燕岳のテント場は最高の雲海が見える北アルプステント場です。
テント場のすぐ横には大人気山小屋の燕山荘があるので、テント泊でいながらおつまみやケーキセットを楽しむこともできます。
4月~11月が営業期間の目安です。
毎年年末年始も営業しています。
※事前予約必須なので、早めに計画しましょう
燕岳のテント場は超激戦区と言えるでしょう
写真は山開き当日の午前中だったので空いていますが、夏期間は常に満員です。
昔は先着順でしたので、山岳部などの団体も場所取りダッシュしていました。
コロナ禍以降は予約必須に変わったので、ゆっくり歩きたい方にはありがたいですね
コロナウイルスの影響対策を実施された上で、営業中です。
基本情報
テント場 40張り 水場なし、トイレ有り(工事中のため山小屋利用) 使用料 1人1泊 2,000円
燕山荘ホームページより
予約必須 ⇒ 予約サイト
期間 4月下旬から11月中旬
2022年度はテント場トイレの改築工事がありますので、工事期間中の幕営は40張より少なくなります。完成は2022年秋以降とのことだが、2023年になっても情報更新なし。
・テント場は特別保護地区の為、整地や水切り禁止。
・テントのレンタルはなし。
・燕山荘の建物内での調理禁止。
電波:あり。
風: 普通、樹林帯ではないので、少し強いときもある
ハンモック泊:不可
テント外に食べ物を放置するのは避けましょう!熊はもちろんのこと、たまに山頂付近でも猿を見かけることもあります。
電波情報
電波は基本入ります。ドコモ回線でもau回線でも繋がりやすいでしょう。
とはいえキャリアに依存するものなので、モバイルバッテリーの見直しはしておきましょう。
電波が弱い中、通信が入るのを待つと電池の減りが早いです。
テント泊には110g~の超軽量なモバイルバッテリーがあると便利です
駐車場&アクセス情報
燕岳周辺の駐車場はいくつかありますが、どこも繁忙期の早朝には満員になるほどの混雑です。
私は仮設トイレもあるので、深夜に到着して日の出と共に登山することが多いです。
遠方から来られる方や縦走する方は前日に中房温泉や有明荘に泊まる方がおすすめです。
>>【開湯200年の歴史】登山好きなら一度は泊まりたい中房温泉の魅力(宿泊・温泉)
山小屋情報
燕山荘は豊富な食事メニューがあります。最近ではコロナ感染を避けるため、食堂には仕切りが用意されています。
ケーキセットが有名で街で食べてもリピートしたくなるくらいの美味しいケーキが味わえます。
女性人気が高い山小屋なのも頷けるよね
ワインだけでなく焼酎やビールなどもテイクアウトで購入できますので、登山前にチェックしておきましょう。
メインメニューが美味しいのはもちろん、
ケーキセットはどのケーキも美味しかったです
受付方法
受付は燕山荘で行います。
代表者1名が受付に予約名を伝え、料金を支払いましょう。
水場
燕岳のテント場に水場はありません。
売店で水を購入することは可能なので、必要に応じて購入しましょう。
私は残雪期に行った時は2Lの水を購入しました。
トイレ
綺麗なトイレです。男女分かれており混んでいる様子はありませんでした。
現在はトイレ改築工事中なので、燕山荘のトイレを利用することになります。
【燕岳テント場トイレ改築工事に伴うご協力のお願い】2021年9月下旬~
燕岳テント場にあるトイレは安曇野市の公衆トイレで管理は燕山荘が担っていますが、この度、老朽化のため建て替えをすることになりました。
2021年9月下旬から解体工事が始まり、完成は2022年秋以降となる予定です。そのため、テントのお客様には何かとご不便をおかけすることになりますが、ご理解を賜りますようよろしくお願い致します。
工事期間中は燕山荘本館トイレをご利用いただくことになります。
燕山荘より
テントを張るべき場所
燕岳のテント場はどの位置でも基本的に平らで良いポイントと悪いポイントの差が少ないのが特徴です。
ただ写真を撮る人は一番稜線側が他の人が写らず写真に専念できます。
写真では繁忙期の午前中早い時間ですが、少し低い風が入りにくいところから埋まり始めています。
強風の日であれば、内側の一段低いところが最も風が入りにくいのでおすすめです。
雪がある時期は少しテント場が広くなります。
この時(4月の燕岳山開きの日)はスコップがないと整地が難しいくらい積雪がありました。
この時は3シーズン用寝袋の性能限界が鼻血が出るほど気になったので、
耐寒試験をしに行ってました。
>>シュラフの限界温度に挑戦!モンベル ダウンハガー 800 #3(快適温度:4度)で残雪期北アルプスでテント泊してみた
この時期は稜線側が一番景色が良いので景色優先なら写真左側(稜線側)がおすすめです。
ただうっかりすると滑落しかねないので、お酒を飲まれる方や安全重視の方は通路側の設営がおすすめ。
テント場の際を攻めすぎると危ないから、安全に楽しもうね!
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