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【使用感レビュー】グレゴリーのバルトロ

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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。

素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。

登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。

グレゴリーってどんなザック?

グレゴリーのザック。

登山をするものは誰もが知っているザックブランドで、フィット感を大事に物作りをしている米国カルフォルニア発のブランドです。

ひと昔前は高級ザックというイメージで、ザック界のロールスロイスと言われたそうです。

現在は小さいザックから大型のザックまで様々なタイプがラインナップされています。

そんな中から大型ザックのフラッグシップモデルであるバルトロをご紹介します。

2021年モデルチェンジの変更点

前モデルからの変更点はフロント部分のデザイン。前モデルではフロントポケットに縦ファスナーのポケットが装備されていましたが、今モデルでは上部から出し入れができるストレッチニットのポケットに変更されています。

全体のシルエットがスリムになり、側面についていたサイドポケットはフロント側に移動している。

背面構造も変更があり、バックパネルを肉抜きしてメッシュ素材を取り入れて蒸れ対策をしている。またヒップベルト、ショルダーハーネスもメッシュ素材に変更している。

細かいところでは、付属のレインカバーの収納場所がフロントポケット内から雨蓋裏のポケットに移動している。重量は約100gの軽量化をして進化しています。

バルトロのサイズ展開

バルトロのサイズは4つあり、65L、75L、85L、95Lがあります。

その中でそれぞれS、M、Lがラインナップされています。

少し分かりづらいですが、容量表記はMサイズを基準に表記されています。

例えば65LのSサイズを選択すれば61Lになり、Mサイズは65L、Lサイズは69Lになります。

選んだサイズとその理由

自分が選んだサイズは75LのMサイズです。

なぜそのサイズを選んだかというと、5日間ほどの縦走登山でも使える容量が必要だったからです。どの山に行くか、どのルートを歩くかで使うザックも個人差があると思いますが、

自分がバルトロ75Lを使う時はテント泊縦走で、スピードを求めない長距離縦走の場合がほとんどです。

グレゴリーのバルトロを選ぶメリット

 使用者の皆さんは口をそろえて言います。バルトロはフィット感が良いと。実際に自分が使った感想はとにかくフィット感が優れていると感じます。

それ以前に使っていた大型ザックは、ショルダーハーネスに重量が集中していたので、よく肩が痛くなったりしました。

バルトロはしっかりとしたショルダーハーネス、ウエストベルトが一体感を生み長時間の歩行をサポートしてくれます。重量が一点に集中しないで、うまい具合に分散されていて動きやすいです。

中の荷物を取り出す際にも大型ファスナーを使用すれば中身の荷物が一目で分かり取り出しやすいです。テント泊の設営も素早く行うことが出来ます。

キャンプで使用する際にも容量の大きいバルトロは使いやすいザックだと思います。

ボトムベルト、サイドベルトを上手に使えば多くのキャンプギアを収納できます。収納ポケットも多くて分別しやすくなっており、必要な道具はピンポイントで探すことが出来ます。衣食住を詰め込んで、ザック一つでキャンプするって素敵ですよね。

通常のキャンプ、デイキャンプの時でも荷物を小さくまとめることが出来るので、荷台が狭い車でも使いやすいザックだと思います。

グレゴリーのバルトロを選ぶ際に気になる点

バルトロは良くできたザックだと思いますが、不満点が無いわけでもないです。

それはウエストベルトに付いているポーチのサイズですね。

片方はメッシュポーチでもう片方は防水ポーチ。二つとももう少し大きいと使いやすいと思います。コンパクトカメラや、スマートフォンが入ったら取り出しが楽になると思います。

バルトロがおすすめできる人とできない人

 これはバルトロに限ったことではないですが、自分の背中にフィットしないザックは選択すべきではないですね。

ジャストフィットのザックを見つけるのは難しいですが、店舗で試してみて自分の背中の形状に合うザックを選択するのが一番です。

そのようなことから、バルトロが欲しくてもフィットしなかったらお勧めしません。

逆にいうとバルトロがフィットするならお勧めしたいですね。きっと良い相棒

になってくれます。

バルトロの使い方

バルトロシリーズを使うとなると、縦走登山、テント泊登山等になると思います。どんな形にでも柔軟な対応ができると思います。

ボトムスペースにはシュラフや防寒着、メインスペースにはテント、マット、食料、着替えを収納できます。トップにある左右のポケットには小物を収納できて、素早くアクセスできます。

背面長の調節方法

ザック背面の調整は不可能で、購入時にS、M、Lのサイズ展開があるので、その時に自分の背中とそうだんするのが良いでしょう。

ショルダーハーネスの交換方法

ショルダーハーネスもS、M、Lがあるので自分のサイズに合った物が選べます。交換方法は簡単で、調整ベルトから外して交換できます。

購入時に交換するなら店員さんに頼むことも出来ます。注意することは、購入時に交換するのは無償ですが、購入後に交換となると代金が発生します。

自分の場合は後からショルダーハーネスを交換したので、代金を払って交換しました。

ウエストベルトの交換方法

ウエストベルトもショルダーハーネスと同様で交換可能です。調整ベルトを外して、ベルトを外して交換できます。

購入時はザックにウエイトを入れてもらい、ウエストベルトが自分の体の何処に当たるかをよく確認したいところです。

足を上げたときに、不快感がないかよく確認しましょう。

バルトロを使ってこれまでどんな登山をしてきたか

バルトロを購入して最初に使ったのが、上高地から槍ヶ岳を2泊3日でテント泊縦走したときです。

その他では、立山から剱岳を3泊4日でテント泊縦走したときに使用しました。

特に問題なく歩いて楽しい思い出になりました。

まとめ 

今更、バルトロが良いザックですと言っても当たり前のようですが、やっぱり良いものはいいと言ったところです。

フィット感、使いやすさ、耐久性、どれをとっても優秀の一言です。

もしあなたの背中に合うならば、それは心強い相棒になること間違いないです。

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