グリベルのアイゼンにはこんなメリットがあるよ
・幅広い登山靴に適合しやすい
・見た目がカッコイイ
・人気モデルで情報が得やすい
雪山登山をしていてグリベルのアイゼンを見たことがない人はいないでしょう。
それだけ多くの方が使用している定番の道具と言えます。
それでは早速「グリベルのアイゼン」の実力を見て見ましょう!
グリベルのアイゼンを選ぶメリット・デメリット
そんな「グリベルのアイゼン」ですが、改めてメリットとデメリットを見ていきましょう。
重要なのは10本爪モデルの先端が丸くなっていて、
高山の稜線など氷に刺さりにくいということ
足が小さい人はブラックダイヤモンドのアイゼンの方がおすすめ
グリベルのアイゼンの使用感・クチコミ
全般的なクチコミをまとめてみました。
エアーテックという名前がつくモデルは歩きやすくてとても人気ですが、
上達して硬い雪面があるような山に行くようになると力不足を感じます。
個人的には初めから「エアーテック」という名がつかないモデルをおすすめします
残雪期のゆるい雪面も爪が短いとずりおちて余計に体力使うんだよなあ
靴との相性は同じモデルでも人によって感じ方が違います。
目安程度に考えておいた方が良いでしょう。
総評
はっきり言って、グリベルのアイゼンは靴サイズが24cm未満の方以外なら、すべての人におすすめできます。
グリベルのアイゼンの種類
【雪山登山用10本爪】グリベル アイゼン G10シリーズ
特徴
- 爪が丸く標高2000mまでの樹林帯以下での使用が想定されている
- 靴サイズが小さくて高山に登るけど敢えて10本爪を選択したい人のことが考慮されていない
【ストラップタイプ】グリベル G10 ニュークラシック
グリベルのG10は先端がやや丸くなっていますので、
標高2000m以上のスケートリンクのような氷状の雪面には刺さりにくいです
残雪期や標高が低い雪山向けと言えそうだね
靴サイズが小さいことを理由に10本爪を選ぶ方は、
ブラックダイヤモンドの方が向いています。
グリベルの10本爪は高所の稜線歩きは厳しいので、そういったところも歩くなら避けましょう。
冬の森林限界以上を登る予定がないならグリベルでもokです
【セミワンタッチタイプ】グリベル G10 ニューマチック
【ワンタッチタイプ】グリベル G10 オーマチック
【ストラップタイプ】バックカントリーや幅広の靴に対応する グリベル G10 ワイド
【雪山登山用12本爪】グリベル アイゼン G12シリーズ
特徴
- セミワンタッチの2種は好みで決めて良い
- 前爪が特に長く、それ以外の爪は他メーカーと比べて平均的かやや短い
- 記事後半で紹介しているエアーテックシリーズから買い替えで購入する人も多い
【ストラップタイプ】グリベル G12 ニュークラシック
エアーテック・ニュークラシックより爪が長く重いので、
敬遠されがちだけど、どんな雪面でも安心できるのが魅力
多少の重さも安全には買えられないね。
短い爪のモデルはレベルアップしたら買い替えないといけないから、
最初からこっちが経済的だね、
【セミワンタッチタイプ】グリベル G12 Jマチック
Jマチックは前側がナイロンベルト
1つ下のニューマチックはプラスチックです。
好みで選んでOK
僕は水分が付きにくいプラスチックのニューマチックの方が好きだな。
使用後にしまうとき楽だからね。
>>【使用感レビュー】12本爪アイゼンの「グリベルG12 Jマチック」
【セミワンタッチタイプ】グリベル G12 ニューマチック
前側がプラスチックになっているのがJマチックとの違いですね。
【ワンタッチタイプ】グリベル G12オーマチックSP
【クライミング用12本爪】グリベル アイゼン G14シリーズ
特徴
- クライミング対応でギザギザの刃が特徴
グリベル G14 オーマチックSP G14
【深くない雪向け】歩きやすいエアーテックモデル
【ストラップタイプ】グリベル G12 エアーテック・ニュークラシック
初めてのアイゼンとして買ったときの満足度はとても高いので、おすすめです。
でも下りの安定感は重く爪が長い「G12ニュークラシック」の方だね
ダントツで人気なモデルですが、
雪山の高山に行く可能性があるなら、
「G12ニュークラシック」の方がおすすめ
標高1000mの山ならエアーテックで十分だろうと思っていましたが、
山や年によって、短い刃だとずりおちて上手く機能しないことがあるからです
正直めちゃくちゃ歩きやすいのでコンディションがあっていれば快適ですが、
行かなきゃコンディションがわからないケースも多いので、私はおすすめしません。
刃の長い「G12 ニュークラシック」を強く勧めます。
【セミワンタッチタイプ】グリベル G12 エアーテック・Jマチック
Jマチックの刃が短い版です
特徴もセミワンタッチになったこと以外は、
エアーテック・ニュークラシックと同じですね
【セミワンタッチタイプ】グリベル G12 エアーテック・ニューマチック
私が2つ目に買ったのはセミワンタッチのアイゼンでしたが、
ストラップタイプより装着が楽なのでとても良かったです
合わせて選びたいグリベルのアイゼンケース
アイゼンはそのままだとひっかけて怪我をする可能性があります。
安全のためにも持ち運ぶときには専用ケースを用意しておきましょう。
ザックに取り付けできるので、雪が付いたままでも溶けてべたべたになるのを防げます。
購入後のメンテナンス
グリベルアイゼンのベイル交換
アイゼンの靴をとらえる金属部分のことをベイルと呼びます。
長く使っていると不具合が出る場合もありますが、パーツ交換で対応できます。
楽天ならパーツだけで販売があるので、購入後に不具合があったらチェックしてみましょう。
ベイルの種類も狭いナロー・ワイド・spと3種類ありますので、具体的な交換方法は以下の動画が参考になります。
「Back-Country Movies バックカントリー穂高 登山」チャンネルをぜひチェックしてみてください。
深い雪の環境を歩くならワカン・スノーシューも必要となる
グリベルのアイゼンのまとめ
本日ご紹介した「グリベルのアイゼン」
雪山登山に挑戦される方はぜひチェックしてみてください。
その他メーカーのアイゼンも合わせてみたい方は以下をご覧ください。
アイゼン全般が見たい方は以下になります。
コメント