登山の三種の神器と言われるうちの1つ、ザック(リュック)。
登山をはじめようと用品店に行ったら、様々なブランドの様々なモデルが天井まで並んで圧倒されてしまいますね。
これではどのザックを選んでよいかわかりません。


そこで今回は、初心者からベテラン登山家までが納得できるモデルが揃った、ドイツのザックメーカー「ドイター」の紹介です。
目的にあったモデルをスペックをそえてご紹介します。ドイターのザックの口コミもあるので最後までご覧ください。

この記事で比較したドイターのザックは以下の表をご覧ください。
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タイプ | テント泊、縦走 | テント泊、小屋泊、縦走 | テント泊、小屋泊、縦走 | 小屋泊、日帰り | 小屋泊、日帰り | トレラン、日帰り | トレラン | 日帰り、スピードハイク | 日帰り、バックカントリー、雪山 | 日帰り、バックカントリー、雪山 | 日帰り、小屋泊、雪山、バックカントリー | 日帰り、雪山、バックカントリー |
容量(ℓ) | 60+10、70+10 | 40+10、50+10 | 50+10、60+10 | 23、27、26、32 | 25、30 | 7、13 | 5(S・M)、9(S・M・L) | 16 | 30、44+10 | 34+8、44+8 | 40 | 30、24 |
背面調整 | 無段階 | あり | 無段階 | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし |
重さ | 2,530g (70ℓ) 2,310g (60ℓ) | 1,590g (40ℓ) 1,640g (50ℓ) | 2,050g (50ℓ) 2,150g (60ℓ) | 1,440g (32ℓ) 1,400g (26ℓ) 1,330g (27ℓ) 1,200g (23ℓ) | 1,120g (30ℓ) 2,150g (25ℓ) | 340g (13ℓ) 315g (7ℓ) | 170g (5ℓMサイズ) 175g (9ℓLサイズ) | 480g | 730g (30ℓ) 890g (44ℓ) | 1,180g (34ℓ) 1,270g (44ℓ) | 1,500g | 1,000g (30ℓ) 970g (24ℓ) |
レインカバー | 付属 | なし | 付属 | 付属 | 付属 | なし | なし | なし | なし | なし | なし | なし |
女性用モデル | あり | あり | なし | あり | あり | なし | なし | なし | なし | なし | あり | あり |
ドイターのザック(リュック)の特徴
ドイターはドイツ発祥のザックを専門とするメーカーです。
アパレルやほかのアイテムを手掛けず、ザックだけを作り続けるのはいかにも職人の国ですね。
ドイターのザックの特徴は比較的お求めやすい価格で、高所登山にも使える機能を持っていること。
とくにリュックの体感重量を軽くするフレームは中空のアルミフレームを採用し、軽さと剛性、快適な背負いやすさを実現しています。
ドイターのザックの展開
ドイターのザックというと、ベテランの登山愛好家が使うイメージがありますが、実は初心者こそ使って欲しいザックです。
ベテランが使うザックに備わる機能は、体力や経験が少ない登山者を助けるアイデアがたくさん詰まっているからです。
また、登山の厳しい環境で快適に行動するアイデアをビジネス用にフィードバックしたザックも多数展開しています。
仕事という山を登るビジネスマンこそ、高機能のザックがおすすめです。
登山用
ドイターの登山用ザックはエアコンタクトシリーズがメインで展開されています。
エアコンタクトシリーズはテント泊縦走や長期の旅行に対応していて、ハードな環境でも快適に背負える工夫がされています。
ビジネス用
ビジネスシーンでも、リュックに求められる機能は登山とそう変わりません。
- 収納性
- 背負い心地
- 通気性
これらを登山で得たデータをもとにビジネス用にフィードバック。
バリティ25とメトロ20に採用した「ドイター・コンタクトシステム」に昇華しています。
ドイターのザックの機能
ドイターのザックの優れた機能
・フレーム:軽さと上部さを併せ持つザックのアルミフレーム
・背面構造:荷重をしっかり支える5層からなるザックのヒップフィン
・本体素材:剛性が高く、荷重バランスが崩れない丈夫な素材
(該当モデル:エアコンタクト/エアコンタクトライト)
・ショルダーストラップ:荷重による変形が少なく、ザック全体の重さを支える
・通気性 :荷物を背中に近づけながらも背面のムレを抑えます
(ドイター・エアコンタクトシステム)
ドイターのザックを選ぶメリット・デメリット
ここからはドイターのザックを選ぶメリット・デメリットを解説します。
ベテランから初心者まで、何を求めてどこに注意すればよいかを押さえて購入の参考にしてください。
ドイターのザックを選ぶデメリット
お買い物をするときはその商品のよくない所をしっておくと、買ったあとの「こんなはずじゃなかった」が防げます。
しっかりチェックして納得いく買い物にしましょう。
・ザックの中では重い部類:エアコンタクトライトで約1.6㎏。丈夫な作りの裏返しなのでハードな登山で安心感につながる。
・容量の表記が分かりにくい:拡張分をプラス表記している量が大ききくて想像しにくい。手に取れば拡張幅は掴める。用途の広さは使えるシーンが広くなる。
・安定して置けない:マチが少なく地面に安定して置きにくい。反面スマートな見た目に貢献している
・通気性に優れたものが多いが、背中からの距離が空きやすくパッキングを誤ると重心を崩しやすい
ドイターのザックを選ぶメリット
欲しい商品があるときはこの機能はこの場面で。このストラップでこうなるのかなど、メリットを調べて夢が広がります。
改めてドイターのザックのメリットをご紹介します。
・厳冬期以外のシーズンで使える:12~2月の厳冬期以外の登山で使えます。容量の拡張性が高いので工夫次第で厳冬期でも使用可能です。
・型崩れしにくく荷物が安定:剛性の高い素材の使用で荷物を積めても安定します。荷物が安定すると体感重量が減り、疲労感が少なくなります。
・抜群の背面通気:エアコンタクトシリーズは背中の温度を約5℃抑え、汗を最大15%かきにくくします。いずれも疲労感に直結するので大切な要素です。
ドイターのザックの使用感・評判・クチコミ
商品の購入するには実際に使った人の声を聴くのが1番参考になります。
ここで悪い口コミ、良い口コミを見て購入の参考にしてください。
・容量を縦方向で稼いでいるので真ん中より少し下の荷物が取りにくい(下部はアクセスジッパーで取れる)
・デザインに個性が無い。若者にはもう少し特徴のあるデザインがあると嬉しいが、長く使える。
・前のモデルにあった外側のポケットに仕切りがなくなり、鍵などを整理しにくくなった。
・メッシュの背面パッドが最高。汗で身を捩ることがなくなった。
・レインカバーの標準装備はやはりうれしい。専用品なのでバタつきも少ない。
・拡張幅が大きいのがgood。使えるシーンが広がる。
総評
縦長のシルエットは荷物の出し入れに慣れが必要ですが、見た目がスッキリしていいですね。
横の幅が狭いと枝に引っかけにくく、狭い登山道ですれ違うときもスムーズにすれ違えます。
また、背面通気はメーカーが売りにしていて、実際に口コミでも評価が高いです。
背面通気は汗の不快感だけでなく、そこからくる疲労感も軽減してくれます。
ドイターのザックの選び方
ここではドイターのザックの選び方を紹介します。
どんなシーンで、何がしたいかをしっかり考えておくのが商品購入のポイントです。
用途に合わせて選ぶ
ドイターの公式ページでは用途別に適したザックを紹介しています。
それだけ状況に適した機能を過不足なく搭載している証です
・MOUNTAIN(マウンテン):登山用です
・BIKE:サイクリングやロードバイク用
・DAILY&TRAVER:旅行や普段使いに適しています。
ドイターのおすすめザック(リュック)
ここからは目的に合わせたモデルを具体的に紹介します。
日帰り登山から小屋泊向け、テント泊登山向け、バックカントリースキー向け、サイクリング向用にくわえビジネス用も紹介します。
使用目的にあったリュックを探してみて下さい。
ドイターの日帰り~山小屋泊用のザック(40L以下)
日帰りや小屋泊には40L以下が使いやすいです。
登山の経験を重ねると30L以下でもよいですが、初心者は30L以上を選びましょう。
ドイター:フューチュラ シリーズ
フューチュラシリーズは、日帰り登山から1泊程度の小屋泊に向いた、背面はメッシュになっている、通気性の高さが特徴のモデルです。
ラインナップは、
・小屋泊にも使いやすい上蓋の付いた、26、32ℓモデル
・日帰りメインの方向け、23、27ℓモデル
となっていて、32ℓモデルのみ2気室になっています。また、全てのモデルに、2リットル容量が少ない女性向けモデルがラインナップされています。
他社だと、グレゴリーのズール、オスプレイのストラトスやタロンがあり、いずれも背面の通気性を重視したモデルです。大きな違いは背面長の調整機構がライバルには有るところです。
フューチュラには背面調整機構はありませんが、ショルダーストラップが柔軟に動くアクティブフィット機構が搭載されています。また、価格がリーズナブルになっています。
実際は日帰り~小屋泊の場合はあまり荷物も重くならず、それ程フィット感にこだわらなくても良い場合が多いので、試着して確認するのがおすすめです。

少し大きいサイズが欲しい方は、フューチュラプロシリーズ、36ℓと40ℓモデルもあります。
>>【さらば背中蒸れ】ドイターのザック「フューチュラ」の魅力
23、27ℓ | 26、32ℓ | 36、40ℓ | |
タイプ | 日帰り | 日帰り、小屋泊 | 日帰り、小屋泊 |
重さ | 1,200g、1,330g | 1,400g、1,440g | 1,580g、1,620g |
レインカバー | 付属 | 付属 | 付属 |
女性向けモデル | あり(21、25 SL) | あり(24、30 SL) | あり(34、38 SL) |
その他 | 27ℓウエストベルトポケット | 上蓋あり、32ℓのみ2気室 | 上蓋付き、2気室 |
ドイター:トレイル30、25
トレイル25、30は日帰り登山に向いた、一般的な形状の使いやすいザックです。
フューチュラのようにはなっていませんが、背面は通気性も考えられた形状になっています。
フューチュラと違い、荷室の背面がストレートなので荷物が入れやすく、それほど背中の蒸れが気にならない方は、トレイルを検討するのもおすすめです。
30ℓのモデルは、上蓋とショルダーベルトポケットなどがありますが、25ℓはどちらもないシンプルなデザインになっています。
他社ではグレゴリーのズール、オスプレイのストラトスやタロンがライバルで、最大の違いはトレイルには背面調整機構が無い所です。

ザックサイズは小さい場合は、荷物もあまり重たくならないので、背面長は気にならないことが多くなります。

他社と比べてリーズナブルな価格は見逃せないわ
25ℓ | 30ℓ | |
タイプ | 日帰り | 日帰り、小屋泊 |
重さ | 1,020g | 1,400g、1,440g |
レインカバー | 付属 | 付属 |
女性向けモデル | あり(23 SL) | あり(28 SL) |
その他 | ウエストベルトが収納できる | 上蓋あり、右側のみウエストベルトポケットあり |
ドイター:バートレイル16
バートレイル16は、行動食や水、トレランポールなど、ザックを下すことなく取り出しできる、スピードハイク向けのザックです。
ピッケルホルダーも有り、ロープもトップに取り付けることができるので、スピードハイクだけでなく、バリエーションルートや雪山でも使うことができます。
荷物をコンパクトにすれば、普通の日帰り登山でも使いやすいザックです。
16ℓ | |
タイプ | スピードハイク、バリーしょん、雪山、日帰り |
重さ | 480g |
レインカバー | なし |
女性向けモデル | なし |
その他 | ショルダーベルトに収納が多くついている |
ドイター:デュラセント
デュラセントは、シンプルな作りと防水生地のロールトップが特徴のザックで、通常の登山はもちろん、バリエーションルートや雪山でも使用することができるモデルになっています。
シンプルな作りで背面のパッドなども最小限になっており、シンプルな作りでショルダーポケットはもちろん、ウェストポケットやサイドポケットもありません。
半面、ピッケルホルダーは付いており、トップにロープを取り付けることもできます。
どちらかというと、登山に慣れた方や、中級者以上におすすめのザックになっています。
30ℓ | 44+10ℓ | |
タイプ | バリエーション、雪山、日帰り | バリエーション、雪山、日帰り |
重さ | 730g | 890g |
レインカバー | なし | なし |
女性向けモデル | なし | なし |
その他 | ウエストベルト収納できる | ウェストベルト収納できる |
ドイター:ガイド
ガイドは、デュラセントよりも一般的なザックに近い作りの、中級者以上向けのモデルです。
こちらもバリエーションルートなどに向いたモデルで、ウェストベルトの片側にポケットがありますが、それ以外には外部ポケットが無いシンプルな作りになっています。
取り外し可能な上蓋があるので、通常の登山でも使いやすいのもポイントの1つ。
また、フロント部分にチャックがあり、大きく開くことができるので、ザックの奥の物も取り出しやすい特徴もあります。
34+8ℓ | 44+8ℓ | |
タイプ | バリエーション、雪山、日帰り | バリエーション、雪山、日帰り |
重さ | 1,180g | 1,270g |
レインカバー | なし | なし |
女性向けモデル | なし | なし |
その他 | ウェストベルト、上蓋取り外し可能 | ウェストベルト、上蓋取り外し可能 |
ドイターの縦走・テント泊用のザック(41L以上)
縦走、テント泊登山はテントやシュラフが必要になるので、経験のある人でも40L以上がおすすめです。
また、はじめてのテント泊や初心者の人が縦走の挑戦するときは荷物が多くなってしまうので50Lあると安心です。
2泊以上する場合は、60L以上のモデルがおすすめです。
ドイター:エアコンタクト コア シリーズ
エアコンタクト コアは、ドイターの最上位モデルで、25kg以上の荷物にも対応したザックです。
背面は、通気性が高いだけでなく、背面長を無段階に調整できる機能も搭載されています。
60ℓと70ℓの2種あり、どちらも+10ℓすることができるので、急な荷物の増量などにも対応することができます。
その他の使い勝手も良く、ペットボトルを入れることもできる大型のウエストベルトと上蓋のポケットはもちろん、メイン気室を2気室にすることもできます。
テント泊で縦走をするなら、検討したいザックの1つです。
グレゴリーのバルトロ、オスプレイのイーサープラスとの違いは背面の通気性の高さと、背面の調整の簡単さです。使い勝手はそれほど変わりませんが、大型のウエストベルトポケットは、細かな荷物を取る際に、いちいちザックを下す必要がないので、かなり利便性が高くなります。

容量を増やせると、悪天候時など、きれいにパッキングできない時にとても便利です。
60+10ℓ | 70+10ℓ | |
タイプ | テント泊、縦走 | テント泊、縦走 |
重さ | 2,310g | 2,530g |
レインカバー | 付属 | 付属 |
女性向けモデル | あり(55 SL) | あり(65 SL) |
その他 | 25キロ以上に対応。大型のウエストベルトポケット、メイン2気室。 | 25キロ以上に対応。大型のウエストベルトポケット、メイン2気室。 |
ドイター:エアコンタクト ライト シリーズ
エアコンタクトライトは、50、40ℓでザックの重さが2kgを切っている、軽量な大型ザックです。
テント泊からテント泊縦走にも対応したモデルで、軽いですが、しっかりとしたウエストベルト、背面クッション、背面の調整機構が搭載されています。
もちろん通気性も確保されているので、快適性も高くなっています。
ウェストベルトのポケット、2気室にできるメイン気室、エアコンタクトコアと変わらない使い勝手の良さも確保されています。
グレゴリーのフォーカル、オスプレーのイーサー、ミレーのウビックなどがありますが、使い勝手などのバランスは、エアコンタクトライトが最もバランスが良くなっています。

価格がリーズナブルで、他社のライバルモデルと比べても、コスパが高くなっています。
40+10ℓ | 50+10ℓ | |
タイプ | テント泊、縦走 | テント泊、縦走 |
重さ | 1,590g | 1,640g |
レインカバー | 付属 | 付属 |
女性向けモデル | あり(35 SL) | あり(45 SL) |
その他 | 各種のポケット、2気室になるメインポケットなどバランスが良い | 各種のポケット、2気室になるメインポケットなどバランスが良い |
ドイター:フューチュラ エア トレック シリーズ
小型のフューチュラシリーズと同じ、背面の通気機構に、+10ℓの調整機構も付いた大型モデルです。
60ℓモデルで2,150gと、エアコンタクトコアより軽く、ライトより重たくなっていますが、使い勝手などについてはエアコンタクトライトに近くなっています。
背面のメッシュパネル機構は、通気性が良いだけでなく背中とのフィット感も良くなるというメリットもあります。
夏時期にテント泊をする方におすすめのモデルです。
他社ではグレゴリーズールの大型モデル、オスプレイのアトモスAGなどありますが、使い勝手のバランスの良さ、コスパの高さがフューチュラ エア トレックには有ります。
50+10ℓ | 60+10ℓ | |
タイプ | テント泊、縦走 | テント泊、縦走 |
重さ | 2,050g | 1,640g |
レインカバー | 付属 | 付属 |
女性向けモデル | なし | なし |
その他 | 各種のポケット、2気室になるメインポケットなどバランスが良い | 各種のポケット、2気室になるメインポケットなどバランスが良い |
ドイターのトレラン用ザック
ドイターのトレランザックは、2種展開と少ないですが、5、7、9、13ℓと容量はバリエーション豊富です。
種類は短距離向きのトレイクシリーズと、中長距離向けのアセンダーシリーズがあるので、目的に合ったモデルを選びましょう。
ドイター:トレイク シリーズ
トレイクシリーズは、短距離向けのモデルで、容量は5ℓと9ℓの2つの展開です。
それぞれの容量にS~Lのサイズ展開があり、体格に合わせたサイズを選ぶことができます。また、女性向けモデルもあります。
また、ストレッチコードが付属していて、自分好みに使い勝手を高めることができます。
サロモンのADVスキンなどがライバルですが、ストレッチコードによる使い勝手のコントロールなど、シーンによってカスタムできる利便性の高さがトレイクシリーズにあります。
5ℓ | 9ℓ | |
タイプ | トレンラン | トレンラン |
重さ | S:165g、M:170g | S:165g、M:170g、L:175g |
レインカバー | なし | なし |
女性向けモデル | あり | あり |
その他 | ドローコード6個付属 | ドローコード6個付属 |
ドイター:アセンダー
アセンダーは、中長距離のトレランはもちろん、スピード重視の日帰り登山にも使うことができるザックです。
容量は7ℓと13ℓで、ザックに厚みがあり荷物が収納しやすいのはもちろん、ショルダーベルト部の収納スペースも多くなっています。
ブラックダイヤモンドのディスタンスシリーズがライバルで、使い勝手などかなり近くなっています。コストパフォーマンスはアセンダーの方が高いので、初めて購入するトレランザックなどにおすすめです。
7ℓ | 13ℓ | |
タイプ | トレンラン | トレンラン |
重さ | 315g | 340g |
レインカバー | なし | なし |
女性向けモデル | あり | なし |
その他 | メイン気室内に小物いれがあり使いやすい。3D背面フォームパッドで背負い心地が良い | メイン気室内に小物いれがあり使いやすい。3D背面フォームパッドで背負い心地が良い |
ドイターのバックカントリー、雪山用ザック
ドイターの雪山用のザックは、40ℓの中型サイズのフリースケープ プロと、30ℓ以下の小型フリーライダーシリーズがあります。
特徴は背面に雪の付きにくい素材を使い、スキーやスノーボードを取り付けたままでもザックを開けることができる、バックオープン機能が付いています。

中間サイズのフリーライダープロもあります。
ドイター:フリーライダー シリーズ
フリーライダーシリーズは、日帰りバックカントリーに向いた、雪山用のザックです。
スキーやスノーボードを取り付けられる機能があるのはもちろん、雪の付きにくい背面パッド素材、スキーなどを取り付けていてもザックの中身が取り出せるバックオープニング機能など、雪山用の機能が充実しています。
価格も比較的リーズナブルで、初めて買う雪山用のザックとしておすすめです。

容量を10ℓ増やせるプロモデルもあります
24ℓ | 30ℓ | 34+10ℓ(プロ) | 32+10ℓ(プロ) | |
タイプ | 雪山、バックカントリー | 雪山、バックカントリー | 雪山、バックカントリー | 雪山、バックカントリー |
重さ | 970g | 1,000g | 1,280g | 1,100g |
レインカバー | なし | なし | なし | なし |
女性向けモデル | なし | あり(28 SL) | あり(32 SL) | あり(30 SL) |
その他 | スキー取り付け、バックオープニング、雪の付きにくい背面パッド | スキー取り付け、バックオープニング、雪の付きにくい背面パッド | スキー取り付け、バックオープニング、雪の付きにくい背面パッド、10ℓ容量を増やせる | スキー取り付け、バックオープニング、雪の付きにくい背面パッド、10ℓ容量を増やせる |
ドイター:フリースケープ プロ
フリースケープ プロは、スキーなどの取り付けの他に、スコップなどを入れることができる、大きいフロントポケットが特徴のザックです。
フリーライダーと同じく、スキーなどを取り付けられ、背面が開けられるバックオープニングも装備しています。
違いは容量が40ℓと大きいほかに、取り外し可能な上蓋が付いています。
比較的容量が大きく、普通の登山にも使いやすいので、雪山以外でも使いたい方にもおすすめです。

トップリッドを伸ばすことで、容量を増やすことができます。
40+ℓ | |
タイプ | 雪山、バックカントリー |
重さ | 1,500g |
レインカバー | なし |
女性向けモデル | あり(38 SL) |
その他 | スキー取り付け、バックオープニング、雪の付きにくい背面パッド、容量を増やせる |
まとめ
ドイターのザックは目的に合わせたモデル展開をしているので、自分がどんなシーンで使いたいかが分かっていればモデル選びにはそう迷うことはありません。
目的がはっきりすれば購入すべきモデルも見つけやすいので、この記事を参考に納得できるお買い物をしてくださいね。

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・富士登山などの山小屋泊用のザック
・テント泊縦走ザックの総集編
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メーカー別
オスプレー / バーグハウス / マウンテントップ
追加収納
・おしゃれに快適に! 登山のおすすめサコッシュ
アクティビティ別
沢登り用 / トレラン用
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