結論から言うとミレーのサースフェー30+5か、オスプレーのケストレル28、グレゴリーのスタウト35の中で背負い心地の良さそうなものを選べばokです。
初心者は多機能な快適ザックを選んで、自分に必要な機能、不要な機能を把握するのが、登山を楽しむためのコツです。
読み飛ばしガイド
商品名 | 容量 | 重さ | ポイント | 注意点 | 日帰り | 富士登山 | 普段使い | リンク |
サースフェーNX 30+5 | 30~35L | 1,500g | バランスがとれたモデルで極端な癖がない | 左右でサイドポケットの構成が違う | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | 詳細を見る |
ノースフェイス ホットショット | 27L | 920g | 登山以外でも 使いやすい | 登山特化ではないので、機能がやや少なめ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 詳細を見る |
コロンビア キャッスルロック20L | 20L | 630g | シンプルで使いやすい | 荷物が多いと肩紐が食い込む | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | 詳細を見る |
オスプレー ケストレル38 | 38L | 1,840g S/M | 収納力があり長時間の登山にも対応。背面システムが優秀で通気性と快適性が高い。 | 重量がややあるため、短い日帰り登山には向かない場合がある。 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | 詳細を見る |
グレゴリー スタウト35 | 35L | 1,130g | 背負い心地が良く、重い荷物でも快適。丈夫で耐久性が高い。 | 価格が高めで、シンプルさを求める人には不要な機能が多いと感じる場合がある。 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | 詳細を見る |
ドイター フューチュラ32 | 32L | 1,440g | 通気性が良く、長時間の使用でも快適。収納の工夫がされているため荷物が整理しやすい。 | 通気性重視の設計のため、パッキング技術がないと重心がぶれやすい | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | 詳細を見る |
パーゴワークス バディ16 | 16L | 450g | 超軽量でコンパクト。デザインがシンプルで、トレイルランニングや短い日帰りハイクに最適。 | 容量が小さく、装備が限られるため本格的な登山には不向き。 | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★☆ | 詳細を見る |
※クラウドワークスにて愛好家の方に「【登山者限定】買って良かった登山用日帰りザックを教えてください」というアンケートをとりました(調査期間は2023年07月24日~2023年08月7日 )。
その他
マムートの26リットルザックを使用しています。良かった点は、体に合っているので、使いやすい。ポケットもたくさんあるし、背中にピタッとつかない造りになっているので、背中が蒸れない。残念だった点は特にないのですが、26リットルは日帰り用には少し大きい。
オスプレー:ケストレル28
自分自身としてはSサイズなので実際は26リットルであり、他のメーカーと比べても入る印象があるので夏の山小屋泊や秋にコッヘルを持って行っての初心者コースなどではちょうどいいサイズであるので大変使い勝手のいいザックだと思いました。
ノースフェイス:テルス25
デザインがとてもおしゃれで使いやすくて、まさに山登りに見ている感じがとてもステキでした!!さすが有名なだけあって、安定してますね!!いつもは阿蘇山や、油山や天拝山を登るときに使っているのですがとても便利でお勧めです!!
ミレー:クーラ30
良い点、多くのサイドアタッチメントが付属されている所。リュックにトレッキングポールが装着できる所。残念な所は、バックの上の持ち手が、もう少し大きい方が良いという事と、値段が、もう少し安い方がいいかと思いました。
モンベル:ディナリパック
軽量であるにもかかわらず、生地もしっかりしており安心して長期間使用することができます。バック内側のポケットも使いやすく、小物やすぐ取り出したいものを収納する際にとても重宝しております。コストパフォーマンスも高く、機能的にも優れており、軽登山から様々なシーンで役に立つザックだと思います。
関連ページ
・日帰り登山ザック (このページです)
・山小屋泊(富士山)の登山ザック
・テント泊の登山ザック
・雪山テント泊の登山ザック
その他アクティビティ
・沢登りのザック
▼この記事の動画版もあるので、初めてのリュック選びの際は合わせてご覧ください▼
完全初心者向けの内容としています。上級者は見なくてok。
Youtubeの方では登山道具の選び方に役立つ情報をまとめていますので、
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日帰りザック選びのよくある失敗例
安さだけで選んでしまう
これは私が初心者の頃に失敗したことです。
過度に安いものを選ぶと、登山中に破損し、荷物の持ち運びが困難になります。
私の場合は登山口に近かったので大事にはなりませんでしたが、山頂近くで破損すれば途方にくれることでしょう。
リュックサックと登山靴に関しては、破損が致命的なので、格安品はできるだけ避けた方が無難です。
それでも安いものをという人向けに、私が使って比較的強度が高かったものを紹介していますので、参考にしてみてください。
(レインウェアに関しては重ささえ我慢すればまだ使えるものも増えてきています)
ヒップベルト(腰部分)のないモデルを選んでしまう
リュックならなんでもよいと判断して失敗してしまう例として、腰位置のヒップベルトがないモデルを選んでしまうことがあります。
腰位置のベルトがないと、リュックサックの重さを肩だけで支えることになり、肩こりを抱えたり、体の不具合を招くことになります。
日帰りザックの容量はどれくらい?
荷物の例をまとめてみたよ
必須なものだけなら20Lでも収まりそう
カメラとか料理道具持って行くならもう少し容量が欲しいな
日帰りザックはどのくらいの容量のものを選べば良いでしょうか?
結論から言うと初心者は20-30Lがおすすめです。
富士登山など山小屋泊の登山でも使いたいなら、30~40Lを選んでおくと使い回せるので、安く済みます。
・20-30L:一番おすすめの容量です。初心者の日帰り登山にぴったり。
・30-40L:将来的に山小屋泊まで視野にいれるならこちらの容量がおすすめ
富士山登山をする場合も夏でも防寒着が必要なので、これくらいあると安心です。
反対に、これ以上の容量があってももてあまします。ザックは適正容量ぴったりくらいが一番かっこいい見た目になります。
私は初心者の頃、大は小をかねるだろうと思って過剰な大きさのザックを買って、使いどころに苦労したので、このくらいの容量がおすすめです。
本記事では20L-40Lのザックを中心にご紹介しますので、ぜひザック選びの参考にしてください。
登山用ザックの機能
登山用ザックは、長時間の山行を快適にするための装備を備えています。
通常、背中にしっかりとフィットし、重心を一定に保つための調節可能なショルダーストラップやヒップベルトが付いています。
また、防水性や耐久性のある素材で作られており、山の過酷な環境にも耐えられるように設計されています。
それに加えて、荷物を整理しやすい複数のポケットやコンパートメントがあり、必要なアイテムを素早く取り出すことができます。
同じ荷物でも軽く感じるのが登山ザック
荷物も取り出しやすく、汗も乾きやすいので必須の道具です
登山用ザックの収納
ザックの収納は多い方が良いとは限りません。収納が多いと重いものが多いので、必要最低限な方が良いです。ただサイドポケットはないと不便を感じることが多いと思います。
メーカーーによっては、ザックの外側に収納ができることで、狭い登山道で荷物が引っかかったりして危険として、あえて収納を作らないものもあります。
利便性と安全性をとるかは個人の好みによりますので、お好みで選びましょう。
登山用ザックの選び方
店頭でチェックするときは以下を注意しましょう。
・ザックの背面長(ショルダーベルトの付け根からウエストベルトまでの長さ)が自分の背中に合っているかどうか、フィットするか
※背面長が調節できるモデルもあります。
・どこか一部分だけが体に当たり、ザックが浮いてしまったり、隙間ができることがないか。一部分だけに負担がかかると重量が増えるとその部分の痛みに繋がります。
・ショルダーベルト、ウエストベルトを締めたとき、十分締められるか
・しゃがんだとき、ザックが床にあたり、バランスを崩さないか
(岩場や梯子などで滑落する要因にならないか)
おすすめの日帰りザック・リュックサック
日帰りのアウトドア活動では、機能性と快適性を兼ね備えたリュックサックが欠かせません。
忙しい人のために特に人気なモデルを比較してみました
1つのザックで使いまわすなら、容量ちょっと多めがおすすめです
商品名 | 容量 | 重さ | ポイント | 注意点 | 日帰り | 富士登山 | 普段使い | リンク |
サースフェーNX 30+5 | 30~35L | 1,500g | バランスがとれたモデルで極端な癖がない | 左右でサイドポケットの構成が違う | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | 詳細を見る |
ノースフェイス ホットショット | 27L | 920g | 登山以外でも 使いやすい | 登山特化ではないので、機能がやや少なめ | ★★★☆☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★★ | 詳細を見る |
コロンビア キャッスルロック20L | 20L | 630g | シンプルで使いやすい | 荷物が多いと肩紐が食い込む | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | ★★★★☆ | 詳細を見る |
オスプレー ケストレル38 | 38L | 1,840g S/M | 収納力があり長時間の登山にも対応。背面システムが優秀で通気性と快適性が高い。 | 重量がややあるため、短い日帰り登山には向かない場合がある。 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | 詳細を見る |
グレゴリー スタウト35 | 35L | 1,130g | 背負い心地が良く、重い荷物でも快適。丈夫で耐久性が高い。 | 価格が高めで、シンプルさを求める人には不要な機能が多いと感じる場合がある。 | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | 詳細を見る |
ドイター フューチュラ32 | 32L | 1,440g | 通気性が良く、長時間の使用でも快適。収納の工夫がされているため荷物が整理しやすい。 | 通気性重視の設計のため、パッキング技術がないと重心がぶれやすい | ★★★★☆ | ★★★★☆ | ★★☆☆☆ | 詳細を見る |
パーゴワークス バディ16 | 16L | 450g | 超軽量でコンパクト。デザインがシンプルで、トレイルランニングや短い日帰りハイクに最適。 | 容量が小さく、装備が限られるため本格的な登山には不向き。 | ★★☆☆☆ | ★☆☆☆☆ | ★★★★☆ | 詳細を見る |
迷ったら選ぶべき万能の「ミレー サースフェーNX 30+5」
サースフェーは、個人的にかなりおすすめです。
おすすめな理由と全般的な選び方の紹介は、以下の動画にまとめています。
サースフェー良さそう!と感じている方は要チェック。
>>【評価レビュー】ミレー サースフェー 30+5は、初心者が選ぶべき最強の日帰りザック
容量:35L+5L
重さ:1,500g
ノースフェイス ホットショット
ノースフェイス ホットショットは、日帰りのアクティビティに最適な高機能リュックサックです。
まず始めに毎週登山するような人は、ホットショットはおすすめしません。
ですが月に1回とか頻度が少ない人は、
普段使いでも使えるので買って損しないモデルです。
容量が十分あり、内部には複数のポケットと仕切りが備わっているため、荷物の整理が簡単です。
さらに、背面は通気性に優れたデザインで、長時間の使用でも快適さを保つことができます。
耐久性のある素材を使用しているため、アウトドアの過酷な環境でも信頼できるパートナーとなります。
デザインもシンプルで、タウンユースにも適しています。
登山しない人からも人気なおしゃれリュックだよね
容量:27L
重さ:920g
コロンビア キャッスルロック20L
コロンビアのキャッスルロックは女性人気の高いモデルで、カラー展開がかわいいことで評判です。
登山時間が長くなるような山には向きませんが、軽い日帰り登山では使いやすいモデルです。
容量:20L
重さ:630g
フィット感に優れた「オスプレー ケストレル38」
人気なモデルとして必ず名前があがるのは、オスプレーのケストレルです。
日帰りザックのおすすめといったときに必ずあがるほどの高い人気があります。
容量:38L
重さ:1,840g S/M ,1,920g L/XL
登山用に購入。
amazonレビューより
日帰りにぴったりです。
背負った感じも悪くない。
グレゴリー スタウト35
グレゴリー スタウト35は、軽量でありながら耐久性に優れた素材を使用し、長時間のハイキングにも対応できる設計となっています。
スタウトはフィット感と軽量性に優れたモデルです
軽い分体力がない人やスピードを重視して登山をしたい人に人気なモデルです
このモデルは通気性のある背面デザインで、快適さを確保しつつ汗をかいても蒸れにくい仕様になっています。
また、大容量でありながら荷物へのアクセスが容易で、サイドポケットやトップポケットなど小物の収納にも便利です。
さらに、調節可能なベルトとショルダーストラップが体にしっかりとフィットし、荷物を安定して運べます。
容量:35L
重さ:1130g
流石にザックのロールスロイスと呼ばれる品質。
amazonレビューより
35、45、65Lグレゴリーに買い直しました。日帰り9kg、テント泊13kgが平均ですが、前のザックも有名ブランドでしたが、負担が全然違います。
通気性最強の「ドイター フューチュラ32」
ドイター フューチュラ32は、優れた背面システムで高い通気性を提供し、背中に優れた快適さをもたらします。
エアコンフォートメッシュバックは通気性が抜群で、長時間の使用でも快適です。
汗でリュックが濡れて気持ち悪いと感じることは多いけど、
フューチュラは特に通気性が高くて快適だよ
調整可能な肩ひもとウエストベルトにより、フィット感を自由に調節できるのも魅力の一つです。
容量:32L
重さ:1440g
28 L のザックの わりには、ヒップベルト、 ショルダーストラップ 部が、 しっかりした造りなのでフィット感が良く感じます。 背負った時の背中に接触する部分、メッシュバックパネルの 「エアコンフォートセンシック」 ですが、背面通気性は良く快適です。 全体的に造りがしっかりしてる分 他社の同等サイズより少々重いですね
amazonレビューより
>>【さらば背中蒸れ】ドイターのザック「フューチュラ」の魅力
街使いとの兼用がカッコイイ「パーゴワークス バディ16」
容量が16Lと少ないサイズではありますが、ノートPCが入るサイズで普段使いでも使い易いザックです。
スマートフォンを収納するスペースもあり、細かい作りが良く考えられており、登山頻度が高くない方でも使用頻度が高くなるので、おすすめです。
しかもそこまで高くないので、特に人気が高まっています。
容量:16L
重さ:450g
自分にあった日帰りザックを選んで山に行こう
日帰り登山のリュックサック選びは、快適で安全な山行を実現するために重要です。
この記事で紹介したおすすめモデルを参考に、あなたの次の登山がより充実したものになるよう、最適なリュックサックを見つけてください。
お気に入りのザックと一緒にぜひ登山を頼みましょう!
初めての登山では何が必要かわからず、上手くザックに収まらないこともあるかと思います。荷物の入れ方(パッキングの方法)についてはこちら
テント泊登山のザックについては詳しく見たい方はこちら
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