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【11km山岳検証】Suunto:Vertical 2レビュー|Garmin・COROSなどの登山GPSウォッチと比較

この記事はPR商品を含みますが、消費者庁国民生活センター厚生労働省の発信する情報を基に、ヤマノブログがインターネット調査を行い、コンテンツ制作ポリシーに則り作成しています。

「Suunto Vertical 2」は、明るいAMOLED画面とオフライン地図を軸にした登山向けGPSウォッチです。

よく聞かれるのがスマートウォッチって初心者には要らないよね?と言う質問です。

ですが私は初心者ほど必要度は高いと考えています。とはいえどう選べば良いかなんてわからないと思いますので、今回検証したデータを基に説明します。

ヤマノ
ヤマノ

今回はトレイルランニング10kmで電波の届きにくい樹林帯で
地図表示と計測を検証してみます。
購入前の疑問を解決して道具選びに活用してね

読み飛ばしガイド

Suunto Vertical 2を選ぶべき人は地図表示の見やすさを優先したいスマートウォッチ初心者

・マップ読み込みの速度が速く、GPS精度が高く、地図使用に強い

・バッテリー寿命は天気に左右されるソーラー充電を頼らずに65時間と必要十分

・大きめのボタン3つで構成され、グローブ着用時も操作しやすい

最大65時間ほどは不要なら、Suunto Race 2

薄さとGPSのバランスを重視するならSuunto 9 Peak Pro

商品画像Suunto Vertical 2Suunto Vertical Solar(初代)Garmin fēnix 8 AMOLEDCOROS VERTIX 2SAmazfit T-Rex 3 ProSuunto 9 Peak ProSuunto Race 2Suunto Core
画面1.5インチAMOLED・最大2,000ニト1.4インチMIP1.4インチAMOLED1.4インチサファイア1.5インチAMOLED・最大3,000ニト1.2インチカラー1.5インチAMOLED・466×466マトリクス・EL
素材サファイア・チタン/ステンレスチタン/ステンレスサファイア対応・チタン等サファイア・チタンサファイア・グレード5チタンベゼルサファイア・ステンレスサファイア・チタン/スチールミネラル・アルミ
寸法重量48.6mm・74g49mm・74g47mm・約52g51mm・87g/70g48mm・52g・14mm43mm・64g・10.8mm49mm・65g・12.5mm70g・14.5mm
防水10ATM10ATM10ATM10ATM10ATM・45mダイビング100m100m30m
GPSナビL1 + L5(デュアルバンド)
5衛星(GPS, GLONASS, GALILEO, BeiDou, QZSS)
L1 + L5(デュアルバンド)
5衛星(GPS, GLONASS, GALILEO, BeiDou, QZSS)
L1 + L5(デュアルバンド)
5衛星(GPS, GLONASS, GALILEO, BeiDou, QZSS)
L1 + L5(デュアルバンド)
5衛星(GPS, GLONASS, GALILEO, BeiDou, QZSS)
L1 + L5(デュアルバンド)
6衛星(GPS, GLONASS, GALILEO, BeiDou, QZSS, NavIC)
L1のみ(シングルバンド)
4衛星(GPS, GLONASS, GALILEO, QZSS)
L1 + L5(デュアルバンド)
5衛星(GPS, GLONASS, GALILEO, BeiDou, QZSS)
GPSなし・ABC
GPS電池最大65時間AMOLED(画面常時点灯時は約60時間)最大65時間/ソーラー90時間最大35時間最大43時間
常時点灯MIP(省電力)
最大38時間最大40時間最大55時間GPSなし
日常電池20-30日30-60日約16日最大48日最大25日21-30日最大18日約1年(CR2032)
用途登山・地図・長時間GPSソーラー・長期山行日常機能も重視超長時間GPS明るい画面・多機能薄型の登山GPSレース・トレーニングシンプルABC山時計
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【ご提供品】
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この記事を書いた人
ヤマノ
ギアをこよなく愛する道具オタクです。
総額500万以上の道具購入するマニア

Suuntoのスマートウォッチ展開とVertical 2の位置づけ

かれこれ10年来の登山仲間とSuuntoのスマートウォッチのレビューをするという話をした。

え、あのSuunto!?と驚かれた。これがSuuntoの位置づけを示していると思う。

登山者の間でSuuntoのウォッチは憧れの1つなのだ。

ヤマノ
ヤマノ

Vertical 2シリーズは、そんなSuuntoのスポーツ向けの中でも
特にハイスペックで評価が高いモデルです

Suunto Vertical 2を登山で選ぶ結論

Suunto Vertical 2は、初心者で道迷い、遭難を防ぎながらペース管理を改善したい人です。

初心者でも使いやすいように丁寧に設計されたウォッチと感じました。

特に地図が見やすくて、不要な情報を省き迷うことが少ない。その上GPS使用で最大65時間と他社に勝る超バッテリーで活動時間が長くなる中上級者でも不満が出にくいウォッチです。

唯一のネックが価格の高さなので、GPS使用最大65時間を55時間まで減らしても良い方はRACE 2にすれば1万円以上削りつつ機能を活用しきれるでしょう

ヤマノ
ヤマノ

特に画面の視認性の高さがピカイチで、
地図が見やすく手元で一瞬で確認できました

Suunto(スント)のスマートウォッチの特徴と比較表

商品画像Suunto Vertical 2Suunto Vertical Solar(初代)Garmin fēnix 8 AMOLEDCOROS VERTIX 2SAmazfit T-Rex 3 ProSuunto 9 Peak ProSuunto Race 2Suunto Core
画面1.5インチAMOLED・最大2,000ニト1.4インチMIP1.4インチAMOLED1.4インチサファイア1.5インチAMOLED・最大3,000ニト1.2インチカラー1.5インチAMOLED・466×466マトリクス・EL
素材サファイア・チタン/ステンレスチタン/ステンレスサファイア対応・チタン等サファイア・チタンサファイア・グレード5チタンベゼルサファイア・ステンレスサファイア・チタン/スチールミネラル・アルミ
寸法重量48.6mm・74g49mm・74g47mm・約52g51mm・87g/70g48mm・52g・14mm43mm・64g・10.8mm49mm・65g・12.5mm70g・14.5mm
防水10ATM10ATM10ATM10ATM10ATM・45mダイビング100m100m30m
GPSナビL1 + L5(デュアルバンド)
5衛星(GPS, GLONASS, GALILEO, BeiDou, QZSS)
L1 + L5(デュアルバンド)
5衛星(GPS, GLONASS, GALILEO, BeiDou, QZSS)
L1 + L5(デュアルバンド)
5衛星(GPS, GLONASS, GALILEO, BeiDou, QZSS)
L1 + L5(デュアルバンド)
5衛星(GPS, GLONASS, GALILEO, BeiDou, QZSS)
L1 + L5(デュアルバンド)
6衛星(GPS, GLONASS, GALILEO, BeiDou, QZSS, NavIC)
L1のみ(シングルバンド)
4衛星(GPS, GLONASS, GALILEO, QZSS)
L1 + L5(デュアルバンド)
5衛星(GPS, GLONASS, GALILEO, BeiDou, QZSS)
GPSなし・ABC
GPS電池最大65時間AMOLED(画面常時点灯時は約60時間)最大65時間/ソーラー90時間最大35時間最大43時間
常時点灯MIP(省電力)
最大38時間最大40時間最大55時間GPSなし
日常電池20-30日30-60日約16日最大48日最大25日21-30日最大18日約1年(CR2032)
用途登山・地図・長時間GPSソーラー・長期山行日常機能も重視超長時間GPS明るい画面・多機能薄型の登山GPSレース・トレーニングシンプルABC山時計
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デュアルバンド(2周波数)を常時動作させた状態でも、Suunto Vertical 2(最大65時間)と他社を圧倒しています。

価格を抑えた部分として分かるのはGPS電池持ちです。

65時間というのは驚異的なバッテリー持ち。GPS精度を落としたツアーモードは最大250時間なので、長距離トレラン愛用者も選ぶモデルになります

ヤマノ
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スマートウォッチで最も重要なのはバッテリー持ちとGPS精度

GPS性能については衛星数だけ見ればAmazfit T-Rex 3 Proが突出していますが、デュアルバンドであれば、ほぼ差はないことを独自検証で比較しています。

また同じハード性能でも、ソフトウェア補正で差が出ることもあり、はスント、ガーミンが業界最高峰と言われています。(今回の検証ではどこまでがハードでどこまでがソフトウェアの影響かは分からないので、あくまで参考程度)

画面ディスプレイがとにかく見やすい

海外ブランドのスマートウォッチでよくあるのが、英語表示だとキレイに表示されるのに、日本語だと変な位置で切れたり、読みにくいケースです。

ところがこのスントのスマートウォッチは日本語でも完全に調整が済んでいるように見え、UI(ユーザインタフェース)のレベルが他社ブランドより非常に優れているように感じました

私はアウトドアモデルのスマートウォッチは画面が大きい1.5インチが最も使いやすいと感じています。
(普段使いではごつく見えるので1.3インチくらいがベスト)

これは山では歩きながら、時に走りながら手元を見て、心拍数や現在の数値を見るには画面も文字も大きくないと視認性が悪くてストレスになるからです。

ヤマノ
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大きな画面で鮮やかなコントラスト、屋内でも屋外でもとても見やすいディスプレイとなっています

Suunto 9 Peak Proの標準液晶よりも見やすいAMOLED(有機EL)が採用されている。

他社のCOROS VERTIX 2SがMIP(反射型液晶)という省電力性の高いディスプレイを採用しているのにそれよりもバッテリー持ちが良いというのも道具オタク目線での驚きのところであった

YAMAPやヤマレコの行動計画を読み込んで表示する地図表示機能

YAMAPもヤマレコもGPXファイルのダウンロードと言う機能があります。

GPXファイルをスマホのSuuntoアプリで開き、ウォッチに送る仕組みです。

ウォッチでアクティビティを選び、ナビゲーションの設定で地図を選びます。

設定済のルートとして設定が反映されます。

標高推移や地図が確認できるようになります。(写真右側がスントのモデル)

雨と霧の樹林帯でも地図がくっきり見えていることが分かります

Suunto Vertical2 の基本性能

1.5インチAMOLED・最大2,000ニトの画面は、日なたでも地図や標高グラフを読み取りやすい明るさをもっています。

操作は3ボタン式ですが、タッチパネルも併用されています。

内蔵LEDフラッシュライト(白・赤)はSuunto初搭載の機能です。

ヤマノ
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フラッシュライトは他社の上級モデルでなら搭載がありますが、
赤ライトやSOS点灯までできるのはSuuntoならではです

Suunto Vertical 2 仕様

画面:1.5インチAMOLED・最大2,000ニト
ガラス:サファイアクリスタル
ケース:チタンorステンレス・48.6×48.6×13.5mm
重量:チタン74g/ステンレス87g
防水:100m
測位:デュアルバンドGPS
地図:無料オフライン地図・32GB
バッテリー:GPS最大65時間/日常20-30日
センサー:光学式心拍・SpO2・HRV
日常機能:通知は既読のみ対応・音楽/決済/通話は非対応

Suunto Vertical2 の内容物

・本体
・説明書
・充電ケーブル
・バンド

バンドは簡単に取り付け&取り外し可能なので、外して社外品と交換したり、洗うことも可能です。

バッテリー持ちは50時間~65時間目安となりそう

パフォーマンスモード(GPS使用)は公称最大65時間、ツアーモードは公称最大250時間です。

常時表示(AOD)をONにすると電池が10-20%短くなる想定なので、基本は常時表示はoffで良いと感じました。

実測だと1時間につき2%消費くらいなので、50時間は行けそうです。画面を見る回数でこの持ちは変わるので、あくまで目安としてください

ヤマノ
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公称値と実測値の差は、他のスマートウォッチを実機レビューしてきた中でも共通して見られる傾向です

Suunto Vertical2のGPS精度は6つの衛星測位で正確

今回、検証にあたり、スマホ(YAMAP起動)「青」に加え、Suunto「赤」、Amazfit「緑」の3台を持って11km超を走ってきました。

小雨で霧の中、暗い樹林帯で谷も通りましたが、綺麗に計測できていることが分かります。

スマホよりもデュアルバンドGPSスマートウォッチの方が精度が良いので、ブレはほとんどありません。

ヤマノ
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この検証のためだけに、GPSファイルを重ねて表示するアプリまで作りました

コースを外れてみた部分でもスマホは計測できていなかった部分もSuuntoとAmazfitは計測できていた。

走行中の記録は2秒おきで、バッテリー消費を抑えつつも計測結果は正確に保つ仕組みが比較で見えてきました。

Suunto Vertical2の操作性はトレランでは微妙だが、登山では快適

Vertical2は画面の右側にボタンが3つついています。中央が決定や画面送りに使い、上下のボタンを選択に使います。

アクティビティ中は中央のボタンで画面や地図を切り替えするのですが、見たい画面によっては何回も中央ボタンを押さないといけないので、走りながら移動するトレイルランニングや、サイクリングなどとは相性が悪いタイプです。

タッチパネルで上下どちらも切り替えれるものやクラウンがついている方が操作性としては良いと言う人もいるでしょう。

ヤマノ
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登山視点ではボタン式というのはグローブ着用時も推せるし、止まって操作すれば良いので、逆にメリットが多い操作性と言えると考えています

同ブランドと他社競合の選び分け

ここからは、初代Suunto Vertical・Suunto 9 Peak Pro・Suunto Core Alpha・Suunto Core・Suunto Race 2・Garmin fēnix 8・COROS VERTIX 2S・Amazfit T-Rex 3 Proとの違いを、それぞれ独立した項目で比べます。

Suunto製品内での選び分け

モデル画面/素材GPS/地図電池重量/防水向く人
Vertical 2AMOLED・サファイアデュアル・地図65h74g・100m地図重視
Race 2AMOLED・サファイアデュアル・地図55h65g・100mレース兼用
9 Peak Proカラー・サファイア4衛星・ルート40h64g・100m薄型GPS
Vertical SolarMIP・チタンデュアル・地図65h/90h74g・100mソーラー
Core Alpha赤色バックライトGPSなし・ABCCR2032約1年約67g・100m電池式
Coreマトリクス・ミネラルGPSなし・ABCCR2032約1年70g・30mシンプルABC

Suunto製品だけで比較すると、GPSウォッチとして地図を使うか、ABC(高度計・気圧計・コンパス)を使うかで選択が分かれます。

ヤマノ
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個人的にはスント製品で迷ったらバッテリー持ち+GPS精度で決めるのが良いと考えています

GPS精度では9 Peak Proはシングルバンド4衛星なので、他の上位モデルと比べて精度が落ちます。

もちろん価格も下がりますが、コスパで考えるとRACE2かVertical 2の方が長く使うと満足度が高く見る。

Vertical Solarはソーラー機能を備えていますがその分高いので、Vertical 2のバッテリー持ち65時間でも足りないという長距離使用者向けになります。

モデル主な特徴電池・測位向く人
Suunto Vertical 2AMOLED・オフライン地図・内蔵ライトGPS最大65時間・デュアルバンド画面と地図を優先する人
Suunto 9 Peak Pro薄型・サファイア・ルートナビGPS最大40時間・4衛星薄さとGPSを両立したい人
Suunto Race 2AMOLED・トレーニング指標高精度GPS最大55時間レースと登山を兼用する人
Suunto Core Alpha赤色バックライト・ABCセンサー電池式・GPSなし電池交換式の山時計が必要な人
Suunto Core高度計・気圧計・コンパスCR2032・通常約1年シンプルな山行計器を選ぶ人

高度計と気圧計さえあれば良いという割り切った使い方ができるなら、Suunto Coreを選ぶという地図使用を前提としない選択もアリとは言えます。

ヤマノ
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私は地図使用が欲しいので、
Vertical 2とRace 2の2択となり、バッテリー持ちが良いほど魅力的なので、
Vertical 2を選ぶという流れになります

旧モデル・初代Suunto Vertical Solarから買い替える基準

初代Vertical Solarは画面がMIPで、AMOLEDのVertical 2と比べると発色や視認性は控えめです。

その代わり、ソーラー充電を併用すれば日常使用が条件次第で最大1年まで伸びます。

Vertical 2は光学式心拍センサーが刷新され、内蔵LEDフラッシュライトが新しく加わりました。

通常使用でのバッテリー公称値自体はほぼ同じで、ソーラーの恩恵は晴天時に限られます。

画面の見やすさとライトを重視するならVertical 2、充電回数を極力減らしたいなら初代Vertical Solarが向いています。

ヤマノ
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既に初代モデルを持っているなら買い替えは不要
今から買うならGPS65時間で足りない人だけ選ぼう

Suunto Vertical(初代・Titanium Solar)仕様

画面:1.4インチMIP(AMOLEDではない)
ケース:49mm径・厚さ13.6mm・チタン74g
防水:100m
測位:デュアルバンドGPS/GNSS・5衛星システム
バッテリー:GPS最大65時間(ソーラー併用90時間)/日常30-60日(ソーラー併用時は条件次第で1年)
センサー:高度計・気圧計・コンパス・心拍・HRV
特徴:ソーラー充電で電池+30%

Garmin fēnix 8と比べる

Garmin fēnix 8(47mm AMOLED)は、通知・音楽保存・Garmin Pay決済・通話まで日常機能が広いモデルです。

Believe in the Runは、Suunto Vertical 2のバッテリーがfēnix 8(30-48時間帯)とほぼ肩を並べたと評価しています。

多機能な分、fēnix 8は操作を覚えるまでの学習コストがやや高くなります。

地図とGPSに操作を絞りたいならSuunto、日常機能まで1台にまとめたいならGarmin fēnix 8が向いています。

ヤマノ
ヤマノ

ガーミンの魅力はガーミンPAYというSuica経由で決済できる機能など
普段使いでも使いやすいこと。その分価格が高くなるデメリットと合わせて理解しておこう

Garmin fēnix 8(47mm AMOLED)仕様

画面:1.4インチAMOLED・454×454・1,000ニト
ケース:47mm・52g
防水:10ATM
測位:デュアルバンド/マルチバンド対応
地図:オフライン地図標準搭載
バッテリー:マルチバンドGPS35時間/スマートウォッチモード16日
センサー:気圧計・コンパス・高度計・心拍・SpO2
日常機能:通知・音楽保存・Garmin Pay決済・内蔵マイクで通話可

COROS VERTIX 2Sと比べる

COROS VERTIX 2Sは、標準GPSモードで公称118時間という電池の長さが最大の武器です。

その理由はディスプレイに液晶(MIP)を採用しているためです。

画面の視認性は画面の発色や輝度は、AMOLEDのVertical 2に劣りますが、動作温度は-30℃から50℃まで対応し、厳冬期の縦走や長期山行との相性を重視した設計です。

Suuntoには類似のツアーモードがあり、最大250時間なので、Suuntoの方が持ちは良いのですが、操作性に関しては好みが分かれる部分なので、クラウン操作のできるカロスを好むユーザもいます。

音楽保存・決済・通話は非対応で、通知も簡易的なので、ここもガーミンとは違うところ。

ヤマノ
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長距離トレラン者にカロスの利用者が多いのはこの標準GPSで118時間とクラウン操作による操作性をメリットに感じるからです

とはいえSuuntoのツアーモードはGPS最大250時間なのでバッテリー持ちはSuuntoに分があるので、カロスを選ぶなら操作性にこだわる場合となるでしょう。

画面の明るさと地図の見やすさ、安全性を優先するならSuunto Vertical 2です。

COROS VERTIX 2S 仕様

画面:1.4インチ常時表示サファイアタッチスクリーン
ケース:51mm径・チタンベゼル・シリコン87g/ナイロン70g
防水:10ATM(100m)
動作温度:-30℃から50℃まで対応
測位:デュアル周波数GPS
地図:無料オフライン地図・ターンバイターンナビ
バッテリー:最大43時間 標準GPS118時間/日常48日(連続睡眠計測36日)
日常機能:通知のみ対応・音楽/決済/通話は非対応

予算を抑えるならAmazfit T-Rex 3 Proという選択

価格を抑えつつGPSウォッチを試したい人には、Amazfit T-Rex 3 Proも選択肢になります。

私はAmazfitのスマートウォッチを複数実機レビューしてきましたが、T-Rex 3 Pro(48mm)は通常25日・高精度GPS38時間/GPS長時間モード85時間というバッテリーが価格を考えると強みです。

一方で、地形図の詳細さや地点名表示はGarmin・COROSの上位機に劣ります。

Suicaなどの決済にも非対応です。

実機レビューの詳細は、当サイトのAmazfit T-Rex 3 Proレビュー記事にまとめています。

Amazfit T-Rex 3 Proの実機レビューを見る

Amazfit T-Rex 3 Pro 仕様

画面:1.5インチAMOLED・最大3,000ニト・480×480
ガラス・ベゼル:サファイアガラス・グレード5チタンベゼル
寸法・重量:48×48×14mm・52g(48mm)
防水:10ATM
測位:デュアルバンド・6衛星システム
地図:3種のオフラインマップ・等高線表示・ルート逸脱アラート
バッテリー:通常25日(48mm)/高精度GPS38時間/GPS長時間モード85時間
センサー:BioTracker 6.0・気圧計・地磁気・温度

あらためて結論:Suunto Vertical 2は安全性を高めつつバッテリー持ち最強

ここまで同社内、他社含めて比較をしてきましたが、Suunto Vertical 2を一言で表すなら、高いGPS精度でもバッテリー持ちを高めつつも、快適に使えるようにカスタマイズされたモデルです。

Vertical 2が負けるのは、GPS精度を落としたバッテリー持ちで(COROS VERTIX 2S)と普段使いの利便性(ガーミンPAYが使えるGarmin fēnix 8)、音声ナビの利便性(Amazfit各種)という特定の場面くらいに見えたため、ここが気になる方は合わせて比較して検討すると良いでしょう。

約10万という価格は高く見えますが、あなたの登山をより安全に快適にしてくれるなら登山頻度が高い人ほど長期的に見たら元を取れるモデルと感じました

ヤマノ
ヤマノ

私はもはやスマートウォッチなしの登山は考えられなくなりました

よくある質問

初心者にも必要ですか?

道迷いが最も多いのが初心者なので、初心者ほど必要と考えています。

ただし、バッテリー持ちはSuunto Vertical 2の65時間は過剰な人も多いので、必要に応じてRACE 2などの下位モデルと比較して決めることが大切です

登山用語をまとめて確認する

AMOLED・デュアルバンドGPS・HRVなど、記事中の専門用語が不安なときは、山のことば辞典で短く確認できます。

山のことば辞典を開く

65時間は本当に持ちますか?

高精度GPS・パフォーマンスモードの公称最大値です。

実地テストでは、常時表示とナビを併用した場合に実質50時間相当まで縮んでいます。

使い方によって前後するので、あくまで参考地としましょう。持ちを優先するならツアーモードで250時間持つので、その方法で使っても良いでしょう。

初代Suunto Verticalとの一番の違いは何ですか?

画面がMIPからAMOLEDに変わったことが最大の違いです。

光学式心拍センサーの刷新と、内蔵LEDフラッシュライトの追加も加わりました。

Garmin・COROSとどちらを選べばいいですか?

電池の絶対値を最優先するならCOROS VERTIX 2Sです。

通知・音楽・決済まで日常機能を広く使いたいならGarmin fēnix 8です。

画面の明るさと地図表示のバランスを取りたいならSuunto Vertical 2が候補になります。

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