登山を趣味にされている方で、ふとした時に躓いて頭を打ちそうになったりして、ヒヤリとした方は多いのではないでしょうか。
安全に登山をする上でヘルメットは必需品となってきています。
本記事で紹介するブラックダイヤモンドはEN認証やUIAA認証を取得していながらコストパフォーマンスに優れるヘルメットとして注目されています。
ブラックダイヤモンドのヘルメットを、使用することでより安全に登山を楽しめるようになりますので、その魅力をぜひ最後までご覧ください。
ブラックダイヤモンドのヘルメットの特徴
ブラックダイヤモンドのヘルメットは登山・クライミング用のヘルメットの中でも最も人気なメーカーです。
高品質でありながら価格も安くコストパフォーマンスに優れています。それだけでなく、カラー展開も豊富で好みに合わせて選ぶことができるので、初めてのヘルメットならブラックダイヤモンドのヘルメットを選べば失敗が少ないのです。
認証はどのヘルメットもEN(CE)とUIAAも取得済で安全性が高い
登山用ヘルメットの安全規格には大きくEN(CE)(欧州欧州統一規格)とUIAA(国際山岳連盟)の二つがあります。
UIAAのほうが厳しい規格になっていますが、登山用ヘルメットは両方の基準を満たしているものが多いです。
ブラックダイヤモンドのヘルメットのサイズ感
ブラックダイヤモンドは1989年にアメリカで創業された登山用品メーカーです。
アメリカ人に合わせたサイズになっているので、日本人が被ると大きかったり、締め付けがきつい場合もあるので可能であれば試着をしてからの購入をおすすめします。
ブラックダイヤモンドのヘルメットを選ぶメリット・デメリット
ブラックダイヤモンドのヘルメットを選ぶデメリット
- 登山用、クライミング用等、用途毎に別れているので初心者は自分の用途を考えながら選ぶ必要がある
- 海外製品の為、頭の形が合わない場合がある
- ポピュラーなモデルなため他の人と被る
ブラックダイヤモンドのヘルメットを選ぶメリット
- 認証取得製品が多く安全性が高い
- 軽量なため頭への負担が少ない
- キッズ向け製品があり、子供も安心して使える
ブラックダイヤモンドのヘルメットの使用感・評判・クチコミ
悪い口コミ
表面はシールがずれていることや裏面のシールがずれており、加えて本体自体に傷が多く、非常に状態の悪い商品でした。今回は時間がなくすぐに使用するため返品はできませんが、本来ならば返品に相当するものであると思います。改善を希望いたします。
Amazonレビューより引用
良い口コミ
大きいけどさすがに劔岳辺りで持って行かないのもどうかと思って買いましたが、嵩重量こそあるものの重量はかなり軽くて、岩場辺り(早月尾根からだったの結構終盤ですが)からかぶり始めましたが、結局下山までずっと被っててもあんまり違和感が無い感じでした。
Amazonレビューより引用
里山みたいな山でまで使うかどうかはちょっと疑問ですが、岩山では必須かと思いますので日本アルプスや2000ⅿ以上の山々に行く機会がある人は持っていて損はないかと思います。
ビレイ時にバックステップで岩に頭をぶつけましたが、被ってたおかげで無事でした。登るときもビレイ時も被った方がいいね!軽いし調整ができて頭にぴったりはまりましたので登るときもそんなに邪魔になりません。
Amazonレビューより引用
こちらはクライミングでの使用感。クライミングでは頭部のバランスが大事なので、軽さが重要になります。軽く扱いやすいブラックダイヤモンドのモデルは人気なようです。
総評
ブラックダイヤモンドには軽さを追求したモデルや、堅牢性を重視したモデルなど様々な用途に合わせたヘルメットがラインナップされています。
以下の選び方を一読いただき、一度購入について検討してみてはいかがでしょうか。
ブラックダイヤモンドのヘルメットの選び方
ここからはブラックダイヤモンドのヘルメットの選び方について、様々なモデルを紹介しながら、基本仕様を確認しつつ良い点と悪い点を述べていきます。
ヘルメットを選ぶ際に重要な事は、自分の用途に合致しているかをしっかり確認することです。ヘルメットによってはロッククライミング専用品のような特定のシチュエーションに特化したモデルもあり、 違う用途のモデルを買ってしまうと無駄な出費となってしまいます。
皆さんのヘルメット選びの一助になれば幸いです。
おすすめのブラックダイヤモンドのヘルメット
ブラックダイヤモンド:ハーフドーム
ハーフドームは当サイト調べで登山用のヘルメットとしては最も売れているヘルメットです。
比較的安価なので初心者の方も手に入れやすく、それでいて認証も通っているので、プロテクション性能も高くコストパフォーマンスに優れています。
カラーバリエーションが豊富で色はオレンジとブルーが人気です。
重さ:S/M 330g M/L 350g
サイズ:S/M 50-58cm M/L 56~63cm
認証(EN):適合
認証(UIAA):適合
素材 :シェル/ポリカーボネート,発泡スチロール、ライナー/ビーズ法発泡スチロール,フォーム
通気性 :普通
カラー展開 :BDオレンジ,ストレート,ブルー,レイン,デニム
ブラックダイヤモンド:ビジョン
ビジョンはブラックダイヤモンドのヘルメットの中で最も堅牢なモデルと言われています。硬さを持ちながら軽量で通気性を高めるベンチレーションを搭載していて、暑い時期でも使用できます。
値段は一万円を超えますが、それに見合った軽さと耐久性を備えたモデルです。
カラーの1番人気はブルーで時点でレッドが人気です。
重さ:220g
サイズ:S/M 53-59cm M/L 58~63cm
認証(EN):適合
認証(UIAA):適合
素材 :シェル/ポリカーボネート、ライナー/ビーズ法発泡ポリプロピレン
通気性 :普通
カラー展開 :アストラルブルー,ストームブルー,ハイパーレッド
ブラックダイヤモンド:キャピタン
キャピタンはフィット感、通気性を確保しながら側面と後頭部の保護を高めたヘルメットです。
ハーフドームと同じくらいの価格帯でありながら、ツーピース構造になっていて、優れた衝撃吸収性能を実現しています。重量については超軽量とまでは言えませんが、軽量なモデルではあるので長時間使用しても疲れにくいです。
カラーバリエーションも5種類あり、揃えられています。
重さ:S/M 285g M/L 295g
サイズ:S/M 53-59cm M/L 58~63cm
認証(EN):適合
認証(UIAA):適合
素材 :シェル/ABS, 発泡スチロール, ポリプロピレン、ライナー/ビーズ法発泡ポリプロピレン, ビーズ法発泡スチロール
通気性 :普通
カラー展開 :パティナ/ブラック,オクタン/ブラック,ピューター/ブラック,マルベリー/ブラック,アストラル/ブラック
ブラックダイヤモンド:ベイパー
ベイパーは186gという超軽量モデルでありながら、プロテクション性能を確保。軽さとプロテクション性能を両立したモデルです。
大型のベンチレーターを備えていて高い通気性も実現しています。ただ開口部が大きいため落石の可能性が低いロッククライミング専用品となっていて、登山やアイスクライミングには不向きです。
重さ:S/M 186g
サイズ:S/M 53-59cm M/L 58~63cm
認証(EN):適合
認証(UIAA):適合
素材 :シェル/ポリカーボネート、ライナー/発泡スチロール
通気性 :普通
カラー展開 :スティールグレー/オクタン/ボルドー
【子供用】ブラックダイヤモンド:キッズトレーサー アルミニウム
キッズトレーサーはその名の通り子供向けのヘルメットです。子供向けと言いつつも認証を取得しているので保護性能もお墨付きで安心して使用できます。
子供は意図しないところで転んだりするので、子連れで登山するのであれば必需品です。
重さ:258g
サイズ:頭囲 49-57cm
認証(EN):適合
認証(UIAA):適合
素材 :シェル/発泡スチロール、ライナー/フォーム,ビーズ発泡スチロール
通気性 :普通
カラー展開 :アルミニウム
よくある質問
ブラックダイヤモンドのヘルメットホルダーはどうしたら良い?
ヘルメットの運び方は大きく分けて3種類あります。手で運ぶ、バックパックの中に入れる、ヘルメットホルダーを使用するの3つです。
基本的にはバックパックに入れて持ち運べるのがいいですが、荷物の容量等で入らない場合はヘルメットホルダーがおすすめです。
基本的にブラックダイヤモンドのヘルメットは軽量なので、ホルダーに入れていても安心して持ち運ぶことができます。
まとめ
ここまでブラックダイヤモンドのヘルメットについて良い点と悪い点を交えながら紹介しました。
どのモデルも認証を取得していて安心して使用することができます。
初めての登山用ヘルメットを探している方にはコストパフォーマンスに優れたハーフドームがおすすめで、大きめの頭の方はサイズにゆとりがあるビジョンがおすすめです。
あなたが最適なヘルメットに出会えることを願っています。
グリベル / エーデルリッド / ブラックダイヤモンド / ペツル / カンプ
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