スマートウォッチオタクのヤマノです。今回は低価格でありながら機能性が高い「Mibro GS Explorer」を取り上げ、その実力を徹底検証していきます。
さまざまな場面での使用感をリアルな視点でレビューし、他の人気スマートウォッチとも比較しました。
多くの選択肢がある中で、果たしてMibro GS Explorerはあなたのパートナーとなり得るのか参考になれば幸いです。

既存のMibroのモデルと比べても、他社製品と比べても選ぶ利点が多い製品でした。
使用感、ぜひ最後までご覧ください


登山専用⇒ ヤマレコ向けを見る | YAMAP向けを見る
この記事の結論
・Mibroのスマートウォッチを登山用で使うなら「Mibro GS Explorer」一択
・ただし、GPSをハードに使うと約15時間稼働なので、泊り登山でも充電なしで使いたいなら、
他社の「Amazfit T-rex 3(ハード使用で13日)」の方が利点が大きい
・普段使い用なら低価格で操作性が高い「Mibro Lite 3 Pro」の方がおしゃれで使いやすい
【ご提供品】
PR 本記事は商品を提供いただき、レビューしています。
- 結論:Mibro GS Explorerは日帰り登山者にとって最適なウォッチ
- 比較して分かるMibro GS Explorer
- Mibro GS Explorerの特徴
- Mibro GS Explorerの基本性能
- Mibro GS Explorerの内容物
- Mibro GS Explorerの外観はスマートでシンプルなデザイン
- Mibro GS ExplorerのGPS精度はデュアルバンドGPSでとても高い
- Mibro GS Explorerの操作性は高い
- 他シリーズモデルとの比較
- Mibro GS Explorerを選ぶメリット・デメリット
- Mibro GS Explorerは登山用のエントリーモデルにおすすめ
結論:Mibro GS Explorerは日帰り登山者にとって最適なウォッチ
Mibro GS Explorerは、一般的な日帰り登山者にとって最適なモデルと言えそうです。
なぜならテント泊、縦走など時間がかかる場面でも、GPSトラッキングが15時間はできるバッテリー容量なのでストレスなく使用できるからです。
さらに10気圧防水を備えているので、突然の雨もものともしない頑丈さ。最高輝度が高く、照り返す八木でも見やすい画面設計。多彩なワークアウトやセンサーを搭載し、登山をはじめとして積極的に屋外で使う方に向いたスマートウォッチです。

特に日帰りでの活動が多い方ならここまで低価格で機能がそろったモデルはなかなかないでしょう
スマホを取り出さずに簡易的なGPS地図が見られる
Mibro GS Explorerは、『ヤマレコ』や『YAMAP』の地図をダウンロードしてスマホに送ることで簡易的な地図が見られます。
地点名は見えないものの、おおよその現在地はつかめるので、手元で確認できるのはかなり便利です。
地形図まで見たいなら、コスパモデルではT-REX 3の方が優れた点はありますし、ダウンロードではなくYAMAPやヤマレコをスマートウォッチで直接起動したいならWEAR OS 対応の「TicWatch Pro5 Enduro」がニーズに合っているので、メリット・デメリットについては後述します。

2万円台で最小限の機能を求めるならMibro GS Explorerになるのは間違いありません
簡易的地図が見られるMibro Mibro GS Explorer。

痒い所に手が届く、ルート離脱アラート機能
同価格帯のスマートウォッチと比べてかなり安いMibroのスマートウォッチ。
安いだけでなく、必要な機能は網羅されています。
特に私が使用時に重視しているのが「ルート逸脱時のアラート機能」。これがあると道迷いのリスクが下げられるので、これだけでも導入の価値があると思っています。

スマホ側でルート外れ時の警告を設定することもできますが、ポケットに入れてると気付かないんですよね。スマートウォッチなら歩いてて手元が震えることはないので、一発で気づくことができます
・ルート逸脱リマインダーが搭載されており、計画と違う場所を歩くと通知が来て、ルート誤りに気づきやすい
・心拍数範囲を超えた場合の通知機能があり、ペース管理に役立つ
・距離や時間で通知を設定できるので、ファストトレッキングやトレランのトレーニングにも使いやすい
比較して分かるMibro GS Explorer
Mibroのスマートウォッチの展開はMibro GS Explorerを筆頭に、コスパの高いモデルがラインナップされています。
ただ多くの人はMibro商品と他社のスマートウォッチの違いが分からないと思いますので、まずはその違いから説明します。
まずは比較表をご覧ください。
商品名 | Mibro GS Explorer | Amazfit T-Rex 3 | TicWatch pro5 enduro | Garmin Fenix 7 Pro | Garmin Epix Pro | Garmin Instinct 2S | Coros Apex 2 Pro |
販売価格 | 27,500 | 39,900円 | 37,499円~ 49,999円 | 121,000円 | 132,000円 | 49,500円 | 68,200円 |
YAMAP ヤマレコ | 地図転送可能 | 地図転送可能 | 直接インストール可能 | 地図転送可能 | 地図転送可能 | 地図転送可能 | 地図転送可能 |
画面サイズ | 1.32 インチ | 1.5インチ | 1.43 インチ | 1.3インチ | 1.3インチ | 0.9インチ | 1.3インチ |
解像度 | 466×466 PPI:353 | 480 * 480 PPI: 322 | 326ppi | 260 * 260 | 454 * 454 | 156 * 156 | 260 * 260 |
ミラー素材 ベゼル素材 | Corning® Gorilla®ガラス 316Lステンレススチール | Corning® Gorilla®ガラス 316Lステンレススチール | サファイアクリスタル 7000系アルミニウム合金 | サファイアクリスタル DLCコーティングチタン | サファイアクリスタル DLCコーティングチタン | 化学強化ガラス 繊維強化ポリマー | サファイアクリスタル グレード5チタン合金 |
重さ (ストラップ含む) | 約67.5g 約54.3g(ナイロンバンド) | 68.3g | 44.7g | 73 g | 70 g | 52g | 66g |
運動センサー | PPG心拍数加速度計 ジャイロスコープセンサー Mag/GPS衛星測位 高度気圧計 周囲光センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 地磁気センサー 気圧センサー 環境光センサー 温度センサー 皮膚温度センサー | 加速度センサー ジャイロセンサー HD PPG心拍センサー SpO2センサー 皮膚温度センサー 低遅延オフボディセンサー | 加速度センサー ジャイロセンサー 地磁気センサー 気圧高度計 環境光センサー 温度計 | 加速度センサー ジャイロセンサー 地磁気センサー 気圧高度計 環境光センサー 温度計 | 加速度センサー 地磁気センサー 気圧高度計 温度計 | 加速度センサー ジャイロセンサー 地磁気センサー 気圧高度計 温度計 |
マイク | なし | あり | なし | なし | なし | なし | なし |
バッテリー寿命 | ウォッチモード:最大60日間 GPS精度モード:最大10時間 GPSスマートモード:最大15時間 | 標準的な使用: 最大27日間 省電力モード: 最大40日間ハードな使用: 最大13日間 | 90時間(スマートモード) 45日(エッセンシャルモード) | スマートウォッチモード: 約18 日間+4 日間* バッテリー節約モード: 約57 日間+116 日間** ソーラー充電 | スマートウォッチモード: 約16日間 バッテリー節約モード: 約21日間 | スマートウォッチモード: 約28日間 バッテリー節約モード: 約65日間 | 標準的な使用:24日間 |
タイトル | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
Mibroのスマートウォッチを選ぶ最大のメリットはコスパの高さです。2万円台でGPSスマートモードで15時間のバッテリー持ち、高解像度で視認性も良いので、地図機能に高度な使用感を求めないなら、最も良い選択になります。

登山は必要な道具が多いもの。予算に合わせて選択することは合理的ですよね
一方でバッテリー寿命、地名や等高線まで表示する地図が使いたいなら、Amazfit T-Rex 3の方が優れているので、泊り登山が多い人や地図の高性能を求める人はAmazfit T-Rex 3の方がニーズに合っています。
画像左がAmazfit T-Rex 3、右がMibro GS Explorer

また、快適性や使用感を重視すると、wear os搭載で直接yamapやヤマレコをインストールできる「TicWatch pro5 enduro」が最も優れています。ただwea osの場合、スマホ側でもyamap、ヤマレコを起動して連携が必要なので、スマホ電源が切れた時のバックアップとしては弱くなります。
ルート逸脱のアラートもTicWatchにはないので、スマートウォッチを取り入れる目的が遭難時のリスクを下げることなら、Mibro GS ExplorerやAmazfit T-Rex 3の方が目的に合っていると言えるのでこの点は注意が必要です。
結論早見表
・コスパ重視で地図機能は最低限で良いなら、Mibro GS Explorer
・1回のGPS使用が15時間を超えることが多いか、地図には地点名や等高線が欲しいなら、
Amazfit T-Rex 3
・遭難対策は気にせず、とにかく快適に使えることを重視するなら、YAMAP・ヤマレコが直接インストールできるTicWatch pro5 enduro
Mibro GS Explorerの特徴
ここではMibro GS Explorerの特徴について記載していきますね。
大型ディスプレイで見やすい画面

まず何といっても1.32インチの大型ディスプレイが特徴の1つです。
大型なだけでなく解像度も比較的高めの「466×466(PPI:353)」となっているので、屋外でとても見やすくなっています。
最大輝度も1500nitsと高く、過去モデルと比べても野外使用での快適性を高めた設計と言えます。
さらに初期設定で周囲の明るさに合わせて自動調整、手首を傾けるだけで画面表示するようになっています。(offにすることも可能)

画面の大きさはもっと大きいモデル(Mibro GS Pro)もありますが、
トータルでGPS精度も高いMibro GS Explorerが結果的に満足度は高くなると思うよ
(GPS精度が低くて良い利用用途ならGS ProでもOK。詳しくは後述します)
Mibro GS Explorerの基本性能
ここではMibro GS Explorerの基本性能について記載します。
画面サイズ :1.32インチ
解像度 :353ppi 最大輝度:1500nits
バッテリー :460mAh 通常使用で約27日、GPSスマートモードで約15時間稼働
防水性能 :10ATM防水
耐久性 :316Lステンレススチールやガラス繊維強化ナイロン、Gorilla®ガラス
OS :Wear OS by Google(Wear OS 3.5)
重さ :約67.5(シリコンバンド含む)、約54.3(ナイロンバンド含む)
カラー :オブシディアンブラック、デザートホワイト、ジャングルグリーン
サイズ :約46.6×46.6×12.8mm
対応デバイス:Android 5.0以上、iOS10.0以上

この価格で10気圧防水はかなり凄い。解像度もやや高め。
バッテリー持ちも良く、日帰り登山なら困ることはなさそうです

CPU性能が高く動作も快適。バッテリー持ちも良く、さすがフラッグシップモデル。
Mibro GS Explorerの内容物

箱を開けると本体と充電ケーブル、交換用のストラップ(ナイロンバンド)が出てきます。
多くのスマートウォッチは交換用ストラップは別売りのことが多いので、これはありがたい。

交換ストラップの方が軽い上に洗いやすいので、
汗をかく登山で使うなら必須です

- Mibro GS Explorer本体
- 充電ケーブル
- 説明書
- 交換用ストラップ(ナイロンバンド)
充電ケーブルは独自形状のようで、他社との互換性はなさそうです。
説明書は日本語で分かりやすい記載となっていました。

交換用ストラップの外観は以下の通り。スマートウォッチのブランドによっては専用のドライバーがないと取り外しができないようなものもありますが、こちらはワンタッチで取り換え可能です。
(他社で言うと、10万近いCOROSのモデルと同様の構成に見えました)

低価格帯でありながら、これまで発売したスマートウォッチのいいところをきちんと機能に組み込んでいるのはさすがです

標準ストラップは22gに対して、交換用ストラップは9gでした。
普段使いなら標準のストラップ(シリコンバンド)の方がカッコイイですが、運動時に使うなら交換したいです。


Mibro GS Explorerの外観はスマートでシンプルなデザイン
ここではMibro GS Explorerの外観について記載していきます。
1.32インチの中型ディスプレイ

ディスプレイは一般的な時計のように丸型です。また、右側に3つのボタンがついています。真ん中のボタンはクラウンになっていて、回転させることで機能を選ぶことができます。
私が選んだ黒は普段使いでも違和感の少ない外観です。
1.32インチというのは登山用のスマートウォッチとしては中型サイズ。とはいえ視認性が悪いということはないように感じました。
そうは行っても心拍数が上がる運動中はじっくり見れないので、どこに何が表示されるか覚えておけば良い感じでした。1回使ったら覚えられました。

私の場合、走ってる時は心拍数と距離、kmあたりのタイムを良くみるのですが、
ぱっと見で全部分かるので快適です
累積上昇や高度も表示されるので、登山中はここも小休止の時には便利そうです。

注意点として照り返しの強い日中は画面が見やすくて良いのですが、早朝や深夜など暗い場面では自動照度調節でも明るいので、手動で調節した方が良さそうです。
右が明るすぎて眩しい状態です。

ウォッチフェイス
ウォッチフェイスはスマホ側のMibro fitのアプリから変更することができます。
毎日気分によってウォッチフェイスを変えたり、服装やTPOに合わせてウォッチフェイスを変更することもできます。

例えば、12月にはサンタのいるクリスマス風、1月は正月風なんて言う風に
季節に合わせて変更するのも面白いです



Mibro GS ExplorerのGPS精度はデュアルバンドGPSでとても高い
Mibro GS ExplorerはGPSが搭載されています。
【デュアルバンドGPS(L1+L5 )&5衛星測位】GPS、GLONASS、北斗、ガリレオ、QZSSに対応しているので、精度はとても高いものになっています。
登山やジョギングなどのワークアウトなど、スマートフォンを持っていなくても、高い精度で現在地を教えてくれます。

登山で使うなら必須の性能だね。
Mibro GS ProやActiveと比べても性能アップしているよ
Mibro GS Explorerの操作性は高い

Mibro GS Explorerの操作性はとても高くなっています。
大型ディスプレイなのでタッチパネル操作が使いやすいのはもちろん、アナログ操作のクラウンとサイドボタンも付いています。
中央のクラウンは特に大型で設計されているので、手袋をしたままでも使いやすく、画面の切り替え、音量調節、拡大縮小など色々な操作を行うことができます。
登山中など手袋をしていたり、運動中で汗をかいているとタッチパネルは操作しにくくなってしまうので、このようなアナログ操作が併用できるモデルはとてもありがたいですよね。

中央のクラウンは他社のクラウンと比べてもかなり大きく、
操作性が高いことが分かりました
他シリーズモデルとの比較
ここではMibro GS Explorerと他のモデルを比べてみますね。
商品 | 価格目安 | 防水性能 | GPS精度 | バッテリー容量 | 駆動時間(GPSスマートモード) | 駆動時間(標準) | ディスプレイ | 最大輝度 | 音声通話 | クラウン | 詳細 |
![]() | ¥27,500 | 10気圧防水 | デュアルバンドGPS(L1+L5 )&5衛星測位 | 460mAh | 15時間 | 最大20日 | 1.32インチ、PPI:353 | 1500nits | なし | あり | 詳細を見る |
![]() ![]() | ¥19,800 | 5気圧防水 | 5衛星測位 | 460mAh | 15時間 | 最大20日 | 1.43インチ、PPI:461 | 記載なし | あり | なし | 詳細を見る |
![]() | ¥18,800 | 5気圧防水 | 5衛星測位 | 400mAh | 記載なし | 最大20日 | 1.3インチ PPI:277 | 記載なし | なし | 無し | 詳細を見る |
![]() | ¥19,800 | なし | 5衛星測位 | 350mAh | 記載なし | 最大15日 | 1.32インチ PPI:353 | 記載なし | あり | あり | 詳細を見る |
比較表から分かること
・GPS精度、防水性能は圧倒的にMibro GS Explorerが高く、クラウン搭載で操作性も優れていることが分かる。
・画面サイズについては1.43インチのMibro GS Proが優れているため、登山のようなGPS精度が重視されないスポーツなら、GS Proでも良い。
・普段使い用では防水性はないが、操作性が高く、おしゃれなMibro Lite 3 Proが優れている
比較表で見るMibro GS Proとの違い
商品 | 価格目安 | 防水性能 | GPS精度 | バッテリー容量 | 駆動時間(GPSスマートモード) | 駆動時間(標準) | ディスプレイ | 最大輝度 | 音声通話 | クラウン | 詳細 |
![]() | ¥27,500 | 10気圧防水 | デュアルバンドGPS(L1+L5 )&5衛星測位 | 460mAh | 15時間 | 最大20日 | 1.32インチ、PPI:353 | 1500nits | なし | あり | 詳細を見る |
![]() ![]() | ¥19,800 | 5気圧防水 | 5衛星測位 | 460mAh | 15時間 | 最大20日 | 1.43インチ、PPI:461 | 記載なし | あり | なし | 詳細を見る |
ここでは、Mibro GS Proとの違いを見てみましょう。
主にGPS精度と防水性能、画面操作のしやすさ、画面サイズで違いがでています。

ほとんどはMibro GS Explorerの方が性能が高いけど、
画面サイズだけはGS Proの方が大きくて見やすいってことだね
基本はMibro GS Explorerを選んでおけば間違いない。
ただ予算の都合上、1万円台じゃないと厳しいなら、バッテリー持ちが変わらないので、Mibro GS Proでも妥協できる範囲と言えるでしょう。
比較表で見るMibro GS Activeとの違い
商品 | 価格目安 | 防水性能 | GPS精度 | バッテリー容量 | 駆動時間(GPSスマートモード) | 駆動時間(標準) | ディスプレイ | 最大輝度 | 音声通話 | クラウン | 詳細 |
![]() | ¥27,500 | 10気圧防水 | デュアルバンドGPS(L1+L5 )&5衛星測位 | 460mAh | 15時間 | 最大20日 | 1.32インチ、PPI:353 | 1500nits | なし | あり | 詳細を見る |
![]() | ¥18,800 | 5気圧防水 | 5衛星測位 | 400mAh | 記載なし | 最大20日 | 1.3インチ PPI:277 | 記載なし | なし | 無し | 詳細を見る |
ここでは、フラッグシップモデルのMibro GS Explorerと、GS Activeを比較してみます。
画面サイズは同一ですが、ほとんどの性能がMibro GS Explorerの方が優れています。解像度やバッテリー容量も少し数値が落ちることになるので、あえてMibro GS Activeを選ぶメリットはないと言えるでしょう。

予算上の都合でMibro GS Explorerが選べないとしても、
性能が高いMibro GS Proを選んだ方が良いと判断しました
Mibro GS Explorerを選ぶメリット・デメリット
Mibro GS Explorerを選ぶメリットは、地図表示やバッテリー持ちが良い以外にも登山に向いた機能が多数あるところです。
最大酸素摂取量、心拍数などは体の疲れや不調を数値で知ることができますし、天気アプリをインストールすればルートと同時に天気も確認することができます。
普段使いで便利なのがこの天気、ワンタップで気温や天気が確認できるので、便利です。

一方でデメリットには、 バッテリー持ちがGPSスマートモードで15時間と長期間充電ができない場合ではやや容量が不足していることが挙げられます。
また、アウトドアモデルで、普段使いの決済を便利にするような機能は搭載されていません。
特に決済機能はないので、Felicaに対応していないのでSuicaなどが使えないことは日常での利便性を重視する人には気になるところかもしれません。

アウトドアモデルでSuicaが使えるのはかなり高価なモデルが多いので仕方ないところ。目的がアウトドア専用の製品と考えておこう
それと若干の注意点としては装着してすぐに登山を開始した場合、心拍数の計測が正確に表示されるまで少し時間がかかるように感じました。
左で心拍数122に対して、右(Mibro)で心拍数79。しばらくするとほぼ同値に落ち着きました。

これは製品ではなく、使い方の問題であるところが大きいので、運動時だけ使いたい場合も運動を始めるしばらく前から装着しておいた方が計測が安定するように感じました。

毎回ずれるわけじゃないけど、普段使い用のスマートウォッチと運動用のスマートウォッチを分けて使いたい人は注意しよう
Mibro GS Explorerは登山用のエントリーモデルにおすすめ

今回紹介したMibro GS Explorerは登山でもガンガン使いたい方におすすめのスマートウォッチです。
画面は大きくて見やすく、バッテリー持ちが良いので日帰りから1泊の山行でも使うことができるからです。
詳細なレポートで後から分析に使えます。以下は登り始めにペースを上げすぎて途中でペースダウン。下りは好調で降りて来た様子です。
これを見れば、次回は心拍数オーバーのアラートを設定して、ペースオーバーにならないようにしようと考えることができます。


多少Gps制度が下がっても予算を抑えたいなら、Mibro GS Activeが候補になります
また、運動をしない方にはやや機能が豊富すぎる、と思われるかもしれませんが、画面が大きくバッテリー持ちが良いのは、普段使いメインでも十分メリットがあります。
あなたの登山にぜひ検討してみてください。
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