Keen(キーン)は、街中やキャンプでよく見かける靴メーカーですよね。
街中で使えるどんな服装にも似合いそうなファッション性の高いデザインと、機能性の高さが人気の登山靴です。
ラインナップも幅広く、街中で使いやすいモデルはもちろん、夏の海や河原で使えるサンダルから、冬に使える防寒性を持ったブーツまでラインナップされています。
デザイン性が高くランナップも豊富ですが、登山ではKeenの靴は見かけることが少ないですよね。
ですが、Keenには登山向けのラインナップも充実していて、ハイキングや日帰り登山、テント泊にも使えるモデルから、テント場で使いやすいサンダルもラインナップされています。
今回はそんなKeenの登山靴について解説していくので、選ぶ時の参考にしてくださいね!
特にハイキングや日帰り登山に使いやすいモデルが多くラインナップされています。
この記事の結論
・日帰り登山ならデザイン性も高く防水性もある「ターギー ツー ウォータープルーフ」
・小屋泊登山ならしっかりしたソールの「リッジフレックス ミッドハイト」
・タウンユースメインならスリムで防水性の高い「ジャスパー2」
・サンダルで選ぶなら軽くてデザイン性の高い「クリアウォーター」
Keen(キーン)はどこの国のどんなメーカー?
Keenはアメリカのオレゴン州、ポートランドにある靴メーカーです。
外に出て楽しむことや、長持ちする靴を作ることをコンセプトの1つにしていて、デザイン性が高く、日常使いもできる登山靴を多くラインナップしているメーカーです。
Keenの登山靴の特徴
Keenの登山靴は、機能の高さはもちろんデザイン性が高いので、街でも使えるサンダル、日常でも使いやすいハイキングシューズなど、1足で2通りの使い方ができるのが特徴の1つです。
また、長持ちする靴を作ることを目的の1つとしているので、丈夫なのもKeenの登山靴の特徴です。
おしゃれで丈夫なので、気に入った登山靴を長く使えるなんてとても素敵ですね。
Keenの登山靴を選ぶメリット・デメリット
ここではKeenの登山靴を選ぶメリットとデメリットについてまとめました。
Keenの登山靴を選ぶデメリット
まずはデメリットについて記載していきますね。
やや価格が高い
Keenの登山靴は多くのモデルが2万円弱からとなっています。登山靴としてはリーズナブルですが、普段使いするにはやや価格が高いと感じるかもしれません。
ですが、普段使い出来る登山靴と考えればリーズナブルなので、仕方がない面もありますね。
ソール交換はできない
多くのメーカーの登山靴はソール交換できるモデルが少なくありません。
ですが、Keenの登山靴にはソール交換できるモデルは無いので、選ぶ時は注意しましょう。
カラフルな色のモデルは少ない
Keenの登山靴は黒や濃いベージュ系の色のモデルが多く、オレンジや黄色や明るいブルーのような派手な色の靴は多くありません。
派手な色の登山靴を探している方には向いていないかもしれません。
少ないながらも独特な色使いの靴も確かに存在します。
好みの色があるかは一度見て頂いた方が良いでしょう
Keenの登山靴を選ぶメリット
次にメリットについて説明を記載していきますね。
デザイン性が高く1足で2通りの使い方ができる
Keenの登山靴はデザイン性が高く、普段使いをしても違和感の少ないモデルが多くなっています。
そのため、登山以外でも使えるのでコストパフォーマンスが高いメリットがあります。
登山靴を買うのに抵抗がある方も、デザイン性の高いKeenの登山靴を検討してみることをおすすめします。
しっかりした作りで長持ちする
Keenの登山靴は、見た目が良いだけでなく、作りもしっかりしています。実際に手に取ってみると、糸の縫い目やソールの貼り付け、表面の布や革なども安っぽさが無くきっちりと作られていることが感じられます。
簡単に壊れたりしないのは登山靴にとって大事なのはもちろん、長く使うことができるのもKeenの登山靴を選ぶメリットです。
落ち着いた色のモデルが多くどんな服にも合わせやすい
Keenの登山靴は黒やベージュなど落ち着いた色が多く、どんな登山ウエアにも合わせやすくなっています。
また、日常使いをするときにも普段着に合わせやすいのも大きなメリットの1つです。
Keenの登山靴の使用感・評判・クチコミ
ここでは実際に購入した人のクチコミをまとめました。
使っている人のクチコミは、選ぶ時にとても参考になりますよね。
良い口コミ
Keenの登山靴のクチコミはほとんどが良いクチコミでした。
グリップ性の良さや履き心地はもちろん、女性からは見た目の良さに関するクチコミが多く、Keenの登山靴のデザイン性の高さがうかがえますね。
山歩きはフットギア次第。これは頼りになる相棒。平地での足慣らしは必要だが、足裏にフィットすると、キツイ坂でもグリップが効いて足の力が素直に伝わり、自然と登れる。選んで良かった一品。
Amazonレビューより
靴底も厚いし、靴自体もしっかりしてて、足の出し入れがスムーズにできます。
Amazonレビューより
履いてて歩きやすいしとても気にいってます!
耐久性もかなりあると思います。
購入してよかったです!
石鎚山に登る為に購入。土のぬかるみも岩の斜面も難なくクリア。足の負担も少なく快適で、デザインも可愛い。足首の靴擦れ対策はレギンスの上に靴下を重ねると大丈夫です。
Amazonレビューより
悪い口コミ
悪いクチコミは少ないですが、ソールが柔らかめという口コミがところどころに見受けられました。
岩場やテント泊など荷物が多い場合は注意が必要ですね。
ガレ場が多いルートは避けた方が良いかな?!
Amazonレビューより
項目別評価内容は4ですが、製品の足首部分の部材部分が擦れた感じがあり少しがっかり。
Amazonレビューより
・本当は28.5cmが欲しかったが、28cmの次は29cm
Amazonレビューより
まあこれは他のメーカーも一緒なのでしょうがない。
・タンの部分の折り返しが足に食い込んで痛かった
これに関しては折り返し部分を外に出せば良いというのを見かけたので解決。
・次に下りの時につま先が痛い
これは中敷きをさらにプラスして足の甲と足首の部分に負担を分散させる事でちょっとマシになった。
・防水性能は最初から問題無し
メンテナンスでワックスを塗布しているのでまだ一度も困った事は無い。
・ソウルの硬さはちょっと不安
トレッキングシューズにしてはちょっと柔らかいのでは?といった印象。
ガレ場だとちょっと疲れる。
以上が僕の使用感です。
大した問題も無く、見た目が格好良いと思うので暫く使っていきます。
ただ難易度の高い山に数日入る時にはあまり履いて行きたくはないかも。
総評
Keenの登山靴のクチコミはほとんどが良いクチコミで、悪いクチコミは良いクチコミと比べると数えるほどです。
良いクチコミのほとんどは、履きやすさとグリップ力の高さによるもので、デザイン性の高さについてのクチコミは女性に多く見られました。
また、普段使いとしても使っているクチコミもあり、Keenの登山靴の使いやすさを表しています。
悪いクチコミはソールが若干柔らかいというものがあり、ガレ場やテント泊などで使う場合は注意が必要ですが、それ以外は満足度の高いクチコミが多くなっていました。
ソールが柔らかいことに注意すれば、登山だけでなく日常など、どんな場面でも活躍してくれるのがKeenの登山靴の良さですね。
Keenの登山靴の選び方
ここではKeenの登山靴の選び方について解説していきます。
選ぶ時はどのような目的で山に登るのかで選ぶのが良いでしょう。
・低山やハイキング、普段使い → ローカットかミドルカット
・日帰り登山や小屋泊 → ミドルカットかハイカット
をまず目安にすると良いです。そのうえでよりしっかりしたモデルが欲しい場合は革のモデルを、軽いモデルが良い場合は布製のモデルを選ぶことをおすすめします。
防水性については、Keenの登山向けシューズはほとんどが防水なので特に気にしなくても大丈夫です。
おすすめのKeenの登山靴
ここからはKeenおすすめの登山靴をそれぞれのモデルごとに紹介していきます。
それぞれのモデルの良い点、悪い点についても記載しているので選ぶ時の参考にしてくださいね。
Keen: ターギー ツー ウォータープルーフ
ターギー ツー ウォータープルーフは、Keenの登山靴の中でも人気の高い代表となるモデルの1つです。
理由は、ハイキングから普段使いまで使うことができ、1足で2役をこなす靴を表しているからです。
レザー製なので登山では安定感があり、普段使いでもおしゃれに履くことができます。
また、防水透湿性をもったKeen独自のKEEN.Dryを使っているので、ハイキング中の突然の雨やぬかるみにも強く、普段使いの場面で雨に会っても問題無く履くことができます。
毎日使える登山靴として、多くの方におすすめです。
KEEN :ターギー 3
ターギー3は、ターギーツーをさらに歩行向けにしたモデルで、ターギー2よりも足さばきが良くなっている登山靴です。
ターギーツーよりもソールが曲がりやすく、つま先部分もより足さばきが良い形状になっています。
こちらのモデルもKEEN.Dryを使っているので防水性も高くなっています。
ハイキングや登山はもちろん、普段使もできる登山靴を探している方におすすめです。
KEEN :リッジフレックス ミッドハイト
リッジフレックス ミッドハイトは小屋泊まで使えるしっかりした作りでありながら、足さばきの良い歩きやすいアッパーを備えた登山靴です。
しっかりとしたシャンクとソールで、足をサポートし滑りにくい作りですが、アッパーに足を曲げやすいようにリブが設けられていて、足さばきも良くなっています。
しっかりとした作りのミッドカットなので、ハイキングから日帰り登山、小屋泊まで使うことができます。
KEEN.Dryで防水性もしっかりとあり、まさにオールマイティに使える登山靴です。
KEEN:レディース サーカディア
サーカディアは人気のターギーの見た目に登山向けのソールを使ったより登山向けのモデルです。
人気のターギーツーと比べて、ソールのパターンを深くし、硬さも登山に使いやすいようにやや硬くしてあります。また、ミドルカットもラインナップされています。
KEEN.Dryを使っているので防水性も高く、日常使いはもちろん、ハイキングや日帰り登山でも使うことができる1足です。
KEEN:ハイキングブーツ テラドーラ ツー
テラドーラツーは女性向けの登山靴で、ハイキングから低山の日帰り登山、普段使いもしやすい見た目が特徴のモデルです。
その他に女性向けの木型を使いフィット感が高くなっています。また、ミドルカットですが軽く356gしかありません。
このモデルもKEEN.Dryを使っているので防水性が高く、これから登山を始めようとする女性におすすめのモデルです。
KEEN:ネクシスEVO MID WP
ネクシスEVOは、柔らかいソールでクッション性が高くて歩きやすい、ハイキングや日常使いに向いた登山靴です。
ミッドカットモデルは418gと軽く、メッシュ素材のアッパーなので防水透湿性の高いKEEN.Dryと合わせて通気性も高くなっています。
デザイン性も高く日常使いをメインに、ハイキングや低山の日帰り登山を行う方におすすめです。
Keenのタウンユース向けカジュアルシューズ
ここからはKeenのなかでも、日常使いに向いたモデルについて紹介しますね。
Keenのカジュアルシューズはデザイン性の高さはもちろん、登山靴の技術を活かして丈夫なのが特徴の1つです。
KEEN : ジャスパー 2
ジャスパー2は、人気のジャスパーにKEEN.Dryを組み合わせて防水透湿性を高めたモデルです。
クライミングシューズに似たスリムな外観に、スエードレザーの外観は普段使いに向いたデザインで、ソールパターンも街使いに向いたものになっています。
ハイキングやキャンプには十分に使えるので、普段使いをメインに週末はキャンプやハイキングを行う方におすすめのモデルです。
Keenのタウンユース向けサンダル
ここではKeenのサンダルにつてい紹介していきます。
タウンユース向けですが、つま先が保護されているなどキャンプなどで使うにもおすすめです。
ダサくならないKeenのサンダルコーデのコツ
Keenのサンダルコーデのコツは、いくつかありますが、その一つに組み合わせる靴下に気を使うと良いでしょう。
モノトーンのモデルの場合は少しデザイン性の高い靴下を、色味の強いモデルの場合はモノトーンの靴下を履くのがおすすめです。
ニューポートH2とクリアウォーターの違い
Keenで1番人気のニューポートH2とクリアウォーターの違いは重さです。
クリアウォーターは325gと、ニューポートH2と比べて100gほど軽くなっています。
普段使いだけでなく、キャンプや登山時のテント場で使うことを考えている方は、クリアウォーターを選ぶことをおすすめします。
KEEN : ニューポートH2
ニューポートH2は、Keenで最も人気のあるモデルの1つで、Keenを代表するモデルです。
他のメーカーのサンダルと大きく違うのはつま先を守る部分があることで、この部分がデザイン上の特徴になっているだけでなく、指部分を守るという実用性の高さにも結び付いています。
夏など日常的にサンダルを履く方にとてもおすすめできるモデルです。
KEEN:クリアウォーター
クリアウォーターは、ニューポートH2のマイナーチェンジモデルで、デザインはそのままに100gほど軽いのが特徴のモデルです。
軽いので歩きやすく負担が少ないのが特徴で、持ち運びもしやすくなっています。
デザインや機能はニューポートH2とほぼ同じで、日常使いやキャンプ時はもちろん軽いことを活かして、登山時のテント場のサンダルなど色々な場面で使うことができます。
まとめ
Keenの登山靴は、本格的な登山靴にはないデザイン性の高さを持っているので、登山だけでなく普段使いもできるという、1足で2通りの使い方ができるのが特徴の登山靴です。
また、デザイン性だけでなく防水性やソールのグリップ力も高く、口コミなどでは履きやすさについても高い評価を受けています。
日常使いからハイキング、日帰り登山など幅広い使い方ができるのでコストパフォーマンスが高く、これから登山を始めてみようという方や、ベテランの方の2足目など多くの方におすすめすることができます。
みなさんもKeenの登山靴を履いて街中から山までシームレスに出かけましょう!
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