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【2024年】雪山登山で活躍!!ワカンのおすすめモデル(スノーシューとの違いとは?)

この記事はPR商品を含みますが、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、ヤマノブログがインターネット調査を行い、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

雪山登山はその厳しい環境と美しい風景が魅力ですが、登山の際には適切な装備が欠かせません。

特に深雪や凍結した山道では、足元の確保が重要です。

ワカンとスノーシューはどちらも雪中の移動を助けるための道具ですが、使い道には少し差があります。

ヤマノ
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どっちも使って検証しました

ワカンは伝統的な日本の雪上歩行具で、主に軽量さと携帯性が特徴です。一方、スノーシューはより現代的で、浮力を提供する設計が施されています。

商品名重さサイズ浮力リンク
マジックマウンテン
トレースライン
M/460g
(片方)
M/長さ42cm
幅19cm
そこそこ詳細を見る
マジックマウンテン
ネイジュEVO
455g
(片方)
長さ45、
幅19(㎝)
高い詳細を見る
エキスパートオブジャパン
HSスノーシュー
M/M(F)
390g
(片方)
M / M(F) 410mm x 182mmそこそこ詳細を見る
 ロープ式 かんじき記載なし
だけど軽い
約35×23×2cm低い詳細を見る
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ギアをこよなく愛する道具オタクです。

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この記事を書いた人:ヤマノ

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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。

素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。

登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。

雪山登山のワカンとは?

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ワカンとは、古くは木製で作られた「輪かんじき」とも呼ばれる雪の上を歩く道具です。

同じく雪の上を歩く道具にスノーシューというものもあります。

ワカンはスノーシューに比べ、雪の上での浮力は小さいですが、軽く、アイゼンと併用することもでき、より雪山の斜面を登ることが得意です。

スノーシューとの違い

軽さは、スノーシュー < ワカン

深い雪の歩きやすさは、スノーシュー > ワカン

浅い雪の歩きやすさは、 スノーシュー < ワカン

価格の安さは、スノーシュー < ワカン

登山でのワカンの使い方 アイゼンと併用できる?

ワカンの最大のメリットとして、アイゼンが併用できることがあります。

雪山では気温が低く、動きを止める時間が長いと体温が奪われるので、アイゼンを脱がなくても取り付けができるワカンはかなり便利です。

ワカンが活躍できる場面は膝以下の浅めの雪

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

スノーシューと違い、アイゼンが併用できるので、硬い雪面でもグリップが効きます。

加えて小回りが利くので、氷の上に積雪があるような稜線上でもアイゼンと合わせて使うことができます。

特に下りですが、スノーシューは急斜面を歩くのが難しいので、ワカンの方が安心と感じる人も多いです。

ワカンは深い雪以外は対応しやすい道具です。

おすすめの登山用ワカン

商品名重さサイズ浮力リンク
マジックマウンテン
トレースライン
M/460g
(片方)
M/長さ42cm
幅19cm
そこそこ詳細を見る
マジックマウンテン
ネイジュEVO
455g
(片方)
長さ45、
幅19(㎝)
高い詳細を見る
エキスパートオブジャパン
HSスノーシュー
M/M(F)
390g
(片方)
M / M(F) 410mm x 182mmそこそこ詳細を見る
 ロープ式 かんじき記載なし
だけど軽い
約35×23×2cm低い詳細を見る

マジックマウンテン(MAGIC MOUNTAIN): 登山用 トレースライン

トレースラインは、フレームがカーブしていて歩きやすいように加工されたワカンです。

左右に爪がついていて、多少の傾斜なら雪面に吸い付きます。

アイゼンを着用するときは、裏返しにして使うと、爪が邪魔になりません。裏返す場合は爪が少し邪魔になるのが難点です。

今シーズンは豪雪の為、スノーシューを履く先達を何度も羨ましく思いましたが、急斜面に強く、なにより軽い。私の用途には合っています。赤いベルトからの買い替えで、パイプ径が若干細くなるのがどうかと思いましたが問題なかったです、むしろ足捌きが楽に感じました。

amazonレビューより
  • サイズ:M/長さ42cm 幅19cm、L/長さ45cm 幅19cm
  • 重量:M/460g(片方)、L 470g(片方)

マジックマウンテン(MAGIC MOUNTAIN): 登山用 アルミわかん ネイジュEVO

トレースラインと違いカーブがないモデルです。カーブがないことで裏返して使う際に爪が邪魔になりません。

軽さもほぼ変わらないので、こちらの方が汎用性は高いです。

  • サイズ:ワンサイズ長さ45、幅19(㎝)
  • 重量:455g(片方)

EX’PERT OF JAPAN(エキスパートオブジャパン) HS(ハイスペック)スノーシュー

全体で780gとかなり軽量のモデルです。

マジックマウンテンのトレースラインが左右合わせて920gであることを考えると、驚きです。

一方で価格はやや高めです。

個人的には軽さは重要な要素なので、数千円の価格アップで軽量化できるなら購入後の満足度は高いと思います。

逆に言うと、体力に絶対的な自身があるなら安く思いものでも良いでしょう。

  • 仕様:M / L フレーム前後反り有り、M(F) / L(F) フレーム反り無し(フラットタイプ)
  • サイズ:M / M(F) 410mm x 182mm、L / L(F) 441mm x 182mm
  • 重量:M/M(F) 780g、L/L(F) 790g

 ロープ式 かんじき

こちら実際に使ってみましたが、浮力は少し弱いように感じます。

ですが味がある道具で昔ながらの雰囲気を味わうことができます。

使ってみて意外だったのは若い女性でも、こういった道具がかわいいからと使ってみたいという方も多いということです。

ワカンは深い新雪は苦手

ワカンは深いふかふかの新雪は苦手です。歩く度にズボズボはまってしまい、なかなか進むことができません。こんな状況を「ツボ足」と呼んだりします。

深い新雪では、より浮力の高いスノーシューが必要になります。

雪の固さ、水分量にもよりますが、だいたい雪の深さが20cmを超えると、ワカンでは明らかに沈む量が増えてきます。

私がこれを実感したのは、北アルプスの唐松岳でした。冬の雪山は雪と天候次第で千差万別の姿を見せます。

ある時は歩きやすい山であったのに、ある時は深い積雪に覆われた難易度の高い山に変わります。

特に唐松岳や西穂高岳などの、ロープウェイでアクセスできる山は、時間の制限があるので、雪量はコースタイムに影響します。

深い雪であればスノーシューの方が適しています。

スノーシューについてはこちら

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