3人でのテント泊縦走では、3人用テントを1張買うか、2人用と1人用に分けるかで迷います。
初心者が1人でもいるなら3人用1張、全員が経験者ならテントを分ける編成のほうが現実的です。
3人用として使えるモデルには、モンベル ステラリッジテント3型、アライテント エアライズ3、プロモンテ VL-38 4Sがあります。

私も男女でテント泊に行くときは編成には悩みました。
3人用テントが1つあると組み分けがしやすくなります
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3人グループのテント編成をどう決めるか
前提として3人用テントを実際に3人で使うと結構狭いです。荷物は外にザックカバーをかけて置いたり、スペースの活用は考えておくとよいでしょう。

実際に私は冬を除いて、ビビィサックやツェルトを使うときも荷物は外においてます。ザックカバーだけで足りないので、ソロ用のウイングタープを併用することもあります
3人用1張のメリット・デメリット
3人用テントに3人が入ると、夜間の体温で室内が暖まりやすくなります。
地図の確認や翌日の相談も1つのテントで完結するので、グループ行動がまとまりやすくなります。
ただし3人用テントは2人用より重く、担ぎ手が偏ると負担の差が大きくなります。
モンベル ステラリッジテント3型の本体重量は1.13kgで、2型の0.89kgより約240g重くなります。

2人用テントを2つ持っていくよりは圧倒的に軽い
2人用+1人用に分割するメリット
3人を2人用+1人用に分けると、1人あたりのテント担ぎ重量が軽くなります。
テントが2つに分かれるため、緊急時に寝床を分けられる安心感もあります。
一方で、テントを2つ持つ分、総重量は3人用1張より増える場合があります。
テント場の区画も2か所必要になるため、混雑期は設営場所を探す時間が延びます。

初心者が1人でもいるなら3人用1張、全員経験者なら分割が私の基準です。
とはいえ行きたい山域によっては設営エリアが狭い場合は3人用テントの方が良いので目的にも合わせて考えましょう
誰が担ぐかを出発前に決めておく
私自身、九州から来たパーティが「夜中2時出発で間ノ岳を往復する」と話しているのを聞いて、その場の雰囲気に流されて計画を変更したことがあります。
そのとき、仲間のうち2人がヘッドライトを持っていないことを確認しないまま出発してしまいました。
幸い大事には至りませんでしたが、装備の確認を怠ると、後から気づいても手遅れになります。
3人パーティでも同じで、出発前に「誰が何を担ぐか」をグループチャットでテキストに残して確認しておくと安心です。
3人用山岳テントおすすめ3選
モンベル ステラリッジテント3型

ステラリッジテント3型は、本体重量1.13kg(ポール込み)の3シーズン対応テントです。
吊り下げ式の構造で設営手順がシンプルなため、3人のうち誰が担当しても迷わず立てられます。
スノーフライをオプションで追加すれば、残雪期まで対応範囲を広げられます。
吊り下げ式のため、スリーブ式のテントと比べると強度の面でやや劣ります。
収納サイズも、上位の軽量モデルほどコンパクトではありません。
モンベルには前室を広くとったステラリッジ テント トレールシリーズもありますが、その分重量は標準モデルより増えます。
アライテント エアライズ3
エアライズ3は、稜線での縦走実績が豊富な国産テントの3人用モデルです。
クロスポール構造の設営・撤収手順がエアライズ1・2と共通しているため、他サイズを使ったことがある人ならすぐに扱えます。
前室も3人分の荷物を置ける広さがあります。
耐久性重視の生地を使っているぶん、軽さの面では新しいウルトラライトモデルに劣ります。
価格は手頃ですが、収納サイズは最新モデルほどコンパクトではありません。
プロモンテ VL-38 4S
プロモンテのVL-38 4Sは、3人用としてラインナップされている超軽量アルパインテントです。
本体重量は約1.49kgで、フックとフックの間をメッシュパネルでつなぐ構造により、強風時の負担を分散させています。

プロモンテは登山部でもよく採用されているブランド
3人ちょうどのグループには、プロモンテのように3人用ラインを持つメーカーから選ぶほうが選択肢が広がります。
軽量化を優先した薄い生地のため、耐久性では重量級モデルに劣ります。
価格は他の2モデルよりやや高く、その分だけ性能が上というわけではありません。
3人用テント編成の比較表
| 選択肢 | 重量クラス | 設営方式 | 向いている人 | 詳細 |
| ステラリッジテント3型 | 1.13kg | 吊り下げ式 | 初心者がいる・設営の分かりやすさ重視 | 詳細を見る |
| エアライズ3 | 標準 | クロスポール | 縦走実績重視・定番を選びたい | 詳細を見る |
| VL-38 4S | 1.49kg | クロスポール | 軽さと3人用の両立を重視 | 詳細を見る |
| 2人用+1人用の分割 | 分散 | 各自 | 全員経験者・柔軟な編成 | 詳細を見る |
3人用で失敗しやすい確認ポイント
3人用テントは、寝る人数だけで決めると失敗しやすくなります。
問題になるのは、誰がテント本体を担ぐかです。
1kg前後の幕体を1人が担ぐと、行動中の負担差が大きくなります。
出発前にテント本体、ポール、ペグ、食料を分担しておくと安全です。
3人用1張は、夜の相談や地図確認がまとめてできます。
一方で、テント場の区画が狭いと張る場所に困ることがあります。
初心者が1人いるなら、経験者2人で設営を支えられる1張構成のほうが扱いやすくなります。
全員が経験者なら、分割編成のほうが行動の自由度が上がります。
誰がテント本体を担ぐか決める
ポール・ペグ・食料の分担を決める
テント場の区画サイズを確認する
全員のヘッドライトと予備電池を確認する
実際によくあるのが3人用の本体に加えてフライシートを2人用を持ってきてしまう
3人用テントを持っている人はだいたい2人用のテントも持っていることが多いです。
特に同じメーカーのサイズ違いを持っているとフライシートを間違えることが時々発生します。
そのため、人的ミスを防ぐ意味でもブランドは変えてテントを選ぶと失敗が減ります。

私はテントポールも取り違え常習犯です
よくある質問
3人用テントの重量はどれくらいですか?
今回紹介した3モデルは、1.1kgから1.5kg程度の範囲に収まります。
3人用がないブランドはありますか?
ファイントラックのカミナドームは2人用の次が4人用で、3人用は用意されていません。
初心者が1人いる場合はどちらがいいですか?
経験者2人が設営を支えられる3人用1張のほうが扱いやすくなります。
まとめ
3人グループのテント選びは、初心者がいるかどうかで結論が変わります。
初心者がいるなら3人用1張、全員が経験者なら2人用+1人用の分割編成が現実的です。
出発前に「誰が何を担ぐか」を声に出して確認しておくと、山での負担差によるトラブルを防げます。
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