トレイルランニングでは荷物は最低限にしたいところですが、予期せぬ雨で体温を奪われないように、レインウェアは必要となります。
トレランでは登山とは少し重視するポイントが変わってきますので、今回はそのあたりを紹介します。
トレランはできるだけ少ない荷物でいたいね
防水性能との両立が難しそう
トレラン用のレインウェアに必要な要素
トレランでは蒸れにくさ(透湿性)と防風性が非常に重要になります。
レインウェアの蒸れにくさ(透湿性)
それはトレランが登山道を走るアクティビティであり、歩きがメインとなる一般登山と比べても運動量が多くなるからです。
レインウェアの防風性
トレランでは休憩時に体温が奪われるのを防ぐ方法を考えておく必要があります。
レインウェアで兼用できるものを選んでおくか、ウインドシェルをもう1着持っておくかの2択です。
蒸れにくさ(透湿性)が高いレインウェアでは、防風性は低いことがあるので、注意しましょう。
標高の高い山では、ウインドシェルではなく防寒着を選択しても良いでしょう。
トレランにおすすめなレインウェア
画像 | メーカー名 | 商品名 | 特徴 | 重さ | ストレッチ性 | 収納の位置・数 | 耐水圧 | 透湿性 | 素材 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ティートンブロス | ツルギライトウィズアクアブレスジャケット | デザインが秀逸でカッコイイ。 | 225g(Mサイズ) | ◎ | 胸に1つ | 15000mm以上 | 0.6cfm 2l/㎡/sed-ISO 9237 | Toray AquaBreath | |
ノースフェイス | ストライクトレイルフーディ | ゼッケンが透けて見える構造でトレラン大会挑戦者に人気 | 110g(Lサイズ) | △ | なし | 20,000mm | 40,000g/m2-24h(B-1法) | 7D HYVENT(R) | |
OMM | ハロジャケット | 完全防水、透湿機能性シェルジャケットとしては世界最軽量クラスのモデル | 105g(M) | △ | なし | 10,000 mm | 10,000 gsm/24hr | Point ZeroH2o fabric (2.5layer) | |
ノースフェイス | FLスーパーヘイズジャケット | 軽さよりもしっかりとした防水性能を重視 | 390g(Lサイズ) | ◎ | 胸に1つずつ | 記載なし | 記載なし | FUTURELIGHT3層 | |
GORE WEAR | R7シェイクドライトレイルフーディッドジャケット | 持続的な撥水性があり、水分は表面で水滴となって流れ落ちる | 116g(Lサイズ) | △ | 胸に1つ | 記載なし | 記載なし | ゴアテックス シェイクドライ |
トレランのレインウェアは軽量さが重要ですが、軽量であればあるほど防水性能は落ちる傾向にあるので、初心者は過度な軽量化は避けた方が無難です。
豪雨に打たれるとずぶ濡れになり、かなり体温を奪われて痛い目にあったこともあります。
それ以来私はフリースジャケットは携行していますので、防寒についても気をつけたいです。
トレランのレインウェアとしては、
ノースのストライクトレイルフーディの人気が頭1つ抜けているね
ゼッケンが透けて見えるのが特徴的だよね
ティートンブロス ツルギライトウィズアクアブレスジャケット
透湿性(蒸れにくさ)の高さと240g(Mサイズ)という軽量さが魅力なツルギライトはデザイン性も高く、おしゃれにこだわるハイカーに人気のレインウェアです。
一般登山と兼用する人も多いモデルです。
斜めのファスナーが特徴的だよね。
カッコイイ見た目だから男女ともに人気だよ
カラー展開も多くてコーデにも合わせやすそうだ。
極端な軽量化まではしてないから初心者にも扱いやすいね
ノースフェイス:ストライクトレイルフーディ
Mサイズ120gで耐水圧20,000mmで透湿性も40,000g/m2-24h(B-1法)あり、しかも価格も良心的なので、有力な候補となるレインウェアです。
難点はポケットが1つもないことで、収納性も欲しい方は気を付けておきましょう。
大会挑戦時にはこれがいいな。
個人的に色は白か黒のモノトーンがカッコイイ
価格もゴアテックスやフューチャーライト製よりも
良心的でコスパもいいね
(オーエムエム)OMM Halo Jacket Grey
105g(M)という恐ろしい軽さを実現した軽量モデル。
軽さにこだわるストイックな方におすすめです。
耐水性10,000mm、透湿性10,000 gsm/24hrと防水性能は劣るため、本格的な雨の中のランでは性能不足を感じる点は把握しておきましょう。
晴天時にもしもの保険として使用するのが主な用途です。雨の中のレースで使うならちょっと不向きですね。
ノースフェイス FLスーパーヘイズジャケット
ノースフェイスの独自開発した「フューチャーライト(FUTURELIGHT)」という防水透湿素材は、ゴアテックス素材よりも透湿性が優れていることで注目されています。
特にFLスーパーヘイズジャケットは、約390gと軽量でストレッチ性もあり、トレランのスタイルにバッチリ合います。
難点としては、通気性が良すぎて防寒着として兼用することは難しいので、別にウインドシェルやフリースを持っておく必要があることです。
ゴアテックスを超える通気性の良さはそのままトレランで使う上でメリットになります。
(防水性能はゴアテックス素材の方が優れていると思います)
GORE WEAR R7シェイクドライトレイルフーディッドジャケット
Mサイズで172gという軽量さを持ち、高い透湿性が魅力なレインウェアです。
難点はやや価格が高いことですが、安心感のあるレインウェアです。
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