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【使用感レビュー】コスパが評判!!ミズノのベルグテック EXセイバーは、初心者最強の登山用レインウェア

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ミズノのベルグテックEXセイバーは最も優れたレインウェアではありません。

ですが高い人気を誇り、初心者向けのレインウェアとしてよく名前が上がります。

あすか
あすか

なんでそんなに人気なんだろう?

ヤマノ
ヤマノ

その理由はその価格の安さと登山に使える高性能さにあります。

我が家には妻向けにミズノのベルグテックEXセイバーがありますので、性能について考えてみます。

実際に私も使ってみましたが、カラーがメンズっぽくないという違和感はありますが、使い心地は変わらないですね。

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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。

素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。

登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。

ベルグテックEXセイバ-ストームセイバーVレインスーツの基本性能

・メイン素材: ナイロン
 素材構成: 本体: 100% ナイロン; 内衿切替: 100% ポリエステル
・約570g(Mサイズ)
・耐水圧30,000mm以上(傘の約60倍)
・透湿性約16,000g/平方メートル-24h
・100回洗濯しても水を弾き続ける耐久撥水性。
・ベンチレーションあり(小さめ)

低価格帯の中で性能が高く、重さも比較的軽いレインウェアです。

重さを実際に計ってみた

実際に計ってみると、ジャケット325g(Mサイズ)。パンツは205g。(レディース)

換気用のベンチレーション

ミズノのレインウェアの左右には、換気用のファスナーがあります。

開閉できる範囲が小さいので、通気性はとても良いとは言えませんが、ないよりはずっと蒸れにくくなるようになっています。

袖口はマジックテープで絞ることができる

12時間以上雨に打たれつづけた経験から言うと、レインウェアの袖口を絞るのはめちゃくちゃ重要です。

この絞りが甘いと雨が袖口から侵入してきてそこから濡れてしまうからです。

できれば袖口を絞って、レイングローブを着用すると、濡れずに快適に過ごすことができます。

関連記事:季節に合わせた手袋選びについて

ヘルメットも着用しやすく、フードのサイズ調整も効く

レインウェアの前側左右にはドローコードがあって、フードの形を調整することができます。

フードの裏側にはマジックテープがあってフードの高さも調節できます。

縦幅、横幅共に調節できるということです。

ミズノのベルグテックEXストームセイバーは初心者に超絶おすすめ!!

これは断言できます。もしあなたが初心者で、まだ登山を続けられるかわからないけど、とりあえず無難で安いものを買っておきたいというなら、これ以上の選択はありません。

最大のメリットはコスパの高さ

値段が安いのに30,000mm以上の耐水圧を持ち、透湿性も16000gを超えているので、低価格帯では非常におすすめです。

どれくらい安いかというと、安いことで有名なモンベルのレインウェア「ストームクルーザージャケット」であっても上下で37650円(ジャケット22800円+パンツ14850円)2021年3月時点 なので、どれだけ安いかがわかります。

加えて100回洗濯しても 水をはじく耐久撥水加工があるので、長期的に考えてもコスパの高い選択となるでしょう。

止水加工のファスナーでないのに、浸水しにくい構造になっている!

ファスナーは水の侵入を阻むような加工はされていませんが、その上にマジックテープ付きの布地が重なり、浸水しにくい仕組みになっています。

価格を抑えて高い性能を得るための工夫が見られます。

ファスナーを閉じてマジックテープを止めればよほど浸水しないでしょう。

レインウェア内側の顔周辺の生地が触り心地最高!!

めちゃくちゃ地味で目立たない部分ですが、内側の顔が当たる周辺部分は裏地に触り心地の良い生地が縫い付けてあり、ふわふわなのです!

ゴワゴワせず、不快感を感じない配慮を感じます。

正直ミズノのレインウェアより価格が高いレインウェアと比較しても、ここまで触り心地が良いのは知りません。

レインパンツの着脱がしやすい

登山をするとき、レインパンツを履くときってどんなときでしょうか?

さとし
さとし

道を歩いているときですね

ヤマノ
ヤマノ

そうです!登山道を歩いているときなら、当然、登山靴を履いています

登山靴ってきつく締めるので、いちいち脱いでレインパンツを履くなんてめんどうです。

ミズノのレインウェアは、足元付近がファスナーで開閉するようになっていますので、靴を脱がずに着脱が簡単です

これは大きなメリットなので、レインパンツは完璧と言えるでしょう。

あ、レインパンツにポケットはありませんので、スマホはジャケットの内ポケットに入れましょう。

ミズノのベルグテックEXストームセイバーを選ぶ時の注意点

ファスナーの開閉がストレスになる

ミズノのレインウェアは、止水ファスナーと言われる浸水を防ぐファスナーではありません。

その代わりに生地をマジックテープで止めるようになっていて、浸水を防ぎます。

ただ良いところばかりでなく、毎回ファスナーを開けるためにマジックテープをベリベリ剥がさないといけないので、脱ぎ着にストレスになります。

安い分、少しくらい快適性が下がってもいいやという人向けな特徴ですね。

防寒着としても兼用したいなら、割と頻繁に脱いだり着たりするので気になる点かもしれません。

どうしても気になる人は、値段と快適性のどちらを優先するかを決めるべきです。

止水ファスナーを採用したレインウェアはより高価になります。

正直、長く使うなら、止水ファスナーを採用したレインウェアの方が後悔が少ないです。

晴天時の快適性を重視するなら、止水ジッパーでベンチレーションがあるエバーレスフォトンが良いでしょう。

ただ止水ジッパーでベンチレーションがあるものは価格は高くなってしまうので、登山を長く続けるかわからないなら、ミズノのレインウェアで試すのが良いでしょう。

換気用のベンチレーションは、開閉できるエリアが狭すぎる

ミズノのベルグテックEXストームセイバーは、ベンチレーションがあるといっても、他のベンチレーションありのレインウェアの半分以下の大きさです。

ないよりはマシですが、あまり期待しすぎない方が良いです。

上下で4万円を超える高性能なレインウェアが欲しい人には不向き

最初から雨でも登山するなら、ミズノのレインウェアは最良ではない

大前提として予算が4万円以下で決まっているなら、ミズノのレインウェア以上に最高のレインウェアはありません。

ですが、もうちょっと出しても良いかなと思っているなら、他の選択肢も出てきます。

ミズノのレインウェアは上下セットで1万円前後ですが、普通の山岳メーカーのレインウェアは上下揃えると4万円を超えることが多いです。

こんなことを言ったら元も子もないですが、ミズノのベルグテックEXストームセイバーは、ゴアテックス素材と比べると性能面は、多少見劣りします。

もちろんこの価格帯では最もおすすめなのは変わりませんが、何倍も高い値段のレインウェアが同じ性能なわけないですよね。

当然、耐水圧や透湿性の性能を求めると、高い性能のレインウェアがあります。

最初から雨でも登山をしたいという強者にとっては、モンベルのストームクルーザーミレーのティフォン50000ストレッチなど、耐水圧、透湿性が高いモデルを選んだ方が失敗しません。

雨でも中止せず登る人は、初心者にはいないと思います。

あなたが自分を初心者だと思っているなら、無理に高いものを選ぶ必要はないので、無理しないようにしましょう。

安いだけでなく、快適性も考えたいなら、エバーブレスフォトンもあり

レインウェアを雨天時のみでなく、晴天時の防寒着やアウターとしても兼用すると、持ち運ぶ荷物が減るのでおすすめです。

ただミズノのレインウェアは、ファスナー部分のマジックテープが多いので、脱ぎ着が多い晴天時には快適とは言いにくいです。

ベンチレーションの開く幅も狭いので、通気性を高めたいなら、ベンチレーションが扱いやすいファイントラックのエバーブレスフォトンジャケットの方がおすすめです。

まとめ

ミズノのレインウェアは、初心者がまず買うのに最適

ここまで紹介したミズノのレインウェアは、1万円前後で買えるレインウェアとしては最高のものです。

雨に対する強さも蒸れにくさも同じ価格帯でここまでのものは、なかなかありません。

ミズノのレインウェアは、低予算で高コスパなレインウェアを探す人におすすめなレインウェアです。

これから登山を始める人はぜひ使ってみてくださいね。

カラーの選択は、amazonや楽天の商品ページで選択可能です。

レインウェアを改めて検討したい人は以下も参考まで

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