アップルウォッチは世界で1番売れているスマートウォッチで、街で見ない日はない位、多くの人が着けていますよね。
そんな街でよく見かけるアップルウォッチですが、登山でも使い勝手が良く、iphoneとの相性もばっちりで、登山で使える最強スマートウォッチの1つです。
理由は、地図とルートの表示はもちろん、登山道から外れた場合に振動で教えてくれ、現在の標高や消費カロリー、心拍数まで表示することができるからです。
今回はそんな登山で最強なアップルウォッチについて解説していくので、登山用スマートウォッチを探している方は選ぶ時の参考にしてくださいね!
iphoneユーザの登山にアップルウォッチ(apple watch)が最強な理由
ここではアップルウォッチが登山に最強な理由について説明していきます。
ワンアクションでiphoneのロック解除ができる
ihoneを使う場合、Face IDでロックを解除する必要があります。ですが、登山の場合はサングラスをかけていたりゴーグルをつけていたりすると、解除ができずパスコードを入力する必要があることがあります。
ですが、アップルウォッチを付けていると、設定を変更することで、サングラスなどをかけていてもロックを解除することができます。
iphoneの解除がスムーズにいかないとストレスを感じますが、アップルウォッチを着けていればそのようなこともありません。
カメラのリモート撮影ができる
アップルウォッチを着けていると、iphoneのカメラのリモート撮影ができます。
撮影画面もアップルウォッチで確認しながら撮影できますし、ピントも合わせることができます。
三脚に固定して撮影したりする際にとても便利になります。
登山中に高度や心拍数が一目で確認できる
アップルウォッチにはリアルタイムに心拍数を見られる機能があり、体への負荷のかかり具合をリアルタイムで見ることができます。
また、iphoneを取り出すことなく高度やマップなどもリアルタイムで確認することができます。
アップルウォッチを着けていると、怪我や道迷いのリスクを低減することができます。
天気予測のアプリ「Windy」が使える
Windyは天気予測のアプリで、自分がいる場所の風速や気温、降水量などを知ることができます。
アップルウォッチでも表示することができるので、よりストレスなく天気予測を知ることができます。
アップルウォッチの登山使用時のバッテリーは日帰り登山で余裕で持つ
アップルウォッチを購入する方の中には、バッテリーの持ちが気になる方が多いでしょう。
テント泊や小屋泊の場合は充電なしで使うのは厳しいですが、10時間程度の日帰り登山でしたら問題無く使うことができます。
テント泊や山小屋泊で音を出さずに振動だけで起きることができる
テント泊や山小屋で目覚まし時計を使う場合、スマートフォンだと音を鳴らす必要があり、周りの人に迷惑が掛かります。
ですが、アップルウォッチを着けて寝れば、指定の時間に振動だけで起きることができるので、周りの方に迷惑をかけることもありません。
通知などもアップルウォッチの振動で知ることができます。
アップルウォッチの地図ナビゲーション
アップルウォッチを登山で使う最大のメリットは、地図を表示できることと言っても過言ではありません。
iphoneを取り出さずにマップが見られる便利さはもちろん、簡単に確認できるのでルートから外れているかどうかも気軽に確認することができます。
電波がなくてもアップルウォッチに地図を表示できる
電波が無くても、GPSの情報を使って位置情報を取得するので、登山アプリで地図さえダウンロードしていれば常に現在位置を知ることができます。
登山中に地図機能を使う場合は電波を気にする必要はありません。
ルートを外れると警告してくれる
最近の登山アプリは登山ルートを外れると知らせてくれる機能があります。
iphoneの音声や振動で知らせてくれますが、ザックやポケットにしまっていると気が付かないこともありますよね。
そんな時アップルウォッチなら気が付かないことはほとんどなく、より安全に登山を行うことができます。
アップルウォッチ使用者の評判・口コミ
登山アプリのヤマレコとアップルウォッチの組み合わせのクチコミについてまとめました。
やはり、スマートフォンを出さずに地図を確認できることに、多くの方はメリットを感じているようです。
その他にも、ルートを外れた時の通知、コースの通過時間なども確認ができて、みなさんとても満足しているクチコミが多くなっています。
Youtubeでの口コミ
Youtubeでも多くの登山系Youtuberが、登山とアップルウォッチのレビューをしています。
やはりこちらでも、多くのYoutuberが地図の確認の簡単さと楽さを良い点として挙げています。
次いで標高差や活動時間の表示が便利とのレビューが多くなっています。
アップルウォッチを登山で使う上の注意点
登山ではとても便利なアップルウォッチですが、ここでは使う上での注意点について記載します。
1泊以上するならモバイルバッテリーによる充電が必須
アップルウォッチを登山で使う場合は、バッテリーの残量には注意が必要です。
日帰り登山ならほとんど問題ありませんが、1泊以上の山行の場合はモバイルバッテリーによる充電が必須です。
不便になりますが、バッテリー持ちを優先させたい場合は、アップルウォッチよりもバッテリーの持ちが良いと言われている、ガーミンやカロス、Amazfitを検討してみるのも良いでしょう。
ウェアの上から時計ができない
冬や雨の日など、アウターの上に時計を着けたくなることがあります。
スマートウォッチの場合、そうすると心拍などが測れなくなってしまうので注意が必要です。
アップルウォッチのワークアウト機能
アップルウォッチにはワークアウト機能があります。
ワークアウト機能は色々な運動を測定、記録できる機能で、身近な所ではジョギングの距離やペースを見ながら走ったりすることができます。水泳のワークアウトではペースや距離、ストローク回数も表示させることができます。
これらの機能は基本的にアップルウォッチ単独で使うことができます。
もちろん、ハイキングのワークアウトもあり、ペース、距離、上昇高度、消費カロリーを表示記録することができます。
ワークアウトのハイキング機能だけでも、アップルウオッチが登山に向いていると言えるほどです。
登山アプリ(YAMAP・ヤマレコ)の地図取り込みの仕方
YAMAPも2022年からアップルウォッチに対応し、ヤマレコとともにアップルウォッチで使えるアプリになりました。
ここではそれぞれのアプリの地図の取り込み方について解説します。
まずはYAMAPから。
- アプリを立ち上げ『さがす』で目的の山を検索して表示する
- 地図を見る
- ダウンロードボタンにタッチで保存されます
iphoneでアプリを立ち上げると、アップルウォッチにも表示されます。アップルウォッチに地図を転送しなくとも表示されます。
次にヤマレコです。
- 目的の山の登山計画を立てる
- 地図取得ボタンを押す
- ダウンロードにタッチ
- 地図を表示しアップルウォッチへ転送をタッチし保存
アップルウォッチでダウンロードが始まります。表示する時はアップルウォッチを操作して地図表示をタッチすることで表示できます。
選ぶべきアップルウォッチの種類とおすすめモデル
全てのシリーズを比較しても「Apple Watch Series 6 」が最もコスパが良い
YAMAP対応モデル | Series 6 | Series 7 | Series 8 | Series 5 |
価格目安 | 41,000円 | 50,000円 | 65,000円 | 100,000 (プレミア価格) |
重さ | 40mm:30.5g 44mm:36.5g | 40mm:32.0g 44mm:38.8g | 41mm:32.0g 45mm:38.8g | 40mm:30.8g 44mm:36.5g |
ストレージ容量 | 32GB | 32GB | 32GB | 32GB |
チップ | S6 SiP (64ビットデュアルコア) | S7 SiP (64ビットデュアルコア) | S8(64bitデュアルコア) | S5 SiP (64ビットデュアルコア) |
バッテリー駆動時間 | 最大18時間 | 最大18時間 | 最大18時間 | 最大18時間 |
防水 | 水深50mの耐水性能 | 水深50mの耐水性能 | 水深50mの耐水性能 | 水深50mの耐水性能 |
安全機能 | 緊急SOS 転倒検出 | 緊急SOS 転倒検出 | 緊急SOS 衝突事故検出 転倒検出 | 緊急SOS 転倒検出 |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
コスパを重視するなら機能に対して価格が安く軽量な「シリーズ6」が最もおすすめです。
一方で性能を重視するなら「衝突事故検出」が新しく搭載されている「シリーズ8」がおすすめです。
「衝突事故検出」というのは車に乗っている時の事故検出のことなので、登山後の事故時の早期対応や今後自動運転等の技術発展で便利になる機能です。
登山中の使い心地についてはシリーズ6で十分です。
6より古いと入手しにくいことから逆に値上がりしているので、6がベストです
性能面では「衝突事故検出」が搭載されている「Apple Watch Series 8 」が最強
性能を重視するなら「衝突事故検出」が新しく搭載されている「シリーズ8」がおすすめです。
衝突というのは登山中の転倒ではなく、車の運転の事故検知のことです。
そのため、必須ではありませんが、CPU性能も上がり高性能となっていますので、日常使用の快適さにもこだわる人におすすめです。
まとめ
アップルウォッチには、日常使いだけでなく登山でも使える最強スマートウォッチの1つです。
理由は、
・アップルウォッチ上に現在地とルートを表示でき簡単に確認できる
・ルートから外れた場合は振動で教えてくれる
・標高や心拍数、消費カロリー、活動時間も見ることができる
からです。
わざわざiphoneを取り出してロックを解除することなく、簡単に上記の情報を見ることができるので、道迷いの心配も少なく、山行計画の調整も簡単に行えるので、より安全に登山を楽しむことができます。
みなさんも、アップルウォッチを着けて安全で快適な登山を行いましょう!
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