登山のヘルメットは何を選べばよいか迷いますよね。私自身が選んだマムートのヘルメットについてご紹介します。
選ぶときに迷った比較対象や良い点、悪い点もお伝えしますので、参考になれば幸いです。
・スカイウォーカーのメリットがわかる
・スカイウォーカーを選ぶデメリットがわかる
スカイウォーカー3・2の特徴
基本スペック
カラー:黒、白、青、オレンジ
重さ:380g
通気性:空気穴が8か所あり、蒸れにくい
フィット:調整可能なあごのストラップ、頭の形に合わせた調整が可能
強度:国際的な安全規格「EN 12492規格」にも適合
スカイウォーカー3を選ぶメリット
・安い
・耐久性が高い
・大きさ調整が幅広く可能
・通気性が良い
安い
スカイウェーカーのメリットとして登山メーカーが出すヘルメットであるにも関わらず、とても安いという点があります。
1万を超えるヘルメットが多い中、これは大きなメリットです。
耐久性が高い
スカイウォーカーは耐久性が高いです。触ってわかりますが、強化プラスチックはちょっとやそっとの衝撃ではびくともしません。
大きさ調整が幅広く可能
通気性が良い
スカイウォーカー3を選ぶデメリット
・後ろ側のマムートロゴのシールがはがれやすい
・重い
後ろ側のマムートロゴのシールがはがれやすい
ヘルメットの後ろ側の調節部分には、ロゴシールがついているのですが、このシールがとれやすいです。私の場合は使用から1年くらいたったくらいになくなっていました。粘着シールで貼ってあるだけなので仕方ないですね。
せっかくのマムートの商品なのに、シールが剥がれたら悲しいです
重い
約380gと重いです。但しヘルメットは重い方が耐久性が高いので、軽さと耐久性のどちらを優先するかによります。
軽さで選ぶなら、S/M=160g M/L=170gのペツルのシロッコが最強です。
当然ながら軽い方が価格も高いです。コスパで考えればマムートのスカイウォーカーの方が扱いやすいと言えるでしょう。
スカイウォーカーを選んだ理由
私がこのヘルメットを選んだ大きな理由は3点です。メリットそのままですが、価格と頑丈さ、通気性です。
価格は正直、登山メーカーにこだわらなければ、ノーブランド品で3000円くらいのものもあります。ただヘルメットは命を守るものなので信頼のある登山メーカーから選びたいと考えました。
その中でマムートのスカイウォーカーは、1万以下で頑丈さを持っていて、最低限の通気性も確保されているのは非常に魅力的に感じたからです。
スカイウォーカーの使用感
このヘルメットをもっていろんな山に行きました。表銀座縦走などの夏期の縦走や厳冬期の八ヶ岳や西穂高岳などでも使っていました。
夏でも冬でも変わらず使い続けることができています。頭のサイズに合わせて調節でき、通気性も気にならなかったので良かったと思います。
反面、重さについては気になることもあります。
私は夏期にはウルトラライトハイク(軽量化を図り、移動力を重視した山行)もするので、それ用にペツル:シロッコを追加購入しようと考えています。
重さが気にならないなら特に欠点は感じていないので、最初の1つにおすすめします。
ザックへの取り付けは、ヘルメットホルダーがあると便利です。私はザック内の一番上に入れてしまうので使ってません。外付けする人は用意しておきましょう。
・登山用ヘルメットホルダー(ヘルメットカバー) 通称ヘルメットのパンツとは?
他に候補に挙げたヘルメット
ペツル:シロッコ
注意することとして、私の選定基準に重さは入れていませんでした。軽さを優先するなら約160g(Sサイズ)のペツル:シロッコが最適です。この軽さは他と比べても圧倒的なので、軽さを重視するならこれで間違いなしです。
選ぶ場合は軽さの反面、衝撃への耐性は劣ることは理解しておきましょう。
PETZL(ペツル) シロッコ
ブラックダイヤモンド: ハーフドーム
マムートのスカイウォーカーと比較して、ブラックダイヤモンドのハーフドームも候補でした。
性能としてはそう変わりませんが、スカイウォーカーは頭にちょっと乗るような感じですが、ハーフドームはすっぽり被る感じになります。
なのでハーフドームの方が蒸れやすいです。ただ転倒時などの頭の保護力はこちらが勝っています。このあたりは好みで選んで良い範囲です。
サイズ S/M=50-58cm、M/L=56-63cm
重量 S/M=330g、M/L=350g
グリベル:ステルスHSヘルメット
グリベルのヘルメットはゴツゴツした見た目に惹かれ、選ぶ人が多いです。デザイン性重視で選ぶのも一つの方法かもしれませんね。
それ以外のヘルメットも見てみたい人は以下の記事もご参考にしてください。
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