀座縦走 折立から行く薬師岳、水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳、雲ノ平

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