登山をしていると痩せるかどうか気になる方が多いようなので、
実際に検証をしました。
結論から言いますと
登山にハマると痩せることができます!
但し、ダイエットのために無理な登山をするには、
リスクが高すぎるのでおすすめできません。
ダイエットに挑戦するなら適切な知識を身につけてしましょう。
詳細については以下をご覧ください。
・登山は痩せる
・登山を通じたダイエットには注意することがある
登山で消費するカロリー
登山をとてつもなくカロリーを消費するスポーツです。
急に算数の話になりますが、登山時の消費カロリーは以下の式で求められます。
日帰り登山で
・50kgの30代女性が5kgのザックを背負って、一般的な百名山を日帰り登山した場合、
約4300kcalを消費することになります。
一般的に縦走は1日5000kcalと言われます。
・60kgの20代男性が10kgのザックを背負って、表銀座2泊3日の縦走をした場合、
約18500kcalを3日間で消費することになります。
脂肪1kgを燃焼させるために必要なカロリーは、約7200kcalですので、
十分な消費カロリーがあることがわかります。
・登山時消費カロリー
登山消費カロリー計算 より引用
式) (体重)×0,155×(60分)×(登山時間)×(補正係数)=消費カロリー
・登山外消費カロリー
式) 2000Kcal ×(補正係数) × ((24 - 一日辺りの登山時間)÷24)
・一日辺りの合計消費カロリー
式) 登山時消費カロリー + 登山外消費カロリー
・合計消費カロリー
式) 一日辺りの合計消費カロリー × 登山日数
登山でダイエットすることのメリット
登山でダイエットすることのメリットは、つらいだけでなく、達成感を伴って楽しくダイエットに挑めるということです。
通常のダイエットでも同様ですが、いきなり高すぎる目標をもって挑戦すると挫折する確率が高くなりますので、自分の体力に合わせて継続した計画を立てることが大切です。
登山でダイエットすることのデメリット
ここまで記載した通り、登山は消費カロリーが非常に大きくなります。
その中で十分な行動食をとらないと、力が出せずに登りきることができなくなってしまいます。
無理なダイエットのために、行動食を十分にとらないと、登山自体を中断することになりかねません。
登山ダイエットの難しいところは全く食べずに取り組むということが危険なので、適切に食べつつダイエットをしなければならないという点にあります。
十分なカロリーをとっておかないと、脂肪だけではなく、筋肉も消費されてしまいます。
筋肉が落ちると、一時的に体重は落ちますが、基礎代謝も落ちるので、太りやすくなってしまいます。
(基礎代謝は運動をしなくても消費するカロリー量のこと)
どうせ痩せるなら一時的ではなく、長期的に痩せたからだをキープすることを目ざしたいですね。辛いダイエットを太るたびにするのは本当に大変です。
行動食については、以下記事を参照
実際にどれくらい痩せたか?(実験結果)
下記の登山を友人と2人で行ってきました。
3泊4日で行くテント泊 秘境の雲ノ平を目指して
結果は、行動食を取りつつも、2人とも2kgダウンとなりました。
行動食はナッツ類やあんぱん、ゼリー飲料がメインで、山小屋ではなるべく食事をとっていました。
4日間で21797kcalを消費。6000kcalは摂取していたと思いますので、
脂肪2kgを燃焼させるために必要なカロリー約14800kcalが不足し、痩せたのだと思います。
計算上の値を実際の効果が一致することを確認できました。
登山にハマると痩せる理由
登山にハマると行きたい山が増えてきます。
もって行きたい装備も増えていきます。
そうすると、もっとトレーニングして登れるようになりたいと考えるようになります。
気づくと痩せている人もいるくらいです。
登山を利用したダイエットは心の強さも必要ですし、楽ではありません。
ですが、登山を好きになれば結果的にダイエットできているということもありますので、
適度な運動をして健康的な生活を目指すにはおすすめできます。
ダイエットをするつもりがなくても、重い荷物を持って歩くと消費カロリーが激増します。かなり上手くカロリー摂取をしないと、テント泊ではどうしても体重が落ちてしまいますので、注意しましょう、
もっと楽に痩せる方法
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