登山のテント泊 雨対策はどうする?(設営・食事など)
テント泊中に雨に降られたらつらいですよね。事前にできる対策や降られたらどう対応するのが良いのか、考えてみました。
・テント泊の雨対策がわかる
本記事の内容
・テント泊中に雨に降られたらどうなるか
もしテント泊中に雨に降られ、何も対策をとらなかったら、寝袋は濡れて保温性を失い、荷物は水に沈み、寝るどころではなくなってしまいます。食事を外で作るのも難しいですし、撤収も濡れたテントをしまうのには苦戦するでしょう。
どのような対策があるのでしょうか。
・テント泊の雨対策
・道具、寝袋など濡れて不味いものを保護する
一番重要なのがこの対策です。特に寝袋と着替えの濡れは恐ろしいほど体温を乳奪われます。実際に私は対策をしていない初心者のころに雨に着替えが濡れ、震えた覚えがあります。
ドライバックに入れておくことで防ぐことができます。私はザックにエスケープヴィヴィを広げ、その中にドライバックに入れた寝袋や着替えを入れて2重防水としています。
置換用”80264″ post_id=”80264″ classname=”wp-block-rinkerg-gutenberg-rinker”] 置換用”79420″ post_id=”79420″ classname=”wp-block-rinkerg-gutenberg-rinker”]関連記事
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・タープを取り入れる
樹林帯のテント場であれば、タープを取り入れるのも1つの手です。
鳳凰三山の南御室小屋や瑞垣山、金峰山の冨士見平、尾瀬のテント場など、度々取り入れる方を見かけます。雨でも優雅に過ごせるので、おすすめです。
タープで前室スペースを広くするば、火を使った山飯もばっちりです。
置換用”80266″ post_id=”80266″ classname=”wp-block-rinkerg-gutenberg-rinker”]・傘を取り入れる
傘を取り入れることも必要です。雨のテント泊で山小屋やトイレまでちょっと移動するときにいちいちレインウェアを着るのが面倒だからです。
登山道が整備された木道などであれば、行動中に併用することで濡れを避けることもできます。
傘の使用に関しては便利グッズに位置するものなので、必須ではありません。でも取り入れると格段に雨のテント泊が快適になります。ちょっとした雨漏りならテント内で傘を広げれば防げます。
特に私はツェルト泊もしますが、ポールがないと上部が垂れ下がってきて居住空間も狭くなってしまうので、そういった問題も解決できます。
・設営時に水が溜まりやすい場所を避ける
設営時に傾斜になっていて水が溜まりやすい場所は避けるようにしましょう。雨が降ると水が溜まって下から浸水してきます。テントにいくら耐水性があるといっても水たまりの中にある状態では耐えられません。
・シーム加工をして防水性を高める
テントの縫い目部分の防水性は低いことが多いです。シームコートというものを縫い目にぬりぬりしておくと、防水性を高めることができます。
塗るときは換気しながらしてくださいね。私ももしものために補強しています。
置換用”80267″ post_id=”80267″ classname=”wp-block-rinkerg-gutenberg-rinker”]・テント泊中に雨が降ってきたら
・靴の濡れは新聞紙で乾かす
靴が濡れた場合は新聞紙をつっこんでおきましょう。水分を吸ってくれるので、持っていくと良いです。めちゃくちゃ乾くというほどではないですが、自然乾燥よりは格段に速いです。
濡れて不味いものを避難させましょう。通り雨ならものを積み上げて濡れないように寝袋や着替えなどを守りましょう。事前準備で上げたように、ドライバッグに入れておくのが一番です。なければビニール袋で代用してもないよりはましです。
・早めに防寒着(フリース)を着る
雨がひどくなると防寒着を着るどころではなくなってきます。濡れるのに抵抗があっても早めに防寒着を着ておきましょう。ダウンは濡れると保温性が著しく下がるので、フリースが良いです。
夏の救助事例等を見ていると、防寒着を持っているのに関わらず、使用できず低体温症となるケースもあります。極端な例なので、過度に恐れる必要はありませんが、濡れは思ったより体力を奪うことは知っておきましょう
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・山小屋に避難する
雨が強くてテント泊がきついと感じたら、早めに山小屋に避難することも必要です。判断が遅れれば危険となることもあります。
・まとめ(設営・食事・撤収)
ここまでの対策をまとめると
設営
雨天時の設営は速やかに行うことが大事です。
①水溜まりになるような場所を避けて設営場所を選ぶ
②地面がぬかるんでペグが効きにくい場所を避ける
ペグが効きやすい場所がない場合は、岩を乗せたり、木にガイラインを結んだりして、固定するようにしましょう。
③グランドシートがテントより大きくてはみ出す場合は、折りたたむ
余っていると、そこに雨が溜まってグランドシートとテントの間に水たまりができます。
食事
テント泊者も山小屋利用が可能な場所なら、山小屋内の自炊場をお借りした方が良いです。山小屋によっては利用できないので、事前に調べましょう。
タープがある場合は、タープの下で、傘がある場合は傘の下でごはんを作りましょう。推奨はされてないですが、テント内でごはんが作るのもありです。
私は前室に穴をあけたことがあるので、火を使うときは気を付けましょう。
撤収
撤収時には、テントの水分をタオルで拭きましょう。濡れたまましまうと重いです。雨のときだけでなく、内部の結露を拭くときにも使えるので、速乾性タオルは用意しておいて損はないと思います。
置換用”80268″ post_id=”80268″ classname=”wp-block-rinkerg-gutenberg-rinker”]私はザック内が濡れるのが嫌なので、エスケープヴィヴィに入れてしまうよういしています。もちろん帰ったら干すのを忘れずに
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