レインウェアだけでも数十万円以上買って検証してきた登山道具オタクが、本当に良いレインウェアを紹介します。
執筆時に私の手元にあるレインウェアは7着です。写真にないものもこれまでに色々試してきました。
中には9時間以上、豪雨に打たれ続けて検証したものもあります。
みなさんはこんなにたくさん購入する必用はないので、
本当に必要な1着を選ぶために本記事をご覧ください。
結論:おすすめはこの4つ
この記事では妻にレインウェアは1着だけにしなさいと怒られたら選ぶ
「最高の1着」を選びました。
結論を先に言うと、長く使える最強のレインウェアを選ぶならこれ!
・富士登山が目標の初心者には、エバーブレスフォトン
・人気の高さで選ぶならノースフェイスのクライムライトジャケット
・通気性の高さで選ぶならミレーのティフォンストレッチジャケット
→スクロールできます
パタゴニア:クラウドリッジジャケット
パタゴニア製品全般に言えることですが、値段が高いです。モンベルなら同じくらいの機能性で半額で買えます。あと、袖丈が長めです。とても動きやすく、防水性もしっかりしたジャケットです。また、耐久性も非常にあります。
THE NORTH FACE :マウンテンジャケット
有名ブランドという事もあり、価格がかなり高く感じました。機能性、着心地、見た目はかなり満足度の高い商品だと思います。ゴアテックスも採用されており雨天時でも何の問題もなく使用できます。冬場はインナーを暖かくする必要がありましす。
パタゴニア:トレントシェルシェル
メリット:若干厚みのある、固い質感になっています。生地の耐久性が、とても優れています。動きやすく、機動性にも、優れています。
デメリット:少々、ベタつく。裏地が加水分解して、すぐボロボロに。夏場には、少々暑い。色違いがもっと欲しい。多少飽きが来て、買い換えたくなる。
まとめると、耐久性が、抜群なので、親子二代で、使いまわし出切るになった点が、素晴らしい。主に、登山、キャンプで使用するのですが、色違いも購入して、ファッショナブルに楽しめるようになりました。オールシーズンに使用出来るので、助かります。。
コロンビア:シンプソンサンクチュアリ上下セット
登山用のレインコートで、コスパが良かった。蒸れを防ぎ快適な着心地のレインコートです。登山で大活躍してくれます。そして、パンツは靴を履いたままでも着やすいレインコートです。ズボンにポケットがないことと、色のバリエーションの少なさ以外はgood。このレインコートを購入したことで、季節に関係なく登山を友達と一緒に楽しめるようになりました。また、このコロンビアのレインコートは、軽くて、着心地もよく、収納も小さく簡単で、急な雨がふっても楽しめるようになった。
モンベル:レインハイカージャケット
悪かったところは、少しジャケットが重いかなと思いました。結構肩こりしました。いいところは防寒完璧でした。通気性もよく良かったです。雨などもはじいてくれていたのであまり濡れることもないですし、雨が降ってても寒くなるようなことはなかったです。
ミレー:ティフォン 50000 ストレッチ ジャケット
しっかりとした生地でありながら、伸縮性があるので動きやすいです。防水性も高いので、悪天候でも安心です。デザイン性の高いシンプルな見た目もお気に入りです。色の展開も豊富なので、色違いも欲しくなりますね。
ミズノ:ベルグテックEX ストームセイバー
撥水性がとてもよくて、分厚いので雨にぬれても体がひえないところがとてもいいと思います。蒸れにくいので中がさらっとしているのもとても快適です。大きさがいろいろとあるので、自分の体形に合わせたものを選ぶことができます
ミズノ:ベルグテックEX ストームセイバーⅢ
使ってみると、富士山登山ように開発しただけあって、軽くて動きやすく防寒性もしっかりしています。コスパも良くて、15,000円台です。後継モデルが出てると思います。ゴアテックスだと、50,000円台からのはずです。さすが、ミズノと東レの日本製だけあり、高性能でした。
サロモン:レインウェア
悪かったところは、値段が高いこととレインウェアなのでしょうがないが、蒸れて夏はとても着れません。良いところは、さすがSalomoえぬクオリティーであることです。Salomonのブランドは靴からバックまで揃えております。
イスカ:ウルトラライトポンチョ
悪かった所は狭い登山道や藪漕ぎの時には、ポンチョが広がっている為に引っかかってしまう。良いところはザックカバーを掛けれない場合や掛かる手間が省けて、着脱が楽。収納もコンパクトで軽量の為、常備しても邪魔にならない
ノースフェイス:ゴアテックス プロシェル
もちろん機能性が一番、すぐ穴が開いたり破れたりすれたりするのとも少なく、高価だけど長く使えているのである程度満足しています。私は普段用としては使っていませんが色合いによっては普段から使用してもいいかなぁと思います。
・口コミ投稿前にガイドラインをご確認ください
登山初心者が一番失敗するのが「レインウェアの選択」だよ
せっかくの登山が後悔で終わらないように、正しく選ぶ必要があるんだ
予算相場は上下で5万くらいが相場だよ
これが高いと感じるなら我慢する部分はあるけど「1万円前後の格安レインウェア」か
「税込2700円で済むレンタルの活用」をチェックしてね。
山の天気は変わりやすく、予測できない大雨は突然襲ってきます。
あなたはそんなときに備えて準備をしていますか?
正直、体力に自信がある若い方なら、安いレインウェアでも何とかなります。
でも長く使うなら最初から良いものを買った方が失敗しない。
というのは私はケチって買いなおして、逆に高くついたからです。
他の切り口で探したい方はこちらもチェック
【メーカ別】
・パタゴニア / ノースフェイス / ファイントラック
モンベル /パタゴニア / オンヨネ / コロンビア
ゴールドウィン / ミズノ / アークテリクス
ミレー / デサント
【アクティビティ別】
・トレラン向け /沢登り向け
【選び方別】
・価格の安さ重視のレインウェア
・雨に弱いけど、快適性重視のウインドシェル
レインウェアは、登山三種の神器の一つ
レインウェアは、登山三種の神器の一つです。
でも何故必要なんでしょうか?
雨が降ることがわかっていたら登山しないし、要らないんじゃないと思っていませんか?
私は登山を始めるときに疑問で仕方なかったです。
ところが始めてみるとその必要性が理解できました。
山の天気は変わりやすく、快晴予報だったのに急な雨があることも少なくないからです。
最も重要な道具がこの3つ
・レインウェア(本記事の内容)
・リュックサック(ザック)
・登山靴
そもそも必要な登山道具を1から見直したい方は以下もチェック
>>超初心者のための「登山の始め方」
山では平地の常識はあてはまりません。
意外なことに夏でも雨に濡れることで低体温症になった事例もあります。安全のために必ず用意したい道具です。
晴れていても持ってかないといけないんだね!
それにレインウェアは登山だけでなく、旅行やキャンプ、釣りから普段使いに様々な場面で役に立ちます。
台風中継のリポーターも登山用のレインウェアを使ってることもありますね。
登山において「濡れる」ことは大敵です。体が濡れたままだと、あっという間に体温が奪われるからです。
レインウェアの選び方と必要な性能
レインウェアに必要な性能に耐水性や透湿性といった言葉を聞いたことがあると思います。
もしこれが何のことかわからないなら、どれくらいの性能があれば登山で使えるのか知っておきましょう。
・耐水圧20,000m以上、透湿性20,000g/m2・24hr以上あると安心
・換気用ファスナー(ベンチレーション)があるものを選ぶ
・レインパンツはポケット有が便利
耐水圧って何?
耐水性はおおざっぱに水にどれくらい強いのかを示した性能になります。
登山に求められる耐水圧性能は、20,000mm以上と言われています。
10000mm以上あれば大雨でも平気と言われているので、嵐に耐えられるレベルと言えます。数値の目安としては、300mm小雨、1000mm雨のようなイメージです。
透湿性って何?
透湿性
透湿性は、レインウェアやテントの性能を示す指標の1つです。
レインウェアと聞くと、雨が侵入してこないレインウェアが良いものをいうイメージを持ちますが、登山のレインウェアというのは、行動をしながら使用することが多いので、夏は汗もかきますし、蒸れます。
そういったレインウェア内部の湿った空気を外に逃がす性能が透湿性と言います。登山に求められる性能は、8,000g以上と呼ばれています。快適さも求めるなら20,000g以上がおすすめです。
レイウェアは防寒着代わりにすると無駄が少ない
予算がいくらでも使えるならウインドシェルとゴアテックス製の高性能なレインウェアの2着を揃えるのが最善です。
でも普通の人はレインウェア一着でも高いと感じるはずです。
なので私は、レインウェアは防寒着を兼用にして、荷物も少なくすることをおすすめします。
初心者の方は特に体力に自身がないことが多いので、そういった方でも安心して選べます。
一部耐風性のないレインウェアもありますので、富士山などの高い山に登るときや風が強いときは、夏でも薄いフリースやダウンがあると安心です。
その場合も初心者が選ぶ最初の防寒着は、安いものでいいでしょう。
良い防寒着を選ぶより、レインウェアに予算をつぎ込んだ方が満足度は高いです。
防寒着としても使うなら、透湿性よりも換気するためのベンチレーションがあるものを選びましょう。
ベンチレーションとはレインウェアのサイドにあるファスナーです。これがあると暑いときはあけて換気することができるので、脱ぎ着する手間が省けるのです。
あると圧倒的に快適に素早く動けるので、私は絶対譲れない要素として考えています。
どんなに蒸れにくいレインウェアでも物理的にファスナーを開けた場合の換気性能には勝てません。
レインパンツはポケットがあった方が便利
レインパンツはスマホや財布などを入れる人もいるため、ポケットがないと不便に感じることが多いです。
軽量化モデルではポケットがないものもあるので、購入時に注意してみるポイントです。
レインウェアの素材はゴアテックスが最強
レインウェアの素材はやっぱりゴアテックスが最強です。
ただしその分値段が高くなりがちなので、あまりこだわりすぎない方が良いです。
素材にこだわるより、性能にこだわった方が良いよ
とはいってもゴアテックス製は信頼があるので、
気になる方は以下の記事もチェックしてみよう
>>【Gore-Tex】登山ブロガーおすすめのゴアテックスレインウェア
ゴアテックス:最強の素材(詳しく言うとこの中でも種類が分かれている)
エバーブレス:ファイントラック社の採用素材
ブレステック:ミズノ・オンヨネ社の採用素材
ハイベント:ノースフェイス社の採用素材
基本的には素材が同じなら同じくらいの値段が多いです。
初心者が選ぶべきがこの記事の内容です。
登山用レインウェア・ウインドシェル・ハードシェルの違い
ウインドシェル・ソフトシェル・ハードシェルというものは、どれも既にレインウェアを持っている人が選択肢を増やすために選ぶものです。
まだレインウェアを持っていない人はまだ買う時期ではありません。
ウェアは種類が多すぎてわかりにくいんですね
レインウェアを最初に買わないと、無駄な出費になります
どんなものかだけでも知っておきたい人は以下で詳しく紹介しています。
ウインドシェルやソフトシェルは、トレイルランニングをする人や軽量登山をする人に人気です。
・ウインドシェルのおすすめ比較! レインウェアとの違いとは?
・登山にも街着にもソフトシェルがおすすめな理由とおすすめモデル
ハードシェルは、雪山登山ややぶ漕ぎが多い上級者向けのルートで使われます。
初心者はベンチレーション付きのレインウェアを買うべき
初心者が始めに買うべきは、ベンチレーション付きのレインウェアです。
ベンチレーションの有無を重要な要素として挙げるのは、ベンチレーションありとなしの両方を使ったことがある人だけなので、私のように個人で7種類以上のレインウェアを使ったりする変態でないとなかなか出てこない意見かもしませんが、重要です。
耐水圧とか透湿性が一番重要なんじゃないんだ!?
もちろんそれらも重要ですが、晴れの日の使い易さも考えた方が良いです。
原則として、初心者が最初から雨とわかっていて登山をすることはないでしょう。
そうなるとレインウェアの出番がなくてせっかく高価なものを買っても無駄になります。
これは止めましょう!絶対後悔します。
初心者はレインウェアは晴天時の防寒着としても兼用しましょう。そうすれば無駄にならずに満足感のある登山ができます。
晴天時のアウターとして快適なのは、ウインドシェル > レインウェア(ベンチレーションあり) >レインウェア(高透湿性)になります。
一方で雨登山で快適なのは、 レインウェア(高透湿性)>レインウェア(ベンチレーションあり)>ウインドシェルです。
ベンチレーションのあるレインウェアは、晴れでも雨でもそこそこ快適なのです。
初心者の道具選びでは汎用性の高さが重要。
なぜならその方が安く済むから。
なので正確な天気予測ができない初心者は、これがベストな選択ができます。
人によっては初心者はウインドシェルで十分という方もいますが、それは(天気予報綿密にチェックして適切な計画ができる)初心者ならウインドシェルの方が晴れの時は快適だよという意味です。
そのため、多くの人にとっては最適な選択とならないことが多いのです。
山の天気は変わりやすく、街が晴れていても急な天候不順があり得るからです。
山の天気は変わりやすいといいますね
そうですね。アプリや高層天気図を読めばそれなりに予測できますが、すぐに慣れるには難しいです。
登山の天気予測サイト&アプリ 6選(scw・windyなど)
多くの登山者は、最悪の状況(予想しない雨)を想定して、アウターとなるレインウェアを用意しておくことをおすすめします。
ちなみにベンチレーションがあって かつ 透湿性も高いレインウェアが最強なわけですが、区別して書いているのは、両方を備えたレインウェアはめちゃくちゃ値段が高いからです。
初心者が手を出すのはキツイので、このブログではできるだけ安く最適なレインウェアを見つけられるような記載としています。
ある程度登山に慣れて、最初から雨の可能性があっても登山をしたい人や極端な軽量化を目指したい人は、レインウェア(高透湿性)と軽量ウインドシェルの併用をおすすめします。
上級者はウインドシェルとレインウェアをそれぞれ買うことが多いです。
値段は高くなるけど状況に合わせて選べば、より快適だからです。
おすすめの登山用レインウェア
初心者におすすめの人気の登山用レインウェアから選ぶ
初心者におすすめな人気の登山用レインウェアをまとめてみましたので、レインウェア選びに活用してください。
登山に慣れた人ならレインウェアはいくつも持っていることもあります。
防水性が低いが軽いものや防水性が高いが重いものなど、山行の長さや降水の多い地域に行く場合で変えたりします。
ガイドさんはその日の天気で変えるって言ってたよ
初心者の方はいきなり2つもレインウェア要らないですね。どんな場面でも使えるレインウェアを選ぶとおすすめです。
レインウェアは上下揃える必要がありますが、上と下で同じレインウェアで揃えなくても構いません。
予算が許すならどちら性能が高いものをそろえたほうが良いですが、厳しければジャケットだけでも良いものを購入しましょう。
まずは定期的に登山をする方におすすめのモデルを紹介します。
おすすめレインウェアの主要項目比較
画像 | 商品名 | メーカー | 防水性 | 蒸れにくさ | ベンチレーション | 快適性 | 耐久性 | 重さ | ストレッチ性 | 収納の位置・数 | 耐水圧 | 透湿性 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エバーブレスフォトンジャケット | ファイントラック | ◎ | ◎ | あり | ◎ | ◎ | 280g | ◎ | 左右に2つ | 20,000mm | 10,000g/m2・24hr | |
ティフォンストレッチジャケット | ミレー | 〇 | ◎ | なし | ◎ | 〇 | 304g | ◎ | 左右に2つ | 20,000mm | 50,000mm | |
ストームクルーザージャケット | モンベル | ◎ | 〇 | なし | 〇 | ◎ | 254g | 〇 | 左右に2つ | 50,000mm以上 | 35,000g/m2・24hrs( | |
ベータSLハイブリットジャケット | アークテリクス | ◎ | 〇 | あり | ◎ | 〇 | 315g | 〇 | 左右に2つ | 公表なし | 公表なし | |
ツルギライトウィズアクアブレスジャケット | ティートンブロス | 〇 | ◎ | あり | ◎ | ◎ | 240g(Mサイズ) | ◎ | 胸に1つ | 15000mm以上 | 0.6cfm 2l/㎡/sed-ISO 9237 | |
スーパークライムジャケット | ノースフェイス | ◎ | ◎ | あり | ◎ | ◎ | 340(Lサイズ) | ◎ | 左右に2つ | 公表なし | 公表なし |
まず始めにここに比較対象としてあげたレインウェアはいずれも多くの登山者に愛されている人気モデルです。
優秀なレインウェアの中で順位をつけるのは非常に悩みました。
まず防水性については、ティートンブロスのツルギライトウィズアクアブレスが耐水圧13000mm以上と登山に必要な耐水圧(20000mm)を若干下回っていること点に注意です。
おしゃれをとるか、防水性をとるか悩みどころなんだね
初心者は防水性をとるべきじゃないかな
安全には代えられないよ
その他はどれも耐水圧は問題ないでしょう。
ベンチレーションというのは、脇の位置にジッパーがあり、服を脱がなくても通気性を調整できる機能です。
これがあると行動中の利便性が凄く上昇するため、おすすめ1位はエバーブレスフォトンジャケットをおすすめしています。
ベンチレーションがあれば、温度調節が容易で、防寒着としても積極利用できるます。つまり初心者が選ぶ最初の1着におすすめです。
ストレッチ性についても、ファイントラックのエバーブレスがダントツです。
ストレッチ性が高い=動きやすいということなんですね
大きな岩を乗り越えるときとか、動きやすさは重要ですね
次いでノースフェイスのスーパークライムも評判が良いです。といってもどれもレインウェアにしてはストレッチ性が高いということなので、過度な期待は禁物です。
※比較の透湿性は、測定方法がA-1法とB-1法で混在していますので、数値だけでの比較はできない点は注意です。(参考:【素材研究室①-2】GORE-TEXの話 ~透湿性に関して~)
細かいおすすめポイントはそれぞれ紹介していきます。
① 初めてのレインウェアなら「エバーブレスフォトン」がおすすめ
② コスパ重視の人には「ストームクルーザージャケット」がおすすめ
③ 街着と兼用したい人には「ベータARジャケット」がおすすめ
④ おしゃれコーデがしたい人には「ツルギライトウィズアクアブレスジャケット」がおすすめ
⑤ 登山だけでなく、クライミングにも使いたい人には:「スーパークライムジャケット」がおすすめ
クリックできる目次
人気No1:ノースフェイス:クライムライトジャケット
圧倒的人気を誇る登山用レインウェアは「クライムライトジャケット」です。
なぜ高い人気があるのかというと、登山だけでなく、タウンユースで着てもおしゃれで、フェスやキャンプ、釣りや自転車など、場面を選ばず多くの人に愛されているのが大きな特徴です。
一番売れているノースフェイスのジャケットは「ベンチャージャケット」は、
ウインドシェルと呼ばれる中上級者が登山に使うならおすすめのタイプ。
レインウェアとしてのおすすめとしては性能不足のため省略してます。
そちらが知りたい方はノースフェイスのジャケット特集をチェックしてみてね
- ファッション性が高く登山以外でも使えるので満足感が高い
- カラーバリエーションが豊富で好みに合わせて選ぶことができる
- 換気用ファスナーが小さく体温調節がややしにくい
- 2層構造のレインウェアなので、通気性が高い。
一方で耐水圧は3層のレインウェアには劣る - 雨の中での登山、トレイルランニング、低山雪山ハイクなど蒸れにくく快適に使える。
☆☆☆☆☆
軽量でコンパクトに持ち運べます。また、ゴアテックスなので安心してアウトドアに使えます。シルエットもかっこいいので、贅沢ですが普段使いもできて満足してます。
☆☆☆
雪や風が非常に強い日以外は、暖かいので重宝している。
ただポケットが登山のザックに干渉しない位置に設計されているので、普段使いではスマホを出し入れするのにストレスがある
☆☆☆☆
着回しも容易で汎用性の高い黒を購った。上品かつ機能性の高さに満足している。
ノースフェイス高いけど、やっぱりかっこいい。
通常登山において最強:人気No1のファイントラック:エバーブレスフォトンジャケット
- ファッション性は低いが動きやすく晴れでも使えるので、
初心者でも使い時に困らない
防寒着とレインウェアを1着で済ませるなら特におすすめ - ストレッチ性が高くレインウェア特有の動きにくさが少ない
- 換気用ファスナーが使いやすく体温調節がしやすい
(旧モデルではレインパンツは靴を履いたまま着脱ができなかったが、現在は改善されている) - 耐水圧:20,000mm、透湿性:10,000g/m2・24hrと登山に必要な水準を満たしている。
透湿性は測定手法が他メーカーと異なるので、数値以上の性能を感じる。
☆☆☆☆☆
動きが多い劔岳の岩場でも問題ないストレッチ性で動きやすい。防風ジャケットとしても良い
☆☆☆
派手なカラーが多いので、ファッション性は微妙だけど、山で使うなら目立つ方が良い
☆☆☆☆
レインウェアの買い替えで購入。雨への強さも蒸れにくさも満足している
ジャケット:280g
性能を重視するならこれで決まりです。
ストレッチ性がとても高く、ベンチレーションもあって温度調整がしやすいモデル
280gという軽量でありながら、換気用のベンチレーションも大型で使い易いレインウェアです。
こちらが特に初心者におすすめな理由は、レインウェアだけでなく、防寒・防風ウェアとして併用できることを目指して作られたレインウェアだからです。
>>エバーブレスフォトンは、雨も晴れも初心者におすすめな快適なアウターでした
コスパ重視において最強:モンベル ストームクルーザージャケット
- 定番のレインウェアと呼ばれ、価格が安いのに性能が高い。
人と被りやすく、初心者に見られやすいことが気にならないなら間違いなくおすすめです。 - 頻繁にアップデートがされ、最新版では軽量かつ換気性能が増しているので、弱点が少なくなっています。
万人が使い易くということで重さは増しているので、軽量化に厳しくこだわる方は注意が必要です。 - 耐水圧:50,000mm、透湿性:35,000g/m2・24hrと非常に高い性能を持つ
- ファッション性には優れていないが、使用者が多いため、街中で使っていても違和感は少ない
☆☆☆☆☆
富士山に登るために購入しましたが、小雨に遭遇し、レインウェアのありがたみを感じました
☆☆☆
20年使っています。経年劣化がひどいですがこれだけ使えたら元が取れたと思います。
☆☆☆☆
わいが使ってて一番良いレインウェア。土砂降りでも袖口以外はほぼ濡れずに済むのが凄い!
モンベル:ストームクルーザー
ジャケット:257g、パンツ:191g
耐水圧50,000mm以上、透湿性35,000g/m
レインウェアといえばこれです。街で見かけることも多く、スキー場でボードをしている人が着ていることもあります。
その人気の理由は、値段が安いのに性能が高いことです。
デメリットは、人気過ぎて人と被ることです。人気のある定番モデルですので、迷ったらこれで間違いないと思います。
耐水圧50,000mm以上、透湿性35,000g/m と破格の性能にも関わらず、重さも軽いという驚き、レインウェアが何でこんなに高いのかわかる気がしますね。
一般のレインウェアは、耐水圧1000mくらいです。
耐水圧10000mmが大雨レベルを指すそうなので、嵐でも防げる性能ということです。透湿性は、蒸れにくさを指しています。
登山用は、5000g/m以上の性能が必要、8000g/m以上が推奨と言われていますが、大きく超える性能ということがわかります。
>>モンベル ストームクルーザー ジャケットは登山用レインウェアとしては激安!
モンベルのストームクルーザーパンツを選ぶメリット・デメリットも合わせて読んでおきたいです。
モンベルのレインウェアでは、重いけど耐久性が高いものとしてサンダーパスというものもあります。こちらはやぶ漕ぎが多くなる沢登りでは人気です。
通気性最強:ミレー ティフォン50000ストレッチ ジャケット
- 透湿性:50,000g/m2・24hrという他社にない驚異的な蒸れにくさを誇るレインウェア
- ストレッチ性に優れレインウェアなのに動きやすく、着心地の評判が良い
- 濡れると寒さを感じやすく、寒い季節の使用には向かない
- ファッション性にも優れていて落ち着いたカラーが多い。公共交通機関で登山口にアクセスする登山者からも信頼が厚い。
- 耐水圧20000mmで登山の基本要件を満たしている。
- 左右のポケットがベンチレーション(換気)の機能を兼ねているため、換気専用のファスナーはない
☆☆☆☆☆
雨具としての着心地の良さ、軽さ、ヘルメットを付けた状態で使えるデザインが実用向きで良かった。
☆☆☆
強度は岩にすれるとちょっと心配ですが普段も着れるデザインで気に入りました。
☆☆☆☆
腕が長めの人に向くサイズ感も個人的に好みです。
総合的には満足出来るレインウェアでした!
>>ティフォン50000ストレッチ ジャケットは透湿性・ストレッチ性の高さが魅力
おしゃれで街着と兼用できる能力が最強:アークテリクス ベータARジャケット
ARジャケットは全天候型のジャケットで、
初級の雪山でも使えます。長く使えるので買って良かったという声も多いよ
- 登山用としては性能に対して価格が高すぎる印象はあるが、
街着としても使い易いので、兼用すればトータルで満足度が高いと言える。 - おしゃれでスタイリッシュなデザインが特徴的でモテるジャケットとして人気。
- 換気用のファスナーは搭載されていないので、快適性はやや下がることは認識しておくこと
- 性能は非公開ですが、高品質な素材が使われており、信頼のある商品です。
- 口コミ調査では購入者の満足度が非常に高いが、性能で選ぶ人よりもブランドとしての価値を重視して選ぶ人が多い。
- 廃版商品なので、最新のレインウェアの選び方も合わせてチェックすると良い
☆☆☆☆☆
値段は高いですが、アウトドアに必要な性能はしっかりしているので、とても心地よく着られます。
☆☆
長く愛用できるので、そう思うと値段もそれなりなのかなと思います。
☆☆☆☆
アウトドアだけでなく普段着として使い易いので本当に素晴らしい!
アークテリクスのベータARジャケットは、タウンユースで使えるおしゃれさに優れています。
どれくらい凄いかというと、登山を全くしない人もコーデに取り入れることがあるくらいです。
通勤時に着る社会人の人も見かけますね。
しかもこのジャケットは初心者向けの冬期の登山でも使えるので、対応範囲が広いことも魅力です。
何度もアップデートされていて、類似製品との違いが分かりにくいので、以下記事でまとめています。
おしゃれコーデにおいて最強:ティートンブロス ツルギライトウィズアクアブレスジャケット
ツルギライトは斬新なベンチレーションの形がおしゃれで人気を集めています。
落ち着いたアースカラーやシンプルなカラーも多く、男女ともによく選ばれています。
その魅力は見た目だけでなく、透湿性(蒸れにくさ)の高さと軽量さです。
反対に気になる点は、耐水圧がやや低めであることです。
タウンユースのランニングからスピードハイクやトレイルランニング向けのレインウェアと言えます。
昨今のULハイク(軽量登山)の流行にマッチしたレインウェアと言えるでしょう。
クライミングむけにおいて最強:ノースフェイス スーパークライムジャケット
クライミングをするなら、ハーネスを着用していてもポケットに干渉せず、防水透湿性に優れたスーパークライムジャケットがおすすめです。
難点はカラーバリエーションの少なさと重さですが、それが気になる方は少し軽いクライムライトジャケットでも良いでしょう。
>>登山向けレインウェア「ノースフェイスのクライムライトジャケット 」の魅力
沢登りやクライミング、冬季登山まで汎用的に使いたい人はこれ
トリオレットジャケットはこれからアルパインクライミングや冬山登山、沢登りなどより高度な登山をやりたい人にはおすすめできるモデルです。
登山時には強力なアイテムになってくれることはもちろんのこと、普段使いとしても活躍してくれます。
【コスパ重視】安い登山用レインウェアを選びたい人はこれ
おすすめはここまでに紹介したレインウェアを使うことであることは変わりませんが、どうしても高くて手が出ないという方もいるかと思います。
複数回の登山を想定しているなら、避けるべきですが、1回きりの付き合いの登山などであれば十分使用に耐えられるものはあります。
安いながらも使えるレインウェアは何なのかというのは、以下の記事を見てみてください。
トレラン・スピードハイク向けのおすすめ登山用レインウェア
ノースフェイスのレインウェアは、ゴアテックス素材よりもさらに透湿性が高い「フューチャーライト」でできているので、スピードハイクやトレランにおいては、最も適した性能を持っています。
防水性は劣りますが、速さを重視する方は以下記事より詳細をご覧ください。
OMMやゴア社の軽量レインウェアをまとめてみました。
冬の雪山登山まで使えるおすすめの4シーズンレインウェア(ハードシェル)
普通のレインウェアは冬期は使用を推奨されていません。
それはハードシェルと呼ばれる耐久性が高く、耐風性の高いウェアに比べると性能が劣るからです。
ハードシェルは、平均して価格も1.5倍~2倍以上にもなります。
なので初めから4シーズン使えるものを選ぶというのも価格的優位があるので、一考の価値はあります。
但し、冬も使える性能のウェアは、ハイシーズンではオーバースペック気味になり、余計な重さを運ぶことになるというデメリットがあることは認識しておきましょう。
夏冬でウェアを分けた場合 | 夏冬でウェアを併用した場合 | |
価格 | 10万前後 | 6万前後 |
重さ | 必要最小限 | 夏でも冬と同じくらいの重さになる |
耐久性 | それぞれのウェアが均等に消耗していく | 消耗の速さはウェアを分けた場合の2倍 |
夏と冬でレインウェアをハードシェルを1着ずつ持つ場合、価格は5万+6万とか10万前後が目安になります。
その代わり、夏は300g前後のレインウェア、冬は800gのハードシェルを使うというように、必要最低限の重さで登山ができます。
一方で、夏と冬で1着のウェア6万を使った場合、夏も冬も700gのウェアを使うけど、半分の価格で済むというようなイメージです。
ノースフェイスのオールマウンテンジャケットの魅力
メーカー別レインウェアの特徴とおすすめモデル
ファイントラックのレインウェア
ファイントラックのレインウェアは、
ファッション性は低いけど、性能はとても信頼できる
雨への強さも換気性能も共に優れていて、初心者のレインウェアに必要な要素を満たしているんだ。
個人的には換気用のファスナーを「リンクイベント」という独自用語で呼んでいるのが、初心者に伝わりにくいから損してそうと思ってます。
タウンユース向けではないのは注意だけど、
登山専用とするならおすすめなんだね。
>>【使用感レビュー】ファイントラック:エバーブレスフォトン
ノースフェイスのレインウェア
ノースフェイスのレインウェアはファッション性にも優れていて、
タウンユースもしやすいのが大きな特徴です。
通勤・通学・キャンプやフェス、サイクリングにも使いやすいから
登山に限らず活躍できるのが嬉しい点だね。
ノースフェイスは「フューチャーライト」という独自素材のレインウェアも多くて、
この素材がレインウェアの最高品質と呼ばれることが多い「ゴアテックス素材」と比べても通気性能が優れている。
だからトレイルランニングやスピードハイクみたいな通気性重視の利用用途に合っているよ
特におすすめなのは「マウンテンライトジャケット」。重さはありますが、タウンユースと山での利用がともに楽しめます。
ミレーのレインウェア
ミレーのレインウェアは透湿性(蒸れにくさ)とストレッチ性が特に優れています。
ベンチレーション(換気用ファスナー)がないので物理的な換気ができないのは注意ですが、
タウンユースもしやすいおしゃれさが魅力です。
ティフォン50000ストレッチ ジャケットは透湿性・ストレッチ性の高さが魅力
パタゴニアのレインウェア
パタゴニアのレインウェアは登山ガイドさんが使っているケースが多いです。
ゴアテックスほどではないですが、耐久性が高く長く使えることが魅力です
トリオレットジャケットの基本性能
・素材:H2NO(ゴアテックスとかなり構造が近いがやや安い)
・耐水圧: 非公表
・透湿性: 非公表
・重さ:510 g
>>【使用感レビュー】パタゴニアのハードシェル「トリオレットジャケット」
ミズノのレインウェア
ミズノのレインウェアは、価格が安いのに高性能なのが魅力です。
費用を抑える細部の工夫が道具オタクにはとても刺さります。
代わりに止水ファスナーではないので、マジックテープが多くてやや重さがあるのと、
ファスナーの開閉がやや面倒というデメリットはあります。
この点が気にならないなら最高の選択となるでしょう。
>>【使用感レビュー】コスパが評判!!ミズノのベルグテック EXセイバーは、初心者最強の登山用レインウェア
オンヨネのレインウェア
オンヨネのレインウェアの素材は「ミズノ」と同じベルグテックです。
では何が違うかというと、オンヨネの方が重いけど安いということ。
登山では軽さが重要なので、基本的には「ミズノ」の方がおすすめです。
ただあまり登山頻度がなく、釣りとかキャンプの方が使うよって人はオンヨネでもいいかもしれません。
>>オンヨネの格安 レインウェア「登山ブログの評判レビュー」
コロンビアのレインウェア
コロンビアのレインウェアは透湿性(蒸れにくさ)が低いので、
あんまり登山向けではありません。
ただその分価格は安いので、釣りで使うのにとても向いています。
登山好きで釣りをよくする人はコロンビアのレインウェアがおすすめです。
モンベルのレインウェア
モンベルのレインウェアは高性能なのに価格が安いのでとても人気です。
初心者はストームクルーザーを選ぶのが一番無難とも入れるロングセラーです。
>>モンベル ストームクルーザー ジャケットは登山用レインウェアとしては激安!
>>モンベルのストームクルーザーパンツを選ぶメリット・デメリット
合わせて選ぶおすすめのレインウェアパンツはこれ
登山のレインウェアのメンテナンスってどうするの?
レインウェアのお手入れ方法についても気になりますよね。
レインウェアには洗濯が必要です。こまめに選択することで透湿性の低下を抑え、長く使うことができます。レインウェアの種類によっては洗濯できないケースもありますので、製品のタグを確認しましょう。
洗濯 NGの場合はドライクリーニングになるので、クリーニング店への持ち込みになります。だいたいは洗濯できます。
ファスナーは全て閉めて、中性洗剤か専用の洗剤を使いましょう。
化繊、フリース、ゴアテックスに使える洗剤としてニクワックスの評判が良いです。
以下の記事で実際に私が持っているレインウェア、雪山で使うハードシェルを洗濯して、その前後の撥水性能を比較してみました。
メンテナンス手法も大切なことなので、覚えておきましょう。
▼完全初心者の方はこの記事の動画版もあるので、記事読むのがめんどくさい方は聞き流しにどうぞ!▼
上級者の方は常識的な内容が多くなるので、見なくてok
Youtubeの方では登山道具の選び方に役立つ情報をまとめていますので、
もし興味があったら登録して頂けると最新情報をお伝えできます。
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冬のレインウェアならハードシェルが必要です。
コメント
エバーブレスフォトンパンツのサイドファスナーは結構前にしたまで降りるようになっているので、タイトルも更新するようであれば中身も変えた方がいいと思います。その他レインも調べてみてください。
本当ですね。ご指摘ありがとうございます!
該当箇所更新しました。他のレインウェアも更新漏れがないか再度確認いたします!