ツルギライトジャケットはティートンブロスの人気商品の1つで、わずか240g(Mサイズ)と軽いことが特徴のジャケットです。
軽いだけでなく、防水性と通気性はもちろん、ストレッチ性も持ったオリジナル素材のTäsmä(以下タズマ)を使っています。
デザインも特徴的で、斜めに入ったフロントジッパーが新鮮です。
そんなツルギライトジャケットですが、劣化が早いや雨がしみこんでくるなどのクチコミがあるのも事実。
今回はそんなツルギライトジャケットのクチコミについて徹底調査しました。
ツルギライトジャケットの購入を検討している方は参考にしてください
結論:劣化が早いという口コミは1件のみ。
劣化が早いという口コミは1件のみでした。
ツルギライトジャケットにはティートンブロスオリジナルのタズマと呼ばれる素材が使われています。この素材は素材メーカーの東レと共同開発されたもので、ポリウレタン樹脂を使った素材です。
一般的にポリウレタンは加水分解していくので、劣化は避けられない宿命です。
独自系素材の場合、多くはこのポリウレタン系の素材を使っているので、ツルギライトジャケットだけが特別に劣化が早い素材を使っているわけではありません。
劣化については巷で言われているほど気にしなくても大丈夫で、それよりも軽さとポリウレタン系の良さの1つであるストレッチ性の高さなどメリットも多くあります。
Teton Bros.のツルギライトジャケット、ほぼ街でしか着てないのに、もうフードの付け根(?)部分のメンブレンがポロポロと剥がれてきた。1年経ってないのに、早いなあ。
— わくわく (@myhikelog) August 29, 2018
ツルギライトジャケットって、ポリウレタンつかってないから劣化しない!とかおもったら、ポリウレタンコーティングしてるんだな。。。。
— 勇者ピエールチャブMETALメンバー (@cherryoto) November 24, 2020
大前提としてレインウェアは洗濯で撥水性が復活する
ツルギライトジャケットの劣化が早いと感じる理由の1つに撥水性や通気性の低下に関する物があります。
撥水性が低下すると、ウェアの表面に水の膜ができてしまい、せっかくのツルギライトジャケットの特徴である通気性も低下してしまいます。
撥水性が低下する原因は、汚れや擦れにより撥水層が隠れてしまったり、はがれてしまったりすることです。
撥水性を復活させるのは自宅でも簡単にできます。洗濯で汚れを落として、撥水剤で撥水処理をするだけで、新品同様の撥水効果を復活させることができます。
手洗いと洗濯機どちらでも使うことができる以下の商品で撥水効果を復活させて、通気性も確保することで、ツルギライトジャケットの良さを長持ちさせましょう。
そもそもツルギライトジャケットは、軽量化重視のレインウェア
ツルギライトジャケットは240g(Mサイズ)しかなく、軽量性を重視したウエアです。
タズマは3層構造ですが、内側には10デニールと細い糸を使っており、軽さを重視したレインウェアであることがここからもわかります。
耐久性を気にする声もありますが、ツルギライトジャケットは軽さ重視のレインウェアです。
軽さと耐久性は相反するもの。ある程度は割り切りましょう。
ツルギライトジャケットの口コミ・評判
ここではツルギライトジャケットのクチコミについてまとめました。
実際に使っている方の意見は選ぶ時の参考になりますね。
悪い口コミ
まずは悪いクチコミからです。
悪いクチコミはとても少なく、わずかにプルオーバーとチャックの形状により着にくい、というものがいくつかある程度でした。
プルオーバーが着やすいという口コミも有り、この辺りは好みによりますね。
良い口コミ
次に良いクチコミです。
良いクチコミは本当に多く、デザインの良さ、軽さ、ストレッチ性の高さなどのクチコミが特に多い印象です。
ゴアテックスが苦手なので、こちらは最高の着用感でした。オリーブは画像より緑がかった様に思います。ツルギジャケットよりサイズ感は小さいです。オリーブ色は山用と街用で活躍しそうです。かなりお安く購入出来購入して良かったです。
Rakutenみんなのレビューより
想像よりも軽く、山で着る日が楽しみです。
Rakutenみんなのレビューより
サイズ感の口コミ
サイズ感についてのクチコミをまとめました。
口コミを参考に、自分に合ったサイズを選びましょう。
身長170cm、体重68kgで、Lサイズでちょうど良いです。細目の方は、Mサイズでも良いと思います。春、秋の寒い日にちょうど良いと思います。
Amazonレビューより
身長157センチの女性にオリーブのSを選びました。実物の色は写真より暗い感じですね。特にファスナーは写真では黄色っぽいですが実物は茶色に近いと思います。ツルギは前開きではなく斜めのファスナーなので秋冬のソフトシェル&レインの想定です。プレゼントするのは少し先になるので、フィット感のレビューはおあずけです。
Rakutenみんなのレビューより
ライトグレーを購入しました。
Rakutenみんなのレビューより
色味はライトグレーよりオリーブのような少し緑がかった色味のような感じがしました。
実際動いてはいないので分かりませんが
155センチでXSサイズを購入しましたが
丈感は丁度良かったんですが、少し胸元がぴったりの感じがしました。春夏用なので生地も薄めのため、今回はこのサイズで良いかなと思いますが、冬はもう1サイズあげようかと考えています。
ツルギライトジャケットが評価されているポイント
良いクチコミなどから、ツルギライトジャケットの人気が高い理由についてまとめました。
デザイン性
デザイン性の高さは本当に多くのクチコミ、サイトから聞かれる声です。
プルオーバーならではのデザインと、斜めに入った脱着とポケットのチャックが人気の理由の1つです。
また、アイスクライミング用から転用されたモデルなので、フィット気味の身幅もすっきりとしたシルエットに結びついていることもあります。
落ち着いたアースカラー
派手な色味になりがちなアウトドアウエアですが、ツルギライトジャケットは落ち着いたアースカラーの5色展開なのも人気の理由の1つです。
落ち着いた色展開なので、日帰りハイキングや日常使いでもとても使いやすくなっています。
また、チャックの色が生地の色と少し違うところも、デザイン上のワンポイントになっていて、この部分が良いという口コミもありました。
軽量で優れた通気性
軽さと通気性についてのクチコミはたくさんあり、多くの方が満足していました。
重さは240gと文句なしに軽いウェアです。
通気性は他のレインウェアと比べても高く、斜めのチャックがダブルタイプなので、ベンチレーションとして使いやすいので、通気性を確保しやすくハイクアップ時などにとても有効です。
このように軽いだけでなく通気性が高いので蒸れにくいという、機能の高さもツルギライトジャケットが支持されている理由の1つです。
デザイン性、軽い、通気性と3拍子揃っているのがツルギライトジャケットが評価されている点です。
耐久性に優れた3層構造のゴアテックスレインウェアを選ぶ場合
軽さよりも耐久性や防水性が大切、という方はゴアテックス製のウェアを選ぶのもおすすめです。
ポリウレタン系の素材ではないので、劣化も進みにくくなっています。
ノースフェイス:クライムライトジャケット
圧倒的人気を誇る登山用レインウェアは「クライムライトジャケット」です。
なぜ高い人気があるのかというと、登山だけでなく、タウンユースで着てもおしゃれで、フェスやキャンプ、釣りや自転車など、場面を選ばず多くの人に愛されているのが大きな特徴です。
一番売れているノースフェイスのジャケットは「ベンチャージャケット」は、
ウインドシェルと呼ばれる中上級者が登山に使うならおすすめのタイプ。
レインウェアとしてのおすすめとしては性能不足のため省略してます。
そちらが知りたい方はノースフェイスのジャケット特集をチェックしてみてね
- ファッション性が高く登山以外でも使えるので満足感が高い
- カラーバリエーションが豊富で好みに合わせて選ぶことができる
- 換気用ファスナーが小さく体温調節がややしにくい
- 2層構造のレインウェアなので、通気性が高い。
一方で耐水圧は3層のレインウェアには劣る - 雨の中での登山、トレイルランニング、低山雪山ハイクなど蒸れにくく快適に使える。
軽量でコンパクトに持ち運べます。また、ゴアテックスなので安心してアウトドアに使えます。シルエットもかっこいいので、贅沢ですが普段使いもできて満足してます。
雪や風が非常に強い日以外は、暖かいので重宝している。
ただポケットが登山のザックに干渉しない位置に設計されているので、普段使いではスマホを出し入れするのにストレスがある
着回しも容易で汎用性の高い黒を購った。上品かつ機能性の高さに満足している。
ノースフェイス高いけど、やっぱりかっこいい。
モンベル:ストームクルーザー
性能と価格のバランスの良さがモンベルストームクルーザーの特徴の1つです。
多くの方が着ており、スキー場や登山はもちろん、日常使いしている方も見かけます。
モンベル製品は一見、初心者の方が着ている印象ですが、性能が高く価格がリーズナブルなので、ガンガン使って使い倒すベテランの方も多くいます。
- 定番のレインウェアと呼ばれ、価格が安いのに性能が高い。
人と被りやすく、初心者に見られやすいことが気にならないなら間違いなくおすすめです。 - 頻繁にアップデートがされ、最新版では軽量かつ換気性能が増しているので、弱点が少なくなっています。
万人が使い易くということで重さは増しているので、軽量化に厳しくこだわる方は注意が必要です。 - 耐水圧:50,000mm、透湿性:35,000g/m2・24hrと非常に高い性能を持つ
- ファッション性には優れていないが、使用者が多いため、街中で使っていても違和感は少ない
富士山に登るために購入しましたが、小雨に遭遇し、レインウェアのありがたみを感じました
20年使っています。経年劣化がひどいですがこれだけ使えたら元が取れたと思います。
わいが使ってて一番良いレインウェア。土砂降りでも袖口以外はほぼ濡れずに済むのが凄い!
>>モンベル ストームクルーザー ジャケットは登山用レインウェアとしては激安!
ファイントラック:エバーブレスフォトン
ゴアテックスではありませんが、近い性能を誇る国産のレインウェアです。
エバーブレスフォトンは透湿性の測定基準がより実際に近い状況で検証されています。
そのため、多くの商品よりも数値が低い「透湿性:10,000g/m2・24hr」でありながら、ゴアテックス製品に負けない性能を感じられます。(ヤマノ体感)
280gと軽量ながらストレッチ性がとても高く、ベンチレーションもあって温度調整がしやすいモデル 。
たとえ雨でなくても快適な防寒ジャケットとして利用できるので、雨登山の少ない初心者にこそおすすめなモデルです。
- ファッション性は低いが動きやすく晴れでも使えるので、
初心者でも使い時に困らない
防寒着とレインウェアを1着で済ませるなら特におすすめ - ストレッチ性が高くレインウェア特有の動きにくさが少ない
- 換気用ファスナーが使いやすく体温調節がしやすい
一方でレインパンツは靴を履いたまま着脱ができないので、人を選ぶ使用感。
別メーカーのパンツと組み合わせるのがおすすめ。 - 耐水圧:20,000mm、透湿性:10,000g/m2・24hrと登山に必要な水準を満たしている。
透湿性は測定手法が他メーカーと異なるので、数値以上の性能を感じる。
ストレッチ性がとても高く、ベンチレーションもあって温度調整がしやすいモデル
280gという軽量でありながら、換気用のベンチレーションも大型で使い易いレインウェアです。
>>エバーブレスフォトンは、雨も晴れも初心者におすすめな快適なアウターでした
まとめ
ティートンブロスのツルギライトジャケットの劣化しやすさについて検証しましたが、この件について口コミは探した限り1件だけでした。多くの方は劣化しやすいと感じていないようです。
また、弱点の1つである撥水性がなくなることによる通気性の低下は、洗濯と撥水剤により自宅で簡単に復活させることができます。
上記のデメリットはほとんどないと考えると、ツルギライトジャケットはデザイン性が高く、軽くて通気性の高い、まさに見ても着ても満足感の高いレインウェアです。
みなさんもツルギライトジャケットを着て、登山にハイキング、街にでかけましょう!
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