トレントフライヤーは、
耐久性は劣るけど軽くてレインウェア性能が高い最強レインウェアです。
価格や耐久性はストームクルーザーの方が優れているから、
自分の登山スタイルに合わせて選ぶと良さそうだね
岩場のある山にはあまり行かない初心者には良さそうだね。
実際の使用感はどうなのかな?
トレントフライヤージャケットの性能
トレントフライヤージャケットをひとことで表現すると、けっこう軽くて防水性もそれなりのエントリーモデルというところでしょうか。
重さは215g。透湿性と軽量コンパクト性が魅力的なモデルです。
ゴアテックス素材によって外からの水や風を防ぎ、中からの汗は透過します。
レインウェアの上着は通り雨などで使用する機会も考えられるので、多少の防水性は必要だと考えました。
また防寒着と兼用にしたかったので、ある程度の厚みが必要でした。そうした条件を満たしていたため、選択しました。
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トレントフライヤージャケットを6年間使用した感想
洗濯の仕方
6年も使っていると撥水性の低下を感じることもありました。
そういったときは洗濯でメンテしています。
防水性能・防寒性能はどのくらい?
トレントフライヤージャケットの防水能力は、思っていたより高く感じました。
屋久島の縦走で雨に10時間打たれながら歩いたこともありましたが、最初の数時間は浸水があまりありませんでした。
さすがにそれ以上は全身が濡れ、気温は10度以上あってもかなり寒さを感じました。
最初の数時間でも腕部分はかなり濡れましたが、それはグローブのつけ方を誤っていたことによるものだったので、レインウェア自体の性能は高いと思います。
透過性能は100%とは言えず、全く蒸れないというわけではないので、過信はしないように
総合として、降水が多い地域に行くことがなく、雨天の可能性があるときは問題なく使用できました。
おそらくこれほど長時間の強い雨に打たれるケースでは、どのレインウェアであっても完全には防ぎきれないでしょう。
こういったケースに備えるには、濡れても防寒性能が強い化繊ジャケットを併用すると良さそうです。
濡れることが前提の沢登りでも同じような対応が多いと聞きました。
化繊ジャケットについては以下が参考になります。
ストームクルーザーと比較したトレントフライヤーの魅力
全ての性能がトレントフライヤーの方が優秀です。
それで大きく価格差があるなら検討の余地がありますが、わずか2000円の差しかないので、トレントフライヤーの方がおすすめです。
トレントフライヤー | ストームクルーザー | |
重さ | 平均280g | 平均194g |
耐水圧 | 50000m | 50000m |
透湿性 | 44,000g/㎡/24h | 35,000g/㎡/24h |
価格 | 22800+税 | 20800+税 |
下記のセール品をチェックからは、2万円以下で購入できるカラーもあるので、ぜひご覧ください。
ちなみにさらに透湿性が高いレインウェアを選びたいなら、ノースフェイスのレインウェアがおすすめです。
但し通気性が上がる分、防水性は落ちるので、どちらを重視するかはよく検討しましょう。
トレランやスピードハイクをする人には、通気性が高いモデルがおすすめです。
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