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それって必要!?山小屋用おすすめインナーシュラフと登山用超軽量シーツ

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最近では寝袋用のインナーシュラフ(インナーシーツ)は、小屋泊など宿泊登山の必需品になってきていますよね。

かつてインナーシュラフは寝袋の中に入れて使うもので、寝袋を汚さないためか、保温性を上げるためのものでした。

しかし、近年は衛生意識の高まりにより、特に小屋泊では必須になってきています。

今回は宿泊登山で必需品になっているインナーシュラフについて解説するので、選ぶ時の参考にしてくださいね。

メーカー おすすめ度 商品 価格 重さ 暖かさ サイズ 洗濯
シートゥサミット 総合1位 サーモライトリアクター コンパクトプラス 226g 182.88 x 88.9 x 1.02 cm △:初回は手洗い推奨
Naturehike 人気1位 インナーシュラフ 400g × 200 x80 cm 不明
イスカ 軽さ重視1位 シルクシーツ レクタ 130g 185 x 85 cm ×:ドライクリーニング推奨。
CYCLETRACK 価格重視1位 インナーシュラフ 300g 210×70cm 〇:丸洗い可能
キャプテンスタッグ サーモライト インナーシュラフシーツ 330g 210 x 90 cm 不明
サモルックス インナーシュラフ 640g 180 x 75 cm 不明
LEEPWEI インナーシュラフ 700g 180 x 80 cm 不明
Jungle World インナーシュラフ 540g 185 x 85 x 1 cm 不明
Litume インナーシュラフ 470g 215 x 80 cm 不明
スナグパック インナーシュラフ 907 g 220 x 76 cm 不明
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ギアをこよなく愛する道具オタクです。

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この記事を書いた人:ヤマノ

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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。

素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。

登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。

インナーシュラフとは?

皆さんはインナーシュラフ(インナーシーツ)って聞いたことがあるでしょうか? 

使い方としては、暑い時期はインナーシュラフ単体で使ったり、寝袋に入れて保温性を上げたり、布団に入れて使ったりたます。

インナーシュラフは肌ざわりが良い素材で作られているものが多く、睡眠を助けてくれます。

そのため、インナーシュラフを使う目的としては、睡眠の質の向上、清潔に保つことになります。

特に山小屋では、場所の特異性により布団や寝袋の頻繁な洗濯はできませんし、混雑時は複数人で布団を共有することになります。

繁忙期では、3人で1枚や5人で1枚となることもありえなくはありません。

インナーシュラフのメリット

・睡眠時の快適性、質の向上
・清潔に保つことができる
・キャンプや旅行など幅広く使える

アフターコロナの山小屋事情

新型コロナウイルスの蔓延によって、山小屋の営業を休止するところも多く、営業する小屋も規模を縮小するところが多いです。

これによって何が起こるかというと、少ない山小屋に登山者が集中する可能性が高いです。接触感染を防ぐために、インナーシュラフの利用が呼びかけられています。

必須ではないですが、割引があったり、不安が解消できるので取り入れる価値はあるかと思います。

例えば八ヶ岳のオーレン小屋です。

寝具は共有の物になります。枕は紙の枕カバー(使い捨て)をご用意していますが、気になる方は、シュラフ又はインナーシュラフを持参してください。

(5/4更新)(寝具持参の方は500円値引いたします、ご予約時にお知らせください)※別途有料にてインナーシュラフの貸出を行う予定です(数に限り有り、要予約)

オーレン小屋より

他には冷池山荘 種池山荘 新越山荘からも案内が出ています。

現段階では当山荘において、お客さま毎にシーツや布団カバーを交換するのは、正直不可能です。誠に申しわけありませんが、お客さまにはご自分用のシュラフカバー、インナーシーツといったものをご持参いただき、使用していただければ幸いです。

冷池山荘   種池山荘  新越山荘より

登山されるときは定期的に遭難対策についても見直しておきましょう。

コロナウイルスの蔓延により、遭難リスクへの対処についての注目が集まっています。過去の事故から学び、対策をとれるようなものを警視庁の事故件数を元に分析してみました。

登山の遭難事故まとめ(事例から学ぶ遭難対策)

シュラフカバーとの違い

シュラフカバーは寝袋を濡れから守るものです。

一方でインナーシュラフは、布団や寝袋に直接肌が触れないようにするものです。

どちらも保温性はありますので、防寒対策で取り入れることもあります。

寝袋を気温によって変えることも重要ですが、多少の調節なら、インナーシュラフやシュラフカバーで行った方が安く済みます。

冬のインナーシュラフはどう使う?

冬用のインナーシュラフは防寒性をプラスするのはもちろん、真夏や夏のキャンプや登山では単体で使うこともできます。

夏にキャンプや低山でテント泊する場合は、夏用のシュラフの他に、冬用のインナーシュラフを単体で使うことを検討するのもおすすめです。

おすすめのインナーシュラフ

人気なインナーシュラフから格安モデルまでいろいろ比較して検討してみました。

メーカー おすすめ度 商品 価格 重さ 暖かさ サイズ 洗濯
シートゥサミット 総合1位 サーモライトリアクター コンパクトプラス 226g 182.88 x 88.9 x 1.02 cm △:初回は手洗い推奨
Naturehike 人気1位 インナーシュラフ 400g × 200 x80 cm 不明
イスカ 軽さ重視1位 シルクシーツ レクタ 130g 185 x 85 cm ×:ドライクリーニング推奨。
CYCLETRACK 価格重視1位 インナーシュラフ 300g 210×70cm 〇:丸洗い可能
キャプテンスタッグ サーモライト インナーシュラフシーツ 330g 210 x 90 cm 不明
サモルックス インナーシュラフ 640g 180 x 75 cm 不明
LEEPWEI インナーシュラフ 700g 180 x 80 cm 不明
Jungle World インナーシュラフ 540g 185 x 85 x 1 cm 不明
Litume インナーシュラフ 470g 215 x 80 cm 不明
スナグパック インナーシュラフ 907 g 220 x 76 cm 不明

総合1位は、シートゥサミット:サーモライトリアクター コンパクトプラス

私が購入するならサーモライトリアクター コンパクトプラス一択です。

何故なら保温性があるフリース素材では最も軽く、夏でも冬でも登山以外でも活躍できる場が多いと感じるからです。

難点は、初回の洗濯では色落ちが気になるといった情報があることです。

初回洗濯のときは気をつけるようにしましょう。

自宅で洗濯ができることも衛生的で良いですね。

重さ   :263g
収納サイズ:φ11cm×15cm、約1.4ℓ
展開サイズ:183cm×90cm
素材   :サーモライトファブリック
価格   :7,700円(税込)

人気1位は、ネイチャーハイクのインナーシュラフ

多くの人が満足できるものを選ぶなら、Naturehike インナーシーツを選べば失敗が少ないと思います。

このインナーシュラフは価格が安いながらもストレッチ性に優れていて、2020年の山小屋開きのタイミングでかなり売れていました。

周りの登山仲間を見てもストレッチ性を重視する人は多いので、迷ったらこちらがおすすめ。

Naturehike インナーシーツ

これ+SOLのビビイで、結露しまくりの軽量テント泊をするときダウンシェラフを使わないようにしています

最低気温15℃もあればこのセットで十分でしょう

ダウン濡らすのは嫌ですぅから

amazonレビューより

重さ   :350g
収納サイズ:φ9cm×19cm、約1.2ℓ
展開サイズ:200cm×80cm
素材   :80%ポリアミド、20%弾性繊維
価格   :2,999円(税込)

軽さ1位は、イスカ:シルクシーツ レクタ

軽さが130gと驚異的です。

軽さで選ぶならこちら以外に選択肢はないでしょう。

軽いということは生地が薄いということなので、保温性を求めるものではないことと、お手入れに手間がかかることは把握しておきましょう。

重さ   :130g
収納サイズ:φ7cm×12cm、約0.4ℓ
展開サイズ:185cm×85cm
素材   :シルク
価格   :8,800円(税込)

価格の安さ1位は、CYCLETRACK:インナーシュラフ

値段だけで選ぶなら、CYCLETRACKのインナーシュラフがおすすめです。

安いものは重いものが多いなか、300gと軽量なところが魅力です。

コットン素材なのでオールシーズン使えて、丸洗い可能というのもメリットです。

価格以上の性能があるといった意見が多く、お試しで使うならアリだと思います。

重さ   :380g
収納サイズ:23cm×16cm×5cm、約1.8ℓ
展開サイズ:210cm×70cm
素材   :コットン
価格   :1,580円(税込)

その他比較したインナーシュラフ

Unigear:インナーシュラフ

重さが470gで綿素材になります。肌ざわりは良いですが、綿素材ということで連泊に不向きな点は注意が必要です。

収納時は少しぶっといけど肌触りもよく品質は気に入っています。

LCCを使って海外旅行したときに、深夜に到着してそのままの早朝まで空港で野宿する為の用途で購入しました。

サラサラした生地で暑いときも掛け布団タイプで対応出来ますが、少し寒目のところであればポケットタイプの寝袋として使用することで外気温計15℃程度までは対応出来ます。

つまり空港で野宿は全く問題ありません。

あとは寝袋のインナー寝袋としても利用可能です。

amazonレビューより

重さ   :450g
収納サイズ:φ10cm×21cm、約1.6ℓ
展開サイズ:220cm×90cm
素材   :綿
価格   :1,602円(税込)

TRIWONDER:インナーシーツ

実際に送られてくるのは「naturehike製品」ですので、ご注意ください。値段もnaturehikeの方が安いのでそちらでの購入がおすすめです。注意喚起として記載

届いた荷物を開封してビックリ!

袋にも中のタグにも思いっきりNatureHikeのロゴが!

注文したのと違う商品が送られてきたのかと思いました(^^;

Amazonの商品説明にも書いてないし、ネットで検索してもTRIWONDERとNatureHikeの関係は?分からず。

何故こんなに堂々と自社製品は人気ですと書いてあるのか不思議です(笑)

amazonレビューより

重さ   :350g
収納サイズ:φ9cm×19cm、約1.2ℓ
展開サイズ:200cm×80cm
素材   :80%ポリアミド、20%弾性繊維
価格   :2,999円(税込)

Hayder:インナーシーツ

こちらは、フリース素材のインナーシーツで、700gと他の製品と比べて重く、収納サイズも大きいので、登山よりも、キャンプや旅行向きのインナーシーツです。

重さ   :700g
収納サイズ:φ28cm×17cm、約10ℓ
展開サイズ:183cm×83cm
素材   :フリース
価格   :2,130円(税込)

SEA TO SUMMIT(シートゥーサミット) エキスパンダーライナー

面積の2倍までストレッチするストレッチ性の高さが魅力です。保温性も高く寝心地の良さが評判です。

スタンダード、マミー、トラベラー、ダブルと4種類の形状があるので、用途によって選ぶと良いでしょう。

山小屋に宿泊するとシーツが一般的にないのでシーツを持参しています。別にドイターのものも持っていますが,二人分用意する必要が生じたので比較できるようこちらを購入しました。耐久性ではドイターのものにかなわないかんじですが,肌触りがソフトで,ストレッチ性が高いので使用した感じはこちらのほうがよいと思いました。価格的にもこちらのほうが手ごろです。ドイターのものはコンパクトに畳められる一方ですこし重く感じるのですが,こちらはすこしかさばります。重さはこちらのほうがドイターのものより若干軽く感じます。結論としてはサイズと重さと感触と価格いずれも双方よい点とよくない点があり,どの観点を優先するかで購入を決めるとよいのではないかと思いました。

amazonレビューより

重さ   :310g(スタンダード)
収納サイズ:16.5cm×8cm×11cm、約1.4ℓ
展開サイズ:185cm×80cm
素材   :ポリコットン、ストレッチニット
価格   :3,520円(税込)

イスカ(ISUKA) シュラフシーツ サイドジッパー

サイドにジッパーが付いているので、出入りしやすくコットンなので肌触りも良くなっています。

400gと若干重たいですが、コンパクトになるのでテントを持ち運ばない小屋泊などにおすすめです。

320gと軽いスーパーライトモデルもあります。

肌触りは気持ちいいですね。足元にいくにつれ細くなり、若干窮屈に感じます。しかし有ると無いとでは大違いで、買って良かったです。

amazonレビューより

重さ   :400g、320g(スーパーライト)
収納サイズ:φ8cm×19cm、約1リットル、φ8cm×21cm、約1リットル(スーパーライト)
展開サイズ:215cm×80cm、205cm×78cm(スーパーライト)
素材   :コットン、ポリエステル起毛地(スーパーライト)
価格   :4,950円(税込)、4,620円(税込)(スーパーライト)

インナーシュラフは様々なものがありますが、一度購入しておけば、登山にキャンプに活躍できます。

寝袋を清潔に長く使うことができるので、ぜひ取り入れてみてください。

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