・雪山テント泊でテント設営で何を気をつければ良いか
・雪山テント泊でどのくらいの防寒が必要か
・初心者がどんなことで失敗するか
・テント泊にあたって用意したものは?
雪山登山のために用意したものはこちら
初のテント泊ということもあり過剰なまでの防寒着を持っていきました。
雪山テント泊でどのくらいの防寒が必要かはこちらを見てもらえれば分かると思います。
ザックの重さは17kgくらい
テントと防寒用具は↓
テントはプロモンテのVL26T(外張りなし)
置換用”78292″ post_id=”78292″ classname=”wp-block-rinkerg-gutenberg-rinker”]マットは サーマレスト のリッジライトソルレギュラーと シートゥーサミットのウルトラライト インサレーティッドマット の2枚重ね
リッジライトソルはレギュラーサイズを購入して、自分の体格に合わせカットしています。カットしたものは、日帰り登山のヒップマットとして使っているので、無駄にはなりません。
置換用”78293″ post_id=”78293″ classname=”wp-block-rinkerg-gutenberg-rinker”]シートゥーサミットのウルトラライト インサレーティッドマット は、R値3ちょっとと雪山向けで使うには低めですが、体感で製品のR値以上の暖かさを感じる方が多いということで選んでいます。
置換用”78294″ post_id=”78294″ classname=”wp-block-rinkerg-gutenberg-rinker”]寝袋はNANGAのオーロラライト900DX
-15度まで快適温度という暖かさで寒がりの人でも厳冬期アルプスまで狙えると考え、選びました。
私は使っていませんが、かなり大きいサイズですので、
必要ならコンプレッションバッグを使ってもいいと思います。半分くらいのサイズにはなると思います。
寒さに強い人ならここまでの温かさは不要なので、
オーロラライト750DXでも通用すると思います。ただ自分の寒さ限界を適切に把握できない初心者には、私と同じモデルをおすすめします。
関連記事:
・冬山用の登山シュラフ(寝袋)の徹底比較
・コンプレッションバッグの実力についてはこちら
テントシューズはコールマンのアウトドアスリッパ
置換用”78297″ post_id=”78297″ classname=”wp-block-rinkerg-gutenberg-rinker”]テントシューズについては、イスカのテントシューズも追加購入して重ね履きしています。
足元の寒さだけは、どうしようもないんですよね。周囲はスリッパだけで対応できている人も多いので、こればかりは体質次第です。
置換用”78299″ post_id=”78299″ classname=”wp-block-rinkerg-gutenberg-rinker”]ホッカイロ マグマ
こちら、地味ですが非常に重要です。めちゃくちゃ暖かいので、一度使ってみてください。
置換用”78302″ post_id=”78302″ classname=”wp-block-rinkerg-gutenberg-rinker”]ワークマン: ダイヤフリース裏アルミジャケット(1900円)
バラクラバ:ノーブランド(756円)
置換用”78303″ post_id=”78303″ classname=”wp-block-rinkerg-gutenberg-rinker”]ハクキンカイロ:zippo ハンディウォーマー(3000円)
置換用”78304″ post_id=”78304″ classname=”wp-block-rinkerg-gutenberg-rinker”]エスケープヴィヴィライト
NANGAの寝袋はシュラフカバーは不要ですが、保温のために持って行きました。
置換用”78305″ post_id=”78305″ classname=”wp-block-rinkerg-gutenberg-rinker”]アルパインサーモ0.9L
暖かい飲み物を飲むために用意しました。体温低下を抑えられますし、凍結して飲めなくなるのを防げます。
ウルトラライドダウン×2
まさかのライトダウン2枚重ねをしました
結果から言うと、家で寝るより暖かいくらいでした。
足元にはナルゲンボトルの湯たんぽを入れましたが、
さめるのが早かったのであまり意味がなかったかもしれません。
外気温-10度、テント内-5度くらいで、朝起きたらテントの天井が凍っていました。
ハクキンカイロ、ウルトラライトダウン×2はなくても良かったと思います。
今回の装備なら厳冬期アルプスでも行けそうです。
寒さへの体制は個人差が大きいので、ご自身に合う量を見極めた方が良さそうです。
参考までに私は寒さに弱く、夏の北アルプステント泊ではダウンハガー800 #3+エスケープヴィヴィライト+ウルトラライトダウンで過ごしています。
・初めてのテント泊は上高地
初めてのテント泊は上高地です。これはあまり人におすすめできません。
山小屋がないので水の調達は横尾まで行くか、雪を溶かすしかないからです。
これを見られている方が始めてのテント泊をするなら、西穂高岳や八ヶ岳など通年営業の山小屋があるところがおすすめです。
関連記事:
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八ヶ岳(赤岳鉱泉)でのツェルト泊はこちら
・テント設営について
夏場と違い、ペグが効かないことを実感しました。効いていたペグの打ち方を一通り試しました。
雪山テント泊で初心者が一番違いを実感するのは、ペグということがわかりました。
・通常のペグを横向きで埋める
・割り箸を使ったペグを埋める
・ビニール袋に雪を入れて埋める
試した結果、やはり割り箸ペグの評判が高い理由がわかりました。
通常のペグは本当に効かないです。素手で触ると冷凍庫に触ったように肌がくっつく間隔がします。翌朝回収するときにピッケルでてこの原理を使って掘り出しました。
ビニール袋は雪がさらさらだとなかなか埋めにくいです。割り箸は簡単に埋まり、良く効きます。翌日下の氷ごと掘り出す必要があるので、それがデメリットと言えそうです。
割り箸ペグの賛否両論はあるので、必ず回収して山を汚さないように気をつけたいですね。
テント自体も氷結して撤収に時間がかかりました。
関連記事:
ペグについてはこちら
・寝心地について
テント設営から翌日朝方まで吹雪でしたが、寝袋の中は快適で暖かかったです。
驚いたのはホッカイロのマグマの実力です。
ウルトラライトダウン1枚を削ってホッカイロを1枚増やした方が体感温度は高くなりそうです。
・反省と初心者が気をつけること
初心者がどんなことで失敗するかをまとめました。
やっぱり初心者は自分の寒さの限界がわからないと思いますので、
過剰なまでの防寒をした方が良さそうです。限界を見極めた上で必要最低限の道具を選ぶようにしましょう。
・バーナーが寒冷地対応でなかった
・ガス缶を寝袋に入れ忘れた
・電子式ライターを持ってきていたが、オイル式またはマッチを持ってくるべきだった
帰ってきて早速バーナーを用意しました。
置換用”78307″ post_id=”78307″ classname=”wp-block-rinkerg-gutenberg-rinker”]この記事の続きはこちら
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