登山において、熱中症・低体温症を防ぐためにも、水分を効率的に摂取することはとても重要です。
トレランならハイドレーションシステムを使うのが良いですが、通常の登山では、水筒をリュックに固定して携行したいと思うことも多いでしょう。
ぼくはハイドレーションが好きだな
水筒やペットボトルを固定できたら便利そうだね!
今回はそんな疑問を解決する方法をお伝えします。
日本山岳ガイド協会で利用されている計算式に準拠しています。
登山時の水の必要量計算
ボトルホルダーを各種水筒で比較してみた
今回比較したボトルホルダーは、マムートのアドオンボトルホルダーとナルゲンのボトルケースの2種です。
検証に使用した水筒は、以下の5種類です。
・サーモス:山専用ボトル 750ml
・モンベル:アルパインサーモボトル900ml
・ナルゲンボトル1L
・ナルゲンボトル500ml
・LAKEN水筒1L
そもそも水の携行方法を全種類試した検証結果のまとめは以下にまとめています。
お時間がある方は聞き流しでご覧ください。
10分でわかる登山で必要な水の量と最適な容器の選択方法
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マムートのアドオンホルダー
マムートのアドオンホルダーはマジックテープとバックルで水筒のサイズに合わせて調節ができるようになっています。
後ろ側にはマジックテープがあり、ザックに取り付けができるようになっています。
ナルゲンのボトルケース
こちらのケースは2年ほど使っているので、フィルムがやや剥がれかけていますが、形状は変わっていないので検証には影響ないと思います。
後ろ側はマジックテープが十字になっていて、様々な方法でザックに取り付けができます
ナルゲンのケースは、中に反射フィルムがあり、保温性能が高めてあります。
検証結果のまとめ
サーモス:山専用ボトル 750mlは、ナルゲンのボトルケースには入らない
マムートのアドオンホルダーはバックルを調節するとちょうどよく収まります。
ナルゲンボトルのケースは、山専用ボトルの底が広くなっている部分にひっかかって入れることができませんでした。
モンベル:アルパインサーモボトル900ml
マムートのアドオンホルダーならぴったり収納できた。
太さがあるので、マジックテープが少し見えて不格好にはなります。
ナルゲンのボトルホルダーにはまるで入らなかった
ナルゲンボトル1L
マムートのアドオンホルダーにはなんとか入りました。
ナルゲンのボトルホルダーは、底の広さが広すぎてホルダーに入りませんでした。
ナルゲンボトル500ml
500mlのナルゲンボトルは、マムートのボトルホルダーのバックルを調節すれば収まります。
500mlのナルゲンボトルは、ナルゲンボトルのボトルケースにすっぽりハマります。
LAKEN水筒1L
一般的な水筒サイズとしてLAKENの水筒を用意しました。やや広めですが、バックル調整でうまく収まりました。
ナルゲンボトルケースには収まりません。
まとめ:様々なボトルに対応するのはマムートのアドオンホルダー
結果を見ると、
ナルゲンボトルケースは500mlナルゲンボトルのみ対応しており、マムートのアドオンホルダーはすべてのボトルに対応できました。
なので、500mlのナルゲンボトルしか使わないならナルゲンボトルケースが良いですが、それ以外のケースはマムートのアドオンホルダーと言えるでしょう。
私は夏はナルゲンボトルの500mlしか使わないので、ナルゲンボトルケースを使っていましたが、雪山登山で山専用ボトルを持つようになってから、マムートのアドオンホルダーに出会いました。
500mlナルゲンボトルのみを使うなら、ナルゲンボトルケース
様々なボトルに対応するなら、マムートのアドオンホルダー
山専用ボトルは、夏は冷たく、冬は暖かいものをそのまま持ち歩けます。
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