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マインドルの登山靴の評判とおすすめモデル

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マインドルと聞いて、ドイツの歴史ある登山靴メーカーと、すぐにわかる方は少ないのではないでしょうか。

ドイツの登山靴メーカーと言えば、ほとんどの方はLOWAや、Hunwagを思い浮かべると思います。

しかし、マインドルはヨーロッパでは有名な登山靴メーカーで、歴史もLOWAやHunwagと比べて約3倍の300年あり、ゴアテックスとのパートナーシップも40年あります。

また、多くのモデルがドイツのバイエルンで作られたものです。

今回は、3,000m級の縦走にも使えるジョラス やバキュームトップ、エアレボリューションから、 日帰り登山や里山で使えるベラビスタやモンタリンなど、幅広いラインナップのあるマインドルの登山靴について解説するので選ぶ際の参考にしてくださいね。

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私は低山で道迷いをしたり、雨のツェルト泊で寝袋が水没して凍えたり、濃霧の暗闇をさまよったり、危ない思いもしてきました。これは私の知識が足りず、愚かだったからです。

素人で失敗を重ねたからこそ、優秀な登山ガイドやプロ登山家に語れない体験を経て、皆さんには装備の失敗も危険な登山もしないで欲しいと強く思います。だからこそこのブログを作りました。

登山は後から始めた方が安全に楽しめるレジャーです。リアルな失敗談を読み、反面教師として活用してくださいね。

マインドルの登山靴の特徴

マインドルの登山靴はメモリフォームシステムMFSという、足の熱により形状変化するパッドがインナー部分に封入されていて、フィット感を高める工夫がされています。

その他に、エアレボリューションシリーズは靴内の通気性を重視しています。

またマインドルの登山靴はすべてのモデルにゴアテックスを採用しており、防水透湿性はとても高くなっています。

マインドルの登山靴の選び方

マインドルの登山靴は、長期縦走や岩場に向いたマウンテンブーツ、縦走から日帰り登山に向いたトレッキングブーツ、荷物の少ない小屋泊や近場のトレッキングに向いたライトトレッキングブーツと、カテゴリー分けがされています。

以下に用途に合わせたマインドルの登山靴の解説をするので、購入する際の参考にしてくださいね。

マインドルのおすすめ登山靴

初心者向け「マインドル:モンタリン GTX」(MEINDL)

これから登山を始める方や、日帰りのハイキングに向いたモデルで、男性用と女性用があり、価格は30,250円(税込)です。色も、赤やオレンジなどがあります。

アッパーにベロアを使用しているので、重量がこれまで紹介した靴の中で最も軽くて600gです。他のモデルと同様にゴアテックスを使用しているので、水濡れにも強くなっています。

ソールはビブラム社のマルチグリップ3、インソールには蒸れを軽減するエアーアクティブを使っています。

価格がこれまで紹介した靴の中で最もリーズナブルなので、これから登山を始める方や、初めて買うマインドルの靴としておすすめです。

富士登山を目指すのに最適「マインドル:ベラビスタMFS」

2019年にドイツの登山雑誌でaku、Lowa、La Sportiva、Scarpaなどを抑えて1位を獲得したモデルで、小屋泊や日帰り登山など、荷物が少なめの山行に向いた登山靴です。

こちらはMFSメモリーフォームシステムを使用した登山靴で、ソールはビブラム社のメガグリップ3を使っています。男性用と女性用があり、価格は41,800円(税込)です。

アッパーはヌバックレザーを使っているので耐久性が高く、ゴアテックスを採用しているので水にも強くなっています。

ここまでに紹介したマインドルの登山靴は26.5cmで片足800g程度の重量ですが、Bellavista MFSは640gと20%軽くなっています。インソールは他のモデルと同様にエアーアクティブとSoft Printを使用しています。

靴のアッパーに用いたヌバックレザーやゴアテックス、ビブラムマルチグリップ3など、基本性能が高いベラビスタ MFSは、初めて購入する登山靴としておすすめできます。

また、そろそろ近場の山だけでなく、これから少し標高の高い山や山小屋泊をしてみよう、という方にもおすすめできるモデルです。

初めにマウンテンブーツと呼ばれるカテゴリーの靴を紹介します。

テントを使用した長期縦走や、岩場やがれ場、極寒冷地を除く冬山に向いている登山靴です。

>>ナチュラムで見る

テント泊や縦走におすすめ「マインドル:ジョラスGTX」

テントを背負っての長期縦走や、長い距離の日帰り登山などを行う方に向いている靴です。世界3大北壁の1つ、アルプス山脈のモンブランにある山の名前を冠した登山靴です。

種類は男性用、女性用があり価格は50,600円(税込)です。

セミワンタッチアイゼン対応で、ソールはビブラム社のメガグリップ3アルパインを使用しているので、濡れた登山道などでも滑りにくくなっています。

足首部分はネオプレーンで密着されやすくなっているので、水や小石が足の中に入りにくくなっています。

靴の表面はマイクロファイバーと呼ばれる水に強い人工皮革を使用しているので、ゴアテックスの採用と合わせて水にとても強い作りになっています。

また、タン部分の内側にはメッシュを使用していて、こちらもゴアテックスの採用と合わせて、靴内の蒸れを効率よく逃がす仕組みになっています。

さらに、インソールには衝撃を吸収するsoft printと呼ばれる低反発素材と、エアーアクティブと呼ばれる、湿気を吸収してすばやく乾燥させる、ドイツ繊維メーカー製のvildona drysoleを使用しています。

日帰り登山用「エアレボリューションアルパイン GTX」

歩行がメインの縦走や日帰り登山、また荷物を軽量化したスピードハイクに向いた登山靴です。

エアレボリューションの名前は、3Dのメッシュ構造をした素材をタン部分に使用して、靴の内部の通気性が高い構造をしていることからきています。

靴のサイズは男性用と女性用があり、価格は50,600円(税込)となっています。

ソールはビブラム社のリジッドラバープロフィールを使っていて、ねじれなどに強い構造になっていますが、歩行メインのパターンになっています。

靴の表面はベロアレザーを使用しているので耐久性は高く、ゴアテックスを採用しているので防水透湿性も高くなっています。

タン部分には3Dメッシュを使っていて、歩くとポンプ効果で効率よく靴内の空気を換気することにより、ブーツ内の蒸れなどを抑えています。

インソールはジョラスGTXと同じ衝撃を吸収するSoft Printと、湿気を吸収してすばやく乾燥させるエアーアクティブを使っています。

最後にライトトレッキングブーツと呼ばれるカテゴリーの靴を紹介します。荷物の少ない山小屋泊の登山や日帰り登山に向いた登山靴です。

富士登山向け「 マインドル:バキュームトップGTX」

次にトレッキングブーツと呼ばれるカテゴリーの靴を紹介します。

縦走や日帰り登山、軽アイゼンを使用した冬山登山に向いた登山靴です。

バキュームトップGTX

縦走や日帰りの登山に向いた靴ですが、靴と足のフィット感が高くて、ねじれに強いソールを使用しているので特に岩場や、鎖場など立ちこんだ場所が多い登山道に特に向いています。

名前についているバキュームは真空という意味で、足に靴がぴったりとフィットするように作られていることからつけられた名前です。

フィットする理由は、メモリフォームシステムという、足の熱により形状変化する低反発のマットレスのようなパッドが、柔らかいインナーと合わせて靴のアッパー全体に採用されているからです。またインソールにも使用されていて、よりフィット感を高めています。

種類は男性用と女性用があり、価格は49,500円(税込)です。セミワンタッチアイゼンに対応しています。

ソールはビブラム社のリジッドグリップを使っていて、つま先部分が岩場に向いたパターンを採用していて、ミッドソールとソールが一体になっていてねじれなどに強く、岩場などでソールがゆがみにくくなっています。

靴の表面はヌバックレザー製なので耐久性が高く、ゴアテックスを採用しているので防水性も高くなっています。インソールは、MSFとvildona drysoleを合わせた、エアーアクティブバキュームを使っています。

使用した感想は、靴との密着感は確かに高くてMFSの効果を実感することができます。また、ねじれに強いソールは、岩場や鎖場が連続するテクニカルな登山道ではとても安定感があり、靴の恩恵をとても感じることができます。半面、登山道が整備された歩行が多い登山道の場合、この靴の強みはあまり活かせないかもしれません。

サイズ感は男性で足長27cm、足幅10.8cm、足囲25cmの場合、厚手の靴下を履いてUK9.0で足囲と幅はほぼぴったりで、足先に0.5から1cmの余裕がある感じです。

3シーズン用「マインドル:ジョラスGTX」

テントを使用した縦走から日帰り登山、岩場や歩行にも使えて、厳冬期を除けば冬山で使用することもできます。

人工皮革を使用した耐久性の高さや、ゴアテックスを使用することによる防水透湿性と、タン部の内側にメッシュを用いて靴内の蒸れも少なくなるようにできています。

オールマイティに使うことができるおすすめのモデルです。

マインドルの登山靴が合わない人

マインドルの靴は、一部のモデルを除き見た目が地味です。

皮革を使用していることもありますが、派手なデザインの靴が欲しい方には向いていないかもしれません。

ヤマノ
ヤマノ

マインドルの登山靴はシンプルで落ち着いた雰囲気のデザインです。
カラフルで派手な靴が好きな人には向きません。

マインドルの登山靴が向いている人

ほとんどの靴がドイツ製なので、ドイツ製の靴が好きな方や、皮革を使用したモデルが多いので、皮革の靴を探している方に向いています。

ヤマノ
ヤマノ

合わない人とは反対に、
シンプルなデザインが好きな方にはとてもおすすめです。

まとめ

マインドルの登山靴は一見地味で知名度も日本では高くありませんが、ドイツ製ならではのしっかりした作りと機能で、多くの方におすすめできる登山靴です。

ここでは紹介しきれないほどラインナップも豊富で、冬靴や普段履きできるモデルもあります。マインドルの登山靴を履いて快適で楽しい登山を行いましょう。

>>登山ブログが伝える「おすすめの登山靴」と選び方

コメント

  1. yamaneko.k より:

    20年以上前に買ったマインドルの革靴、ソールの張り替えを繰り返し、今なお現役です。

    • ヤマノ より:

      20年前から現役というのは凄いですね!そこまで長く使われた方は初めて聞きました!
      丁寧に手入れをされて使われたのが分かります!

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