まず結論からお伝えしますと、サイズ感が自分に合い、収納力があり、軽いものが良いです。
なぜなら、背中に合わないと歩いたり、滑っている最中にザックが動いて負担になります。
収納力があると良いのは、物の出し入れが楽になるからです。
バックカントリーは荷物が多くなりますので、非常時に使うもの(アバランチギアなど)と常時使うもの(飲食物、滑走用具など)を分けておくと、荷物の出し入れのストレスが少なくなります。
そして、最高のコンディションで滑るためにも、できるだけ軽いザックにして疲労を軽減させたほうが良いですね。
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この記事の結論
軽さで選ぶなら1000gの「ドイターフリーライダー30」
収納力の大きさで選ぶなら「サドルピーク」
板やボードの固定しやすさで選ぶなら「ターギーFT35」
フィット感の評判が高いものなら「キャンバー30」
バックカントリーで使うリュック(ザック)の選び方・評価基準
まずは、荷物がどれくらいあるのか確認をして、大体のサイズを決めます。
ウエアの色と合うものがいいと思うので、どんな色がほしいのかイメージするところから始めると良いと思います。
そして、バックカントリー用のザックのブランドを調べて、どんなザックがあるのか調べてみるといいです。
イメージに近いものを探してみてください。
機能については、バックカントリーに行ってからこんな機能があるとよかったな、と思い浮かぶと思うので、機能を付け足していくと良いと思います。
コンパクトであること
ゲレンデから少し登るくらいだったらコンパクトなものが良いです。
リフトに乗りやすいですし、変に目立ちません。
板やスノーシューの取り付けができるか
板やスノーシューだと、ザックの表面に固定できるベルトがついているか確認してください。
そして、自分の板が収まるのかも確認が必要です。
長さが調整できるベルトならその都度対応できるので良いと思います。
荷物の取り出しやすさ
アバランチギアは緊急事態(雪崩の際の救助)に使用するので、使うことがない方がいいものです。
登ってる最中などにはあまり必要がないので、飲食物や滑走用具などとは分けられるとストレスが少なくなります。
収納がうまくできると、物の取り出しがとてもスムーズになります。
滑走時に重心が寄らないこと
背負ってみて、背中にフィットするものが自分に合ったザックです。
下になりすぎると、お尻に当たってしまいますし、ブレが大きくても歩いているときや滑っているときにザックが動いて肩が痛くなったり、疲労につながります。
ウエストベルトの収納の使いやすさ
バックカントリーではスマホや予備のインナーグローブ、デジカメやアクションカメラなど、小物を取り出しやすい位置に収納できるととても便利です。
行動食を入れておくと、エネルギー補給がスムーズにできます。
おすすめのバックカントリーのザック
30L前後のコンパクトなザックのおすすめを紹介します。
本格的なザックから、街でも使えるザックまで様々なタイプがあります。
ミステリーランチ:サドルピーク
ザックで摩耗しそうなところは素材を変えていて、丈夫に作ってあります。
腰ベルトの位置が高めなので、肩に負担がこないように調整が必要です。
バートン:バックパック DAY HIKER [31L]
スノーボードからパソコンの収納までできます。
普段から使用できるので、使い慣れたザックは山でも安心して使えます。
グレゴリー: ターギーFT 35
スキー専用のバックカントリーザックです。
背負ったまま板をつけることができるので、ストレスが減ります。
オルトボックス:トラバース30
オルトボックスのザックは欧米圏での人気が高いです。
背中の通気性が良いので汗冷え対策にもなります。
オスプレー:キャンバー30
ザックのS字カーブが背中にフィットして重心がブレにくくなる。
マムート: ニルバーナ プロ 30L
とてもバランスのとれたザックです。
ベルトポケットが片側にしかついていません。
ドイター FREERIDER フリーライダー 30
スリムな形状が滑りの邪魔をしない設計になっています。
外部拡張のオプションを追加する方法もある
コンパクトなザックなので、荷物が増えてきた場合におすすめなアイテムです。
マジックマウンテン: ロングギアーポケット
ザックに大きなポケットを付ける感覚で、スノーシュー、スノーボード、ショベル、カメラの三脚などの様々な荷物を収納できます。
まとめ
バックカントリーのザックは歩いているとき、滑っているときは常に背負っています。
自分の体と一体感がないと、疲労とストレスがかかってきます。
ザックのフィット感はとても大事になります。
必要なものを出したりしまえたりがスムーズにできることも大切です。
うまくできないと、ザックを地面に下して、中身を全部出して、と時間が取られてしまいます。
荷物はできるだけ軽くして、スノーボードに集中できるようにしたいですね。
ぜひ、参考にしてみてください。
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