ブラックダイヤモンドのハードシェルは、雪山登山に向いたモデルはもちろん、バックカントリースキーにも向いたモデルもあります。

結論を先に言うと、ブラックダイヤモンドのハードシェルは
・これから雪山登山を始めようという方に向いた軽量な「ヘリオアクティブシェル」
・ストレッチ性を持たせた「リーコンストレッチスキーシェル」
・厳冬期の登山の他、バックカントリースキーに向いた機能も盛り込んだ最上位モデルの
の3択です。
初心者の方や雪山登山メインの方は軽量なヘリオアクティブシェルがおすすめです。森林限界以上や厳冬期、バックカントリースキーにも使われる方はミッションシェルやリーコンストレッチスキーシェルがおすすめです。
以下にそれぞれのモデルの特徴につて説明しますので、皆さんの用途に合ったブラックダイヤモンドのハードシェルを着て雪山を楽しみましょう!
そもそもハードシェルって何に使うの?という方は以下の記事から確認しましょう。

調べたいハードシェルがある方はこちら
・アークテリクスのハードシェル
・ホグロフスのハードシェル
・ファイントラックのハードシェル
・ミレーのハードシェル
・パタゴニアのハードシェル
→トレオレットジャッケット
・ハードシェルパンツ
ブラックダイヤモンドのハードシェルの利用用途


これから雪山登山を始めるという方など、登山がメインなら軽量なヘリオアクティブシェルがおすすめ。
森林限界以上や厳冬期の他にバックカントリースキーでも使用する場合は、パウダースカートと呼ばれるスキー中にウェアがバタついてもシェル内に外気が入りにくい機能が付いていて、生地がよりしっかりしているミッションシェルやリーコンストレッチスキーシェルがおすすめだよ。

パウダースカート装備のモデルは風が強くなりやすい森林限界以上での雪山登山などに有効そう。それにリラックスフィットだから、レイヤリングを多くする厳冬期にも良さそうだね。でも重量がヘリオアクティブシェルと比べて400ℊくらい重たいから登山で使う場合は慣れが必要かも。
パウダースカートの無いモデルは軽量で、どんな季節でも防寒着や雨具としても使えそうで、汎用性が高そう。
ブラックダイヤモンド のハードシェルの選び方

これから雪山を始めよう、という方は「ヘリオアクティブシェル」がおすすめです。
雪山に慣れてきて、森林限界以上や厳冬期、バックカントリースキーを行う方は「ミッションシェル」や「リーコンストレッチスキーシェル」がおすすめ。
ブラックダイヤモンド のハードシェルを選ぶメリット・デメリット

そんな「 ブラックダイヤモンド のハードシェル」ですが、改めてメリットとデメリットを見ていきましょう。
・着ている人が多い。
・値段が高め。
・目的別に分かれていて選びやすい。
・ベンチレーション、立体裁断やストレッチ性などの動きやすさ、ポケットなど機能がしっかりしている。
・取扱店舗が多く購入しやすい。

目的別に選びやすいのはとても大切ですね。
ただでさえ厳しい雪山、しっかり目的に合ったモデルを選びましょう。
ブラックダイヤモンド のハードシェルの使用感・クチコミ
全般的なクチコミをまとめてみました。
・値段が高め。
・フードが大きくヘルメット無しでは使いにくい。
・全体的に大きめでサイズ感には注意が必要。

サイズ感は海外モデルなので注意が必要ですね。
男性は178cmでMサイズ、女性向けは161cmでSサイズが目安のようです。
・ミッションシェルは防寒性が高い。
・リーコンストレッチスキーシェルのストレッチ性が高い。
・ポケットが多く使いやすい。
総評
ブラックダイヤモンドのハードシェルは、使用目的別にモデルがしっかり分かれているので、迷わず購入することができると思います。
これから雪山を始めようという方から、登山目的がはっきりしているベテランの方にもおすすめできます。
ブラックダイヤモンド のおすすめハードシェル一覧

ブラックダイヤモンド ヘリオアクティブシェル
用途
「雪山登山、バックカントリースキー、アルパインクライミング」
重さ :363g(Mサイズ)
シェル :3レイヤー・ゴアテックスアクティブ 30デニール DWR撥水加工
裏地 :Cニットバッカー
フィット:レギュラー
価格 :49,170円(税込)
防水透湿素材のゴアテックスを、表面側に30デニール(数字が大きいほど糸が太い)の太さのナイロン糸と、裏面にCニットバッカーと呼ばれるナイロン糸のニット生地ではさんで、着心地を良くしながら軽くしています。
ザックのウエストベルトなどと干渉しにくい位置に大きなポケット、脇下にはベンチレーションがあります。

ブラックダイヤモンドのハードシェルの中で一番軽くて、着心地も良く汎用性が高いので、これから雪山登山を始めようという方におすすめできます。

この重さなら雨具や防寒着として冬以外の季節にも使えそうですね。
この商品は稀少になりすぎて価格が上がっているので、メルカリがおすすめです。
・非常に軽くてコンパクト。
・DWR撥水加工が秀逸。
ブラックダイヤモンド リーコンストレッチスキーシェル
用途
「ゲレンデスキー、バックカントリースキー、雪山登山」
重さ :769g(Mサイズ)
シェル :BD.dry3レイヤー+DWR撥水加工
裏地 :ポリエステル100%
フィット:リラックス
価格 :49,170円(税込)
4ウェイストレッチ素材とブラックダイヤモンド独自の防水透湿素材BD.dryを組み合わせて、しなやかな着心地のモデルです。ウェアがバタついても外気が入りにくいように、内側にパウダースカートがついています。こちらも大型のポケットと、脇下のベンチレーションがあります。同名のパンツもあります。

バックカントリースキーメインの方におすすめできるモデルです。
・サイズ感が大きめ。
・ジッパーがあごに当たる。
・手袋をつけていてもチャックが使いやすい。
・DWR撥水加工が秀逸。
・ストレッチが利いていて動きやすい。
・サイズに余裕がありレイヤリングがたくさんできる。-30℃でも問題なく使用できた。

サイズ感は一長一短みたい。177cm、64kgでベースレイヤーとミドルレイヤーを着て、Mサイズが目安のようです。
ブラックダイヤモンド ミッションシェル
用途
「ゲレンデスキー、バックカントリースキー、雪山登山」
重さ :790g(Mサイズ)
シェル :ゴアテックス3レイヤー 70Dナイロン+起毛裏地+DWR撥水
裏地 :ポリエステル100%
フィット:リラックス
価格 :80,190円(税込)
ブラックダイヤモンドハードシェルの最高峰モデルです。ゴアテックスに太めの70デニールのナイロン糸、裏地も起毛しており、防寒性も高くなっています。外側の大型ポケットの他に内側にもポケットがあります。パウダーカフと脇下のベンチレーションも装備しています。同名のパンツもあります。

これから森林限界以上や厳冬期にも挑戦しよう、という方におすすめできるモデルです。

少し重たいので、冬期用と割り切ったほうが良さそう。
・サイズ感が大きい。
・ヘルメットをしない場合、フードが大きすぎる。
・値段が高め。
・防寒性が高い。
・ポケットが使いやすい。
・生地がしっかりしていて安心感がある。

生地のしっかり感と、防寒性能、使いやすさなどすごく良いみたいですね。
サイズ感はレイヤー次第かもしれませんが、男性は178cmでMサイズが目安のようです。
購入の際はパンツともに選んでおくと良いでしょう。
まとめ

ブラックダイヤモンドのハードシェルは
・これから雪山登山を始めようという方に向いた軽量な「ヘリオアクティブシェル」
・ストレッチ性を持たせた「リーコンストレッチスキーシェル」
・厳冬期の登山の他、バックカントリースキーに向いた機能も盛り込んだ最上位モデルの
「ミッションシェル」
の3択です。
他のハードシェルも合わせて検討するならよく一緒に読まれている記事もご覧ください。
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