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【適当に選んで大失敗した】登山ではフリント式ライターが最強

この記事はPR商品を含みますが、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、ヤマノブログがインターネット調査を行い、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

アウトドアにおいて「火」は超基本で、もしもの時に命が助かることはたくさんあります。
そのため、登山やキャンプにおいて、ライターは必須装備の1つです。

点火装置のついたストーブが普及して、ライターを持たない方も多いと思いますが、点火装置が壊れてしまってはストーブが使えなくなります。
そんなときライターやガストーチなどの火器道具があれば安心です。

本記事では、ライターの重要性や登山やキャンプにおすすめのライターを解説します。

ヤマノ
ヤマノ

私は山で火がつけられず、
山ご飯用の生肉を持て余したり、お湯がつくれずかなり困った経験があります。

ライターはアウトドアで使う道具としては見落とし易いのですが、とても重要な道具です。

選択を誤るとなぜ使えないか、何を選べば良いかこの記事でお伝えします

この記事の結論
・ライター選びに失敗すると、ごはんが食べられなかったり、水が飲めない事態もある
・高山ではフリント式ライターがおすすめ

この記事を書いた人

ギアをこよなく愛する道具オタクです。

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登山歴9年、月間1300万PVの大手メディア監修
雑誌監修|総執筆記事2000件以上|みんラン公認登山マイスター|pippin公認プロ

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この記事を書いた人:ヤマノ

この記事を書いた人:ヤマノ ギアをこよなく愛する道具オタクです。

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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。

素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。

登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。

登山のライターはなぜ重要か

ガスバーナーやガソリンバーナーは、電子着火機能が作動しないことがある

ヤマノ
ヤマノ

登山用のバーナーは、多くが電子着火機能を備えていますが、
経年劣化や吹きこぼれ等で上手く作用しないことがあります。

そんなときライターがないと、確実に詰みます

だからこそライターが必要なんです。

一応一番確実なのは防水マッチですが、使い捨てで割高になるので、繰り返し使用ができるライターの方が合理的と言えるでしょう。

他にファイアスターターもありますが、手がかじかむと上手く着火できなかったり困ったことが度々ありました。

カッコイイのでキャンプ用にはいいですが、登山用としてはおすすめしていません。

標高の高い山ではライターで着火がつきにくい

標高の高い山でライターが着火しにくいのは、ガスに着火する点火装置が気圧による影響を受けるからです。

標高が高いところでは、気圧が低くなり、空気が薄くなります。
それによって、点火する際に必要な酸素量が足りず、着火しにくくなってしまいます。

そのため、標高の高い山ではライターが着火しにくくなります。

低温化ではガスやオイルが気化せず、着火しにくい

気温が低いとガスやオイルの気化率が落ちて、着火しにくくなります。

冬山や山頂付近でライターがつかない原因は、ライターの冷えです。
そのため、手で握って温めると気化率が上がるので着火するかもしれません。

ライターの方式とは

画像提供:Pixaday

フリント式

フリント式ライターとは、フリントとよばれる発火石を使用して着火させるライターのことです。

最も古くから存在するタイプのライターで、100均でも購入できます。

・着火のしやすさ:着火に少しコツが必要
・高山での利用:ライターの中では最も点火しやすい
・低温化での利用:つきにくいが、温めれば着火するかも
・濡れへの強さ:弱い
・重さ/小ささ:15〜30g/ポケットサイズ

安価なライターなので、壊れやすいというデメリットがあります。
そのため、マッチやファイアスターターなどのセカンドアイテムを持っていったり、フリント式ライターを複数本もっていったりなどすると安心です。

電子式

電子式ライターとは、電気の力で着火させるライターです。

着火がとてもカンタンで幅広いシーンで人気のタイプとなっています。

・着火のしやすさ:誰でもカンタンにできる
・高山での利用:不向き
・低温化での利用:着火しにくい
・濡れへの強さ:弱い
・重さ/小ささ:30g〜50g/ポケットサイズ

オイル式

オイル式ライターとは、ガスではなくオイルを着火燃料として使用するライターです。

フリント式ライターのみに使用され、電子式には使用されないタイプです。

・着火のしやすさ:フリント式とおなじく、着火に少しコツが必要
・高山での利用:不向き
・低温化での利用:不向き
・濡れへの強さ:弱い
・重さ/小ささ:15〜30g/ポケットサイズ

プラズマ式

プラズマ式ライターとは、電子式ライターの1つです。
ガスを使わずに、完全に電気のみで着火させます。

スタンガンのように、先端に電気がはしり、これで着火します。

・着火のしやすさ:ボタンを押すだけで簡単に着火
・高山での利用:利用可能
・低温化での利用:利用可能だが、バッテリーが心配
・濡れへの強さ:水濡れ厳禁
・重さ/小ささ:70g〜100g/ポケットサイズ

おすすめの登山ライター

登山向けのフリント式ライター

100円で入手できるbicのフリント式ライター

bicのフリント式ライターのガスにはイソブタンガスが使用されています。
このガスは冬用のガス缶にも使用されており、-10度くらいの低温でも着火できます。

軽くてコンパクト、着火回数も多く、コンビニ等で手軽に買えるなど魅力がたくさんです。
アウトドアのライターとして最適です。

重さ:12g
着火回数:約1,450回
サイズ:W21×H61cm×D11mm
保管方法:高温、直射日光を避ける
ガス充填:不可(使い捨て)

ヤマノ
ヤマノ

楽天で110円(税込)で購入できます。

共用ガスが使用できる「SOTO:スライドガストーチ」

SOTOのスライドガストーチは、点火部分を伸ばして使える小型の耐風バーナーです。
使用時は伸ばして安全に点火、持ち運びは縮めてコンパクトにできます。

使わないときはロックしておけば、誤って火がつくこともない

重さ:52g
着火回数:
サイズ:W38×D18×H110〜185mm
保管方法:高温になる場所や直射日光の当たる車内等を避ける
ガス充填:カセットガスやライターガスを使用して充填

ガストーチはガスを充填して使用するため、充填可能なガスの種類が非常に重要です。

高山や冬のアウトドアでは、低温に強い「プロパンガス」を使用するのが望ましいです。
しかし「プロパンガス」は液化に手間がかかったり、容器に強度が必要だったりとライターには合わないため、一般的なライターには「ブタン」が使用されています。

SOTOスライドガストーチの充填におすすめしたいのは「共用ガスボンベ」です。
ブタン75%、プロパン25%の割合で配合されており、高山や冬のアウトドアに最適なガスといえます。

SOTOのスライドガストーチと共用ガスボンベの組み合わせが安心です。

登山に向いたプラズマライター

GORMLHO プラズマ ライター 電子式

ペン型のプラズマ式ライターで、通常のライターよりも火口までの距離が長いため、火傷しにくいつくりになっています。

スタイリッシュで、女性にもおすすめのモデルです。

重さ:80g
サイズ:シャーペンと同じくらい
充電時間:1〜2時間
使用回数:25〜100回
充電方法:USB充電

カーリ ロイム X2 プラズマライター

アームが伸縮するので、使用するときは伸ばして、持ち運ぶときは縮めてコンパクトになります。
伸ばせば着火しづらい場所でもしっかり届き、火傷もしにくいつくりです。

LEDライトを搭載しているので、夜間のテント内やキャンプ場で便利です!
さらに耐衝撃、防塵・防水性能もあるので1つもっておいて損はありません

重さ:370g
サイズ:シャーペンと同じくらい
充電時間:2時間
使用回数:80回
充電方法:USB電源

登山に向いたオイルライター

ロンソン:オイルライター

ロンソン(RONSON)は、アメリカで生まれた老舗オイルライターブランドです。

取り扱われているフリント式のオイルライターは、上品なデザインで人気の高い一品です。

重さ:63g
サイズ:‎H49×W42×D14mm

まとめ

ライターはさまざまな種類があるので、しっかりと特性を理解して選びましょう。

登山には、気圧の影響を受けにくい「フリント式ライター」を持っていくことをおすすめします。
予備でガストーチやファイヤスターターを持っておくと、さらに安心です。

山で火が使えないと、調理ができなかったり、お湯が沸かせません。
雪山で火がつかないとなると、場合によっては、生死を分けることにつながります。

万が一のときに、ライターの重要性を知ってもおそいです。
「備えなれば憂いなし」ということわざもあるように、しっかり準備して登山を楽しみましょう!

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