トランスジャパンアルプスレースなど、軽さを極端に求めて辿り着くのが、「トレイルシェルター」です。
この記事で紹介するのは、ツェルトを超える軽量テント泊の新しい形として提案されるストックシェルターPROと、先駆的存在だったヘリテイジ トレイルシェルター(旧ストックシェルター)です。
両者は軽量性と機能性を追求し、多くのアウトドア愛好者の間で話題となっています。
ツェルト泊が好きな私がさらなる軽量化を考えると、
これか自作しか思いつきませんでした
初心者向けではないけど、知っておいて損はないよ
テントの軽量化ならほとんどの人はツェルトの方がおすすめ
・ストックシェルターって何?
ストックシェルターは、110cmnのストック2本で立てられる簡易テントです。
ツェルトよりも更に軽量で更に快適性が低いストイックなモデルと言えるでしょう。
・ストックシェルター を選ぶメリット
・とにかく軽く持ち運びしやすい
・設営が簡単で慣れれば1分で設営可能
ストックシェルターを選ぶ大きなメリットはその軽さと設営の容易さにあります。
200g以下という驚異的な軽さで宿泊ができるのです。
・ストックシェルター を選ぶデメリット
・雨にとにかく弱い
・冬場はチャックが凍結
・シームレステープで防水処理が必要
・雨にとにかく弱い。
雨天時に壁が寝袋に張り付き濡れます。
防水のシュラフカバーが必須。エスケープヴィヴィPRO 推奨
生地は水を吸い、重さは倍になります。
・冬場はチャックが凍結する。
・シームレステープで防水処理が必要
軽さの反面、専門的な知識が求められ、知識なしでの使用は危険を伴います。
雨の可能性がある場合は山小屋泊にするなど、臨機応変な対応が必要となります。
少なくともテント泊の経験がない人にはオススメできません。
おすすめできるのは、テント泊、ツェルト伯の経験が十分あり、更なる軽量化を図る方です。
どこまで軽量化をするかは永遠の課題ですが、
ストックシェルターを選択するなら何を選ぶべきか調べてみました。
・ストックシェルターとトレイルシェルターの違い
ヘリテイジ ストックシェルター | ストックシェルター ・PRO | |
重さ | 280g | 230g |
ベンチレーション | あり | なし |
耐水圧 | 1,000mm/平方センチ | 1,000mm/平方センチ |
透湿量 | 8,000g/平方メートル/24hr | 8,000g/平方メートル/24hr |
・製品の比較
ストックシェルターと呼ばれる製品は、現在は2つのみです。
どちらも110cmのストックで設営できます。
ストックシェルターproの方が軽い反面ベンチレーションがないので、ファスナーの上部をあけるなどの対策をとらねば窒息の危険性があります。
そのため、扱いやすさは圧倒的にヘリテイジのストックシェルターの方が上です。50gを許容できるならヘリテイジの方をおすすめします。
ストックシェルターproを選ぶ場合は換気性の確保に注意して使いましょう。
ヘリテイジ トレイルシェルター
ストックシェルターの換気性の低さを解消したモデルです。
その分重さは増しているものの、それでも300g以下です。
初めてのストックシェルターにはこちらがおすすめです。
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