登山を趣味にされている方で、ふとした時に躓いて頭を打ちそうになったりして、ヒヤリとした方は多いのではないでしょうか。
安全に登山をする上でヘルメットは必需品となってきています。入山時にヘルメットの着用を義務付ける山もありますが、そういった山以外でも安全の為にヘルメットを着用した方がいいと思います。
本記事で紹介するマムートはEN認証やUIAA認証を取得していながらコストパフォーマンスに優れるヘルメットとして注目されています。
マムートのヘルメットを、使用することでより安全に登山を楽しめるようになりますので、その魅力をぜひ最後までご覧ください。
マムートのヘルメットの特徴
マムートと言えばほとんどの登山者は高級で手が出しにくいという印象を持っていますが、ヘルメットに関してはそうとも言い切れません。
人気モデルの「スカイウォーカー3.0」を始めとして1万円以下でカッコ良いヘルメットが人気なので、高見えするおしゃれなヘルメットを選ぶならマムートがおすすめです。
マムートはもともとクライミングギアに強いメーカーなので、安全性には定評があり、信頼して使用できることも強みですね。
認証はどのヘルメットもEN(CE)とUIAAも取得済で安全性が高い
登山用ヘルメットの安全規格には大きくEN(CE)(欧州欧州統一規格)とUIAA(国際山岳連盟)の二つがあります。
UIAAのほうが厳しい規格になっていますが、登山用ヘルメットは両方の基準を満たしているものが多いです。
マムートのヘルメットのサイズ感
マムートはスイス・アールガウ州ゼオンに本社を置く登山用品ブランドです。
海外の方に合わせたサイズになっているので、日本人が被ると大きかったり、締め付けがきつい場合もあるので可能であれば試着をしてからの購入をおすすめします。
マムートのヘルメットを選ぶメリット・デメリット
マムートのヘルメットを選ぶデメリット
- 高価格帯のモデルも多い
- 海外製品の為、頭の形に合わない場合がある
- 保護性能を重視しているので開口部が狭いモデルもある
マムートのヘルメットを選ぶメリット
- スタイリッシュでおしゃれ
- 独自の技術で保護性能を高めたモデルがある
- 入門向けから上級者向けまで幅広いラインナップ
マムートのヘルメットの使用感・評判・クチコミ
悪い口コミ
300g越すとチョット重い感じです。滅多に装着しないので余計に感じます。又、首元の固定バンドにパットがないので首元締めるのは抵抗がある。マムートでは安価なタイプなので望むのは無理か?ブラックダイヤモンドにすればよかったです。
楽天市場レビューより引用
マムートのヘルメットは軽さについては最強とはいえないので、注意しましょう。
軽さを重視したいならペツルのシロッコがおすすめ
サイズが思ったより小さい。52〜57cm はサイズがかなり小さく、上のサイズを試すことになった。
Amazonレビューより引用
良い口コミ
普通サイズの登山ヘルメット全般、頭に乗っかってる様に見え不格好でしたがこれはこども、頭の小さな人には違和感なくスッキリとした見栄えになるのでオススメです!通気孔周りにバリなのか分からないが、少し鋭利になっているので、こどもに被らせる前にはヤスリで削ると良いかもです。
Amazonレビューより引用
北アルプスの一部地域では、ヘルメットの装着が推奨されています。命に係るものですし、信頼できる有名ブランドでは低価格のマムートのヘルメットを購入しました。本格的なロッククライミングではなく、槍ヶ岳や穂高での一般登山で使用しました。 私の頭の大きさは60cmの帽子だと少しきついのですが、このヘルメットでは楽にかぶれます。もう少し頭の大きい方でもかぶれそうです。 重量も軽いので邪魔に感じません。槍ヶ岳の穂先を登っているときに、上を見上げた瞬間にヘルメットが岩に当り、かぶっていて良かったと実感しました。実際に滑落や大きな落石を受けたわけではないので実性能は不明なため☆一つ引きました。北アルプスでのヘルメット使用割合は2~3割程度でしょうが、高齢者ほどヘルメット装着率は低いように感じます。
Amazonレビューより引用
総評
マムートには軽さを追求したモデルや、堅牢性を重視したモデル、独自技術MIPSを搭載したモデルなど様々な用途に合わせたヘルメットがラインナップされています。
以下の選び方を一読いただき、一度購入について検討してみてはいかがでしょうか。
マムートのヘルメットの選び方
ここからはマムートのヘルメットの選び方について、様々なモデルを紹介しながら、基本仕様を確認しつつ良い点と悪い点を述べていきます。
ヘルメットを選ぶ際に重要な事は、自分の用途に合致しているかをしっかり確認することです。ヘルメットによってはロッククライミング専用品のような特定のシチュエーションに特化したモデルもあり、 違う用途のモデルを買ってしまうと無駄な出費となってしまいます。
皆さんのヘルメット選びの一助になれば幸いです。
おすすめのマムートのヘルメット
マムート:スカイウォーカー3.0ヘルメット
マムートのSKYWALKER3.0HELMETは頑丈でクライミングのタイプを選ばずに幅広く使えるオールラウンダーなヘルメットです。
耐久性と堅牢性に優れ、ストラップを内側に収納できるコンパクト設計でありながら、妥協のない高いパフォーマンスとハイレベルのプロテクションを実現。
重さ:334g
サイズ:頭囲 約53-61cm
認証(EN):適合
認証(UIAA):適合
素材 :シェル/発泡スチロール、ライナー/ビーズ法発泡スチロール
通気性 :普通
カラー展開 :TITANIUM
マムート:スカイウォーカー2.0ヘルメット
マムートのSkywalker2.0は人間工学に基づいて作られたクライマーヘルメットです。
サムホイールで素早く片手で調整可能、強化されたインナー素材を使用しているので耐久性にも優れています。
重さ:380g
サイズ:頭囲 約53-61cm
認証(EN):適合
認証(UIAA):適合
素材 :シェル/発泡スチロール、ライナー/ビーズ法発泡スチロール
通気性 :普通
カラー展開 :ホワイト
スカイウォーカー3.0との違い
スカイウォーカー3.0との違いを良いてん、悪い点を交えて紹介します。
マムート:クラッグセンダー (カラー:titanium/サイズ:56cm-61cm
マムートのクラッグセンダーは通気性の高いクライミングヘルメットで超軽量。それでいてトップクラスの保護力を発揮している。
さらに特別な形状によって頭部の広い範囲をカバーする。開口部が大きいため快適な通気性を実現しています。
重さ:199g
サイズ:頭囲 56-61cm
認証(EN):適合
認証(UIAA):適合
素材 :シェル/発泡スチロール、ライナー/ビーズ法発泡スチロール
通気性 :普通
カラー展開 :Titanium
マムート:ウォールライダーMIPS ホワイト 52cm-57cm
特許技術のMIPSを搭載した初のクライミング用ヘルメットで、MIPSとは簡単にいうと斜めからの衝撃に対して保護力を高める機構です。
重量も225gで軽量、人間工学に基づいた快適なフィット感とクッション性で着け心地も抜群です。
重さ:225g
サイズ:頭囲 52-57cm
認証(EN):適合
認証(UIAA):適合
素材 :シェル/ポリプロピレン、ライナー/
通気性 :普通
カラー展開 :ホワイト
※MIPSとはマムート独自の特許技術で、簡単に言うと斜めからの衝撃に対してスライドして動き、脳を保護する技術
マムート:El Cap 52-57cm
マムートのElCapは日除けを搭載していて他のヘルメットとは違った新しい外観をしています。
頑丈な外装に衝撃吸収に優れたインナーを組み合わせることによって、最高の衝撃吸収と考えられる限り最高の安全性を確保しています。多くの通気口と完全なフィット感により極めて快適な装着感を得られます。
【ヘルメット固定の道具】マムート:ヘルメット ホルダー プロ
ヘルメットの持ち運びの時はリュックの中に入れるのが、良いですが容量の問題等で入らない場合があります。そういった場合は手で運ぶのではなく、ホルダーを使用した方が安全に持ち運ぶことができます。
マムートのヘルメットホルダープロはザックに外付け可能で、リュックの容量に影響を与えずに持ち運ぶことが可能です。ヘルメットの出し入れはファスナー式で簡単に行えます。
ヘルメットを長持ちさせるためにヘルメットと同時に購入することをおすすめします。
まとめ
ここまでマムートのヘルメットについて良い点と悪い点を交えながら紹介しました。
どのモデルも認証を取得していて安心して使用することができます。中には独自の特許技術を採用しより安全性を高めたヘルメットもあります。
初めての登山用ヘルメットを探している方にはコストパフォーマンスに優れたSKYWALKER3.0がおすすめで、大きめの頭の方はサイズにゆとりがあるクラッグセンダーがおすすめです。
あなたが最適なヘルメットに出会えることを願っています。
グリベル / エーデルリッド / ブラックダイヤモンド / ペツル / カンプ
クライミングテクノロジー
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