登山用のテントは色々なメーカーから出ていて、初めて買う場合はどこのメーカーの物を買えばよいか迷ってしまいますよね。
そんな色々あるテントメーカーの中で、今回はMSRの登山用テントについて紹介します。
MSRのテントは50年以上の歴史があり、軽量コンパクトなのはもちろん、使いやすさや居住性の高さが魅力のテントです。ですが、それだけでなくカッコいいテントでもあります。
今回はそんなMSRの登山用テントについて紹介するので、選ぶ時の参考にして下いね。

ファンの年齢層はやや高め
MSRのテントを使っていると、
熟練者の登山者から「分かってるね」と褒められます
この記事の結論
MSRのテントは
・1~2人で使うなら使いやすくコンパクトで軽い「フリーライト 2」
・2人で使うなら居住性が高く出入り口も前室も2つ「ハバハバLT2」
・初心者の方はコスパが良い「エリクサー2」
・とにかく軽さを求めるなら「スルーハイカーメッシュハウス」
商品名 | フリーライト 2![]() | エリクサー 2![]() | ハバハバLT2![]() | ティンハイム 2![]() | スルーハイカーメッシュハウス2![]() |
メーカー名 | MSR | MSR | MSR | MSR | MSR |
特徴 | 独自のテントポール構造で広くて軽い、出入り口2か所 | 価格が安く、建てやすく、耐久性が高い、出入り口が2か所 | 2人で使っても快適な広さ。前室、出入り口が2か所 | 筒状で、とにかく居住性が高い | 軽くて居住性が高い。メッシュなのでタープは必要 |
価格 | △ | 〇 | △ | △ | 〇 |
重さ(g) | 910g | 2330g | 1360g | 2480g | 410g |
ガイライン、ペグ、袋込 | 1060g | 2820g | 1540g | 3200g | 480g |
収納サイズ | 46×11cm | 51×17cm | 51×14cm | 56×20cm | 25×10cm |
設営サイズ | 127cm×213cm(前室除く)高さ 100cm | 不明 高さ 104cm | 132cm×224cm(前室除く)高さ 102cm | 119cm×240cm(前室除く)高さ 101cm | 132cm×213cm高さ 96cm |
入り口 | 長辺側 | 長辺側 | 長辺側 | 短辺側 | 短辺側 |
広さ | 2人 | 2人 | 2人 | 2人 | 2人 |
タイプ | ダブルウォール | ダブルウォール | ダブルウォール | ダブルウォール | シングルメッシュ |
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テント選びの総集編
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【メーカ別】
・ニーモ / ファイントラック /アライテント /ゼログラム
プロモンテ /ネイチャーハイク / ノースフェイス / ムラコ
オクトス / ヘリテイジ / MSR
【マニアックテント】
・230g~340g ツェルト泊
・空飛ぶハンモックテント
【選び方別】
・安さで選ぶ「一万円以下のテント」
・軽さで選ぶ「1kg以下のテント」
MSRのテントの歴史
MSRといえば、ガソリンストーブなどが有名ですが、テントの歴史も古く、50年以上の歴史があります。
1973年に初めて作られたダブルウォールのトンネル型のテントは、居住性が高く、バックカントリーのベースキャンプなどで使われていました。
また、現在40代、50代の方で学生時代に登山をしていた方の中には、カッコいいMSRのテントを使いたかった、という方は多いのではないでしょうか。
MSRのテントは、居住性が高くて使いやすく、見た目もカッコ良いので、長く愛着を持ってテントを使うことができます。

20年以上前から、軽量なワンポール、ツーポール式のテントも販売しています。
MSRのテントの特徴

ここではMSRのテントの特徴について記載していきますね。
重さ
MSRのテントの重さは、スルーハイカーメッシュハウス2の500g弱から約1kgのフリーライト、人気のハバハバLT2が約1.5kg、標準的な初心者向けモデルのエリクサー2が約2.8kg、居住性が高いティンハイム2が3.2kgとなっています。
MSRのテントは、最新の軽量テントと比べると、やや重たく見えるかもしれません。
ですが、居住性を高めるために、ポールの構造などがやや特殊になっており、軽量テントが犠牲にしている快適性や利便性にも重点を置いているので、仕方のない面もあります。

わずかな重さは、他の物の重量を軽くするなど、対処法があります。ですが居住性は工夫ではどうにもなりません。
耐久性
MSRのテントの耐久性はモデルにより異なり、大きく2つに分かれています。
・標準的な耐久性のモデル → フリーライト2、ハバハバLT2、スルーハイカーメッシュハウス
・耐久性が高いモデル → エリクサー2、ティンハイム2
となっています。
耐久性に違いが出る理由は、標準的な耐久性のモデルは、フロアに15Dや20Dの細い糸を使っていますが、耐久性が高いモデルは、75Dなど太い糸を使っているためです。
ボトムに太い糸を使っていると、石などで破れにくくなります。また、フットプリントなども使わなくても良くなります。
また、MSRのテントは、標準的なモデルでもリップストップと呼ばれるほつれにくい製法で作られているので、万が一穴が開いても、穴が広がりにくい構造になっているので、MSRのテントはいずれも充分な耐久性があります。
利便性
MSRのテントのほとんどのモデルは、前室がテントの長手方向にあるので、前室が広く利便性が高くなっています。
また、エリクサー2、ハバハバLT2、フリーライト2は出入り口が2か所あるので、複数人で使用する場合にはとても便利です。
天井部分が広く居住性も高いので、テント内で快適に過ごすことができるのも、見逃せない利便性の1つです。

出入り口が2か所にあると、暑い時期などは風が通り快適に過ごすこともできます。
耐天候性
MSRのテントは吊り下げ式です。
吊り下げ式は風に弱いとされていますが、MSRのテントはポールの形状を工夫することで、風に強くなっています。
また、MSRの多くのテントは、耐水圧1200mmのフライシートとボトムシートを使用しており、撥水加工もされているので、耐水性も高くなっています。
他のメーカーのテントとの違い
MSRのテントが、他のメーカーのテントと違う点は以下になります。
・居住性の高さ
・出入り口が2つあり、利便性が高い
・インナーテントがメッシュになっている
・見た目のカッコよさ
まずMSRのテントと、他メーカーのテントの違いは、居住性の高さです。独自のポール構造で、広い天井と、インナーテント側面が立ち上がった形状をしています。1人での使用時はもちろん、2人で使うときも居住性が高いので、テント内で快適に過ごすことができます。
2つ目は、ドーム型のモデルは出入り口が2つあり、利便性が高くなっている所です。前室も2つあるので、あまり使わないものと靴などを分けて置くことができます。
3つ目はインナーテントがメッシュになっています。通気性が高く、結露も起きにくいメリットがあります。
4つ目は他のテントには無いカッコ良さです。
居住性を高めるためのフレームの形状が、他のテントには無い特徴的な外観を作っていて、カッコよく見えます。また、フライシートの色も落ち着いたアースカラーなのも見た目が良いポイントです。
MSRのテントを選ぶメリット・デメリット

ここではMSRテントのメリットと、デメリットについてまとめました。
デメリット
まずはデメリットからです。
収納サイズがやや大きい
MSRのテントは、室内が広い分、布も多く使っており、ポールも長くなっています。
そのため、他メーカのテントと比べてやや収納サイズが大きいデメリットがあります。

できれば収納サイズを実物で確認しましょう
前室が2つあるので、設置にスペースが必要
MSRテントのドーム型のモデルは、長手方向に2つ出入り口があります。
そしてそれぞれに前室があります。そのため、設置にはある程度のスペースが必要です。
テント場によってはあまり広いスペースが取れないこともあるので、設置する時には注意が必要です。

スルーハイカーメッシュハウスは、出入り口は1つですが、タープを設置する場合はスペースが必要です。
インナーテントがメッシュなのは寒い時期には使いにくい
MSRのテントは、インナーテントがメッシュなので、暑い時期は良いですが、寒い時期は使いにくくなってしまいます。
寒くなりそうな時期は使わない、少し余裕を持って暖かい寝袋を使うなどの対策が必要です。
メリット
次にメリットです。良い面はたくさんありますが3つ紹介しますね
テント内が広く、着替えや食事、雨の日などに便利
MSRテントの最大のメリットは、テント内が広く居住性が高い所です。
複数人で使うときに便利なのはもちろん、1人で使うときも便利です。
食事をするときや、着替えをするとき、荷物を準備する時など、広さによるメリットは沢山あります。
また、雨の日など長い時間テント内にいる場合も快適に過ごすことができます。
出入り口と前室が2つあり利便性も高い
MSRテントの出入り口は2つあり、それぞれに前室があります。
2人で使うときに便利なのはもちろんですが、1人で使うときも前室が2つあると便利です。
テントの外に荷物を置きやすく、テント内を広く使うことができます。また、あまり必要のないものは出入り口と反対に置くなどできるので出入りがしやすくなります。
また、雨の日の炊事や準備の時には、前室に余計なものがないと作業しやすいのも大きなメリットです。
インナーテントがメッシュなので、夏は暑くなりにくく、結露もしにくい
MSRのテントはインナーテントがメッシュになっています。
そのため、夏は風が通るので暑くなりにくく、寒い日も結露しにくくなっています。

夏の夜は寝苦しい時があるほど。そんな時にメッシュのインナーテントは助かります。
MSRのテントの使用感・クチコミ

ここでは実際に使っている人のクチコミをまとめました。
使っている方々のクチコミは、選ぶ時の参考になりますよね。
悪い口コミ
まずは悪いクチコミからです。
悪いクチコミはほとんどありませんでしたが、そのうちのいくつかを記載しますね。
単体で使うには余りにも開放感があるので、フライ代わりに薄い幕かタープを持って行ければ宿泊には充分ですが、単体で使うには心許ないので星−1です。
amazonレビューより スルーハイカーメッシュハウス

悪いクチコミではないですが、やはりメッシュのインナーは気になるという声がありました。
キャンプ場のソロキャンプにはちょっとモノが良すぎる。テント泊登山には向かない。
http://amazonレビューより エリクサー
白い部分は簡単に汚れてほぼ落ちません。
何度か使ってますが、不具合はありません。
インナーテントの白い部分が汚れると、汚れが落ちないというクチコミがありました。インナーテントは、フライシートをかぶせれば見えませんが気になりますね。
1人用のテントで、車、バイクでのテントならこれで良いと思う。
amazonレビューより エリクサー
ただ、重量があるので、目的のテン場まで徒歩移動、ハイクがある場合は、体力がある人以外にはあまりオススメしません。
エリクサー2は、丈夫にするため生地が厚く、2.8kgと重たいのは確かにきになります。登山で2人で使う場合は、荷物を分担してテントを持っている人の負担を減らしましょう。
良い口コミ
次に良いクチコミです。
側面の立ち上がりが急峻なので、底面の面積以上に広く感じて心地良く使える。また、張ったり撤収したりするのが楽であり、重量も軽いので背負って運ぶのに凄く良い。
amazonレビューより ハバハバシールド
ただ、値段が高い(もっとも、それなりの材料や縫い方がしてある)。また、底が薄いのでグランドシートなしでは不安である点と、レインフライにシームコートを塗る(別に塗らなくても良い様ですが)のが手間。
おまけに、円安で値上がりしたので余計にウ〜ンとなりました(でも、満足してます)。
結論としては、値段への引っ掛かりと、強風下での風に対する耐性がまだ不明ですので星1つ減らしましたが、前室も広く、3シーズン、様々な場所で気分良く使う事が出来そうです。
(追加)
運悪く、テントで寝ている間に強風が、、 でも、全然大丈夫でした。
使っていての問題点は、空テントにして置いておく時に、インナーのファスナーが紐で引くタイプなので、鍵が付けづらかった事です。Amazon で、これを買って(チタン合金製リングセット 軽量で強く錆びないリング TC4チタン(Ti) 使用)、鍵をかけました(が、手でクルクル回してリングが外れるので、、意味あるかなあ〜と思いながらですが)。
書くのを忘れてましたが、雨に遭った事も何度かありましたが全然大丈夫でした。
※写真はモチヅキさんの使ってます
amazonレビューより フリーライト2
軽量 設営楽 Soloには良い
コットを配置しても荷室確保できるので2Pは
天候不順でも籠れるんで良いと思います
さすがMSRです。
amazonレビューより エリクサー
造りもしっかりしています。
設営もとても簡単です。
また、収納バッグは大きさに余裕があり、多少雑に畳んで入れても大丈夫です。
良い商品だと思います。
とにかく張りやすい。
amazonレビューより エリクサー
天井も幅があるので圧迫感を感じず快適に寝られます。
前室も結構広いのでタープを張ることができないときは荷物置き場に助かってます。

良いクチコミは本当に多かったです。
設営が簡単で広く、悪天候でも問題無く使えたという口コミが多いです。
また、カッコいい!というクチコミが多かったのも追記しますね。
総評
悪いクチコミは少なくて、良いクチコミはとても多かったです。
悪いクチコミには、重い、汚れが取れない、インナーのメッシュが気になるというものがいくつかありました。
ですが良いクチコミは本当に多く、設営の簡単さ、広くて居住性が良いというもの、悪天候でも問題無く使えるというものです。
また、単純にカッコいいというクチコミも多く、これは他のテントでは無い、MSRのテントならではの特徴です。

クチコミからわかるのは、カッコ良くて使い勝手が良い、それがMSRのテントのことですね。
MSRのテントは冬に使用できるか?
MSRのテントは冬に使うには注意が必要です。
生地が薄く、インナーテントはメッシュになっています。冬の使用はかなり厳しいです。
ただ、今回紹介したテントのうち、ティンハイム2はメッシュではないので冬の使用も可能です。ですが、大きく重たいので、ソロでの使用は難しいでしょう。また、スノーフライもないので、厳冬期などは厳しいでしょう。

MSRのテントの冬使用はかなり難しいと言えます。
他のメーカーのテントを検討しましょう。
MSRのテントの選び方

MSRのテントは、大きく分けて2つのシリーズがあります。
1つは通常の登山向けのバックパッキングモデル、もう1つは超軽量のウルトラライトモデルです。
居住性や利便性を優先する場合はバックパックシリーズを、コンパクトさと軽量性を優先する場合はウルトラライトモデルを選ぶと良いでしょう。
MSRのおすすめテント

ここではMSRのそれぞれのモデルについて解説していきます。
選ぶ時の参考にしてくださいね!
商品名 | フリーライト 2![]() | エリクサー 2![]() | ハバハバLT2![]() | ティンハイム 2![]() | スルーハイカーメッシュハウス2![]() |
メーカー名 | MSR | MSR | MSR | MSR | MSR |
特徴 | 独自のテントポール構造で広くて軽い、出入り口2か所 | 価格が安く、建てやすく、耐久性が高い、出入り口が2か所 | 2人で使っても快適な広さ。前室、出入り口が2か所 | 筒状で、とにかく居住性が高い | 軽くて居住性が高い。メッシュなのでタープは必要 |
価格 | △ | 〇 | △ | △ | 〇 |
重さ(g) | 910g | 2330g | 1360g | 2480g | 410g |
ガイライン、ペグ、袋込 | 1060g | 2820g | 1540g | 3200g | 480g |
収納サイズ | 46×11cm | 51×17cm | 51×14cm | 56×20cm | 25×10cm |
設営サイズ | 127cm×213cm(前室除く)高さ 100cm | 不明 高さ 104cm | 132cm×224cm(前室除く)高さ 102cm | 119cm×240cm(前室除く)高さ 101cm | 132cm×213cm高さ 96cm |
入り口 | 長辺側 | 長辺側 | 長辺側 | 短辺側 | 短辺側 |
広さ | 2人 | 2人 | 2人 | 2人 | 2人 |
タイプ | ダブルウォール | ダブルウォール | ダブルウォール | ダブルウォール | シングルメッシュ |
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MSR:フリーライト 2(バックパッキングモデル)
MSRのバックパッキングモデルテントで最も軽いのがフリーライト2です。
2人用で1060gです。インナーテントはほぼすべてメッシュになっています。
また、軽いだけでなく出入り口が2か所にあり、前室も2つあるので使い勝手も良くなっています。2人で使うのも良いですが、1人でやや広めに快適に使うにも向いています。
2人で使うのはもちろん、1人での長期縦走などに使うのにもおすすめです。
重さ :1060g(総重量)、910g(最小重量)
人数 :1~2人
フロア面積:2.7m2
前室面積 :約0.7m2 が2か所
収納サイズ:46×11cm
構成素材 :フライシート/15Dリップストップナイロン(耐水圧1200mm)
キャノピー/10Dポリエステルマイクロメッシュ
フロア/15Dリップストップナイロン(耐水圧1200mm)
MSR:エリクサー 2(バックパッキングモデル)
MSRのテントの中でも人気のエリクサー2。
価格が安く、フロア部分に太い糸を使うなど耐久性も高く、2か所の出入り口など使いやすいうえに、フットプリントも付属しているのでお得感もあります。
耐久性に関しては、フライシートとフロアには、フリーライトの5倍の太さを持つ75Dの糸を使っています。
また、素材もナイロンではなく吸水性が低いポリエステルを使っているので、雨にも強く乾きやすい特徴があります。
利便性も高く、2には出入り口が2か所あり、出入りが楽なのはもちろん、広い前室も2つあります。
2800gとやや重たいですが、丈夫で使いやすく、コスパがいいので初心者の方におすすめです。

カッコいいのもエリクサーの大きな魅力の1つです。
重さ :2820g(総重量)、2330g(最小重量)
人数 :1~2人
フロア面積:記載無し
前室面積 :記載無し 前室2か所
収納サイズ:51×17cm
構成素材 :フライシート/75Dリップストップポリエステル(耐水圧1500mm)
キャノピー/20Dナイロンマイクロメッシュ。40Dリップストップポリエステル
フロア/75Dタフタポリエステル(耐水圧3000mm)
MSR:ハバハバ LT2(バックパッキングモデル)
ハバハバLT2は、広さが特徴のテントです。
フリーライト2と比べると、フロアの幅で5cm、長さで11cmも広くなっています
広くなってはいますが、重さは1540gとなっていて、2人で使えるテントとしては比較的軽い部類です。
また、これまでのテントと同様に、出入り口が2つあり使い勝手の良さも、他のMSRのテントと同じです。
2人で使うことが前提の場合や、1人でベースキャンプとして使う場合などにおすすめのモデルです。

インナーテントのメッシュ部分を少なくしたハバハバシールド2もあります。
重さ :1540g(総重量)、1360g(最小重量)
人数 :1~2人
フロア面積:2.95m2
前室面積 :約0.74m2 が2か所
収納サイズ:51×14cm
構成素材 :フライシート/20Dリップストップナイロン(耐水圧1200mm)
キャノピー/20Dポリエステルマイクロメッシュ、20Dリップストップナイロン
フロア/20Dリップストップナイロン(耐水圧1200mm)
MSR:ティンハイム 2(バックパッキングモデル)
テインハイム2は、筒形で居住性が高い、ベースキャンプなどに向いたモデルです。
これまでのテントのようにドーム型ではなく、かまぼこのような形をした筒形で、居住性が高いのが特徴で、生地も68Dを使い耐久性が高くなっています。
インナーテントはメッシュではなく、出入り口も1つしかない等、ドーム型とは違った形状です。
また、前室部分にもフロアがあるので、前室でレインウェアなどを脱ぐことができ、インナーテント内を濡らすことがありません。
3200gと重いですが、2人での使用や、厳冬期を除く冬の登山のベースキャンプなどに使うのにおすすめのテントです。
重さ :3200g(総重量)、2480g(最小重量)
人数 :1~2人
フロア面積:2.85m2
前室面積 :記載無し 前室1か所
収納サイズ:56×20cm
構成素材 :フライシート/68Dポリエステル(耐水圧1500mm)
キャノピー/40Dナイロンマイクロメッシュ。68Dタフタポリエステル
フロア/68Dタフタポリエステル(耐水圧3000mm)
MSR:スルーハイカーメッシュハウス2 (ウルトラライト)
スルーハイカーメッシュハウス2は、とにかく軽いテントで、トレッキングポール2本で立てることができます。
重さは480gしかなく、シングルウォールでメッシュになっています。ツェルト日かですが、しっかりとフロアも有り、居住性も充分にあります。
少しでも荷物を軽くしたいという方は検討してみましょう。

メッシュなので雨には対応できません。タープなどを使用しましょう。
重さ :480g(総重量)、410g(最小重量)
人数 :1~2人
フロア面積:2.8m2
前室面積 :前室無し
収納サイズ:25×10cm
構成素材 :フライシート/20Dリップストップナイロン(耐水圧1200mm)
キャノピー/10Dナイロンマイクロメッシュ
フロア/15Dリップストップナイロン(耐水圧1200mm)
まとめ
MSRのテントは、軽量コンパクトなだけなテントとは違う、魅力があるテントです。
なぜなら、両側出入り口・前室の利便性の高さと、独特のポールによる居住性の高さなど、他のテントには無い機能があるからです。
また、使っている方の多くが感じているカッコ良さも、MSRテントの大きな魅力の1つ。
みなさんもカッコいいMSRのテントを持ってキャンプや登山を楽しみましょう!
テント選びの総集編
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【メーカ別】
・ニーモ / ファイントラック /アライテント /ゼログラム
プロモンテ /ネイチャーハイク / ノースフェイス / ムラコ
オクトス / ヘリテイジ / MSR
【マニアックテント】
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・空飛ぶハンモックテント
【選び方別】
・安さで選ぶ「一万円以下のテント」
・軽さで選ぶ「1kg以下のテント」
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