ファイントラックのハードシェルは3種類。どれも人気なモデルなので、用途に合わせて間違えないように選びましょう。
1月、2月の厳冬期登山が多い方は「エバーブレス アクロ」、厳冬期での性能不足を防寒着等で保管できる方は「エバーブレス バリオ」が向いていることが多いです。

ファイントラックのハードシェルは3択だから用途に合わせて選ぼう
・雪山登山には「エバーブレス アクロ」
バリオの方は性能を抑えてる分、初心者向けというより、自分で判断できる上級者向けになる点は要注意です。

その理由や詳細は記事をご覧ください。
そもそもハードシェルって何に使うの?という方は以下の記事から確認しましょう。

商品名 | ![]() エバーブレスアクロ | ![]() | ![]() |
メーカー | ファイントラック | ファイントラック | ファイントラック |
ポイント | 冬季登山向け | 残雪期の登山向けの 軽量化モデル | バックカントリー向け モデル |
ベンチレーション | あり | あり | あり |
耐久性 | ◎ | 〇 | ◎ |
素材 | エバーブレス | エバーブレス | エバーブレス |
耐天候性 | 強い | 普通 | そこそこ強い |
重さ | 535g | 480g | 520g |
ストレッチ性 | 動きやすい | 動きやすい | 動きやすい |
街着に向くか | 向かない | 向かない | 向かない |
価格 | 高い | 平均的 | 平均的 |
目的 | 登山・クライミング | 登山・クライミング | 登山・バックカントリー |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
調べたいハードシェルがある方はこちら
・アークテリクスのハードシェル
・ホグロフスのハードシェル
・ファイントラックのハードシェル
・ミレーのハードシェル
・パタゴニアのハードシェル
→トレオレットジャッケット
・ハードシェルパンツ
ファイントラックのハードシェルの利用用途


初めての雪山登山ならエバーブレスアクロが定番。
ただし天気を見極めて適切な防寒着を選択できる方は、
軽量モデルのバリオを選ぶケースもあるよ

厳冬期にどれだけ登るかも重要だね。
森林限界以下の雪山しか登らないなら、バリオでも良さそう。
でもどうせもっと登りたくなりそうなら、アクロの方が汎用的に使えるんだ
ファイントラックのハードシェルの選び方

ファイントラックのハードシェルを選ぶメリット・デメリット

そんな「ファイントラックのハードシェル」ですが、改めてメリットとデメリットを見ていきましょう。
・街着として兼用するには派手なカラーが多い
・価格は安いとは言えない
・ストレッチ性が高く、動きを妨げない
・雪面で滑りにくい
・換気用のベンチレーションが優れており、蒸れを感じにくい

特にストレッチ性の評価は高いですね。
ハイシーズンは一時的に売り切れになりがちなので、早めにチェックです
ファイントラックのハードシェルの使用感・クチコミ

全般的なクチコミをまとめてみました。
・アクロパンツにゲイターがついていないのが残念。標準装備にして欲しい
・へルメットを被った状態でフードも被ると首が回らなくなる
・人気過ぎてよく品切れになる。入手できないのは困る。

ゲイターについては、付属ではないので、
別で用意しましょう!
>>登山におすすめのゲイター(スパッツ) 10選 富士山や雨登山・雪山登山に
・穴開けても無料ですぐに補修生地を送ってくれた
・生地が薄めなので、残雪まで使いまわせる
・ストレッチ性が高くてストレスフリー
総評
ファイントラックのハードシェルは登山専用で山での使いやすさに焦点を絞って選ぶのがおすすめです。
特にストレッチ性の評判が高く、ハードシェル特有の動きにくさが比較的少ないと言えるでしょう。
一方で街着と兼用するには向かないので、山専用と割り切れる人には非常におすすめです。
ファイントラックのおすすめハードシェル一覧
商品名 | ![]() エバーブレスアクロ | ![]() | ![]() |
メーカー | ファイントラック | ファイントラック | ファイントラック |
ポイント | 冬季登山向け | 残雪期の登山向けの 軽量化モデル | バックカントリー向け モデル |
ベンチレーション | あり | あり | あり |
耐久性 | ◎ | 〇 | ◎ |
素材 | エバーブレス | エバーブレス | エバーブレス |
耐天候性 | 強い | 普通 | そこそこ強い |
重さ | 535g | 480g | 520g |
ストレッチ性 | 動きやすい | 動きやすい | 動きやすい |
街着に向くか | 向かない | 向かない | 向かない |
価格 | 高い | 平均的 | 平均的 |
目的 | 登山・クライミング | 登山・クライミング | 登山・バックカントリー |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
雪山登山の定番 エバーブレス アクロジャケット
厳冬期用
「冬期アルパインクライミング/アイスクライミング/冬期登山」
重さ:540g
・換気用のベンチレーション(リンクイベント)あり
・袖口のダブルカフで保温性が高い
・フード後方に、後ろからの音を聞きやすくする音抜き穴を配置。
・呼気の結露発生を抑制する大きめのブレスベンチレーターを配置
・ジャケットのずり上がりを軽減するハーネスを装備。
・収納:内ポケット1つ、左右の大型ポケット、胸ポケット1つ
(クライミング時のハーネスも干渉しにくい位置)

青いマーカー部分は1つ下に紹介している「バリオ」にはない機能
アクロジャケットは重いけど多機能で便利なんだ

個人的に嬉しいのは、フード後方の音抜き穴。
パーティで雪山登山をしていて吹雪くとフードを被るけど、
仲間の声が聞こえづらくて困ったことがあるからです。

アクロジャケットは多機能で安心感のあるハードシェルジャケットです。
山岳ガイドの方も採用されるほどの安心の性能が魅力です。
(参考:七丈小屋からこんにちは! with エバーブレス)
雪山に慣れた上級者であれば技術や他の道具を使うことで対応できるかもしれませんが、慣れない初心者であれば少しでも快適な雪山登山をするには使って欲しいモデル。
高所の雪山では顔を出すと凍傷リスクがあるので、バラクラバと一緒にファスナーは上まで上げることになります。

そういった状況では口が当たる位置が結露して不快になるので、呼気の結露発生を抑制する大きめのブレスベンチレーターは役に立ちます。
>>【使用感レビュー】雪山最強のファイントラック:エバーブレスアクロジャケット
・重さはバリオの方が軽いので、重さが気になる
・安心感のある防寒性能と感じた
雪山登山の軽量化モデル エバーブレス バリオジャケット
オールシーズン
「冬期登山・アルパインクライミング/BCスキー/残雪期登山/沢登り」
重さ:370g
・換気用のベンチレーション(リンクイベント)あり
・収納:メッシュの内ポケット1つ、左右の大型ポケット
(クライミング時のハーネスも干渉しにくい位置)
エバーブレスバリオジャケットは、アクロジャケットと比べてだいぶ機能が削られています。
利便性は下がりますが、一方で重さ370gと軽量で、オールシーズン利用できるジャケットです。

個人的には厳冬期用とそれ以外は分けた方が使いやすい
でも高機能が必要ないという方にはこちらの方が人気です。
山スキー・バックカントリーモデル エバーブレス グライドジャケット
厳冬期用
「BCスキー/スノーボード/冬期登山」
重さ:520g
・換気用のベンチレーション(リンクイベント)あり
・厚手のスノーグローブでも、イン・アウトどちらも可能な袖口
・フード後方に、後ろからの音を聞きやすくする音抜き穴を配置。
・ジャケットのずり上がりを軽減するハーネスを装備。
・収納:内ポケット1つ、左右の大型ポケット、胸ポケット1つ、左腕にミニポケット
エバーブレス グライドジャケットは、バックカントリー向けのハードシェルジャケットです。

スキーで着るウェアに必要だと思い購入しました。
・重さはバリオの方が軽いので、重さが気になる
・価格が高い。
・生地があついジャケットに比べると防寒性は低い。
・普段着ることができない。
・冬しか着ることができない。
・デザインが派手なのが無い。
・転んでも雪でもすべりにくい。
・ストレッチ性が高く、動きやすい。
・ジャケットなのに重くない。
・水をはじく。
・通気性がいいので中で蒸れない。

スキー用として選ぶとするともっと派手な色がいいと感じる点は驚きでした。
確かにスキーウェアはカラフルなものが多いので、このあたりは好みですね

元々はスキーをしたときに、服装はそのスキー場のレンタルを全て使用していました。
その時生地が硬いやつを一日着ていたので、次の日体中が痛くなりました。
エバーブレスグライドで、一日スキーをしても生地がストレッチ性が高く軽いので
負担が少なかったです。
どちらかというとパンツの方が特徴的で、スキー靴やボードブーツに合わせて使いやすくなっています。
購入の際はパンツともに選んでおくと良いでしょう。

スキー・スノボーに行ったら一日長く滑る人や
滑っていて汗をかく人には特におすすめです
他のハードシェルも合わせて検討するならよく一緒に読まれている記事もご覧ください。
>>おすすめの冬山のハードシェルパンツ 取り入れるメリットと選ぶポイント
>>みんな知ってる!?パタゴニアのハードシェルの選び方・特徴をまとめました
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