雪山で見落としがちなのに重要なのが「手袋」です。
なぜ重要かというと、指先は凍傷のリスクが最も高く、選択を誤ると思わぬ事故や後悔に繋がるからです。
1つ買えば良いというわけではなく、用途とレイヤリングを考えて複数準備が必要なものなので、考え方を身につけましょう。
・雪山登山で選ぶべき定番グローブがわかる
・手袋の重ね着(レイヤリング)の仕方がわかる
読者の皆さんには失敗して欲しくないので、様々なグローブを比較調査しました。実際に雪山で使ってみて本当に良かったものを紹介していますので、ぜひ最後まで御覧ください。
おすすめの手袋をすぐに見たい方は以下をクリック
・インナー手袋:ウールインナーグローブ
・アウター手袋:ソロイスト
・作業用手袋:テムレス
▼この記事の動画版もあるので、もし良かったら流し聞きでどうぞ!▼
完全初心者向けの内容としています。
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グローブって何に使うの?
雪山登山でグローブは防寒のために必ず必要になります。
冬の山ってどのくらいの気温になるのかな?
地形や天候にもよりますが、風がなければ、冬の八ヶ岳なら-10度くらいかな
100m標高が上がると-0.6度気温が下がります。平地で0度なら、標高2000mくらいで-12度くらいになります。
加えて、風速1mで体感温度は約1℃下がります。
平地が0度で山頂が標高2000mでも風速10mの風があれば体感気温は-22度です。
山頂付近は強い風が吹いていることが多いでので、現実に近いと思います。
体感-22度って寒すぎてイメージがわかないですね
確かにわかりにくいですね。
イメージを下にまとめてみました
・手袋なしでは一瞬で指先の感覚がなくなる
・髪もまつ毛・鼻毛も凍って真っ白
・顔を出しているととにかく痛い
・保温機能のない水筒は凍り付いてあかなくなる
雪山は非常に寒く、グローブをしていないと指先が凍傷になってしまいます。
本記事の内容ではまず、この手袋で指先を保温する方法を考えてみます。
頭や顔の保温には「雪山登山にバラクラバ・ネックウォーマーは常に携帯するべき理由」を、
保温機能のある水筒は、「山専ボトル メーカーはサーモス・モンベルのどっち? +サイズ比較(500・750・900)」をご覧ください。
雪山で滑落を避けるためにはピッケルが必要で、登山時はピッケルを持って登ることがほとんどだと思います。
もしくは滑落の危険がない山ではトレッキングポールを持つ人もいるでしょう。
ピッケルを知らない人は、「積雪期登山 おすすめのピッケル ブラックダイヤモンドやグリベル」から見てみよう
どちらも持つだけで指先が冷えるので、そういった意味でもグローブは必要です。
常に着用して指先が冷えることを防ぎましょう。
グローブの選び方
重ね着(レイヤリング)が重要
日常生活ではありえない寒さに対抗するには、1枚の生地では足りません。
基本的にはインナーグローブとアウターグローブの2枚重ねが基本と考えましょう。
場合によっては中間グローブを合わせた3枚重ねでも良いですが、サイズ選びが難しいので、2枚重ねが失敗が少ないです。
インナーグローブの選択
インナーグローブは速乾性を重視します。いくら寒くても汗をかくことがあるからです。
インナーグローブは、細かい操作が必要かつ画面操作ができるモデルを選ぶ必要があります。
また、綿素材は乾きにくいので避けましょう。
軍手もほとんどの場合、綿素材なのでNGです。
薄手のグローブは登山以外でも使えそうだね
その通り!冬の通勤や通学、旅行など使える場面は多いです。
アウターグローブの選択
アウターグローブは、防水性と保温性を重視して選びましょう。
グローブは多くの種類がありますが、初心者は保温性が高くなる3本指タイプ(ミトンタイプ)を選べば間違いないでしょう。
保温性の高い理由は、表面積が小さくなり、冷たい外部の冷気に接する面が少ないからです。
一方で操作性は5本指のモデルに劣るので、ピッケル操作の多い難しい山に登ったり、クライミングをする人には指先が動きやすい5本指がおすすめになります。
山によって使い分けをするのがベストなので、予算が許すなら両方揃えておきたいものです。
使い分けをする場合は、行動中は5本指タイプを使います。
1つにまとまっているミトンのようなタイプは、天気回復を待ったり、テント泊で就寝時などに使います。
必ず予備を持つことが推奨されている
手袋は必ず予備を持つようにしましょう。
私は写真を撮るためにカメラを操作しているとき、突風が吹いて外していたアウターグローブを失ったことがあります。
皆さんはこんなミスしないようにしましょう
私も気をつけていてもやっちゃいそうだな
こういった落下だけでなく、予期できないトラブル等で手袋を濡らしてしまったり、破れがおきたときに予備がないと凍傷になって指を切断することにもなりかねません。
雪山の遭難事例を読むと、凍傷によって指を失う事例は少なくことがわかります。
予備のグローブを持っておけばその凍傷リスクを下げることができるので、必ず持ちましょう。
また、落下を防ぐためのドローコードが付いているものは、着け外しをするときに便利です。
スキー用・ボード用グローブで代用できるか?
手首部分のすそが短いですが、落下防止のドローコードがついていることも多く、代用は可能です。
手首部分から雪が入らないように気をつけましょう。
防寒着を大きめのサイズを選んでおくと、カバーできるかもしれません。
おすすめ雪山グローブ(手袋)
最強の防寒グローブ(手袋)
忙しいあなたのために結論からまとめます。
選ぶべき最強の防寒グローブは以下の組み合わせと考えています。
稜線沿いを歩く可能性があるならこれを用意しておけば安心です。
・インナー:ミレー ウール インナーグローブ
・アウター: ブラックダイヤモンド ソロイストフィンガー
・作業用: ワークマン:テムレス
・予備:ミレー ウール インナーグローブ
・予備: ブラックダイヤモンド ソロイスト
予備についてはできる持つことを推奨しますが、予算的に厳しいなら、インナーだけでも持った方が良いです。
後悔してからでは遅いからです。
実際のところ、標高1000mにも満たない山やスノーシューハイクができるような山であれば、インナーと作業用のワークマン:テムレスだけでもなんとかなります。
・インナー:ミレー ウール インナーグローブ
・アウター: ワークマン:テムレス
・予備:ミレー ウール インナーグローブ
・予備: ワークマン:テムレス
ただ冬山は天候次第で地獄になるので、過剰気味に装備は用意しておくべきです。
人気インナーグローブを比較してみた
今回比較したのは、以下の4点。
性格には夏用のグローブとかスキー用のグローブも比較していますが、その中でも特に売れている4点から紹介します。
メーカー | ミレー | ブラックダイヤモンド | マッキンレー | ゴールドウィン |
---|---|---|---|---|
商品名 | ウール インナーグローブ | ライトウェイト スクリーンタップ | インナーグローブ | インナーグローブ |
フィット感 | 普通 | 緩め | かなりキツイ | 普通 |
保温性 | 温かい | 凄く暖かい | 温かい | 普通 |
スマホ操作 | すごくしやすい | コツが必要 | 難しい | 難しい |
価格 | 高め | 高め | 安い | 安い |
結果から言うと、インナーグローブは、ミレーのウールインナーグローブがダントツで一位のおすすめです。
表面はミレーのロゴが印字されています。
裏面は滑りどめになっていて、どこで触ってもスマホ操作が円滑に行えました。
(妻と私の2台の端末で検証)
次にブラックダイヤモンドのライトウェイトスクリーンタップです。
暖かさが魅力で、低山のみの使用であれば、後半紹介するゴールドウィンのインナーグローブと重ねてアウターグローブとして使うのもありかなと感じました。
グローブ通しを連結できるので、落としたりしにくく、裏地も温かい素材で作られています。
暖かさだけで言えば他の手袋よりも優れているように感じました。
親指とひとさし指はスマホタッチできるようになっています。
他メーカーのMサイズと比較してかなり大きいのも特徴。
スマホ操作が難しく、ストレスを感じたのが残念な点です。
続いてはマッキンレーのインナーグローブです。
静電気防止でフィット感にとても優れています。
紫外線カットでフィットする手袋が使いたい人向けなのでしょう。
平地で使うには悪くないですが、フィット感を売りにしているので、雪山で使うと締め付けられて血流が悪くなりそうです。
雪山登山ではなく、通勤・通学など日常生活で役立つグローブです。
次はゴールドウィンのインナーグローブです。
特別な特徴がないように見えるゴールドウィンのインナーグローブは、人を選ばず使用できそうです。
一方で数回の使用で毛羽だって来たので、登山のような耐久性が欲しいアクティビティではやや不安に感じました。
スレがあまりないスキーやボードには良さそうなので、ウィンタースポーツに使うのにおすすめです。
インナー:ミレー ウール インナーグローブ(サイズはS,M,Lから選択可)
このインナーグローブがおすすめな理由は、乾きやすさとスマホ操作の容易さです。
・素材がメリノウールで濡れに強く、乾きやすいこと
・スマホ操作可能で手袋を外す機会を最小限にできる
素材がメリノウールで濡れに強く、乾きやすいこと
インナーグローブは皮膚に接するので、汗で濡れることもあります。なので濡れに強く乾きやすい特性は最適な特性です。
湿っても胸元に入れておけば比較的乾きます。(濡れたまま外に置くと凍って乾きません)
性格な素材構成は、 本体:がメルノウール100% で指先は、ポリエステル85% アクリル15%。
指先については後述するスマホ操作可能とするために、別素材で加工されています。
スマホ操作可能で手袋を外す機会を最小限にできる
雪山では手袋を外す機会は最小限とする必要があります。
登山地図や写真など、もはや登山道具とみなされるスマホ操作ができるというのは、インナーグローブの必須性能といっても過言ではありません。
ミレーのウールインナーグローブは、親指、人差し指、中指はタッチパネル対応なので、バッチリです。
耐久性については高いとは言えない
インナーグローブ全般に言えることですが、布一枚なので、耐久性は高くないです。
格安のインナーグローブを登山で使うと1回で破れることもあります。
ミレーのインナーグローブもインナーグローブである以上、鋭利なものを引っ掛ければ破れます。
そういった意味でも予備を持っておいた方が無難です。
以下のアマゾンのクチコミを見ても同じような意見がありました。
サイズ選びは、きつすぎると血流が悪くなり、体温が低下しやすくなるので、少し大きめが良いでしょう。
女性です。雪用グローブのインナーグローブに使用しています。
amazonレビューより
わたしは本来Sサイズですが、Lサイズがセールになっていたので追加で購入しました。
大きめではありますが、特に問題なく使用できました。
かなり伸びるので、サイズ選びはわりと適当でも大丈夫かと思います。
もし操作性重視ならば、ピタっと小さ目を選ぶのがよいかと思います。
薄くて柔らかくて繊細な生地です。
1回洗濯するだけでヘタってしまいます。
アイゼンやベロクロなんかにひっかけたら1発でピーっといってしまいます。
でもこの手袋が好きなので、今回で4枚目の購入です。w
たまに1000円前後に値下がりするので、その時が購入のチャンスです。
ウールなので、保存時の虫喰いに注意!
インナー:ゴールドウイン(GOLDWIN) 防寒グッズ 光電子インナーグローブ
ミレーのグローブが高いと感じるなら、アマゾンで登山用のインナーグローブとして特に売れているゴールドウインのグローブもスマホ操作可能なので、使えなくはないです。
少し力を入れないと操作できなかったりと、スマホ操作性はミレーに劣りますが、ブラックダイヤモンドのライトウェイトよりは扱いやすかったです。
登山用の乾きやすい素材ではないので保温性は劣りますが、価格はこちらにメリットありです。
速乾性がない以上、予備を多めに用意する必用がありますが、予算上しかたなければこちらも候補となります。
素材:光電子ウール(アクリル70%、ナイロン20%、ウール10%)
2シーズン使用すると、指先が破れたりするため、耐久性は弱いかもしれませんが、インナーとしてはこれが最高に温かい。
amazonレビューより
アウター:ブラックダイヤモンド(Black Diamond) ソロイストフィンガー
ブラックダイヤモンドのソロイストは、3本指タイプのソロイスフィンガーと、5本指タイプのソロイストがあり、どちらも使用温度域は-20度以下まで対応できる性能を持つ高スペックです。
性能だけで言えば、アークテリクスのグローブも高いものがありますが、これだけのスペックを持って1万円ちょっとで入手できるものは他にないと思います。
アマゾンのレビューでも高い評価を受けていることがわかります。
性能(-29度対応)だけでなく価格からも、雪山のスタンダートと言える手袋です。
amazonレビューより
いわゆる厳冬期(ただし3000m級を除く)の雪山登山にピッタリです。価格も1万円程度と、他メーカーと比較してもコスパ良しです。安心して購入できる商品だと思います。
機能性は満足できるものです。スマホ操作はできませんが、五本指なのでアイゼンの脱着がそのままできます。手先の感覚がダイレクトに伝わるにもかかわらず、保温性も高いというバランスの良い商品です。
これでも寒い場合は、同じシリーズにミトンタイプや3本指タイプもあるようです(私は未使用)。
初めての雪山グローブの定番ですね。
具体的な選ぶメリットや使い方やサイズ感については、以下にまとめています。
>>【使用感レビュー】最強の厳冬期手袋は、ブラックダイヤモンドのソロイストフィンガー
作業用:ワークマン テムレス
ワークマンのテムレスは防水性が高くい防水グローブです。
これが雪遊びからテント泊の設営などの作業に最適で、風の影響を受けにくい山ならアウターグローブとしても使えます。
寒さへの強さの理由は、元々が登山用ではなく、冷凍庫内での作業を想定したものだからです。
おまけに手が蒸れないと言う名前からテムレスとつけられたとのことで、透湿性も非常に高いです。
雪山登山をする人からは、値段が安いのに、保温力、防水力が高いので定番モデルと呼ばれています。
一方でデメリットも多く、新品はゴムの匂いが強いことと、見た目がダサいことが上げられます。
防風性も低いので、稜線上を歩くような雪山ではおすすめできません。
3種類ほどシリーズ製品が出ており、青が一番安く、改良モデルの黒は品薄が続いています。
シリーズの違いや選び方は以下の記事を参考にしてみてください。
その他のおすすめインナーグローブ
ここまで私のおすすめモデルを紹介しましたが、他のモデルもまだまだ見てみたい人のために、合わせて紹介します。
まずはインナーグローブから。できればご使用のスマホが操作できるモデルを選びましょう。
ちょっと難しい話ですが、スマホのタッチパネルは、機種によって、 「抵抗膜方式」と「静電容量方式」 に分かれています。
抵抗膜方式は、圧力がかかるとタッチしたと認識します。
静電容量方式は、画面を覆っている静電気が遮られるとタッチしたと認識します。
布ごしに画面を触ってみて、反応しないようなら静電容量方式だと思いますので、スマホ操作対応のグローブを選びましょう。
(防風性は高くないので稜線上を歩くような雪山では性能不足なので樹林帯や軽アイゼンで登る山向き)
マッキンレー インナーグローブ
素材: 新開発マルチフィラメント糸 (速乾性・保温性)
インナーグローブとして購入した。手にぴったりして薄い割には温かくて重宝している。アウターを外して細かい作業をするときも具合が良い。
amazonレビューより
コミネ KOMINE バイク CMAX インナー グローブ 速乾
速乾性のあるグローブです。保温性はないので注意
装着がしやすく、落としにくい。
デメリット:スマホ対応ではない
冬用グローブしていると蒸れてくることがあり、外す時に脱げにくい。それを軽減したいと思いインナーグローブを探していたところ、この商品に出会いました。
amazonレビューより
結果としては、この商品を買って良かったです。
まずは、蒸れを軽減する目的ですが、期待通り蒸れてしまってもスっとグローブを脱着できます。肌触りもサラッとしていて、着け心地は非常に良いです。※インナー自体の脱着は辛いですが(笑)
それだけなら星5なのですが、はやりデメリットも目立ちました。
それは、グローブのマジック部分にくっついたりすると毛羽立ってしまい、少し劣化してしまうとこです。
それがなければ、星5でした。
まぁ、値段相応として満足したのでいいと思います。
[パールイズミ] 手袋 120 メンズ 1 ブラック 日本 F (FREE サイズ)
素材: レーヨン58%,アクリル38%,ポリウレタン4%
吸湿発熱、吸汗速乾、保温
サイズが幅広く、フィットする。
デメリット:透湿性が低く、蒸れやすいため、行動中にあまり向かない。
雪洞作りなど、激しく動かないときに効果を発揮できる。
インナーグローブとしてはこれが妥当な薄さではないでしょうか。
amazonレビューより
ワンサイズ上のアウターグローブにしなくても手が細めならギリギリですが重ねて使えます。
サイズも小さくもなく大きくもないが手指が太ければ伸びると思います。
でもSMLサイズ用意してくれてもいいよね。
NAPA GLOVE(ナパグローブ) NAPA INNER GLOVE(ナパ インナーグローブ)
サイズ
FREE(S~XLまで対応)
甲幅11cm/中指の長さ8.5cm/全長25.5cm
見た目、安物の軍手に見えますが(笑)、しっかり暖かいです。
amazonレビューより
主に秋には普通のナパグローブのインナーとして、冬場はウインターグローブのインナーとして使用していますが、特に問題無く使用しています。
ただ、あまり薄手ではないのでワンサイズ大きいグローブのインナーとして使用した方が余裕が持てます。
RSタイチ(アールエスタイチ) サーモトロン インナーグローブ
素材:サーモトロン
サイズ:M、L、XL
デメリット:耐久性に難アリのため、ピッケルワークなど、
激しく運動がある場合は避けた方が良さそうです。
まずまずです。
amazonレビューより
少し寒い時もあります。
操作感も多少悪化します。
無いよりは暖かいですよ。
買って損はありませんでした。
[Mizuno] 手袋 ブラック 日本 L (日本サイズL相当)
素材:ポリエステル
デメリット:保温性能については、期待するほどではないとの情報もあるので、
保温性は中間、アウターグローブで補う工夫が必要です。
届いたら、「インナー用」と書いてあったのですが、私はそのまま使ってます。かなり薄手なので少々すーすーしますが、それでもここまで薄くてここまであったかかったら大したもんだと思います。見た目に100円ショップで買ったような手袋に見えますが、保温と毛玉の少なさは比じゃないです。少々高額ですが、買って損しないと思います。
amazonレビューより
[Mizuno] アウトドアウェア ブレスサーモ インナーグラブスマホ対応 グレー 日本 M (日本サイズM相当)
素材: 表地:ポリエステル 裏地:ポリエステル、指定外繊維(ブレスサーモ)
タッチパネル対応
ブレスサーモは発熱素材の先駆け的存在で、千葉にザウスがあった頃から愛用しておりますので20年以上になりますでしょうか。ヒートテックなど同様の機能性手袋もありますが、グラブの下にはめた時のもたつかない一体感はミズノに一日の長があると思います。厚みと手の操作感のバランスがよく(厚くなれば暖かさが増すが操作性を損なう)、着脱もしやすいところはやっぱりスポーツメーカーの製品だなあと関心しきりです。
amazonレビューより
よって微力ながらこれからもこの商品が使い続けられるよう応援のコメントを記す次第です。
その他のおすすめ中間グローブ
ブラックダイヤモンド(Black Diamond) グリセード BD73052 ブラック M
5本指タイプ
175g
中間グローブもしくはアウターグローブとして使用できるグローブです。
-1℃~-17℃での使用を想定しているようなので、かなり寒い場所でも耐えられそうです。
指先まで暖かく、蒸れませんでした。
amazonレビューより
軽量で撥水効果も抜群です。
来年も、必ず使用します。
まとめ
いろいろ紹介しましたが、結局のところ以下のグローブがおすすめなのは変わりません。
ぜひ参考にしてみてください。
・インナー:ミレー ウール インナーグローブ
・アウター: ブラックダイヤモンド ソロイストフィンガー
・作業用: ワークマン:テムレス
・予備:ミレー ウール インナーグローブ
・予備: ブラックダイヤモンド ソロイスト
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